ないまぜな熱情

naimazena netsujou

ないまぜな熱情
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神31
  • 萌×230
  • 萌29
  • 中立11
  • しゅみじゃない16

146

レビュー数
21
得点
373
評価数
117
平均
3.4 / 5
神率
26.5%
著者
沖田有帆 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
オーバーラップ
レーベル
リキューレコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784824009630

あらすじ

ひとつ屋根の下、知ってしまった蜜の味。

「顔の良い男に抱かれたい」
誰にも言えない欲望を抱える高校生・伊織(いおり)。
最近の悩みは、最も好みの顔である義弟・絢人(あやと)で妄想してオナってしまうこと。
いつ頃からか自分に冷たい態度をとる絢人相手なのに、すれ違う匂い、つたう汗、体格差に、向けられる冷たい視線にさえ感じてしまう始末。
「早く離れないと」そう決意した矢先、自分の部屋に男を連れ込み、抱いている絢人を盗み見てしまい――?
「顔の良い男に抱かれたいんだもんね、オニーチャン?」
オスの顔をした義弟に迫られ、開いてしまう禁断の扉。
家庭内でこじれていく、積年の執着と欲望に隠れた愛の形――。
注目の新星・沖田有帆が描く義兄弟・双執着ラブ――!

表題作ないまぜな熱情

高校1年生、義弟
高校2年生、義兄

同時収録作品ないまぜな熱情

高校1年生

同時収録作品ないまぜな熱情

高校2年生、タトゥーショップバイト
タトゥーショップバイト

同時収録作品ないまぜな熱情

伊織のクラスメイト
高校2年生

同時収録作品ないまぜな熱情

高校3年生
高校3年生

その他の収録作品

  • 描き下ろし「わがままな熱情」

レビュー投稿数21

ハピエンなのかメリバなのか・・・

評価低めですがえちえちな予感で購入。

義理の兄弟、義理の弟に嫌われている、と自覚しながらもその色気にドキドキしちゃう話です。血の繋がりがないので地雷になりにくいキンシンソーカンもの。

暗めに見えながらも、弟への想いを断ち切るために大学は上京してイケメンカレシをつくろうと張り切る意外とアグレッシブなおにーちゃん。もうこの時点でフラグ立ちまくりですよねえ、絶対弟も兄が好き!(世界の約束!

そして、弟の策略によりあれよあれよと言う間にセックスすることになる2人。そのペンギンか・・・!理解

初回からナマナカとかオニか?_(:3 」∠)_ハオ

このままイチャラブハッピーエンドかな?と思ってきたんですが・・・後半にヤンデレきた。スタートは兄から、そこに弟ものっかり、気づいた時には皆病んでいた、と_(:3 」∠)_

こういう共依存的展開、好きな人にはたまらないと思いますが、光属性としては萌えきれなかったです。おにーちゃんの魔性感も、解釈違いかも??

好みが分かれそうな作品です。

0

ブロッコリー!

腐友、激推しの沖田先生。
影響されて買いました。
沖田先生の絵ってこう、クセになるというか。

義理の兄弟もの。攻めがイケメンの弟。
年下攻め好き~♡
義理ってことは連れ子かな?と思いきや、
伊織が公園で拾ってた!!
絢人が抱える本当の家族じゃない葛藤、
自分の気持ちに素直にならない伊織への苛立ち。
伊織は伊織で、弟への想いを持て余し、、、。
ブロッコリーと紫のアネモネと、ペンギンのぬいぐるみがキーでした。
絢人の執着もヤバいけど、受けてたつ伊織もナカナカでした♡w

0

兄弟愛も恋愛も、全部ないまぜにして

執着攻めときいて購入しました
義兄弟ものになります
兄の伊織は顔のいい男が好きで抱かれたいと考えており、そんな彼の弟(血の繋がりはない)の絢斗はめちゃくちゃ顔が良くてタイプ
絢斗はある日を境に伊織に冷たい態度をとっている
そんな状況から始まります

兄弟だからよくない、わがままを言ったらダメだと絢斗から離れようとする伊織
嫌っているように見えて、ちょこちょこ独占欲をだしている絢斗
絢斗の気持ちがわからずハラハラしました

なんだかんだでセフレ関係へ発展した2人ですがすれ違いは続きます

詳細は読んでいただきたいので省きます
ですが、絢斗の思いを知った時めちゃくちゃ泣きました
絢斗にとって伊織のわがままをきくのがどれだけ嬉しかったんだろう
アネモネの花言葉「あなたを信じて待つ」
大切なフレーズになります

エロは標準的、過激なプレイはないかな
それぞれモブ(当て馬)との描写もあるため、苦手な人は注意してください

0

義兄弟の双方向執着愛!!!

