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synchronicity obsession
日本の商業BLではまだ数が少ないと思われるセンチネルバース作品をねねこ先生が描いてくださったぞー!
ということで、雑誌で読んでいるときからコミックスの発売を楽しみにしていました。
最初から最後まで、描き下ろしや特典に至るまで、センチネルバースならではの設定が活かされていてよかったです!
希少な五感能力者のセンチネルである天川と、ガイドの黒井。
現場での天川の能力の高さと酷使っぷりを見せられてからの、海外研修から戻ってきた黒井との再会の場面。
もうこれだけで、二人の間には過去に何やら起こってるし、二人とも拗らせてるなぁというのが伝わってきて、続きが楽しみで仕方なくなりました。
センチネルバース作品はいくつか読んでいて、センチネルが不安定になりやすいことや、ガイディングには危険を伴う場合があることなども知っていたので、天川の態度に嫌な気持ちになることはありませんでした。
むしろ、責任感を持って行動する姿に好感を抱いたし、心配にもなったし。
そんな天川にいくら邪険にされても、しつこく食い下がる黒井にも好感を抱きました。
「仕事だから」と念を押すように口にしながら、いや絶対自分の意思やろけど天川に余計な気を遣わせないための方便やな、と思える安心感がある。
なし崩しのように黒井のガイディングを受け入れつつも反発も続ける天川ですが、過去話で判明する黒井を拒絶する理由に納得。
この黒井と天川の過去が本当に愛おしくて、切なくて、二人が最初からお互いの唯一であったことの証明で。
天川は黒井に救われていたし、黒井の天川を想う気持ちは本物だと実感しました。
天川のゾーンアウトを防ぐためにガイディングした黒井のシールドが壊れてしまった。
天川が黒井のガイディングを拒絶するのに充分すぎる理由です。
天川が黒井を大切に思っているからこそ、二度と壊さないために。
その一方で、黒井は本当の意味で天川を守れるようになるため、海外研修へと向かう。
シールド修復に半年もかかる損傷を負いながら、それでも黒井の行動理由は天川を守るため。
黒井のために黒井を諦め、一人でも責務を全うしようとする天川の気高さ。
天川を守れる力を身に付け、隣にいることを諦めなかった黒井の執念。
どちらも魅力的で、二人とも好きです。
天川の鷹と黒井の蛇。どちらも彼らを象徴していて似合ってる。
センチネルとガイドの間にはパートナー契約があり、仮契約と正式契約がある。
正式契約は魂を混ぜ合わせることと同義。
本編内で利点とリスクについて言及されていましたが、描き下ろしと公式同人誌(コミコミスタジオ有償特典)で更に深掘りされていて、「これがセンチネルバースか…」と魅力を噛み締めました。
天川の鷹と黒井の蛇が絡み合った契約印が美しい!
先輩の志摩さんたちの契約印ももっと詳しく見たかったです。
天川たちにとって、節目節目でナイスアドバイスしてくれる良き先輩方。
志摩さんと玉城さんのパートナー事情も気になる!読んでみたい!
公式同人誌の内容は、「魂を混ぜ合わせる」ことがどういうことか、ラブラブえちえちな天川と黒井から教えられます。
「そんなことまでできるんスか、黒井さん!」と驚きつつ感心しました。
正式契約には、本当に何もかも委ねる覚悟が必要。
あの神秘的な正式契約シーンからは予想しなかった雰囲気で、正式契約の重みを知ることができて嬉しかったです。ラブえち最高。
任務場面は緊迫感があります。
そのおかげで、天川の気高さを感じました。任務中の天川かっこいいです!
そうやって活躍する天川の傍に控え、いざというときは天川を助ける黒井もかっこいい!
この二人の空気感というか、一緒にいるときの雰囲気が好きです。
根っこの部分にあるお互いに対する信頼感を正式契約前から感じられました。
素敵なセンチネルバース作品です。
センチネルバースと聞けばついつい手が伸びてしまうのですが、本作はとても世界観や設定が分かりやすくセンチネル入門としてピッタリでは!と思います。
センチネル(受け)とガイド(攻め)の融合率99%。
もうほぼほぼ完璧じゃんと思うところですが、残り1%足りないという点が作品の中でうまく活用されていて、楢崎先生お上手だなぁと唸りました。
日本で三本の指に入る超優秀なセンチネルの受けが、5年ぶりにアメリカから帰ってきたガイドの攻めを拒絶しまくり。
攻めが「仕事だから」「割り切れ」という度に、ツンの態度と裏腹に胸をチクチク痛ませている可愛いツンツン強気受けです。
ですが、その拒絶の理由が切なくて。
2人のお互い唯一という深い思いが感じられて良かったです。
終盤、受けを助けるため攻めも命を賭ける覚悟で行ったシールドの再構築はそれまで盛り上げた割にアッサリ修復されていましたが、全体的に綺麗にまとまったお話だと思いました。
以前からその存在を耳に、目にする事はありましたが、作品として触れるのは今作が初めての「センチネルバース」作品!!
初バース作品を大好きなねねこ先生作品で読めるのは幸せな事です(ღ˘͈︶˘͈ღ)
センチネルバースの世界には3つのタイプが存在します
▶センチネル
└五感の一部、または全ての機能が異常に発達した能力者
▶ガイド
└能力を酷使したセンチネルのケアを行うセンチネルにとって必要不可欠な存在
共感能力(エンパス)と読心能力(テレパス)に長ける
▶ミュート
└能力を何も持たない一般人
今作の攻め受けは
ガイド:黒井×センチネル:天川
職業としては政府機関に所属しており警察と協力して捜査をする立場
天川はセンチネルの中でも稀有な存在の五感全ての能力が覚醒し切っているスーパー能力者!!
