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buzoku omega verse -reimei no hanayome-
えーーこれデビューコミックス!?
本当に!??
と、ちょっとびっくりするくらい全体的に完成度が高い一冊でした。
舞台は、とある島の部族集落。
相対する2つの部族が、和平手段として互いの族長の子供同士を政略結婚させたことから始まる物語です。
嫁として村に来たヨキはオメガだけど、島にはまだ「バース」の概念はなく、もちろん誰も「オメガ・アルファ・ベータ」の性別を知らない。
知らないながらもヨキと、ヨキの夫となったバドルは本能的に惹かれ合い、発情が誘発されて初夜に体を重ねてしまうんですよね。
バドルは訳あって肉体的な強さ至上主義で、誰にも頼らず自分だけを信じ、単独行動するタイプ。
ヨキはオメガゆえの煩わしさや理不尽さを幼い頃から経験して育ってきただけあって、常に空気を読み、自分に出来ることを考え、他人とは話し合えば分かり合えると考えているタイプ。
オカンみたいに大きな包容力がある人です。
ヨキとバドルは本当に正反対なタイプなんですが、ヨキの優しさや、柔和な性格の中に秘められた強さによって、バドルのヨキへの接し方が少しずつ変化していくんですよ。
だんだんと好きになって溺愛ダーリンに変貌するって、ありがちと言えばありがちですけど、彼らの場合は過去の辛い経験に加えて、バース概念がまだ無いのに本能的に惹かれあっていくというのが良いアクセントでした。
250ページ越えとなかなかのボリュームですが、え!ここで終わってしまうのー!?と思ったのも正直なところです。
なんて言うか、まだまだ壮大なストーリーの序盤っていう感じなんですよね。
バースの概念が既に生まれている外敵の存在や、作品冒頭で描かれていたヨキとバドルの家族の様子など、もっとこの作品世界を読みたい!という気持ちにさせてくれます。
あとがきで作者さんはSNSで小話を描いていく・・・と書かれていましたが、ぜひ商業誌で続編を描いていただきたい。
ヨキとバドルって、やり直し初夜も迎えてちゃんと夫婦になる意思を固めたと思うけど、多分まだうなじ噛んでいないと思うんですよね。
番になるエピソードが読みたいー。
絵は上手いしストーリー展開も上手ですし、繰り返しになりますがデビュー作品とは思えないレベルの高さです。
部族系・ガタイの良いお兄さんたち・可哀想じゃないオメガバースが好きな人に特にオススメします!
デビュー作とは思えない仕上がりでした!
部族ものということではじめは手に取るか
迷ったのですが読んでみてよかった!!
物語は一つの島で暮らす二つの部族の婚姻から始まります。
ヨルタ族の青年・ヨキは両族の和平のために
敵対するガルナ族の族長の元へ嫁ぐことに。
けれど、初対面した夫のバドルはそっけない態度で…。
このバドル、第一印象は大きな体躯に鋭い目つきでまさに猛獣。
敵対部族のヨキに対しても警戒心バチバチで、一方で興味も隠し切れておらず。
懐いてはいないけれど、遠巻きに観察してくるようなバドルに
見た目に反して愛くるしさを感じてしまいました。
また、タイトルにもあるように本作はオメガバースです。
作中では“Ω”や“α”とは直接的には記載されていないけれど、
ヨキに定期的な発情期があったり、バルドに発情を誘発されていたりと
オメガバース要素が描かれています。
そして、婚姻の儀式を終えた夜、
二人は予期せぬ“発情”によって初めて身体を繋げることに。
そんな愛の欠片もない最悪の出会いから始まった二人でしたが、
ヨキの必死の歩み寄りによって少しずつ絆されてゆくバルド。
最初のうちは他人に興味を示さず一匹狼のようだったバルドが
ヨキに対して無自覚に独占欲を芽生えさせてゆく過程にニヤニヤ
してしまいました。
頭で考えるより先に身体が動いてしまうタイプなので、
言葉は強引なのに行動ではしっかりヨキを守っていたり、
執着しまくっていたりとバドルの“俺の嫁”アピールが
微笑ましかったです。
鈍感ながらもラストでは自分の気持ちを自覚したバドル。
そこからはヨキへの好き好きアピールがさらにパワーアップしていて、
嫁を執着溺愛しすぎる夫の図に多幸感が溢れました。
ただ、できるならもうちょっと二人の蜜月を堪能したかったな…。
二人のその後を描いた続編が見てみたいです!
