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Ignat no hanayome
これは大作の予感がひしひしと伝わってきますね~。
評判の1冊、さすがでした!
受けが可愛すぎたり、ショタぽいとあまり好まないのですが、
そんなのが気にならないくらい前向きに頑張る健気受けでした。
孤独で不憫な境遇だけどナヨナヨする感じではなく、リタ自身に不思議な癒やし雰囲気があり、同じく孤独を抱えるイグナートの気持ちに私達も共感できてしまいます。
なんか温かくてホッとするんだ…。
衣装や小物もセンスが良く、これからリタが自信をつけ成長し花開く様子が見られたらいいなと切に願います。強い子だと思う。
イグナートも大変イケメンかつ、あの身体!めちゃくちゃかっこいいのですが?????水浴びシーンありがとう…眼福です。
孤独を持つ者同士、お互いの存在で温かく幸せに暮らしていけることを祈って…
今後の展開を楽しみに待ちたいと思います。
作画の美麗さ繊細さが画面・紙面一杯に広がって一瞬で虜に、そしてこの世界に取り込まれます
リタの花嫁衣裳のコートの質感やイグナートの鱗などこの世界にマッチしたデザインの全てが美しいです
どのページ、どのコマも息遣いや温度が感じられそうな五感を刺激する作画で埋め尽くされています
そして2人の内にある想いの切なさもまたとても美しく切なく映ります
精巧に作られた飴細工のようにキラキラしているけれど力加減を間違えたらパリっと割れてしまいそうな脆さや儚さを内包しているのが分かります
どうか割れてしまう事がないように・・・
せめて飴が溶け合い甘さだけが残ればいいのに・・・
と願わずにはいられない2人
リタの竜化と竜の子孫への道、そして2人それぞれの孤独の行方
見守りたい事だらけです
続き、じっくり待っています!
それにしても先生の描かれるベリーショート男子の可愛さが堪りません!!
頭をなでりこしたくなりますね(*´ω`*)
人外嫁入りファンタジー。
BL初心者の私には、このキャッチコピーがどういうものか全くわからなかったのですが、作家先生の前作が大好きで今回も購入しました。
お話として奥深く、いわゆるBL要素ではないいろいろなテーマも組み込まれており、読みごたえがすごいです。純粋に物語が面白く大満足の1巻です。
登場するキャラクターもそれぞれに魅力があり、ひとりひとり深掘りされていくなかでさらに思い入れが強くなりそうな予感です。続きが楽しみですし、長く読み続けたい作品です。
エッチなシーンはほぼゼロで、ここはもしかすると好みが別れるかもしれませんが、わたしはむしろそれがいいとさえ感じたました。急がずにゆっくりゆっくり心の交流が描かれて行くことに期待しています!
絵も美しく細部まできれいです。音や温度まで伝わってくるようで五感で楽しめる作品でもあります!
