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むしろ襲ってくれていいんだけど?
isourou douki ni fureraretai
エロス度★★★
おやおや。期間限定の同居生活でお互いに特別な感情が生まれゆくのがエモいですね。
西浦と桃木が紡ぐ祝福の恋物語で、タイプが正反対な組み合わせ・同居といった要素が美味しい作品です。
陽キャな西浦に最初は苦手意識を持っていた桃木でしたが、世話焼きな彼との同居生活や彼の愚痴などを聞いたりして距離が縮まっていき、触り合いをして同期の一線を超えて恋人未満な宙ぶらりんな関係を続けるのがツボでした。
お互いを意識したり、キスをしたい欲が芽生えるのもエモく、攻めの方が襲ってくれてOKなスタンスがGOOD。
まさに、タイトル通りのお話でした。
同期同士。
残業続きで疲れていた桃木が、終電間近で倒れかけたところを助けてくれたのが、会社から家が近い同期の西浦だった。
西浦の家に泊まることとなった桃木。
陽キャで、本心がどこなのかいまひとつ掴めず、苦手意識を持っていた相手だったが、本当にいい奴だと分かって、繁忙期の間だけ同居することに、、、
というお話。
マッサージまでしてもらい反応しちゃって、最後まで致しはしませんが、2人で処理をしたり、、、
はたまた相手の食の好みを無意識に覚えたり、、、
で、間もなく同居期間が終わろうとしたある夜。
いつも以上にアレが盛り上がったわけですが、西浦はこれ以上ヤるのはヤバいよなあ、と自制します。
結果、2人の間には微妙に距離ができてしまい、、
という展開です。
西浦が本当にいいヤツすぎて、まりあげはの同期にもおひとりほしいくださいってなりました。
だからこそ、桃木が最初訝しるのも分かるわけで、、、
でもそこから徐々に特別な感情が育ち、同居が解消されるまで、桃木にとって西浦の存在の偉大さ。
そして、西浦も桃木が居なくなったあとでの寂しさなどを感じた、ワビサビ(使い方間違ってる笑)がほどよくまりあげはの琴線に触れてエモくなりました。
なんていうんですかねえ、、
mimosaさんのこの絶妙なる作品トーン、言葉で表現するの難しいんですけど、めちゃええですよねえ✧
同じ会社に勤めている同期の西浦と桃木。
特に仲が良いわけではなかったふたりが
ひょんなことから期間限定で一緒に住むことになり、ただの同僚から少しずつカタチを変えていくお話でした。
西浦のことを陰キャな自分とは合わないタイプだと感じていた桃木ですが、
一緒にいる時間が増えてこれまで知らなかった部分が見えてくると、苦手意識は消え去ってどんどん距離は近付いていくことになり…
やがて普通の居候ではしないことまでするようになるわけです。
「勃ってるから手伝おっか?」みたいなBLらしいハプニングから始まったふたりの不思議な関係ですが、そこには相手への想いはなく行為自体にも深い意味をもっていないので恋が始まるような雰囲気ではないんですよね。
ずっと後ろめたそうにしている桃木に対して、西浦は何も気にしていないという温度差も気になりつつ、西浦からの誘いが結構唐突で脈絡もなかったので、実は秘めた想いがあったのでは…?という期待は持てました。
でも本当にまっっったくその気はなくて、むしろなんでこんなに桃木のこと構いたくなっちゃうんだろ?みたいになってて…
西浦の言動があまりにも謎すぎて戸惑いしかなかったです。
彼は恋愛初心者というわけではないのだから、せめて桃木よりも先に色々自覚してほしかったなと思いました。
無事に両想いになって良かったけれど…
萌えよりも気になるところのほうに目がいってしまったなぁ。という印象でした。