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koisuru shokutaku
幼なじみの隼とユキの物語。連載中美味しそうなご飯と共に、隼とユキの物語がどうなるのか毎回気になりながら夢中で読んでいたので1冊に纏まったものをまた読めるのが嬉しい書き下ろし…隼ちゃん…良かったね
そして末広マチ先生のコミカライズとなんて豪華な…✨本編の挿絵もさることながら小冊子も豪華でした!コミカライズの隼もめっっっちゃかっこよかったしユキも可愛い
好きな先生の小説と好きな先生の挿絵とコミカライズを読めるなんて贅沢すぎる✨
またゆっくり読み返したいと思います☺️
今回は人気脚本家と幼馴染のお話です。
攻様が振られた過去をもつ幼馴染の受様と
再会して恋人になるまでと本編後日談を収録。
受様は代々村長で地主の家に生まれますが
限界集落に近い田舎を嫌って大学進学で上京します。
学生時代にシナリオコンテストで入賞して
脚本家デビューを果たすとドラマや映画の仕事から
雑誌のコラムから対談まで多方面で活躍する攻様は
自身を金甌無欠、完全無比な男だと思っていますが
母の頼みで遠縁で幼馴染である受様を同居させて以来
調子が狂い始めます。
同い年の受様は
攻様と小学校から高校までずっと同じ学校でしたが
受様は山の上のボロ屋暮らしでしたが
父が蒸発して母と姉が働いて受様と弟を養っており
受様もバイト三昧で家計を支え
高校卒業後は地元の古いスーパーで
社員を目指してバイトする道を選びます。
東京の私大に受かった攻様は卒業式の日
受様の恋を告白させようとしてうまくいかず
「恋人にしてやってもいい」と傲慢な告白をして
振られてしまいます。
攻様の黒歴史となった告白の日から10年がたち
やっと思いださなくなったのに
受様が東京で就職活動をすると知った攻様母は
勝手に攻様の家に泊めると約束したと連絡してきて
攻様に否やを言わせず
色褪せた鞄1つと卵を手土産にやってきた受様に
少しすまなそうながらも嬉しそうでもある笑みで
「攻様の助けがなかったらこれなかった」と言われて
頭を下げられた攻様はつい受様を招き入れてしまうのです。
果たしてこんな2人の同居生活は上手くいくのか!?
WEB配信連載をまとめての紙単行本化で
幼馴染の受様への初恋を抱え続ける攻様の恋物語です♪
初出同人誌で3話まで既読で
俺様ながらヘタレな攻様が初恋を拗らせた
ラブコメと思っていたのですが
受様の過去と現状が明らかになってくると
重くシリアスでハラハラな展開になっていき
胸がつまされる恋話でした ๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐
最初は強引にやってきた受様に対して
振られた過去を引きずっている攻様が
いろいろな意味で痛いのですが
受様は攻様が恋したままの受様で
未だに恋心は消えていない事を認めたくない攻様は
受様を追い返したいと思うのですが
攻様の友人が経営する店で働くからと
攻様宅からの引っ越し話を決定事項として話されて
受様に頼られたいと思っている攻様は
ブチ切れて喧嘩別れしてしまいます。
いつも攻様には何も話してくれない事が
攻様には歯がゆくてやるせなくて哀しいのですが
受様が攻様にだけは話したくない理由があるのです。
攻様の友人でいくつもの飲食店をもつ甘い美貌の俳優
反社との関わりを噂されるモデル会社の社長
東京に出稼ぎにでて戻らなくなった受様の弟
受視点に変わる事で
攻様に見えなかった過去が見えて来て
受様が攻様を一途に慕うだけではいられなかった訳や
受様が弟優先だった理由が明かされく展開は
苦しくて辛くて
どうやったら受様の考えを変えられるのか
攻様は受様と幸せになれるのか全く見えず
受様が攻様の手を取る未来を選ぶまで
ハラハラしながらも一気読みしてしまいました ヾ(≧▽≦)ノ
まさか過ぎる展開でしたが
2人のハピエンまで読めてとても嬉しかったです♪
樋口美沙緒先生×末広マチ先生。こんな素敵なタッグの作品、読むしかない!
