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koi jigoku de matsu
さすがダヨオ先生、導入から唸り、展開で溜息をつきました。
メインキャラの1人がいきなり死亡、目覚めたら地獄、しかも現代風の景色。
奇想天外すぎてあっという間に物語に惹かれ引き込まれました。
生前の学の悲しい記憶、学が大好きなあまり地獄で待っていた豪徳寺。
2人の奇妙な同居生活が始まります。
地獄らしく、罪をたくさん犯してきた学には、縛りがたくさんあるのもおもしろいです。
地獄で過ごすための縛りもオリジナル設定。
人魚姫のような豪徳寺、と生前の悪い所業が抜けず罰を与え続けられる学。
都合よく物語を進行するためのキャラクターとして閻魔大王がいますが、さすがダヨオ先生、無理やりのご都合存在ではありません。
なんでも知っててなんでもできる存在だけど、それは閻魔大王だから当たり前とすごく納得させられます。
両思いになるところも 両思いになってからの展開も天才的で素晴らしいです。
そして 書き下ろしがまたとんでもなく 素晴らしくて幸せなのに涙が出ました。
突拍子もないようで、とても腑に落ちる設定と展開です。
一歩間違えれば白けてしまうようなぎりぎりすれすれのところで、読者の心を鷲掴みにして物語を進めていくのは、さすがダヨオ先生だと、読み始めで、途中で、読了後に何度も感心しました。
買おうか読もうか迷っている人には、いいからとにかく読んでみて、と全力でおすすめしたい作品です。
すっっっごく良かったです!!!!
ファンタジーな世界観が少し苦手で、「地獄?」と聞いたときは正直あまり期待はしていませんでしたが……読み始めたら止まらなくなって、夢中になってしまいました!
楽と学の物語を、とてもシンプルかつストレートに追うことができます。無駄がなく、まっすぐ心に届く。それが本当に心地いいんです。やっぱりダヨオ先生は天才!!
独特の世界観にもどんどん引き込まれて、1ページ目では「絶対好きになれない」と思った詐欺師の楽が、読み進めるうちにどんどん可愛く見えてきて……!すごい!
2人の心の動きを丁寧に描いてくれるので、切なさがぐっと胸に迫ってきて、最後の感動は本当に圧巻。おまけページではついに涙がこぼれてしまいました。
最初は「楽が優位な関係かな?」と思っていましたが、読み終える頃には、2人がしっかりと対等な関係だと分かります。まさに最高のカップル!!!
こんなにも幸せな気持ちになれるお話、なかなかありません。みんなに読んでもらいたいです!
この度初めてダヨオ先生作品を拝読しました。
どんな強い恋慕も執着もすべては現世にこの身あってこそ、ひとたび命を落としてしまえばそれらのしがらみからは良くも悪くも解き放たれる、と思っておりましたが、なんと舞台をまるっきり死後の世界に置いてしまうとは。
とはいえその地獄はそれまでの人生から地続きで、別世界というよりはたちの悪い悪夢のようで。
このあたりの “何もかもが微妙ーーに上手くいかない” 、ちょっとすっきりしない感覚を表した描写がとても好きでした。
現実世界の行いからも残した思いからも逃れられない、別の自分になることもできず他者との関係性もリセットされない、しかも本物の人生とは異なりいつ終わるともしれない、それは確かに地獄かも……と感じつつも、それこそが彼らが得たボーナスタイムだったんだなと思いました。
今までにない新鮮な設定がツボで思ってた以上に感動したしめちゃくちゃよかった
恋地獄で待つ同級生の学(攻め)と、天才児から詐欺師へ転落した挙句に事故で亡くなった楽(受け)。
楽は死後、辿り着いた場所は恋地獄!
そこでは、二度と会いたくなかった同級生・学が待ち構えており、なぜかマンションで同棲生活が始まってしまう。
死後に地獄でスタートする、報われなかった恋の続きを死後の地獄でスタートしましょうってな訳です♡
生前、学はいじめっ子から助けてくれた当時キラキラしてた楽に一目惚れし、楽が大好きで一途に思う気持ちから内面や外見がみるみる磨かれてく。
それに対し、楽は自分より勝り始めた学に劣等感を抱きながら、輝く学に対しての特別な感情を疎ましさに変換させて堕ちていく。
めちゃくちゃ皮肉で切ないすれ違いを、死後の地獄でリベンジできるなんてこんな素敵な地獄設定アリですか!!最高です!!!