単話から追いかけていた作品です!コミックス化おめでとうございます♡

顔の良い男に抱かれたいという欲望を抱えながら、1番身近で誰よりも顔がいい義弟の絢人でオナる伊織。冷たい態度をとられているのにその視線でさえも感じてしまう。兄弟だからこんな感情はおかしいと思っていた矢先、自分の部屋で男を抱く絢人を目撃してしまい、ふたりは家庭内でセフレ関係を結ぶことに……。


伊織視点から始まるストーリーで、最初はなぜ絢人が冷たいのか、冷たい癖に抱く時は優しい手つきで触ってくるのか、色々な隠された謎が散りばめられています。読み進めて行くうちに次第に空いたピースが埋まっていくように絢人のことがわかって、今まで「弟への秘めた気持ち」と思いながら読んでいたものが、一転、たちまち絢人の「伊織に対するとてつもなくでかい感情」を味わうことになります!(最高)
それらの感情を繋ぐものが『アネモネの花』。
今作の表紙や絢人の胸に彫られたタトゥーです。ぜひ!読み終わるまでは花言葉を調べずにいて欲しいです……。
本編ラストは、義兄弟エンドあるある…とも言えるキラキラハピエン!とは別の感情になると思います(このふたりだけの世界…たまらんなぁ)
描き下ろしがこれまた最高です。
やっぱり伊織はお兄ちゃんでわがままで、そんな伊織に求められる絢人が幸せそうでもうこちらはニッコニコ。
アニメイト有償特典付きを購入しましたが、ぜひ!ぜひ!読んで頂きたい……これ読むと急にハピエン臭満々で幸せになれます尊


は〜〜〜〜!!本当に顔がいい!!!!
絢人くんの顔面偏差値が高すぎて、時々見せる上気した顔は幼いところもあってギャップも感じますし……。たまらんなぁ…!

2

好きな作家様だけど本作はハマらなかった

好きな作家様。「先輩、ナカみせて」「PUNKS△TRIANGLE」が特に好きな作品。こちらは試し読みして、超美形の攻めがすごい執着を隠してそうで、兄弟ものも好きなのでワクワクして読んでみました。
ちょっとお値段高めですが、電子で243ページとボリュームあります。

とにかくまずは攻めの絢人のビジュアルが最高に美しい!超美形の美人顔だけど、ガタイがよく色気もあってセクシー♡ 受けの伊織は可愛らしいお顔だけど平凡て感じですね。

血のつながらない義兄弟の絢人(攻)と伊織(受)。自分に冷たい絢人に劣情を抱く伊織は、その気持ちを絢人に見抜かれ、家族でありながらセフレになることになり…というお話。

セフレになってガンガンにエッチしますが、血がつながらないせいか背徳感は少なめに感じました。

ほぼ受け視点で進むのですが、伊織が絢人への気持ちを拗らせすぎてる感じがして、あまり共感できませんでした。
特に子供時代の回想シーン。兄弟になった絢人を誘惑するような態度をとったのに、いざ絢人が告白してきたら、ある想いからそれを拒絶する。伊織なりに絢人のことを考えてのこととはいえ、一人で考えすぎで絢人が気の毒になりました。

2回読んでみたけど、ストーリーが全体的に自分にハマらないというか、心を動かされることがほとんどなくて、淡々と読み進める感じでした。好きな作家様なのに、どうしてこんなにハマらないのかよくわからなくて、読みながら何度も「う〜ん…」と唸ってしまった…。

