あらすじ
“想うほど体がきらめく宝石になってしまう
御伽噺のような切ない恋の話”
アトリエの仕事がなかなかうまくいかない新人の西夕涼。
憧れの先輩・澄月光に縫製を教えてもらいながら、
彼と距離が縮まらないことを人知れず悩んでいた。
けれど夕涼は、光が宝石病──心の痛みが宝石になる奇病──だと知り、
今までの彼の態度はその秘密のせいだと気づく。
少しでも光の心を守りたいと健気に気遣う夕涼に
光は少しずつ孤独な心を寄せていく。
それでも、光にはどうしても、夕涼を好きになってはいけない
もうひとつの秘密があった……