なので捜査に於いては完全に彼がイニシアチブを執ります
5年振りの再会で上からの命により黒井とバディを組む事になったけど、どうやら2人の仲には何か過去がありそうで、、、天川は黒井を強く拒否、、、
タフな捜査を終えた後なのにガイドのケアも受けてない、、、
一体この2人にどんな過去が?
ガイドを受けないセンチネルってどうなるの?
と、、、始まりだけでグッと惹き込まれるスピード感と重厚さを感じます!!
面白そうヾ(〃∀〃)ノ
惹き込まれた先で次に知ったこのバース特有の仕組みとして「契約」があります
唯一無二の相手との正式な契約
と
仕事上の仮契約
の2種類
この契約を結ぶのに目安として使用されるのが「魂の融合率」
センチネルとガイドそれぞれの能力から判断した相性みたいなもの(オメガバで言う所の運命の番に近そうな感じかな?)
黒井と天川はこの融合率が99.9%という驚異の数値!
だけど頑なに契約を拒みたがる天川、、、
周囲から見たら「99.9%」は限りなく100%=運命の相手に近いと期待をしますが、天川は「合わない1%」に拘って黒井を拒み続けます
そんな天川に対し、仕事なのだから、、、と冷静に天川をいなして来る黒井
なかなか腹の底が見えない感じが気になるクールなシゴデキメンズです
いよいよ天川の能力の酷使が酷くなった時に黒井が強制的にガイドを施します!!
このガイディング方法がちょっとセクシーで、でも何かすごく神秘的で、一気にこのバースへの興味温度が上昇しました⤴⤴⤴
そして同時に天川の拒み続ける理由も薄っすら分かって来て、、、益々彼らの過去にも興味が湧きます!!
ケンカップルのバディものとしてもちょっとギスギス感は強めだけど、そのヒリヒリ感が良い塩梅に興味として惹き付けてくれて先が読みたくなります
新たなバースとしても読み進めれば読み進める程楽しさが分かって来るので新鮮さもあってワクワクします!
融合率の数値以外にも、彼らの能力精神を具現化した式神のような存在として「スピリットアニマル」なるものも存在していて、黒井は蛇、天川は鷹となっているのも何かカッコ良さがあってココもすごいオモシロイ!!
能力が可視化されてるっていうのは読者としてはすごい理解し易くって巧い魅せ方だなって思います
しかもこのアニマルが最後の方に違ったカタチで活かされるのも漫画としての効果がバッチリで…‼これは是非、描き下ろしの後日談でご確認して頂きたい!
精神構造の世界も具現化して描かれます
この辺は初めて見る世界観だからこそ「こういうものなんだろう」と目の前で起こってるありのままをそのまま理解して読む方が良さそう
変に自分なりの解釈とか、他バースと比較したりしない方が余計な雑味を感じずにこの世界を堪能出来る気がします
ドラマティックな深い想い愛が結実するまでを、彼らの職業ならではの事件性と絡めてドキドキさせて魅せ切ってくれる約210ページの世界
とっても読み応え、ありました!!
黒井と天川の良き先輩となる志摩さんと玉城さんも大変気になるお2人((*♡ω♡*))
シリーズ作品となった暁には是非ともお2人の馴れ初めなんかも知りたいなって思います!!
というか、、、巻末の電子描き下ろしの8P漫画、、、!!
あれ読んじゃったら絶対に続編読みたいし、、、この内容を限定描き下ろしでいいんか???と、、、Σ(・ω・ノ)ノ!
是非、融合率99.9%全開の2人をもっと見たい!
そんな期待値を込めて今回は自身初のセンチネルバースの世界を楽しく読ませて下さった作品に最大限の評価をいたしました.゚ .(´∀`*). ゚.
修正|あぁぁぁ…海王社さんが、、、楢崎ねねこ先生×海王社さん作品でこんなに酷い修正を目にする日が来るなんて、、、思っても無かったのですごいツライ、、、白抜きたまにで基本はもぉ「無」!!!!!限られた濡れ場なのに、、、「無」
かなり最悪な部類の修正でした、、、工エエェェ(´д`)ェェエエ工
センチネルバース作品。
センチネルものを読むのは初めてではないけれど、さすがベテラン、今までで一番読みやすい!すんなり世界観に入り込めました。
スピリットアニマルという独自設定もいい。
五感のどれかが特別に発達しているセンチネル。
その感覚の暴走を抑制するガイド。
…という大前提があっての、日本の三本の指に入るほどの高度な五感全部のセンチネルの天川と彼専属を命じられたガイドの黒井のストーリー。
しかし、天川はガイディングを頑なに拒否して能力ギリギリまで追い詰めるような働き方。
なぜなら。
まだ養成時代、自分の暴走に黒井を巻き込んで彼のシールドが壊れた事があるから。
好きだから、もう組めない。
そんな強気の意地っ張り。
一方黒井は歴然と能力差のある天川を護れる自分になるために、5年間のアメリカでの研修を経て力も心も鍛えて戻ってきた…
…んだけど、何かにつけ「仕事だから」を枕詞にするので、天川はすっかり誤解を。
そんな中で、センチネル集団特に天川の能力を潰す事を狙う勢力が!
…と事件を絡めて天川の命が危うくなり、その状況で2人の愛が成就し、とドラマチックにストーリーが動くのはさすがベテランの腕。
ガイド無しでは生きられないセンチネル。でも…という揺れ動く「愛心」(恋心より深く)、厳しさと甘さの対比もとても良かった。「萌x2」で。