学にひどいことしたらタライが脳天に落ちてきたり、学と一緒にお風呂入らないと冷水がでたり、学にご飯食べさせてもらえないと粘土の味がしたり、致命傷部分に触れると感度3000倍とか…閻魔様が設定した責め苦がとにかくかわいい♡
なかなか素直になれない楽と、ずっと一途で健気な学は紆余曲折あり、恋が成就してからの2人で過ごす地獄での人生、そしてその後の未来までの長い長い時間の物語は泣ける
よかったねええええって心が叫んだ
とくに学は優しさの塊で、いつでも楽のことを考えて、まっすぐで、なんかもう胸が締め付けられ過ぎて途中酸欠状態❤️
本当に読ませ方がうまくて感無量でした
あらすじを読まず、ダヨヲ先生の作品だからという事で買った本作。
恋地獄ってどういう事なんだろう?
泥沼恋愛模様なのかな?
などとうっすら想像しながら読み始めた。
恋地獄は文字通り本物の地獄の一つで、恋愛に未練がある人が行くところ。
本当なら天国に召されるはずだった学が、楽への未練ゆえに居留まった地獄でした。
生前の行いによって楽は地獄に落ち、学と再会したけれど、楽が恋地獄に落ちたのも、学への未練があったからなんですよね。
ダヨヲ先生の独特なユーモアセンスゆえ、ストーリーはコメディチックに進みますが、本質には「後悔しないように、自分の心に素直に生きることの大切さ」が描かれているように感じたし、「生きていることは当たり前」ではなく、「大切な人には伝えられる時に気持ちを伝える」ことが大事なんだと、思いがけず再認識させられました。
生前の楽は高校に入るまでおそらく挫折経験が無く、上には上がいるというごく当たり前の広い世界も知らなかったのだろう。
だから、楽が自分の気持ちに素直になれず、学を遠ざけてしまったのも当然。
仮に生前に素直になることが出来ていたとしても、長続きしなかったかもしれない。
作品中で描かれていることがもう一つあって、それは、一度失敗していたとしても次のチャンスが来たら絶対に逃さないよう努力することの大切さだったと思います。
この辺りを楽に諭す閻魔様のキャラがとても良かったし、今まさに消え行かんとする瞬間まで楽を思いやっていた学の愛は本物で感動的でしたね。
恋地獄での同棲を経て、更に幾度かの転生を経て現世で再会した二人が、今度こそはお互い生きているうちに自分の気持ちに素直になっており、輪廻転生とカルマを感じました。
クスッと笑えるけれどちょっぴり切ない、さすがダヨヲ先生だ!と唸ってしまう作品です。
もう名前からして笑えるんですよね、セレブっぽい豪徳寺で徳を積んだ学んだ子と23区内でも微妙な鷺ノ宮で詐欺で楽したい子って感じで。
小さい頃からなんでも出来た楽が高校からは下に見ていた学に身長も成績も運動もモテも抜かれるようになって高校を退学した原因で、ぜったいに会いたくない相手。でも学にとって楽はずっと会いたかった相手。
そんなふたりが生前の悪行の罰として、転生するまで地獄のマンションで同棲生活をはじめることになります。
楽が嘘をつくと樽が落ちて来たり、学がいないと楽は食べ物もまずいしお風呂のお湯も出てこないし、学がエッチな気持ちで触ってくると感度が3000倍になったりしてふたりの距離が近づく設定がたくさんあります。そんなふたりの様子はすごくかわいくて楽しいです。こんな地獄もあれば楽しそうですよね。
時々登場してくる閻魔様がとても素敵で、学だけでなく楽のことも幸せにしてあげたいって思っている様子はいいなと感じられます。閻魔様、どんな設定なのだろうと気になりした。カバーを外した表紙裏に少し設定が描かれていますが、閻魔様のスピンオフも読んでみたいです!