過去の出来事で敵対する二つの部族。
外部からの侵略に対抗する為協力体制を取りたくて手っ取り早く婚姻関係結ぼうとなるんだけど、
それが♂×♂なんだよ。
設定としては、始まりのオメガとアルファの2人なんだって。ヨキは男性でも妊娠できる体質で定期的に発情期があってフェロモンを放出して甘い匂いがするらしいんだけど、お相手のバドルの前では発情期が狂っちゃって頻繁に起こってしまうんよ。運命の番ってやつだな。
出会いの印象は良くない2人だったんだけど、花嫁ヨキがめちゃ良いやつでバドルの良いところを探そうとするし、部族のみんなに馴染もうとすんの。そんな良い子ちゃんな部分に反感持つやつもいたりすんだけど、だんだん友好的な人が増えるしバドルは無自覚に執着してんの。2人共鈍感だから好きの感情からきてる行動って気付いてない。
不器用だけど優しくて大事にお互いしてる関係なのです。
みんな上裸でトライバル柄の刺青が入っていてカッコいい。
面白かったです。
電子で購入
白抜き修正
「部族オメガバース」をツイッターで見かけ、去年の春庭で同人誌をお迎えしてから商業デビューのお話を知り、読み切りから連載、そしてコミックスの発売を待っていました!
サブタイトルの「黎明の花嫁」は、新しい時代を象徴する花嫁ヨキの話になります。まだΩとαの概念が存在しなかった時代とふたつの部族間の和平の印としての結婚によるはじまりです。
武を重んじるガルナ族から夫としてバドルが、知を重んじるヨルタ族から男ながら妻としてヨキがふたつの部族の未来のため夫夫になります。
狩った獣を肩に背負った状態で婚儀に遅れてやってきたバドルは、歩み寄るヨキに対して不躾な態度です。でも初対面にヨキからいい匂いがすると言うし、ヨキの優しさに早い段階からまんざらではない様子を見せるし、実はただの初恋にどうしたらいいのか分からないツンデレ年下攻め!って感じです。「男なんか好きになるはずない」「自分のことを信用しろと言ったくせに」とか考えていそうなバルトがもうかわいすぎる!!Ωとαの本能で好きだという気持ちとヨキの優しさと性格の良さに惚れちゃうのはしょうがない!
ほんとにヨキはすごく性格がよくて、どんな相手にもちゃんと自分の考えていることを話して相手のことも受け入れて歩み寄るので、結局は敵だと思ってきたガルナ族の人たちもみんなヨキのこと好きになっちゃうんですよね。ヨキが不器用ながらも強くいようとする意思が強いことと、血を重んじるヨルタ族ならではということもあるのかもしれません。
族長が言う通りに「過去ではなく今を生きている」ことを皆に示してくれたヨキはかっこよかったです。子どもを成す身体であっても男らしくてすごくよかったです。
バドルはヤンチャな年下男って感じで、とにかく感性だけで生きている感じがします。でもだから素直に自分の意思として受け入れられたのかもしれません。頭で思うより感じろ!ですね(笑)
1度目のセックスはアクシデント、2度目は自分の意思を持って。それでも項を噛むことと番になることには冷静なヨキは、自分のことよりもバドルを想っているのがわかります。一緒に歩んでいく未来を選んだヨキに素直になっていき、誰に対しても威嚇しているバドルを見ているのは、めちゃくちゃ萌えました!
