修羅場のワンサイドラブ

shuraba no one side love

修羅場のワンサイドラブ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神68
  • 萌×239
  • 萌13
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

85

レビュー数
19
得点
537
評価数
122
平均
4.4 / 5
神率
55.7%
著者
藤倉レモン 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
シュークリーム
レーベル
from RED
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784910526669

あらすじ

漫画編集者の穂波瑛二は、
幼なじみで担当作家の三島楓からの
執着を知らない。

三島は大ヒット作を持ちつつも、
担当・穂波が週3で通わないと
原稿が上がらない作家。
そしてプライベートでも
なぜか頻繁に彼女にフラれては
「慰めて」と甘えてくる。

穂波は彼女のかわりに
デートめいた遊びに付き合ってきたが
時おり、眠る自分の唇や肌が
三島にひっそりとねぶられていることを知らない。

――そう、穂波は幼なじみからの
甘くて重い執着に
まったく、気づいていないのである…!

表題作修羅場のワンサイドラブ

漫画家
編集者,三島の担当で幼馴染

レビュー投稿数19

拗らせ最高!

漫画編集者の穂波瑛二は幼馴染である人気作家三島楓の担当をしている。三島は穂波が週3で通って世話をやかないと原稿があがらないのだけど、スキンシップが激しくいつも距離感がバグっていて…。実は出会った頃からずっと瑛二が好きで、眠る瑛二の肌や唇に密かに触れている楓。19年間の拗らせまくった愛情と執着がそれは切ない。
このまま傍にいられれば良かったのに鈍すぎる瑛二との関係の均衡が崩れて、我慢するのを止めた楓の攻めに瑛二は…!
楓への気持ちに気づいてしまった瑛二の、戸惑いながらも楓を求めていくところが良き。長年の恋の成就に拍手〜♪

0

ビジュヨシ!ストーリーヨシ!文句ナシ!

三度のメシより執着攻めがスキー!
大変に満たして頂きました…!えっ…最高なのでは!?
藤倉レモン先生、はじめましてでございます。

幼馴染の漫画家と編集者。
ほうほう。BL界隈では、わりと良くお見かけする関係ですな…と
思いつつ…。どう料理してくださるのかワクワク!

イイ感じに鈍感&天然な、編集者の瑛二。
さわやかイケメンで、物腰やわらけえ~人から好かれそう~
なにより、楓に対してのママみがヤバイ~!

漫画家の楓、黒髪天パでめっちゃイケメン。
ガタイ良。見た目だけで言えば、天が二物与えた系。
大きなワンコ感で初手から瑛二に絡む絡む!
距離感バグってる!いいぞもっとください!

なんじゃかんじゃ言い訳しながら
瑛二と接点を持とうとする楓の努力笑
ほんとは原稿自力で上げられるのに、
できないふりして瑛二にお世話してもらったり~
彼女と別れて行けなくなった~と映画に誘ったり~
(そのためだけに存在していた元カノたちにそっと合掌…)
いちいちカワイイんですが?

楓→瑛士への想いは溢れすぎており、
もう告っちゃえ~と思うものの、19年の年月の重み…。
これで切れちゃったらどうにもならないため、
なかなか言葉で伝えられずモダつくー!

楓がくっつきまくっても
「あいつ、昔からそういうやつだよな」で、流していく瑛士!
ある意味スゲー!
(途中からさすがにおかしいとこちらもモダつきます笑)

瑛士が激ニブなので、お邪魔しつつ役に立ちつつ、
動かしてくれるのはアシスタントの吉田君です。
吉田君、あえて?空気まったく読んでいかないところが良笑

自分の告白で2人の関係を壊してしまった…と落ち込む楓のもとへ
バーン!と帰ってくる瑛士の見開き、とっても素敵でした。
幸せになれよ!!!ワタシの中の柳沢慎吾が親指を立てます。

2人の肉体、ほどよい筋肉、ほどよい体格差で目に優しい…。
気持ちが通じ合った2人はそのままエッチになだれ込みますが、
バックから指を挿れているシーンが大変にエチチチすぎて
目を閉じ万感の思いを込めてスタオベ。素晴らしい~!

TLでご活躍なさっておられる作家さんということもあると思いますが、
1巻完結の漫画作品としてのまとまり、作画の美しさは文句ナシでした!
あまりにもパーフェクトなので、ワタシの中では
「BL読んでみたいけど何がイイかな~?」と小耳にはさんだ瞬間に
スッと渡したい作品ナンバーワンに輝いております!

藤倉レモン先生、素敵な作品をありがとうございました~!

2

ど執着!激オモ攻め!?

19年間片想いしてたってこと!?で照れる瑛ちゃんのお顔がすごく可愛くて、こちらがドキッとしました。初コミックだそうですが、初とは思えないほど感情描写が丁寧ですごくこちらまでドキドキさせられました!瑛ちゃんが楓を意識して受け入れるまでの葛藤?過程がすごくドキドキソワっとしました。おそらく熱で寝込んでいる時に夢精をしていて、そこで楓のことをちゃんとそういう相手として認識できたのかな?
19年間の片想いが実ってよかったです。仕事では離れ離れになってしまった2人ですが、これからどう過ごしていくのかとても楽しみです!!!ぜひ!ぜひぜひ続編で恋人になって2人を見たいです!!出版社の偉い人!お願いします!!!!!