そういえば、絢人は伊織への気持ちを拗らせて、盗撮や盗聴するんだけど、それ以外ではほぼヤンデレみを感じられないキャラでした。ちょっと残念w

初めは心がすれ違っている二人が、終盤はお互いの気持ちを理解しあってハピエンになる、いいお話だと思うんですが、自分はほとんど萌えを得られませんでした、う〜ん。

ストーリーにはハマらなかったけど、とにかく絢人の顔は美しくて眼福でした♡

あと描き下ろしで保健室でのエッチが描かれるんですが、他作品でも時々あるシチュですけど、保健室で声も抑えずにエッチするって、非現実的すぎません?いつも思うんだよな〜w

「ないまぜ」ってなんだっけ、と調べたら「さまざまな感情が混ざり合っている」ってことですね。確かに「ないまぜ」すぎてハマれなかったのかもしれないなぁ…。

シーモア ライトセーバー(白抜き)修正(真っ白に発光している残念修正。白すぎて形のわからないコマも。せめて形くらいわかるようにしてほしい。はぁ)

3

「ないまぜ」って言葉がホントそれ、

表紙が綺麗だったので割と美しい感じの話かと思っていたら、かなりのドロドロ執着物でした。そしてかなーり拗れていたり歪んでいたり。でも、義理の弟絢人の顔はキレイで、その弟にぐちゃぐちゃにされて泣いている義理の兄伊織の顔も可愛かったです。
絢人も伊織も高校生でお互いに義理の兄弟だけど意識し合ってる様な感じは最初からあるのです。絢人は伊織を気にしているのに何故か意地悪な事を言ったり。伊織は学校で何かと嫌な事を押し付けられたりしていて意志の弱いキャラで過ごしているんです。
そんなある日、家に帰ると伊織の部屋で絢人がセフレを呼んでやってる最中を目撃してしまいます。この場面が嫌だと感じる人も居たかもしれませんが、最後まで読むと絢人は最初から伊織に見せるための作戦だったのだと分かるので、そこまで不快にはおもいませんでした。鍵のかかる部屋なのに鍵かけずに、相手の名前をわざわざイオリって呼びながらやってるって。伊織の部屋でイメトレをしている絢人の執着が怖いーと思いました。セフレの体型や髪も伊織に寄せてましたよね。
そんな事があって、流され易い伊織は絢人に性欲処理のためのセフレの関係を迫られ、承諾するんですが、、その後も絢人は伊織をずっと隠しカメラや盗聴器、GPSなどで監視していた事がどんどん分かってきて…絢人の執着っぷりに恐怖を感じていました。しかし、二人のエチなシーンは絢人が穏やかで優しい顔になったり、伊織も嬉しそうに絢人の顔や体に見蕩れたりしていて。ああ、この二人お互い好きなのに、なんで普段はギスギスしてるのかなと。
そして、絢人が伊織の家族に引き取らた色々が分かって来るのですが。その過去の色々が分かってくると、最初は絢人の人格がちょっと、、と思っていましたが、いや、問題だったの伊織のほうなんじゃん!!って。

詳しくは書きませんが、
ドロドロとした関係性だったけど色々あってラストは二人がずっと一緒に居たいという気持ちを確認出来たのはスッキリしたラストだったと思います。一括りに出来ない様々な面全部好きなんだから、しょうがないよね?めちゃくちゃ好き同士が分かって読んでいる私も安心しました。
ただ、読んでいてどうもこの二人は幼い部分を多く感じました。絢人は伊織の気を引こうとして色々とセフレまで作っていたのが短絡的だと思ったし。それ以上に伊織は絢人を引き取る過程の事を考えると、割と両親に我儘言って育って居たんじゃないかな?と。そして小さい頃の事とはいえ、絢人との約束を忘れていたり、絢人の気持ちに気付くまでが、少し精神的に幼い感じがしたのが、見ていてちょっと残念なキャラでした。
あと一点、ずっと絢人は振られてから伊織を「アンタ」呼びしていたけど、ようやく「伊織」と名前で呼んだ!って思っていたのに、ラストの描きおろしではまた「アンタ」呼びに戻っていたのが?!ずっとそこは「伊織」呼びで良かったのにーと感じました。

