「お前は…俺のものなんだからな」

冥婚―花嫁くんは転生前夜― 下

meikon -hanayomekun ha tensei zenya-

冥婚―花嫁くんは転生前夜― 下
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
18
評価数
4
平均
4.5 / 5
神率
75%
著者
さとう 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
彗星社
レーベル
Glanz BL comics
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784434349195

あらすじ

いったんは冥界に残ることを選んだ恵一。
アスモデウスの色々な姿をみて、徐々にほだされかけていた。
しかし、本来の目標は転生。
どうにか転生へ前進したい、そう思った矢先にしっぽが生えてきてしまって…!?
じわじわと冥界での生活にカラダが染まってきていることに焦り、
転生に必要な単位のためにカフェでバイトを始めるが、
そこはとんでもなく不健全なコンセプトでーー!?
【一途な悪魔×不憫な人間】の愛と執着にまみれた冥婚BL、完結!

レビュー投稿数1

絶対転生したい元人間 vs 阻止したい最強悪魔、攻防のゆくえは…

や〜〜下巻も思いきり笑った〜〜!!

体を重ねた翌日尻尾が生え、悪魔になってしまった恵一ー

というところから続く、こちらの下巻。
上巻に続き、転生したい恵一 vsさせたくないアスモデウスという構図の攻防なのですが、
なぜか序盤〜前半は学園色が濃ゆくなり(褒めてます!好きです笑)、
恵一のコンカフェバイトに体育祭に…と賑やかです( ̄▽ ̄)

コンカフェバイトで変な輩に絡まれた恵一のことは助けるのに、
こっそりおつかいに付いていった時には人狼に襲われた恵一を助けることは
しなかったアスモデウス、なぜ!?とは思いましたが…笑(尾けてるのがバレるから?ギリギリまで様子を見ようと思ったのかな)

上巻よりも俺様っぷりが収まり、その分溺愛っぷりが
いろんな言動・表情に現れていて、糖度高めに感じました☺︎

特にコンカフェ輩事件(?)の後の、恵一をぎゅっと抱きしめながらの
「あまり心配させるんじゃない」
「お前は…俺のものなんだからな」と呟いた時の優しい手、表情…

笑って読めるシーンの多いラブコメものですが、
ここはキュン、とときめいたー・:*+.

無事に転生単位なるものを溜め、飛び級で転生可能となった恵一。
そんな恵一をアスモデウスが”お墓”(転生していった悪魔たちの思い出を飾る場)へと連れていくのですが。

派手に飾られた恵一の墓の隣に、ひっそりと建つもう一つのお墓があって…

後に語られる、アスモデウスの”ある覚悟”が切なくて、
思いがけずグッときてしまいました。

ぎゃあぎゃあ言いながらもその愛はしっかり身に感じ、
体も許し…

こんなのもう、身も心もアスモデウスの虜だよね、離れられないよね、と
思ったところでの、土壇場での恵一の叫び。

アスモデウスのプロポーズの言葉、ストレートな求愛にも胸きゅんですが、
その後の恵一の
「もし不幸にしたら すぐに転生してやるからな」

という強気な一言に、ふふっと笑ってしまいました(*´艸`)


欲を言えば…

アスモデウスが恵一を好きになったきっかけ、その執着っぷりに
もう少しエピソードが欲しいな、ちょっと説得力が弱いかな?と思ったりしたものの…

すったもんだあった末の、大団円!
可愛いチビっこ悪魔も一緒の3人の新生活は賑やかで(うるさくて?笑)
楽しそうで、読後は最高にハッピーな気持ちに。

体育祭の時、ちゃんとチビっこ悪魔もハチマキを巻いているのと、
後日”ハチマキ焼け”して白くなってる図が可愛すぎて萌えに萌えた〜〜(๑˃̵ᴗ˂̵)❤︎

最強で最狂で最凶…だけど怖くない、溺愛悪魔との転生攻防。
上下巻通して、思いっきり笑って萌えて楽しめるシリーズでした!✨


★修正:tn白抜き(電子シーモア)

3

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