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oyasumi, namidakun
自他ともに認める"しごでき"リーマンの阿知葉と、その仕事相手である佐波とのお話。
表紙でも阿知葉は涙を流しているし、
顔合わせ時に佐波の顔を見るなりボロボロ泣き出したりしているので、
ツラい展開になるのも覚悟しましたが。
ツラい記憶と繋がってはいるけれどもものすごく重たい感じではなかったので
苦しくなることなく読み進められました。
佐波の存在が感情を刺激するスイッチとなって、
涙が出たり引っ込んだり。
どんなシチュエーションでもお構い無しに涙が出てしまうので大変なこともあるけれど、
色々なことを背負いすぎている阿知葉にとって
その時間がなければリセットできないモノがたくさんあったのがわかります。
佐波と過ごしていくうちに少しずつ自分にも
佐波に対しても素直になっていき、
ツラさが和らいでいくのを見ることができて
本当に嬉しかったです。
偶然の再会がこんな素敵なものになるなんて
思いもよらなかったと思いますが
それぞれにとって幸せな結末になってくれて
本当に良かったなと思いました。
なんでもそつなくこなす、しごできリーマンで財閥の次男として生まれた阿知葉。
周囲はみな、「阿知葉」ブランド目当てに寄ってくる人ばかりだ。
ある日、そんな仕事中の阿知葉の前に高校時代の知り合い、佐波が現れ、涙が溢れてしまう。
そう。
なぜか高校時代から阿知葉は、佐波を前にすると無条件に涙が出てしまい、また触れられると止まってしまうという訳の分からないしくみとなっており、、
という、タイトルは受けのことだよね?!! な再会Loveです。
同じ高校というわけでもなかった二人。
このときも出会いは偶然でした。
なぜかいつも、阿知葉が危なっかしくしているところばかりに遭遇する佐波。
佐波はそんな阿知葉を放っておけず、次第にカワイイの感情が芽生えてきたり、、、
また、阿知葉も佐波の前だと素直な感情を出していたソレを、他者からの告白によって佐波への「好き」の気持ちを自覚してしまったり、その佐波が祖母亡き後、安心できる存在だったと知って、、、
家系のネームバリューが本音として煩わしい受けにとって、攻めとの出会いは救済で、そして今も尚、救われ続けているお話だと思いました。
反面、攻めが執着に似た溺愛しているので、執着よりの溺愛が好きな方には、オススメです!
ちなみに攻めの、「人生の転機って必要なタイミングピッタリで~」というセリフに、深い!! そうだね!! と深く頷きまくったまりあげはでした。