黎明卿(禍腐渦狂紳士タッキー)
takano junsa ha aisarekata ga wakaranai
【じゃあ知ってください。自分がそういう対象になるってこと(相馬)】
エロス度★★★★★
第1巻。おやおや。強面で堅物な警察官がイケメン後輩にかわいい顔を引き出されていく溺愛が素晴らしいですね。
相馬と鷹埜が紡ぐ祝福の物語で、お巡りさん同士のお仕事BL要素や職場と寮の部屋も一緒・制服・チャラい後輩&敬語攻めなどに萌えまくりでした。
特に、強面で堅物な鷹埜の可愛いギャップ萌えの数々が最高で、相馬に流されたり意識したりする反応や愛される自信の無い彼が相馬に言葉・快楽で分からせられていく愛がたまりません。
チャラいけれど一途で独占欲が強い相馬の想いがひたすら甘々なのもGOODです。
まさに好みの受けドンピシャで最高です。先生の作品は好きな受けが多いので作家買いだったのですがえろ度や濃厚さも含めて今のところダントツで好きな作品になりました!やっぱり強面警察官受けいいですよね〜♡しかも中身がすごい真面目で顔が怖いって周りから一線引かれてるのに、恋愛になると自分に自信がなくて照れ屋ですぐに真っ赤になって……攻めも同じ警察官なのに過去にはAV男優するほどの軽さと顔がイイということから、組み合わせも良くて2巻も読みましたがそちらはそちらでまた感想書かせてもらいます♡
泉くれは先生の新刊、楽しみにしていました〜
読んでいる途中で気付いたのですが、登場人物みーんな、動物の名前が入ってるんですね(”鷹”埜、相”馬”、先輩の”兎”山)。
そんなところも気付くと楽しい、ワンコ年下攻めの溺愛・甘さを噛み締めるラブコメでした◎
受け・鷹埜の見た目&警察官としての態度と、いざ恋愛!となった時のギャップが
なんともいえない萌えポイント!鷹埜さん、可愛いんだ〜…・:*+.
そんな鷹埜を萎縮させた先輩のセリフ、許し難し。
勇気を振り絞って告白し、切なくも美しい思い出になっていた出来事が、あんなふうに面白がられ吹聴されるなんて、、と、胸の痛くなるシーンでした。
自分なんかが恋されるわけがない、いざエッチをしても惹かれるに違いない、
と怯える鷹埜。
そんな鷹埜にワンコのようにじゃれつき、優しく愛を囁く相馬。
後半に相馬が「こんな面倒くさい恋愛初めてですよ」と言うシーンがあるのですが。
このセリフだけ切り取ると、俺様傲慢攻めみたいに見えちゃうけれど、
本編の流れで読むと、その表情にも言葉にも、愛が溢れてます。
包み込んでくれる年下、良い…!✨
二人の意外な出会いエピソードも、相馬が鷹埜の知らぬところでずっとずっと
鷹埜を追いかけ続けてきていたことが分かり、きゅんとする萌えポイントでした◎
相馬の過去は…現役警察官が元あっち方面の俳優だなんて発覚したりしたら、
法を犯してはいないとはいえ大問題になりそうな気もしますが;
そして、独身寮の部屋でえちなあんなことやこんなことをしていたら、
色々バレちゃうんじゃないの、大丈夫かい、と余計な心配もしちゃったりしましたが;笑
硬派で強面、堅実・実直・真面目路線!の鷹埜の臆病な内面と、
相馬の手によって蕩ける姿とのギャップ、やっぱり可愛くてキュンとします(*´˘`*)
初エッチに至るまでの二人のわちゃわちゃも甘くて可愛い、おまわりさんラブコメの上巻でした◎