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aware na omega ni yuganda ai wo
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ぶっちゃけ、もっと執着と闇でも良かった
かきのたね先生初読みです。
オメガバースとしてはシンプルなお話だったかなと思います。
運命を受け入れていく話なので、執着や愛憎風味のオメガバース入門として良いかも？？
受け倉木(変転Ω)が突然ヒートを起こし、後輩である攻めの田代(α)に校内で抱かれる。2人は運命の番で、その影響でどうやら倉木は変転したらしい。
元々親に倉木と比べられ続けてきた田代は、目の上のたんこぶだった倉木に対して憎しみを感じながら抱き続け…という感じでした。
ところどころ田代の裏がありそうな悪い顔が出てくるので、どこでひっくり返されるのだろう？徐々に心を開きつつある倉木はいつ真実を知り絶望に墜ちるんだろう(これ以上何かあったらさすがに倉木が不憫すぎる)…なんてハラハラしながら読んでいましたが、
最終的に田代によるそのような裏切りや絶望はほぼありませんでした。
普通に番になって卒業後も仲良く暮らしてるし…。お互い最初は「お前なんて」という感じだったけど、運命を受け入れてまるっとOKという感じかな？
西条がやったことが全部田代が裏で糸を引いていた…とかだったら執着にニヤリという感じなのですが。(西条の事件の前の「先輩の匂いがいつもと違う」はどういう意味だったんだろう？)
裏の顔や闇の匂わせがありながら、あまり深掘りされていない印象だったので、もっとそこを描ききってくれたら闇BLとして面白かったかなという気がしました。
倉木の親がとにかくひどいけど、これから生活の心配もなく気兼ねもなく暮らせるという意味では自由になれて良かった気もします。
描き下ろしの巣作りはかわいかったです！
すみません、思ってたのと違いました
かきのたね先生初読みです。
下剋上BLと帯にあったので、読んでみました。
結果、うーんなんか思ってたのと違う。
オメガバースとしてはベタなストーリーかなと思います。アルファ至上主義な世界でアルファの名門の家柄の長男というレッテルを父親、世間に貼られて優秀でなければならないと必死で頑張っていた主人公 倉木がある日突然変異でアルファからオメガになってしまって戸惑っているところに登場するのが、攻め様 田代。
家柄もよく優秀な倉木と幼い頃から比べられ続けた田代は、コンプレックスに感じていたから最初はオメガで発情しちゃってる倉木に優越感＆支配欲でメチャクチャ悪い顔してんの。
だから、倉木を気にかけて助けたり優しいそぶりしてるけど、いつ突き放すんだろうと思いながら読んでいました。惚れさせてからこっぴどく振るみたいな。そんな酷い展開にはなりません。
最初のドロっとした感情はどこへやら、どんどん倉木にハマっていってくっついてました。
倉木は、田代が最初は悪意を持ってたなんて知らないままなんだろうな。
下剋上BLではなかったかな。立場逆転までしてませんもの。アルファがオメガになってしまって父親が理事を務めるアルファだけの学園を追い出されたし、父親からいらない子認定されて家族からも排除されたけど、手切れ金として小切手14億も貰ってるからむしろ将来ごとしがらみから解放されてハッピーじゃ？よかったねとさえ思えました。
悲惨さが全くない。
