さみしんぼっちな黒猫Ωは溺愛コンコン注がれ中

samishimbocchi na kuronekoΩ ha dekiaikonkon sosogarechuu

さみしんぼっちな黒猫Ωは溺愛コンコン注がれ中
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×28
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

109

レビュー数
2
得点
47
評価数
11
平均
4.3 / 5
神率
27.3%
著者
あぶく 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
三交社
レーベル
デイジーコミックス
発売日
価格
ISBN
9784815551063

あらすじ

かわいい甘イイ大渋滞<幸>
豪華描き下ろし2本立て!!


たくさんたくさん長生き出来れば
幸せかって? …そうじゃない。

今は名無しの黒猫又な俺。
昔はこの辺一帯、俺の庭で、
でも今は、毎日の飯にも困る始末。
廃れたもんだよな。

弱り果てて、あーもう終わりかなって…そんな時。
見つけてくれた。与えてくれた!
美味い食事に、柔らかい寝床。
独りじゃない、優しくてあったかい居場所。

全部ぜんぶ「カンヌシ」がくれた。

お礼したい。
こいつに、こいつの為に…俺なんでも!

そう思ったら…
え、俺ニンゲンになってる!??


儚げ糸目のイケおじ神主α×ニンゲン初心者のぼっちΩ
うぶで健気でふわっと不思議!
やらしさだって癒し愛のメロでれ妖獣オメガバース!

【収録】
本文1~6話
描き下ろし2篇

表題作さみしんぼっちな黒猫Ωは溺愛コンコン注がれ中

神社の神主
妖怪の中でも下の下とされる黒い猫又

その他の収録作品

  • 描き下ろし①
  • 描き下ろし②
  • カバー下 描き下ろしイラスト
  • カバー下 四コマ漫画

レビュー投稿数2

唯一の大切な存在のために

今回は九尾の狐を祀る神社の神主と猫又妖怪のお話です。

魔力の低い猫又のため居場所がなかった受様が
迷い込んだ神社の神主である攻様の番となるまでと
本編後日談2話を収録。

獣の世界には雌雄の第一の性の他に
アルファ、ベータ、オメガという性別があります。

男でも子供が作れるオメガは
発情期にアルファを惹きつけるフェロモンが溢れ
襲われやすくなるだけでなく

妖怪は発情期の間は力も使えなくなるため
とても危険な状態です。

オメガの受様母は怪我を追って動けなくなると
まだ第二の性が分からない受様に
発情期が来たら誰にも会わずに隠れてなさいと
言い聞かせ、受様は言いつけを守って生きてきます。

猫又の受様は妖怪の中では下の下で魔力が低く
せいぜい幻覚を見せて人を騙すくらいで
人に化けたりできなません。

昔は人に餌をもらって甘えて過ごす事が出来ましたが
今や野良猫は病気持ちとされて寄せ付けず
食べ物にありつくのも一苦労です。

妖怪故に何日も食べていなくても生きらる受様も
限界を感じていて弱っていたところを
ボス猫に襲わてしまいます。

受様は隠れられる場所を求めて逃げ続け
九尾の黒狐を祀る神社に逃げ込んで倒れこんだところを
この神社の神主である攻様に助けられます♪

攻様は受様の正体に気づいているようですが
美味しいごはんと温かな寝床をくれて
受様に名前まで与えてくれたのです。

攻様に何か返しい、直接ありがとうと言いたい
と思いが募った受様は気づくと人に変化していて!?

電子配信作をまとめての書籍化で
アルファの神主とオメガの猫又の人外オメガバースです♪

攻様といると初めてな事が多くて
いろいろと頑張ってもなかなかうまくいかないけど
一生懸命な受様がとても可愛いです ヾ(≧▽≦)ノ

そして純真なもの知らずだからこそ
攻様も手を出しかねている展開が実に美味しいです。

最初は受視点で始まりますが
徐々に攻様事情が見えてきて攻様の正体が明かされて
神社に祀られている神様であることがわかりますが

妖怪の中でも最高クラスの妖狐でアルファで神なのに
けっこうなヘタレさんなのがMYツボ押しまくりで

攻様が受様の大切な番になるまで
たいへん楽しく読ませて頂きました♪

カバー下に描き下ろしイラストと四コマがありますので
ぺらッとするのをお忘れなくです。

0

αなイケおじ神主の糸目が良き!!

孤独な黒猫又は、とうとう食事もロクに食べられず、神社の境内で行き倒れかけたところを、イケおじに助けられ、保護されました。

周囲から「カンヌシ」と呼ばれているその男は、黒猫又に、「陽」という名を与え、温かい寝床や食事など快適な居場所を提供してくれました。

そのため、陽は「カンヌシ」の役に立ちたいと考えるが、なにひとつ役に立てることがなくて、、、
という冒頭。


ちなみに、陽が倒れていた場所でお察しかと思いますが、イケおじの本当の名前は「カンヌシ」ではなく、「義隆」です。

純粋無垢というか、無知な陽が一生懸命察して、ソレと名前を思った勘違いが超絶可愛くて身悶えたまりあげは。

しかもこんな黒猫又に慕われたら、キュン(効果音だと、トスッとかも該当しそう)ってなっちゃうこと間違いなしですね。

で、「カンヌシ」は神主という職業で、正体は妖怪も含め、みんなの憧れの黒い狐の大妖怪のαでした。

ですが、義隆も義隆で悩みはあるわけで、、、


そんななか、陽の発情に義隆が付き合いますが、最後までは致してくれなくて、義隆は自分のことを好きじゃないんじゃないかと不安になり、、、


実は、いい大人どころかオジサンな義隆は、陽を境内で助けたときから運命の番だと気付いていますが、臆病モノなので自ら行動できず、陽の気持ちから逃げてしまっていました。

終盤に差し掛かると、このお話は陽だけの成長ストーリーではなく、義隆もだったんだなあと気付きます。

糸目イケおじが勇気を出して陽と番になる展開、、
攻めが弱いところをさらけ出すのがお好きな方には、めちゃくちゃオススメな1冊です!

あと、健気受けがカワイイです///!

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