ヨキの行動により自分の過去のことを改めて考え、共に生きるということを学んでいきます。子どもの頃にはわからないことも大人になって大切な人ができるとわかることってありますよね。あの時に親に言われた言葉とか。
少しずつヨキを通して村の人たちと仲良くなっていくバドルが過去の自分を許して、みんなを受け入れていくのはすぐやってくるんだとわかります。
最後にふたり共過去の親の死などで自分を責めていた気持ちに区切りをつけ、ヨキを迎い入れる日をやり直したいと、ふたりは婚儀の衣装を再び着て愛し合いながら3度目のセックスで発情期以外ではじめてのセックスをします。
まだ若いふたり。これからいろんなことがあるでしょうが、ふたりなら大丈夫だよね、しあわせになるよねと思えるいいエンディングでした。
まだ「オメガ」という概念がなかった頃の、とある部族のお話でした。
男でも妊娠できる特異体質のヨキは、敵対する村との和平のために、次期族長のバドルの花嫁になるためにやってきたが、バドルの反応は冷ややかで、、、
その理由は、バドルの両親が亡くなったことにあるり、、、
という冒頭。
終盤でヨキを辱めようとした輩同様、ヨキがいい奴過ぎるが故に自らが嫌なやつに見えてしまう現象が起きてしまうほど、実直さが良き(シャレではない笑)でした。
だからこそ、ヨキの受け入れに拒否強かった孤高のバドルの頑なな心に寄り添い、少しずつ雪解けさせられたわけで、、、
また、バドルも少しずつヨキへ独占欲を感じて、危害を加えようとする輩を無意識に圧かけて追い払う姿は、執着ラバーとしてはニンマリしてしまいました。
あと個人的には、バドルの褌姿も良きでした(ヨダレ)し、褐色×タトゥー×肉体美というものがお好きな方には萌え滾る作品かと思いました!
凄く面白かったです!!!!!!
まだオメガという概念がない時代での物語で敵対してる部族へ嫁ぎ、ヨキの発情を経てバドルのヨキへの対する独占欲やα特有の独占したい気持ちなどのシーンが丁寧に分かりやすく描かれてて読みやすかったです。2人の体格差もとても萌えますし、誰にも心を開いてなかったバドルがヨキにだけ素直になるのが最高でした(•ᵕᴗᵕ•)ヨキとバドル出会うべくして出会って本当によかった……
読み終わった後にもう一度最初から何度でも読みたくなる作品です。
こちらデビューコミックスとお聞きしてびっくり((((;゚Д゚))))ストーリーの運び方、魅せ方、どこを切り取っても神だと思いました。
オメガバース初心者の方でも分かりやすく絵柄も綺麗で読みやすい作品だと思います!!!
電子白抜き修正
アルファ、ベータ、オメガ
という第二の性という概念がまだない、
さらに対立する部族同士を結ぶための婚姻
ときいたら興味が出て当たり前じゃないですか。
ポチっとして大正解でした。
あたたかい地域なんでしょうね。
出てくる人たちが「総じて薄着」というか「筋肉見せつけてナンボ」なので
体格の良い男ばっかりなので目の保養になります。
発情期がある
言い伝えによれば男性だが妊娠できるらしい
というこの二つの理由により、
いがみあっている部族をつなげるためにやってきた主人公。
そして反発しつつも発情期にアテられて体をつなげてから
次第にほだされていく攻め。
お約束の展開はありつつ、わくわくしながら読み進められました。
これがデビュー作というのを私は信じないぞ!!!(笑)
それぐらいしっかりと一つの作品として完成度が高かったです。
そして、同じぐらい編集者さんやレーベルをほめたい。
よくぞこれを発行してくださった!!!
ラブラブな二人もみたいので、続編希望です!
こちら初コミックスですね、おめでとうございます♪
表紙の攻めのイカつさに怯んでいたのですが、高評価で試し読みしたら面白そうだったので読んでみました。電子で263ページとボリューミー!以下少々ネタバレあります。
タイトル通り、部族もののオメガバース。
でも第二性のことは把握されておらず。受けのヨキ(Ω)は男性だけど妊娠できる特異体質と言われている。そのヨキが和平のため、敵対する村の次期族長バドル(攻)の元に輿入れすることとなり…というお話。
ヨキはΩで、バドルはヨキの匂いに発情するのでαですね。他に明らかにΩやαっぽい人物は登場しません(実はいるのかもしれないけど)。
バルドは19歳、ガタイのいい年下俺様攻め。ヨキは21歳、朗らかでさっぱりした性格で健気さもある男前な受けです。
バドルはヨキの村に恨みがあって、初めこそヨキを嫌っているけど、ヨキに助けられたり、発情でセッしちゃったり…ヨキの性格の良さにすぐに絆されちゃいます。態度はつっけんどんだけど、ヨキを無自覚に好ましく思ってるのがダダ漏れで可愛いです。ヨキが鈍感さんで、その気持ちに全く気づかないのも面白いw
ヨキが村人数名に襲われそうになり、バドルが救出するシーン。ヨキについた他の男の匂いに逆上するバドルのモノローグ。
『誰にも渡さない 汗の一滴も』
キターーー!俺様攻めのド執着だーーー!!