生徒会長副会長の東条の末路が中途半端に感じました。
アルファのみの学園の生徒会長倉木がオメガだという弱みを握って父親に電話でリークしてましたよね、悪い顔しながら。
どうやら父親は出版関係っぽくて週刊誌に載りそうな匂わせがあったのにそこはどうなったか書いてなかったですよね？
倉木パパが握り潰した上で、東条を退学させたのか？私、読み飛ばしてますか？(購入先の電書サイトの調子が悪くて何度も画面が違うページに変わってしまったりしたので、読めてないページがあるかもしれない)
アルファ同士でも運命の番ならばオメガに転換する可能性が？みたいな設定なのですが、田代割と余裕ぶちかましてますよね。もっとオメガのフェロモンに狂わされてる感あってもよかったかも。
なんだかえっちシーンは、オメガバースというよりもdom/subユニバースのように感じました。オメガに翻弄されているよりも、アルファが支配してる。
電子で購入したらしっかり白抜き修正でした。
攻めの歪んだ執着が良き 学園オメガバース
初読み作家様。アワード2位のデビュー作『双子と先生』は、残念ながら同じ顔の双子が苦手で読めず…。オメガバは好きなのでこちら読んでみました♪ 電子で201ページ。（以下少々ネタバレあります）
αのみの一貫校が舞台のオメガバース。受けの倉木は容姿端麗、文武両道の完璧なαの生徒会長。攻めの田代は生徒会長一員の後輩。ある日倉木がΩのヒートのような状態になっているのを田代が見つけ、そのまま体を繋げてしまい…というお話。
田代が初めは普通っぽかったのに、初めて倉木を抱くシーンで、ヤバそうな雰囲気プンプンで1話からワクワクします♪
冒頭1ページに田代の「憎い」というモノローグがあるけど、倉木に抑制剤をあげたり、かなり優しく接したりして、あまり憎しみを感じられませんでした。「憎い」の理由は中盤に出てくるけど、田代から憎いって気持ちがあんまり伝わってこなかったかな。
本の帯にも「愛憎」という言葉があるけど、ちょっと「憎」の部分の描き方が弱いと感じました。
とはいえ田代が倉木に運命を感じて、強めに執着する描写はゾクゾクするものがあり、結構好きでした。「俺の番にしてやるよ」とか「あんたは俺のものだ」とかいいわ〜♡
一方倉木は学園理事長の長男で、ずっと優秀であろうと努力してきたのにΩに突然変異してしまい、全て水の泡になってしまうという不憫受け。
副会長がΩを「下劣な生き物」と言ったり、倉木父が「突然変異のΩに汚された」と言って倉木と縁を切ったり、Ωの地位がかなり低い世界観のよう。強めに差別的な設定で、これはあまり好みじゃなかったです。
二人が学園内でムラムラして何度か濡れ場が。攻めも全裸になることが多く、おっ、と思いました。着衣セッを描く作品が多い中、校内で全裸の濡れ場は珍しい。潔くて好きです。
ラストはしっかり愛が芽生えて、イチャイチャする二人も読めてよかったです。描き下ろしの巣作りする倉木は可愛かった♡
後書きによると先生はオメガバースをよくご存知なくて、担当さんに教わりながら描き始めたそうで、お疲れ様でした！
先生の描くちょっと歪みのある人物は好みだったので、次作も楽しみにしています。
⚠︎注意⚠︎
倉木がある人物にはめられて、暴力を受けたり無理やり体を触られたりするシーンが少々あります。苦手な方はご注意ください。セッまではいきません。
電子 白抜き修正（真っ白に抜かれて形のよくわからないコマもありちょっと残念な修正）
αばかりのエリート校で起こった異変…!?