出会った時から楽に対してずっと大好き大好きと身体で言葉で行動で示し続けていた学は、地獄で再会しても変わらずにいます。再会を喜び、楽も自分に少しでも好意があるのではと期待します。
尽くして愛して、いい感じになるけれど楽は素直になれません。過去のつまらない自分や逃げてきた時間を無駄にしたのではと後悔したくないから。そういう素直に認めてしまえない気持ちって誰にでもありますよね。読者はツンデレ、早く認めちゃいなよ!って感じですが、実は学には秘密があって……。
笑いも切なさもバランスよく描かれています。でも1冊で終わってしまったのは残念!もうちょっとじっくりと読んでみたかったです。
ラストはふたりが地獄で命を全うします。でも大丈夫ですよ。だってふたりはまた転生して出会えるから。きっとこれから何度でも。そんなふたりの何度目かの人生もまた覗いてみたいです。
タイトルから、恋地獄ってどんなお話だろう?? と、ドキドキ。
でも、ダヨオ先生の作品だから的な、絶対信頼感はあるわけで、、、
で、やはり地獄が舞台のお話でした。
事故タヒした詐欺師の楽が主人公で受け。
そして、DK時代の同級生である学と地獄で再会をし、紆余曲折あって同棲することになります。
この同級生の学ですが、かつていじめられっ子で、でも楽の存在が生きる道標となり、そのおかげで努力を重ね、気付けば楽を超えるステキな男となっていました。
そのせいで、楽は転落人生を歩み、高校も退学。
そこからは今の人生を歩み、、、
流行病で亡くなった学は、本来であれば地獄ではない場所へたどり着く人だったが、おそらく地獄へ来るだろう楽を待つために、閻魔様に頼んでここで待っていたという健気な一途さに、胸を打たれました。
というか、攻めが過去の受けに救われ、一方で転落人生になったしまった受けが、かつての自分のおかげでエリートになり、受けに恩や愛を感じ、救うというエモな循環愛が最高すぎたし、ダヨオ先生の人情劇場はやはりなにかと心に訴えかけてくるものが多く、どうしてこの演歌みたいな(偏見すみません!切腹)タイトルからしみじみするような一粒の宝石を愛でるような愛情物語へ?!! と、なりました。
また、終盤のDK時代の学を助ける大人の楽のシーンや、見開きの絶叫告白シーン、見事ハピエンとなったあとのふたりが天寿をまっとう(地獄だけど)するシーン、それから生まれ変わって眩しいくらいにキラキラしている二人のシーンなど、涙と嗚咽しかでなくて、目尻(泣きすぎて)と胸がギュッと痛くなるほどの感情に溢れた尊い作品だったように思いました。
本当にラスト、、
2025年、ベスト尊い賞でした!
アレハ反則ナラストデス(超絶褒め言葉)
好き!!
大好きなダヨオ先生の新刊!
タイトルどゆこと~?て思ってたんですが読んで納得。
本当にそのまんまでした。
学の愛がとにかく大きくて深くて重くて最高でした。地獄で待っててくれる攻め初めて見ました!!
楽は拗らせまくっていて早くしないと学いなくなちゃうよーと焦りましたが気持ちをしっかりと伝えるシーンすごく良かったです。
あとやっぱり地獄の設定が最高でタライ落ちてくるのもそうだし迷路みたいな世界とか前世にしてきたことが影響するとか・・地獄なのにもっとあの世界のふたりの話し読んでいたいな~となりました。
終わり方も好きです。アニメイトの小冊子が転生後のお話しでそちらも面白かったなぁ(かわいい~)
終盤の駆け足感は否めないけど、駆け足でたどり着いた後の展開がものすごく好ましかったので 神評価です。
描き下ろし(3ページ)なんて涙なしには私は読めなかった。
装丁とタイトルを見た瞬間に購入を決めて あらすじも読まずに読み始めたので(感度3000倍とまではいかなくても)前情報を入れて読んだ時の3倍は本作の設定と展開を楽しめた気がします。
要は ネタバレなしで読んだ方が絶対面白いってことが言いたいだけです。
地獄を舞台にしたBLって今のとこ名作しか出会ったことがないかも。本作と「二代目!地獄ブラザーズ」。
スパダリ予備軍・学のブレなさ、一途さ、楽のあざとくない可愛さ
そして楽の良いところをしっかりみていて大好きなのに、報われない学に萌泣けます。
自分が傷つきたくない一心の楽は 学を傷つけてるのに気づかないふりをしていて、掴んだと安心した途端するりと すり抜けていくような そんな気持ちのすれ違いがとても切ないです。
でも全編通して“愛情”しか感じられないような仕様になっておりますので是非ゴールデンウィークのお供におすすめしたい作品です。
すみませんすみませんメイン二人も当然もちろん最高によかったのですが、閻魔様がストライク過ぎてキャッチャーミットめり込んで突き破って背中まで貫通したっぽいです。ビジュアル、性格、背負ってる業、一分の隙も無いです。
本筋の良さも言わずもがなです。ヘタレワンコが成長して爆イケになる展開は100億回見てもいいものですがさらにそう捻って来るかーーという技を決められてしまいました。展開が美しく、これ何か古典的なやつのはずなんだけど思い出せないまま読了しましたが、いまふとよぎったのは美女と野獣。善良な方がが先に閉じ込められてたり、野獣の方が小柄だったりとねじれはあるけど、これっ美女と野獣だー。