また1作、じっくりと追いかけたい作品に出会えてうれしいです。
架空の世界のいわゆる生贄ものなのだけれど、ファンタジーというよりはお伽話や童話のような雰囲気がある作品。
確かな画力と、冬の静けさや孤独を感じる表現の上手さに魅せられるばかりでした。
ひとコマも読み飛ばしたくなくなるといいますか…
緻密に描き込まれた画が素晴らしく、隅々まで眺めていたくなるような1冊です。
お話の導入的には、大変失礼ながら花嫁ものとしてはスタンダードな導入のように感じました。
しかしながら、そこからの心理描写と孤独を知る2人の心の距離が縮まっていく様子がとても繊細で美しく優しいのです。
あっという間にくっついてしまうのではなくて、深く積もった雪が溶けて春を迎えるように少しずつ心を通わせる。
セリフがないコマや、ちょっとした視線やモノローグだけでも、読んでいるだけで登場人物たちの心情がわかるくらい本当に丁寧に描かれていて好印象でした。
そして、メイン2人だけではなく、リタが密かに憧れていたスヴェンが魅力的なキャラクターに描かれていたことも大きかったのかなと。
どうしても好きになってしまうのがわかるがゆえに、リタの心に巣食うやるせなさや悲しみが深く伝わってくるとともに、イグナートと出会ってからの心情の変化がより印象的になっていたように思います。
イグナート側の過去と心情もまた然りですね。
内面の静かな変化の描写がすごく良かったです。
人にも竜にもなることが出来ない孤独なイグナートと、誰かに必要とされる居場所を探し求めていたリタ。
優しい心を持つ2人が、願わくばいつの日か「むかしむかし…」と語られるような唯一無二の関係になってくれますように。
続刊が今から楽しみです。
村のしきたりで竜の花嫁に選ばれたリタ。竜の花嫁というもののほとんど生贄のような感じでもう村には帰れない。
雪山で遭難しかけたリタをを竜のイグナートが助けます。
誰かの役に立ちたいリタとずっと孤独に過ごしてきたイグナート。イグナートに花嫁は必要ないと言われたけど帰るところはない。
一緒に過ごしているうちにイグナートもリタのこと段々気になってきたみたいで。
もりもより先生の描く美しい絵とファンタジーの世界に生きる2人がとても素敵です。
孤独な二人が出会っていつしかお互いが大事な存在になっていく。
絵もとても綺麗でおとぎ話のような世界がとても素敵です。
今後この二人がどうなっていくのかとても楽しみです。
孤独な魂たちがそっと寄り添って、やっと温もりを感じ始めた1巻でした。
数年に一人の竜の生贄(男女は問わず)に選ばれた「リタ」と、雪山に住む竜「イグナード」。
それぞれが孤独で、自分以外の幸せは祈るけど、自分の幸せには無頓着と言うか、自分は幸せにならないと思っている節すらある。
こんな不器用だけど優しい二人は幸せになっておしまい!と思うわけです。
まだ1巻なのでこの先どうなるかわかりませんが、肝はリタの竜化だと思うので、その辺で胸をギュッとさせて欲しいし、二人の幸せに心をギュンギュンさせて欲しい。
2巻が楽しみです。
作者さん買いしましたが今回も刺さりまくりました。
攻めの龍イグナートはぶっきらぼうではあるが
優しさが滲み出ていてリタを心配したり
ほっとけないところがすごく良い
花嫁(生贄)として送られた受けリタは
後ろ向きなことは一切言わずいつも笑顔で
頑張る姿健気な姿がたまらない。
お互いに切ない過去があり自分の役割を
持ちたいとイグナートのために竜化しようと
頑張るリタ。少しずつ距離が縮まり今後が
どうなるのかすごく楽しみです!!
夜明けBL、ファンタジーBL好きな人には
ぜひ見てもらいたい!!!
絵がとても綺麗でストーリーも面白くて読みやすい。
今回はエロなしなので初心者さんにも
おすすめ出来ると思います。
前作に引き続き、繊細で緻密な筆致の素敵な絵でした。
一コマの描き込み方がすごくて、どれだけ時間をかけて描かれているんだろうと思います。
一コマ一コマが1枚絵のような見応えです。
イグナートの鱗を煎じて飲んだあと、苦しみながらも笑うリタの表情がすごく繊細で。
この表情を生み出すのに時間がかかったんじゃないかなと見入ってしまいました。
あと楽しそうにしている笑顔にも儚さが混ざっていて...素敵です。
読む前はそばかすっ子だ可愛い!と思っていたのですが、私の思っていたそばかすとは違う理由があって。
私は購入した本を読む前に電子の試し読みを読んだんですが、(確かその時は増量していた記憶です)半分以上まで読めていたんだなぁとびっくりしました。
今でもやっているのかな?
まだこの本を手に取っていない方がいらしたら、とにかく試し読みだけでも...!と勧めたいです。
きっとそのまま購入したくなると思います。
イグナートの「死なないようにだけしていればいい」に込められた意味が読んではじめて分かります。
スヴェンはいい男です。
あんなの好きになる。
イグナートとリタ、これからは寄り添いあって寂しくなくなるといいな。
互いに互いを必要としあう幸せな2人になるといいな。(その予感はあります!)