電子単話の方は未読で、今回一冊にまとまったことをXで知り、
手に取りました。
で、届いた本を開いて
「二段組…」と愕然(ちょっと敷居が高くて苦手意識が;)、
さらに”俺”という主語に「まさかの一人称!?」とびっくり。
が!!!
読み進めるとそんな最初の驚きなんて屁でもないほど
さらに驚く痛くて辛い展開に、途中言葉を失いました。
以下、本編の重大なネタバレかな?と思う内容を含むレビューとなります。
未読の方、ご注意ください。
遠縁の幼馴染×初恋で両片思い×10年ぶりの再会もので、同居もの。
「恋する食卓」というポップなタイトル、
並んで手を合わせ、今まさに朝食をとろうとする二人のほのぼのイラスト。
そして攻め視点で始まる物語序盤は、ツンツンすぎる攻めの純情が
コミカルに描かれていたのですが。
中盤、ユキ(受け)が何かを隠している?と隼(攻め)が気付き始めてからの
怒涛の展開!!!
もう、読み始めた時には想像すらしていなかったお話だった......
正直なところ、「(全体的に)萌えたか?」と言われると、
萌えたわけではない、、かもしれない。。
ツンデレ(すぎる)攻め・隼と不幸体質すぎる不憫受け・ユキ、
どちらも自分の「どストライク!」というタイプではなく、
とにかくアホすぎどうしようもなさ過ぎるユキの弟・のんちゃんに
腹が立って仕方なくて。
あと、嫁いでいったお姉ちゃん。
何も知らず、ユキとのんちゃん兄弟のことには関わらず、
嫁ぎ先の新しい家庭で最後までのほほんと過ごしているのが...
(巻き込まないことがユキの最大の望みでもあったのだから、
仕方ないよねと理解はできるのですが)
その点、なんか、なんだか、最後までモヤモヤとした思いが残ってしまいました。
ただ、ユキ視点の中盤〜後半にかけての流れは圧巻。
萌えるとかそうじゃないとか、好きとか好みじゃないとか、
そんなことは関係なしに、ただただ物語世界に引き込まれました。
隼視点では見えてこなかった、謎めいたユキの抱えてきた秘密。
その重さに、痛さに、ぐっと胸を抉られました。。
モブヤクザに口で奉仕させられる描写には、吐き気が、、
のんちゃんが大麻栽培に手を出したり、
詐欺の受け子にまで落ちてしまうこと。
それは単純に”自己責任”という一言で片付けられるようなことではなく、
いろんな事情や環境が絡み合っているんですよね。。
弱い部分を持つ人のところには、そこにつけ込もうと悪意ある人物が
近寄ってくる。
守る術や知識を持たない者は、簡単に搾取され蹂躙されてしまう、、
そんな社会の闇の部分をまざまざと突きつけられる、
胸痛むお話でした( ; ; )
ただ、恋愛面でいえば!!
やっとやっとやっと、素直になれた二人のラスト、終盤の光の展開には
涙…!
「俺にはお前が必要だ、って分かっただろ?」とまるで”褒めて褒めて”とでも
言うかのように傷だらけの顔で隼がユキににっこりする場面、大好きです。
たまらないです。。
末広マチ先生のイラスト(突入シーン)をしばらく黙って
じーっと見つめてしまいました。
一緒についてきた特別小冊子には、マチ先生のカラーイラストと
二人のエッチ小話の特別漫画(描き下ろし)が。
本編では少なめだった二人の絡みが、美麗絵でじっくり読めて
甘さを目一杯感じられるのが嬉しかったです☺︎✨
ふきのとう、菜の花、いちご…
二人の食卓に出てくる食べ物、料理がいちいち全て美味しそうで、
夜中に読んでなくて良かった…と思いました笑
これからユキには、心の負担から少しでも解き放たれて、
隼のそばで”幸せ”を心ゆくまで噛み締めて過ごしてほしいー
心からそう願ってやまない、長く辛い展開の末に光の見える、
夜明けの物語でした。
タイトルだけ見ると、ほのぼのホッコリ系のお話かななんて思ってました。
実際、この作品が単話配信されたときに第1話目を購入していて、これは不器用な恋のお話だぞ。しかも好きな相手とプチ同棲かぁ〜…グフフ( ̄∀ ̄)なんて妄想に耽って、続きは一冊にまとまるまで楽しみにとっておこうと思ってました。それが今日です。
……絶句。
めちゃくちゃシリアスだ!!((((;゚Д゚)))))))
そりゃそうか。樋口先生だもの、第1話で作品の全貌が見通せる内容にするわきゃないってか。…とは言っても、あまりにも不憫受けがすぎませんか。あんなに健気に頑張っているユキをイジメすぎでは?