ハラハラするようなしてしまうシリアスな展開を経て
やっと受けが掴む幸せに、くうーーっと喜びとゾクゾク感を噛み締める一作…！
αばかりが集うエリート校のトップに立つツンとした美人生徒会長が、
突然Ωに変異し発情してしまいー
と始まる、かきのたね先生の学園オメガバースストーリーです。
（※攻め以外に拘束され、ア◯ルに指を入れられるシーンがあります（本番はなし））
なんと、先生初のオメガバースものとのこと。えっ！そうだったんだ！と意外でした（あとがきより）。
美麗絵で紡がれる学園の後輩×先輩オメガバースにうっとり。。
なんといっても、強気ツンツン受け・倉木が田代（攻め）に陥落し
グズグズになってしまう様子が、最高に刺さりました。
ツンデレ女王様の倉木が「出ていけ！」と怒鳴りながらも
本能には抗えず、田代のジャケットの匂いを嗅ぎながら
本人の目の前で自慰するシーンとか、なんか…なんか…腰にくる。。
また、当たりのキツい会長・倉木がΩに変異したことで
自分に頼らざるを得なくなり、嗜虐心を刺激されつつも
虐めたくはない、大切にしたい…と矛盾するような感情を抱く
田代の心の揺れの描写も、グッときたところです。
田代に激しく抱かれ涙ぐみながら、「こんなの俺じゃない…」と
必死に抗おうとする倉木。
そんな倉木の涙を優しく拭いて、「変じゃないよ…ね？」と囁く田代の、
ふっと洗う笑顔の優しさ&仄暗さ、覗く執着ーー…!!!（興奮）
理事長であり親でもある父から小切手と共に見放され（←ひどすぎて震えた）
学園から追放され、絶望に暮れる倉木が唯一縋ることができたのが、
自分を”番にしてやる”と言い放った田代。
そこに屈服することの屈辱感、けれどそれを凌ぐ
”どうしようもなく惹かれる”気持ち。
葛藤しながらも目の前の田代に縋り、ようやく安心できる愛を手に入れた
倉木の姿に涙、涙でした。。
ただ！一点疑問だったのは、ストーリーの鍵となる倉木の”Ω変転”の理由です。
作中の医学書によると、
αからΩへの変異は”思春期の10代後半から症状が現れる場合があり、
変異の理由や科学的根拠はまだ解明されていない。
ただし、”運命の番によって変異することがある”ー
…ん？そもそもαの「運命の番」って、必然的にΩでは？
だからα×αが出会っても”運命の番”とは言えない（＝変異の理由にはならない？）んじゃ…？
と考え込んでしまい、ちょっと混乱した部分でした；
倉木には実は”Ω因子”的なものがあり…みたいなことだったら
「ほうほうなるほど」となったものが、ちょっとよく分からなかったなー…と。
そして欲を言えば、倉木が学園を追放され、親にも見放された後の
その後の軌跡をもっともっと深く掘り下げて見てみたかった…！
突然時間が飛んで、生徒会長になった田代×医学部生の倉木の日常風景、
になっていたので；
この「追放」→「医学生」になるまでの間に、ものすごい苦しみや辛さが
あったんだろうな…と脳内で想像しながら想いを馳せ、
できればそんな”折れない”倉木の強さをもっともっと見たかったな、と。
とはいえ！
ハラハラと息を呑む展開から一転、終盤はほのぼのとして二人の風景に
最大限に萌えた&癒されたー…！
田代の少ない服を集めて巣作りし、「少ない！」と文句を言う倉木（かーわーいーい!!!）、
実はそうやって巣作りで満足させず、自分を求めさせ体を重ねるために
あえて服を少なくしているー
というあざとい田代に、クスっと笑ってしまいました(*´艸`)
辛い展開の果てに、やっと掴んだ二人きりの幸せ。
苦味をぐーーーーっと味わった後の、最高の甘さを楽しめる一作でした･:*+.
★修正：tn &結合部白抜き（電子シーモア）
かきのたね先生×オメガバ＝「相性、悪い訳ない」ってお話しなので…(ΦωΦ)ﾌﾌﾌ♡
α一貫校の中で進むオメガバストーリー
主要な登場キャラは3人で、いずれも生徒会生徒達となっており決して広い世界観のお話しではありません
だからこそテーマもシンプルで「ドラマティックなオメガバ」を雑味なく味わい切れる1冊となっていると思います
逆に凝った展開や斬新な仕掛けはなく、寧ろ作画とブレないテーマで勝負出来てるので、作者さまの醸す空気感がお好きなら例え王道ストーリーでも惹き込まれる魅力を感じる作品となっているのでおススメです(ღ˘͈︶˘͈ღ)