2人が出逢えたことが嬉しいです。
触れるとホロホロと崩れ落ちそうな繊細な絵のタッチから放たれる物語の世界観は、壮大で優美で、時にミステリアス。この儚げな空気感を生み出せる作家さんは、現状もりもより先生しか思いつきません……っっ!!
前作の殺し屋と盲目の青年カップルとはまた違ったジャンルのファンタジーストーリーですが、おんもしろかったです!
とりあえず1巻ということもあり、まだまだストーリーは続きます。竜のイグナートと花嫁のリタとの、心の隙間を埋め合っていくような関係が時に切なく、時にホッコリ。今はまだお互いのことを理解すること、共同生活を安定させていくことがメインなので、BLの動きはちょっと待っといてね状態です。
リタの失恋や、生贄的な花嫁慣習の不条理で残酷な一面、2人がこれまで孤独に生きてきた背景など…心を痛めるシーンが多いですが、彼らの関係が深まっていく理由にも繋がる大事な部分であり、これらがしっかりと描写されているからこそBL部分が映えるってもの。
両者の距離感はまだありますが、期待できるだけのBLの芽生えはしっかりと感じられますで、心に余裕をもって焦らず見届けたいなと思います^ ^
とまあ、ストーリーはまだまだ序盤の段階ですが、それであっても読み応え的にはスゴイのひとこと。内面描写が丁寧で、深部から抉るようなアプローチに何度心が打たれたか知りません。
それに、この物語を最大限に盛り上げるに相応しい画力。思わずホウッとため息が漏れ出そうな圧倒的な絵の暴力に平伏です。
ストーリーを追いながら、線画や陰影や背景、服や装飾品、イグナートの鱗の質感まで手抜かりない1コマ1コマの描き込みを隅々までジッと見てしまうくらい引き込まれました。
……諦めの強いイグナートと、前向きなリタ。
1人ぼっち同士の2人ですが、真逆な性格のコントラストが面白く、時折見せるクスッとなってしまう彼らのほのぼのやりとりが最高に可愛かったです。
竜化の行方、イグナートとリタの恋愛模様などなど、見逃せない展開ばかり。切ない系のストーリーが物語の大半を占めていますが、早く甘いシーンも見たいものです(*´︶`*)♡
もりもより先生の人外ファンタジー。
とっても良かったです!ファンタジー好きには勿論、
読み応えのあるお話を好きな人にはおすすめしたいです!
まず、先生の素晴らしい画力がいかんなく発揮されています。
繊細なタッチが大自然の風景や架空の土地の風俗、
手仕事で作られる民族衣装の描写、本当に魅力的で
その世界に引き込まれます。
また、イグナートの優しさを滲ませながら複雑に葛藤する表情や
寂しさを振り払うようにして健気に笑うリタの可愛らしさは
側に置いて守ってあげたくなるイグナートの気持ちが分かる気がしてきます。
本当に一コマ一コマ丁寧にペンを入れて描かれているのが伝わってきて
触ると破けてしまいそうな繊細な紙に描かれているような気分で
時々、ページを戻って絵を隅々まで眺めたりしながら
じっくりと読み進めました。
そして、それだけに留まらないメッセージ性の高さ。
先生の作品は、話の中で語られるテーマがしっかりとあり
最後までブレずに語られるので、没入感もありながら
読み応えがすごいんです。
今回は、閉鎖的な世界で孤立した2人が
出会ったことで、居場所をお互いのなかにみつけ
そこから本当の意味で自分自身のための生というもの生き直す
そういった姿を通して、大切なものを問うていく物語なんですが
1巻では、2人それぞれの境遇が悲しすぎて、
でも、作中の言葉を借りていうと
悲しみを幾重にも積み重ねた上にできた
2人の優しさに涙が止まらないんです。
これは、実際に読んで全オレで味わっていただきたいです。
一巻完結ではなく、じっくり巻を重ねて語られるというので
とても嬉しいです。ぜひぜひ、読んでみてください。おススメです!!