そう言えば私が持ってる樋口先生の作品、みんな不憫受けだったなーなんて後で気付いた私です。
読んでて胸が苦しくなりました。ユキの生い立ちがあんまりで、隼と離れていた10年の間にあったこと全てが不憫すぎる。後半からユキ視点のエピソードになっていて、それがすごく楽しくありません。
生い立ち、家族環境、経済状況、弟のやらかしと行方不明事件に母との永遠の別れ……こうして羅列しているだけでも涙出てきそう。わたし的に滅多にないことですが、間にインターバル挟みながら読みました。
「恋する食卓」のワードから想像できない暗い内容に驚きながらも、この切なく苦しい物語の出口を探しては2人のすれ違う恋心を見届けました。
だけど、ちょいちょい覗かせるユキの不可思議な態度が物語をどんどん不穏な方向へと導かせます。ユキの意図が全く分からなくて、読んでいてすごくモヤモヤ……。何が彼に起きているのか、何を考えているのか、何をしようとしてるのかサッパリでした。
この辺りからシリアス要素が入ってきて、正直2人の恋愛ストーリーどころじゃないじゃん…って感じなんですよね。でもですね、1つだけ良い事があって、あれだけオレ様していた隼のユキへの本気度が露わになったこと。これには隼への評価が爆上がりでした。
隼視点がユキ視点へと変わる頃には、先にも言った"読んでて楽しくない"展開になっているので、ここは耐え時です。ユキにとって苦しい内容ばかりではありますが、でもこの描写に妥協しない作者の樋口先生もすごい。
読んでる最中にはシンドくても、でもこの苦しいユキの不憫な境遇こそが、後に訪れる幸せの架け橋となり、隼との恋の成就にも必要となっていくんですよね。現に、隼のプライドまみれの態度も変化し、しがらみのなくなったユキの本音も聞けました。
ただ……ユキは色々と1人で抱え過ぎ。事情は分かるけど、弟に引け目があるのか甘やかし過ぎだとも思う。姉も蚊帳の外にしてるし、全部自分が自分が…って抱え込まず、それこそ隼に頼れば良いのにって思いました。弟はアホ過ぎて、最後まで好きになれなかったです。
隼は最初スパダリ気取ってたけど、全然スパダリじゃないじゃんって感じでしたが、ユキをがむしゃらに助けに向かう姿は、マジもんのスパダリ(スーパーマンダーリン)でした!
隼の最初と最後の姿の違いは必見ですよ。すごい成長を見せてもらいました♪
あれだけ切なく苦しいシーンを乗り越えた先の、ようやく見たかった2人のあるべき姿には癒されました( ´∀`)
やっとこさ結ばれてキャッホーして喜んでいたら、この作品には実は更にの後日談があって、それがなんとイラストを担当された末広マチ先生の描き下ろし小冊子マンガというのだから、ささささ……最高かよぉ〜〜でした!( ˃̶͈̀∀˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
小説とはまた違う趣きの2人のあまイチャにフォッフォッフォッでした!
2人の作家さんによるこういった特典は初めてでしたのですごく嬉しかったです。
2度オイシイこの作品の世界に最後までたっぷり堪能できて幸せです^ ^