人間関係を諦めていた30代―― まっすぐな言葉に心が、揺れる。

年下上司は褒められたい

toshishita joushi ha homeraretai

年下上司は褒められたい
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神18
  • 萌×28
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
131
評価数
29
平均
4.5 / 5
神率
62.1%
著者
みなもやかづき 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
文苑堂
レーベル
.Poika
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784861178016

あらすじ

連載時から大反響、エリート年下上司(28)×元・管理職の年上部下(34)の
『褒め合い』から始まるリーマンBLが待望の単行本化!

30代にして他業種に転職した柏木は、
教育係である年下上司・雨宮との微妙な関係を気がかりにしていたが
うっかり彼を褒めてしまったことで妙に懐かれることになる。

「俺、もともと褒められて伸びるタイプなんですよね」

そんな彼から提案されたのは、まさかの『褒め合い』で!?

丁寧な人物描写が話題の新星・みなもやかづきデビューコミックス。
初回限定版はここでしか読めないラブHを収録した豪華《描き下ろし20P小冊子》付き!

表題作年下上司は褒められたい

エリート年下上司、28歳
元管理職の年上部下、34歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数4

心理描写がっつりの 良きリーマンBL

単話の時にあらすじと表紙を拝見してビビッときて、とても楽しみにしておりました。

ラブコメ風の作品かと勝手に思っていたのですが、かなりしっかり心理描写がされていて、主人公ふたりの心の揺れ動きが伝わってきてとても素晴らしかったです。

自分で考えながら都合のいい展開だとは思いつつ、前の会社の部下の方とも何かしら...呑みに行けるような間柄に戻って欲しいなぁと期待しました。
ふたりとも誠実なので...

初コミックスとのことで次の作品もとても楽しみです。

そして続編を宜しくお願いします!!!

1

こういうちょい年の差リーマンもの待ってました…!!

転職先の上司が年下だった…から始まるお話。
取り繕うのがうまくて本音を上手く曝け出せなくなったリーマンたちの一筋縄ではいかない恋が尊すぎました。

最初は年下で上司で壁を感じさせていた雨宮さんが実は年相応の素直さやぐいぐい押す勢いがある可愛げのあるタイプだったり、余裕があって大人の雰囲気を出していた柏木さんが実は人一倍壁を作って一定以上の距離感を保とうとしていたりというのが徐々にわかっていくストーリーも、恋愛になると急に不器用で臆病で自分の気持ちすら迷子になってしまう柏木さんと勢いつきすぎてしまう雨宮さんのもどかしい恋模様もどちらも最高でした。

個人的に雨宮さんが告白するつもりが一切なかったのに言葉が溢れてしまったシーンとタクシーの駆け引きのような腹の探り合いのようなやり取りがとても好きでした。

描き下ろしや小冊子でえちも見ることができたりと大満足な1冊です!

素直で人懐っこくてここぞという時に攻められる雨宮さんにきっと夢中になってしまうはず…!!

1

2人ともかわいい、ストーリーも最高

年下上司という設定の珍しさに惹かれて読み始めましたが、もう大正解でした!
絵が素敵なのはもちろん、ストーリーが本当によかったです。
褒め合いの中で丁寧に距離を進めていく2人が心に沁みました。
そして2人ともかっこかわいい…!
小冊子の内容も最高です。
オススメの1冊です!

1

褒めの救済

管理職の重さを垣間見るメンズラブでしたね。
即恋愛に直結しないタイプのリーマンもので、
どちらかというと漢惚れのような憧れから入る感じです。

1話目の展開だと
2話目はワンナイトかなーなんて想像してたら、
(個人的な偏見によるイメージです。すみません…;)
そしたらワンナイトはおろか恋愛も中々始まらない!
意外性を感じつつジレジレしながら読みました。

なので打ち解ける過程が丁寧に描かれていると思います。


年上の部下の転職前は同じ管理職。
年下上司の仕事のやりずらさはさもありなん。

なんですが
管理職経験者だからこそ理解が早かったり、
咄嗟のフォローが上手く支えて支えられて。
仕事が出来る者同士の関係性が気持ち良いです。

で。
攻め:年下上司(雨宮)は年上部下と仲良くなりたい。
嫌がられてもおかまいなしで、
ぐいぐいぐいぐいと距離を詰めていくのです。

受け:年上部下(柏木)は仕事上のみ距離を保ちたい。
雨宮にグイグイされると引いてしまうんですね。
愛想笑いも疲れてきて本音を話すようになって。

柏木は落ち着いた大人~って感じなんですが、
雨宮と話す時だけ少しずつ砕けていくのが良き…!
(まさに心の壁が剥がれ落ちてくヤツですねv)

とはいえ道のりは険しかったです。
柏木は実は大きなトラウマを抱えて居るんですね。

傷を見ない振りが出来る大人だから、
蓋をした下でいつまでも傷が残り続ける。

"褒めること"が救済に繋がって、
少しずつラブに発展していくのがグッときました!

柏木は試し読みで見る通りの男性で、
ほんっとうに鉄壁で隙をなかなか見せません。
やっと雨宮と打ち解けても弱さは出しません。

そんな柏木が、、、ですよ?
恋愛を自覚するとホニャっと可愛くなるのが
堪らーーーーーーーーーん!!!(∩´///`∩)

やっと見せた隙がホニャっとした可愛さですよ?
どこに隠してたんだよ、けしからん!!!!!!
(ギャップ大好き~~~~////)

雨宮も年下攻めらしい可愛さがあって良かったです。
ちょっと生意気さもありつつ、
なりふり構わない必死さがありつつ、
感情表現が豊かでシンプルに応援したくなりました。

ちなみに本編ではエッチはほぼナシです…。
初回限定の小冊子ではガッツリしています。
エッチまで見届けたい方は是非初回限定でどうぞ♡

5

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