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器用な君の、不器用なとこ、 俺だけが知ってる。
kimi no koto suki ni naritaku nainoni
鳥羽×青井
繊細かつ可愛らしい絵柄に魅了された。
merorico先生の作品が好きになった。
1ページ目から、高校生のゲイとして差別に直面するリアルな内面の苦悩が胸に突き刺さって、 引き込まれた。
その傷を癒していく恋模様が優しくて、じんわりと胸をキュンとさせる。
男好きというトラウマを抱えつつ青井。
そんな彼が田舎の転校先では、クラスメイトとの関係を築くことさえ恐れ、
そんな青井に手を差し伸べる鳥羽の優しさに、
再び傷つくことへの不安や、好きという感情に揺れ動く心理描写がリアル。
青井は立ち直りが思っていたより早く、切なさは控えめ。
そこからのは、高校生らしい純愛がメイン。
青井にとって、鳥羽は救いであり支え。
好きになる気持ちが純粋で、可愛い。
付き合ってから彼氏(鳥羽)と過ごす楽しい時間の喜びに共感できる。
鳥羽の青井を守ろうとするスパダリ行動が男前で、
鳥羽の存在だけで心強くなる青井、わかる。
途中、少し鳥羽視点で、
青井の壊れやすいデリケートさに惹かれていく鳥羽の気持ちもわかる。
大人しくて大人っぽい青井だが、
恋になりそうなぎこちなさや、
恥ずかしがりながらも想いを伝えようとする10代らしい感情が生々しくて
くて可愛い。
距離感と共に自然と恋へと発展していく様子が心地よくて、
田舎の純ラブシーンが癒しそのもの。
ピュアだけど、思そこまでピュアではない、
エッチになりそうな場面で・・・
結局なしに終わるのが微笑ましくて、まあ、ピュアで良いでしょう。
青井の心をほぐしていくようで、
みずみずしい感情が丁寧に描かれていて、
高校生の恋のきらめきが鮮やかに溢れ、
こっちまで温もりを感じ取れる作品でした。