もうズキューーーンときました!良き独占欲です♡
ヨキを襲おうとした村人達をバドルは罰しようとするも、ヨキが寛大な気持ちで許す。
ヨキは光属性というんでしょうか、まるで天使みたいに優しい人ですね。
この辺の描写は、ヨキの心が本当に美しいんですが、ちょっとひねくれ者の私には眩しすぎました…。
終盤の一波乱も乗り越え、最後はしっかり心も体も結ばれるバドルとヨキ。めでたしめでたしなハピエンでした。
濡れ場は数回でえちですが、ライトセーバー修正で真っ白で残念!バドルの立派な巨○を良修正で見たかったw
ラストは、最初はあんなにツンツンだったバドルが、甘っあまにヨキにチュッチュしてるのが大変良きでした♡ これからはヨキを溺愛する夫になるに違いないw
作画もストーリーも、デビュー作とは思えないクオリティの高さを感じました。素晴らしかったです。
今後の作品も楽しみにしています♪
(甘々な新婚生活の番外編も電子で同日発売されているので、読んでない方はそちらもぜひ見てみてください♪)
電子 ライトセーバー(白抜き)修正(真っ白で残念!)
トライバルタトゥー!長髪!筋肉!
私の好きなの3拍子揃ってる〜というわけで。
オメガという概念が無い状態でのオメガバース黎明の物語…
敵対するふたつの部族をなんとか融合させるためにお互いの族長の子同士を婚姻させる、という取り決めに従ってガルナ族の次期族長・バドルに嫁いできたヨキ(男)。
ヨキはヨルタ族に伝わるある体質を持って生まれて…
それが、男でも子を成せる、というもの。
一方、部族内でも孤高でヨルタ族を信じないバドル。
でものっけからヨキに急な発情があって、体だけは繋げちゃう。
そこから、どうやってこの2人が?
ヨキはガルナ族の村で孤軍奮闘、でもなんとか両部族に和平を、という気持ちを持って根気強く周囲と接しています。でも本心はどうかな?バドル本人への愛情というよりあくまで政略結婚をつつがなく的な。
バドルは逆に、反ヨルタながらも比較的すぐにヨキを特別に感じてる。単に鈍感という感じで、自分がもうヨキを好きになってるのがわかってない感じ。
でもヨキの体/本能の方はバドルに何かを感じています。発情の周期が乱れてバドルを求めてる。
これがまだ誰も知らないオメガとアルファの運命の番なのでしょうか。
ともかく、単細胞男バドルが心からヨキを妻として愛するように。
ヨキはオメガ。でもオメガのイメージである不憫とか健気、弱々しいという人物ではありません。自分がなんとか和平をもたらすんだ、という意思がある。
バドルは剛の者だけど心では傷ついた少年が泣いてる。
冒頭、お子がいますね。これは続編がありますね。ハッピーだらけの続編希望です。
初めは連載が決まる前にpixivで見つけたのかな?
それから単行本になるのをずっと待ってました!
部族ですよ。作画コストの高そうな入れ墨バリバリの褐色肌の男たちが、いろいろ乗り越えながら愛を育んでいく…それだけでも素晴らしいです。
まぁ内容については他の方がものすごいあっついレビューを書いていらっしゃるのでそちらはおまかせして、私から言いたいのは一つだけ。
続編ありますよね?もちろんありますよね?!だってお仲間さんの妹の話とか島の外の話とか、まだこれからだし、何よりまだ番になってないじゃないか!!!これからですよ!絶対、続編お願いします。お願いします!!!
※レビューじゃなくて申し訳ありません。他に叫ぶところがわからなかった…