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dekiai shuuchaku α kun
エロス度★
第1巻。おやおや。子供の頃にうなじを噛んで人生をめちゃくちゃにした相手との再会とは戦々恐々ですね。
ミヒロと柊真が紡ぐ祝福の恋物語・・・開幕。柊真に付き纏うミヒロのストーカーっぷりや執着のヤバさがツボで、自分の人生を歪めたミヒロに振り回される柊真が徐々に純粋な彼の想いに絆されていくツンデレな可愛さがたまりません。
ミヒロと番になっている柊真の身に危険が迫るハラハラ感もありますが、柊真を全力で守るミヒロの姿にキュンとさせられたり、逆に不安定な面のあるミヒロを柊真の存在が支えとなっているのが胸熱です。
溺愛執着攻め好きなので、タイトルがまさにソレな作品が発売されると知れば、もう買うしかないですよねえ(◜ᴗ◝ )ニヨニヨ
しかも、Palcyデイリーランキングで第1位を獲得した作品だそうです!!
ちなみに帯には、「893×ストー○ー×α」となんとも執着攻めラバーには、心躍るワードが3つ並んでますね!!
そして今作では、主人公の柊真(24歳)が独り番という特殊設定のΩです。
独り番とは、αと番契約したものの恋人としてのパートナーにはならなかったΩのことを呼ぶそうです。
柊真は幼き頃、知らない相手に項を噛まれて独り番となっています。
それ以来、柊真のせいで家族は崩壊し、苦労人に。
けれどある日、仕事の途中で893から番相手だと言われ、、、
という冒頭です。
レーベル的にそこまでハードな展開ではないだろうなと思っていたら、攻めの許嫁が出てきたり(男Ω)、組長である父親から受けである番を消されそうになるなど、きな臭くなり、、、
で、攻めのその複雑な生い立ちのおかげで、結果幼き頃の受けの項を噛んで、受けは人生が狂ったわけで。
攻めは、執着溺愛が深まったわけで、、、
とりあえず攻めと攻め父との不穏な空気で1巻は幕を下ろしたので、続きがとても楽しみです。
レーベル的に、あまり生々しいえち描写はありません。
ですので、BLえち少な目がお好きな方にはオススメです。
初読み作家様のオメガバース、タイトル(執着&溺愛!)と試し読みした時の
ダークな感じに惹かれ、拝読しました。
「1」とナンバリングされているように、完結ではなく続きもののお話です。
うーーーん、ちょっと自分の中で途中から「???」とはてなマークが消えない
展開だったような。。
主人公は24歳・リーマンの柊真(受け・Ω)。
子供の頃、名も知らぬ相手(αの子供)にうなじを噛まれ、意図せず番になってしまった過去を持ちます。
病院に行き検査を受ける中で、噛んだ相手が「運命の番」であること、
生涯そのαとしか子供を作れないことが判明し、一族から「いらない子」扱いされ
一家離散で絶縁状態、
母親は病床に伏してしまいます。
さらに自分を噛んだαの正体も分からずじまいで…
「一生許さない」と強い恨みを持ち24歳まで過ごしてきた柊真ですが、
ある日迷い込んだ路地裏でヤクザの抗争を目撃。
なんとか逃げ出したのですが、そこにいた男に「やっと見つけた、番さん」と言われ
追いかけられた上、自分こそが「運命の番」だと言われて…
と続きます。
最初の二人の路地での出会い、そして柊真の不幸な生い立ちには
かなりググッと惹きつけられたのですが。
なんで、「あの時俺を噛んだりしたんだ!」って聞かないの、詰め寄らないの?
というのがかなり疑問で…
一応相手のことを拒否ってはいるんですが、自分を噛んだことを全く問い質さない
柊真に戸惑ってしまいました;
積年の恨みつらみを、これでもか!ってぐらいぶつけてもいいとこだと思うんだけど。。
ヤクザな上に長年自分のことをストーキングしてきたことも分かり、
ゾッとする気持ちは大きいはずなのに、その割にサラッと流されている感じがして、
柊真の気持ちにうまく入り込むことができませんでした。
攻めのミヒロもミヒロで、グイグイ迫りながらも優しさを見せるのはいいんですが、
その前に謝罪と説明責任があるだろー!と思ってしまって;
会いたくても会えない状況になっていたんだな、というのは
攻め視点のエピソードの中から分かるんですが。。
と、腑に落ちない点がぽろぽろ出てきて「うーーん?」と思いながら
最後まで駆け抜けてしまった感じです。
辛口ですみません。。
二人の心が近づく過程(特に柊真が絆される過程)を、もっとじっくり見たかったなと思いました。