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hakugetsu no banni
※上巻読んだ人はかならず下巻も読んだほうがいいです!
下巻を読んでわかることがいっぱいありますよ!!!
先祖が妖から得た心臓を継いでいる主人公、ってところで
「どういうこと?」って思ったんですが
この設定がずーーーっといいかんじで効いてくるんですよね。
お互いにうけている影響が強い理由にもなるし、
主人公が相手に抱く気持ちの発端にもなる。
個人的に嬉しかったのは、受けが「妖」(公式には大妖ってなってるけど)なのですが、
しっぽがあること!!!!!
あるいみ異種間BLといえるのかな???
えちえちもかなりボリューミーなのでそういうものを求めている方も満足できるかも?
なんて独創的!
オリジナリティ溢れるファンタジー世界に引き込まれました。
山神の心臓を身に宿す青年・冬春は死ぬ前に心臓を返すために
持ち主に会おうと山へ登りますが、彼の前に現れたのは
美しい妖の嘲風で…。
ツン度高めな嘲風ですが、冬春と過ごすうちに
デレ度が増してゆくのが感じられ、なんだか可愛く見えてきました。
冬春もまた自らの命よりも嘲風に尽くす献身ぶりにぐっときました。
上下巻ということで、この後二人の関係が、死を目前とした冬春が
どう展開してゆくのか、続きが楽しみです。
まずタイトルからして、ドラマティックな出来事が起きそうな予感がしました。
読み始めて、やはりドラマティックだったと確信。
というのも、攻めである冬春の心臓はいわく付きのモノだった。
その心臓もそろそろ限界に近く、持ち主である山神様へ心臓を返しにいく。
が、その山神様は実は妖で、嘲風という美しい大妖怪だった、、、
という、冒頭でした。
そしてなぜ、嘲風の心臓が冬春の心臓に、、、
というと、祖先の冬青が嘲風を騙し、心臓を持っていくと二度と帰ることはなく。
そしてその心臓はやがて、冬春のなかへ取り込まれます。
かつて騙され、心臓を取られた嘲風は、取った男の子孫と再会し、献身的なその姿に妻となれと要求。
攻めももちろん、拒否はせず嬉しそうでした。
ここで読み進めていくと色々疑問が出てきます。
まず、先祖である冬青は、なぜ嘲風の心臓を取ったあと二度と戻らなかったのか。
なにか深いわけがありそうな、、、
また、ある時から冬春が見るようになった嘲風と歩む夢。
これらの疑問を下巻で回収できることを楽しみに、次へ進もうと思います。
上下巻と対になっている、攻めのアップの(上巻は)お表紙のデザインもオシャレで良きでした。
すごくしっかりしたファンタジーだと思います
しかも「「命」や「存在意義」などを問う様な流れがあるので重厚さも感じます
1つの「心臓」を介して繋がる攻めと受けですが、本来「生命」の象徴ともなるような「心臓」なのに、この2人にとってこの「心臓」は互いに埋まらぬ虚無を生みだしていたのが切ないです
そんな2人が出会う事で本来の心臓としての躍動を魅せていく流れがドラマティックに描かれていて惹き込まれます
上巻では割と早めに2人の関係が進みます
気持ちがどこまで伴っているのか?というのは少し不安は残りますが確実に特別な関係となります
その関係が面白く、攻めが受けの妻となる夫婦というカタチになるのはユニークでした
人間と言う寿命がある攻め、だけどその内には受けの心臓が収まっている
種族の違う2人はどんな道を歩むのか?
また、攻めが見続けて囚われている夢と魔族の関係はあるのか?
この辺が読めるのでしょうか?
分からぬ事も多いですが、すごく気になる始まりの上巻でしたので上巻のみの面白さを評価しました
下巻に行ってみようと思います!!
陰陽和合とは、、、
「陰と陽の2つの気(エネルギー)の相互作用によって万物が生成されること、転じて男女の交合を意味」するらしい(Google先生より)
作中の徹底したファンタジー感を損なわない言葉選びが細かいですし、時にお洒落に聞こえます
お洒落過ぎて分からない時もあったのでwチョコチョコ調べたりしつつ読んだ私
きっと少しだけ賢くなった気がします(-д☆)キラン(勘違いw)
おっと、、、前置きが長くなりましたが。。。
登場人物のお洋服や陰陽思考などから察するに中華風ファンタジーの世界観といった所でしょうか?
魔術や幻術、魔気、妖などが不思議ではない世界
攻めの冬春(とうしゅん)は人間ですが彼の一族の先祖の冬青(とうせい)がかつて手に入れた山神様の心臓をその身に宿す訳あり青年
そしていよいよ心臓と体の不具合=死期を感じた冬春はその心臓を在るべき所へ返しに行こうと決心する、、、という所から始まります
1巻は世界観の理解、過去に何があったのか?山神様とは?などを冬春視点で知って行く巻です
すぐにストーリーが分かるタイプというより、読み進めていく事で背景やキャラの心象が積み重なって分かって来るタイプなので1度読んだだけではすぐ理解出来なかったかな?と思います(私の場合…)
実際、今下巻未読でこのレビューを書くまでに3回ほど読んでいますが勿論下巻で明かされる事も踏まえた上であっても上巻の内容を全理解したか?と言えばまだまだかな?とは思いますw
この辺は下巻まで読み、また通しで読むと分かる所もあるかな?って期待しています
そんな状態で1巻のハイライトとしては、、、
攻め視点で進む中での、何百年もその地に留まり続けている受けとなる山神様こと嘲風(ちょうふう)の気持ちを慮る冬春の恋慕の切なさがBL的にはグッと来ます
※嘲風は龍の妖?です
そんな切なさを孕む中で冬春と嘲風がお互いの妖気を安定させて行く為に交わる交合や、奴隷という関係性から始まった2人が夫婦という関係性へ変化していく流れ、更には彼らの穏やかになりつつある日々を脅かす怪しげな影の存在などが差し込まれて上巻を盛り上げています
なかなかに読み応えがあります!!!
攻めの冬春は穏やかで従順な男前、、、優秀な番犬タイプです
受けの嘲風は俺様的ツンデレ美人さん、、、実は??という隠れいじらしささんとお見受けしておりますw
上巻の終わり方がなかなか気になります(゚Д゚;)‼
穏やかな冬春が嘲風への想いを募らせ過ぎて闇堕ちしそうなフラグが立ちまくって終わります、、、‼
上下巻同時刊行に感謝しかない終わりです⸜⸜٩( 'ω' )و //
もう一度上巻を読んでから下巻、行ってみようと思います!!
修正|濡れ場の表現が素敵、、、陰陽和合、交合、情交など、、、♡その凝った言い回しを損なわない素敵な描写なのに、、、白抜きがなぁ。。。すごく勿体ないな、、、(¯―¯٥)