1

合いませんでした

好きな作家さんの作品なだけに、期待値が高すぎたのかもしれません。
中立にしたいところなのですが、はたして自分は萌えたのだろうかと考えるとどうかなと、星1.5寄りのこちらの評価になりました。

義兄弟ものも、沖田先生作品も好みのはずなのです。
ただ、どうしてもこれ!という萌えられるものが見つかりませんでした。
2人が義兄弟になったきっかけが序盤の時点でさらりとしか触れられていないからなのか、導入からリズムが良くは読めなかったことと、最後までどちらのキャラクターにもあまり愛着が持てないまま終わってしまったことが大きかったです。

カメラを設置して伊織を監視していたりと、義兄への執着心が強い絢人に一瞬わくわくはしたのです。
しかしながら、2人の過去が見えてくるに連れてなんともいえない読み心地の悪さでいっぱいになり、ごちゃついたストーリーの流れが気になってしまう。
振り回されているようで盛大に人の心を振り回していた伊織への好感度が本を読み進めれば読み進めるほどどんどん下がっていき…
うーん…すごく自分勝手な人物に見えました。
2人が義兄弟になったきっかけも、話の流れも、蓋を開けてみればやや薄口に感じられ非常に残念です。
攻めの泣き顔はかわいらしかったのですが。

なんだかセックスばかりしている2人だったなと感じたまま終わってしまったのが惜しい。
お互いへの執着っぷりに説得力が増すような、もう少し練られたストーリーといつもの綺麗な作画で読みたかった1冊でした。

4

どっちもどっち

沖田有帆先生の作品は商業既刊については前作既読で
そのどれもが作風は違えど甲乙を告げ難い程に大好きでした。

ただ、今作においては前半と後半での感想が大きく分かれてしまいました。


今回のテーマは「義兄弟」。
特段兄弟ものが苦手とかそういうわけでもないのですが、
どうにも気になる部分が多く、なかなか嵌りきれませんでした。


高校生の伊織はある出来事をきっかけに義弟の絢人との関係は険悪に。
けれど、密かに“顔の良い男に抱かれたい”という願望を抱く伊織は
絢人を想いながら自慰に耽ってしまう日々。

ある日、帰宅すると絢人が自分のベッドでセフレとセックスする現場を
目撃してしまい…。

と、正直1話目だけを読んだ印象はドン引き。
兄のベッドでセフレと致してしまう弟。
そして、それを目の当たりにしながら、
怒るでもなく興奮してオ●ニーを始める兄。
→結果、義兄弟でセフレになることに(どうしてそうなった)

え、普通この状況に鉢合わせたら引かない?
しかも、弟はあえて兄に目撃されやすいところで
セフレを兄の身代わりに抱いているし、
兄はその後もシーツも変えずにまたソロプレイ始めちゃうし…
(見えないところで変えたのかな?)

そういう性癖なのか?それなら全く問題はございませんが…。
個人的には弟の行動もそれを受けての兄の反応にも
違和感が拭いきれませんでした。


そんな弟の不可解な行動は2話目で解決されます。
この弟、相当拗らせまくっておりました。
実は過去に一度、伊織に告白するもフラれていた絢人。

伊織も自分を好きなはずなのに、どうして応えてくれないのか?
以来、兄の部屋を隠しカメラで盗撮し、盗聴し、GPSを仕掛け、
兄の全てを監視し始めます。

そして、兄に似たセフレを抱くことで兄に対する性欲を発散させ、
同時にそれを目撃させることで兄の目をもう一度自分に向かせる
というイカれた作戦が上記の1話の顛末だったのでしょう。

そうして伊織はまんまと弟の策略に嵌り、弟とセフレになることを
承諾してしまったのでした。

その日から、始まる二人のセックスライフ。
一度身体を繋げてしまえばもはや二人の性欲は誰にも止められず、
学校であろうと、自宅であろうと、親がすぐそこにいようと、
セックスに次ぐセックス。

口では相変わらずそっけない絢人ですが、兄への執着がダダ漏れです。
対する伊織も一応いけないことをしている自覚はあるので、
それとなく拒む体を見せつつもめっちゃ気持ち良さそう…。