楽しい雰囲気よりもΩが虐げられてる世界観なのでどちらかと言うと仄暗い系です
文字数が多くはなく、ちゃんと伝わり切るセリフや必要最低限のモノローグと、読者の目を釘付けにするようなキャラの憂いのある美麗なお顔立ちが語る心象で十分作品の雰囲気が出来上がっています！
なのですごく読み易いし空気感を感じやすい…♡
正直、帯煽りが少し演出強めな気が個人的にはしています
「愛憎渦巻く、下克上オメガバース」
これは、、、少しハードル上げ過ぎてる気がしています、、、
もう少しだけ前向きな印象を私自身は感じた作品だったので、この帯を見てドロドロした感じを期待する人も、逆にそこに怯む人も居そうかな？と少しだけ心配になりました、、、
ちゃんと高校生らしい軽口を叩き合う時間なんかもあったりしてコミカルな時間もあって、そんなに肩に力を入れ続けて読まなくてもいい作品だと思いますので、出来たらそこまで帯に引っ張られ過ぎずに… (>ㅅ<)…！
そんなこちらのお話しは、、、
α至上主義の名門家庭に生まれ、α一貫校の生徒会長を務める気高いαの倉木純（受け）を中心としたお話しです
いい意味でも悪い意味でも目立つ倉木はエリートが集まる集団の中では一際目を引く存在
そこには羨望に混じった妬みもあり、様々な感情をその身に受ける倉木
更に彼の家庭でも倉木家の長男としての立ち居振る舞いには常に結果を求められ、失敗は許されない
常にプレッシャーに晒されていながらも、その状態を当然の事と受け入れているのが彼の日常
しかしそんな日常が急に一変してしまいます…！
それは稀に起こるとされている思春期の年代に起こるαからΩへの第二性の突然変異
それがまさか倉木の身に起きてしまう、、、( ﾟДﾟ)…！
そしてそのトリガーとなったのは1学年下の生徒会役員の田代那央（攻め）かも知れない⁉
何故か彼が側に居るとヒートが、、、⁉
田代は倉木の気高さを認めつつも完璧すぎる存在や、自身の親が倉木の優秀さと比較してくる事などに辟易しているのも事実で疎ましさも感じているので、決して倉木との関係が良好とは言えない距離感
そんな田代に倉木のΩ化がバレてしまって、、、
という所からお話しが進んで行きます
お話しのテーマとしては「αである」という自身のラベルにしか興味がない親や周囲の中で孤独を抱えた者同士が、皮肉にも翻弄され続けたバース性により「あなたである」という事を求め、与え合える存在を知って行く、、、という夜明けの救済系となっているかと。。。（自己解釈ですが…）
シンプルだからこそ引っ掛かりはあるかも。。。
＞そもそもの突然変異がやっぱり唐突かも知れない
でも、まぁ、、、オメガバは自由度の高い解釈こそが良い所でもあるので、お話しの起点としての役割として飲み込んでしまえる範疇かな？と思います
＞倉木からいつもと違うフェロモンの匂いがする、、、と感じた田代
ココが良く分からなかったかも、、、西条に会う前なハズなのになんで倉木からフェロモンの変化が起こってたのかな？
描かれてはなかったけどもしかしたら西条が倉木を付け回していたって事なのかな？？？
(。ﾟωﾟ) え？…だとしたら西条、、、
、、、思ってた以上にヤベェヤツかも。。。‼怖ッ…( º言º)
この2点は自己解釈で進んだ感じですが、、、
どちらも田代と倉木のストーリーを楽しむ上では私的には支障はなかったです
でも、、、もしかしたら他の解釈もあるかも知れない？と思い、読み込みの楽しみ方のひとつとしてレビューで残してみました
かきのたね先生の描くエロティックな雰囲気がふんだんに感じられる濡れ場！
オメガバならではの熱気ある絡みは先生の作風と相性が良い気がして、とても高校生とは思えぬ色気を感じる絡みでした(〃ω〃)
オメガバらしいいくつかの特徴的な行為も描き下ろし含めて描かれていて、ちゃんとオメガバ作品である意味を感じた内容になっていたと思います！！
そして読後の気分が何か良い気分٩(๑´3｀๑)۶
評価は、、、定番寄りかな？とは正直思うのですが、、、
かきのたね先生が描くダーク過ぎないけど決して賑やかしい感じでもない、独特な妖艶さを感じる色気ある世界が個人的にすごく好きなので♡
ちょっと甘めなファン評価をさせていただきました☆彡
夜明け系のオメガバをお求めでしたら是非(*˘︶˘*).｡.:*♡
修正｜残念、、、白抜き、、、先生の作品を高修正で読みたい…！
