umeair
takano junsa ha aisarekata ga wakaranai
泉くれは先生の警察ラブコメ新刊、完結巻です。
1巻でトラウマを乗り越え、無事溺愛年下後輩・相馬と結ばれた鷹埜。
そんな甘い一夜を過ごした後、恥ずかしさから布団に隠れて出て来なくなっちゃう鷹埜の姿から始まっています。可愛い…
まさかの”コスプレ”えち、あまあまなのに笑っちゃいました。
警官コスプレじゃ、コスプレになってなーーーい!w
鷹埜の昇任試験準備のため、1ヶ月の禁欲期間はありつつも(相馬くん、よく一影t流も耐えたよね…!)。
二人のエッチ回数・描写も増え、たっぷり楽しめる一冊でした。
で、こちらの2巻ももちろん、攻め・相馬の溺愛が止まらないーーー!!
止まらないどころか、エンジンかけて加速しちゃってます。
そんな相馬に新人女性巡査の後輩ができ、鷹埜がやきもきするシーンがあり。
読者としては相馬の溺愛っぷりが分かっているだけに、
「もーーなんでそんなに心配になっちゃうの」と思わなくもなかったのです。
でも、その後の鷹埜のセリフにハッとさせられました。
「愛されることでどんどん欲張りになる。」と、自分の感じる”怖さ”を正直に吐き出す鷹埜。
”大多数”側ではないこと、またゲイとしての自分が決していわゆる
「モテる」タイプではないことを自覚しているからこそ出てしまう、
ネガティブで弱気な発言。。
それに対する相馬の返しがもう、男前すぎてちょっと惚れなおしてしまったー…!
そう、あとは鷹埜が「愛される覚悟」を決めるだけ、なんですよね。
硬派な鷹埜に対して、男前だけどどこか軽くてチャラく見える相馬だけど、
その愛は真摯で一途で確かなもので…
最高にグッときて胸高鳴る、相馬の返しでした。
この2巻、二人の間に、シリアスな事件や大きなすれ違いは起こらない。
男同士であることの葛藤とか、そういったものを求める方にはきっと物足りないかなとは思うのですが…
自分にとっては、ただただ、相馬の溺愛に溺れる読書時間が楽しく心地よかったです・:*+.
そしてただただ甘々な恋人時間が流れるだけでなく、鷹埜・相馬それぞれが
自分の目標に向かって歩き出し、夢を叶えてるところも最高に痺れる展開でした。
白バイ…運転する側としては恐怖の対象ですが笑、見事交通機動隊の一員となった
鷹埜、より一層精悍な顔つきになっていてカッコ良かったー!
独身寮での蜜月の時期は終わっても、生涯の約束、愛し愛される覚悟を決めた二人の
これからは終わらない。
明るい未来を感じさせてくれるラストに、幸福感いっぱい。
そしてその後の描き下ろしでのまさかの「手錠事件」!!
ハッピーでコミカルで、ニコニコ笑顔になってしまう「お巡りさん」同士のラブストーリー、とてもとても楽しく読み終えました(*´˘`*)♡