自分を抱いているときだけは触れてくる手が優しい弟。
まだ二人の仲が良く、絢人が自分を慕ってくれていたときのように。

肌を重ねることで少しずつながら関係が変化しつつある二人でしたが、
それでも双方共になかなか素直になれず。

兄だけに異常なまでに執着し「好き」と言われたい一途な弟と、
健全な兄弟になろうとしながら弟に対する欲望に抗えない兄。

弟→→→→→←←←兄と愛情のベクトルに格差がありそうにも見えますが、
実際は無自覚なだけで弟→→→→→←←←←←←←←兄のようにも見えます。
そして、当の本人ができていないだけに厄介。

はじめは兄の行動を監視し続ける弟のヤバさに引いてしまったものの、
むしろ自分から仕掛けたくせに今更まともな兄ぶってフったくせに
その後も弟に思わせぶりな視線を向け続ける兄の方がよほどヤバいのかも。
弟の方が行動原理が一貫している分、余程ピュアに思えてしまいました。
兄弟そろって愛情表現が歪みまくっておる!

後半は伊織が自分の過去の過ちと向き合ったおかげで絢人も素直になり、
二人の歪みが解消されててゆき、純愛路線へ。

フラれてからも伊織への想いを諦めきれずに想い続け、
もう一度伊織を振り向かせようと決心する絢人の一途さよ…。
第一印象は最悪だったけれど、元はこんなにいい子だったんですね。

一方の伊織はその段階になってもまだ絢人への想いを受け容れきれず、
モブ友人に襲われかけたり、絢人との約束をすっぽかしたり、
あ~~~、もどかしいo( >ω<)o"

最後の最後は自分の足で伊織の元に駆けつけた伊織。
そのときの絢人の不安げな、今にも泣きだしそうな表情に胸が締め付けられます!

伊織が“わがまま”を封じてきたのに絢人のためだけれど、
結果的に絢人は伊織からわがままを言われなくなったことが
何より辛かったのか…。

恋人同士になってからは伊織のわがままも解禁されますが、
そんなわがまま一つでとても嬉しそうに微笑み、
全力で叶えてあげようとする姿に愛おしさが溢れました。
結局、振り回されていたのは伊織ではなく、絢人だったのかな。

1話目を読み終えたときにはページをめくる手が一瞬止まりましたが、
最後まで読み通してよかった。
描き下ろしでは登場時とはもはや別人級の絢人のかわいい表情が
拝めちゃいます♪

0

ドドドド執着な義弟にぐちゃぐちゃにされる義兄

おもしろい設定ではありましたがもっと細かい設定を深堀って深みが出せそうな部分もあり、物足りなさを感じました。たぶん1冊にまとめるほうがもったいない。上下巻とかに分けてもう少し堪能したかったな。胸にタトゥーを入れた意味や金髪にした理由、ただの拗らせでまとめてしまうにはもったいない。その紆余曲折が見たいんだ!!(でももしかしたら庭で番外編とか出すかもで敢えてカットしてるかも?と期待したり)

2人が幼い時の義兄弟になったところや、そこからあやと(攻)が色々と拗らせてしまった回想シーンはドラマ性があってすごく良かった。

にしても沖田先生筆が早い。短いスパンでめちゃめちゃおもしろくてハズレの無いお話をたくさん描かれるのでホントすごい。頭の中見てみたい。大尊敬。

0

〝わがまま〟を封じたその果てに

【アンタが、セックスの、相手。 してくれんの? おにーちゃん(絢人)】

エロス度★★★★★★

おやおや、義弟の顔良・・・!義兄がめちゃくちゃエッ・・・!な要素が素晴らしい。

長年の執着・恋心を拗らせた義弟・絢人と顔が良い男に抱かれたい義兄・伊織が紡ぐ祝福の物語で、義兄弟・身長と体格差などの要素に萌え、ひとつ屋根の下で繰り広げられる双方の執着愛が背徳的でグッときました。

義兄弟の一線を越えてセフレになる関係とこの先が見えない関係にハラハラしましたが、伊織が見ないようにしていた過去を受け入れることで2人の関係に光が見えはじめるのが尊い。

特に、終盤の展開はキュンが止まらなくて悶死でした。

2

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