電子書籍で購入したのですが、アニメイト特典の小冊子が気になります。こちらのレーベルは少し待てば小冊子も電子書籍になるので少し待つか迷います。

1

攻めが押せ押せで見ていて爽快

 幼馴染同士が今は漫画家と担当編集として一緒に仕事をしているのって夢がありますね。楓の序盤から結構過激な瑛二へのアタックはすごかったですね(笑)。BL作品だと漫画家キャラは自信がなさそうな隠キャっぽく描かれることが多いように思いますが、彼の場合は一体どこでそんな手管を覚えた?と聞きたくなるほど、普段のスキンシップもそこから流れるように移行する性的な触り方も躊躇が一切なく、自信に満ち溢れています。ワンコ感がなくて、やっぱりこういう攻め好きだなぁと思いました。ただ、言い回しや瑛二の感じ方がベタなエロ漫画っぽかったので、楓の迫り方はこの勢いのままで、もう少しそこが抑えられていたらより好みだったなと思いました。

1

ド執着ヘタレ×ド鈍チョロイン

藤倉先生初のBLデビュー作品です。
とはいえ、ずっとTL作品を描かれてきたということもあり、
既に絵が出来上がりすぎていて、その絵面の美しさに惹かれました。

人気漫画家の楓と担当編集の瑛二は幼馴染みであり仕事上のパートナー。
子供の頃に出会った瞬間から瑛二に想いを寄せてきた楓ですが、
その一途な愛は成長するにつれて執着に変わり、激重愛ダダ漏れな楓。

その片思い歴、19年!
一途にも程がありすぎて、ちょっと泣けてくる…。

けれど、当の瑛二はそんな楓の想いにちっとも気付かず、
幼馴染み兼担当編集としてせっせと楓の世話を焼く日々を送っていましたが、
ある日、不機嫌な楓から突如キスをされてしまい…。


いや、瑛二、鈍すぎるだろう。。。?
楓の執着ぶりも大概ですが、こんなに常日頃から距離感バグりまくって
ベタベタと纏わりつかれてそれでも気付かないって…瑛二、罪深すぎんか?

一方の楓も執着を隠しもしないくせに、
いざ想いを伝えるとなると今の関係が壊れることを恐れたりと意外にヘタレ。
普段は瑛二に甘えたい放題、やりたい放題で
瑛二が寝ている間に手を出しまくりと腹黒な一面もあるくせに、
告白からは逃げてたり、これだけ瑛二に執着してきたくせに
フラれるかもしれないとなったら自分からさっさと身を引いたり、
真正面から向き合うことは怖いってなんだか大きな図体をして臆病って
ギャップがかわいいなって。

瑛二の無自覚からの告白後の絆され転換が少々チョロすぎる気もしましたが、
思い返してみれば楓と過ごした思い出のあちこちで愛が溢れていることに
気付いたんだろうな…。
結構後半まで楓の一方通行だっただけに、両想い後のあまあまはご褒美でした♪

1

執着攻め×鈍感受け!でも真っ直ぐです!

執着攻めという情報を聞いて購入しました
さてさて19年ものの執着とやら、見せてもらいましょう……(・∀・)

めっちゃよかったです〜!!!!
個人的にポイント高いのは受けがめちゃくちゃ鈍感なところ!
あれだけのアプローチを受けてて気づかないのは本物です
また執着攻めあるあるですが、受け以外には基本塩なの良いですよね○
あと受けに拒絶されると生活もダメダメになっちゃうのも最高です……!

最後までしてはいないけど、寝込みを襲う描写ありです

執着攻めではあるけど、そこまで闇は感じないのが、ちょっとだけ物足りなかったかな……
でも、これは私の性癖ですね^^;

「会った時からずっと好きな人だよ」
真っ直ぐに想いを口にするのは大事ですね
ギュッとなりました

エロはそこまで多くなく標準的です
内容も過激さは無いですね
執着攻めのなかでも読みやすい部類かなと思います

3

拗らせ執着漫画家×鈍感世話焼き担当編集の幼馴染BL

漫画と担当編集でありながら幼馴染でもあるという公私ともに切っても切れない縁がある関係性、最高でした。

何よりこの漫画家。まじで侮れない。
超売れっ子漫画家でありイケメンである一方、編集の穂波がいないと仕事も生活もままならないだらしないやつという印象をつけておきながら、実はめっっちゃくちゃ策士で穂波を虎視眈々と狙い開発を進めてしまうという長年の思いを拗らせすぎてしまってる厄介攻めというオチ。
対する穂波は穂波であの手この手で実は責められていても全く気づかずキスをされてようやく意識し始めるという鈍感さ。
そんなふうに拗れてしまった2人がどんな結末を迎えるのかと思っていましたが、拗れたからこその真っ当で真っ直ぐな楓の告白、刺さりました。

スピード感もあってあっという間に引き込まれてしまった1冊でした!

2

執着という名の純愛

小学生の時から友達同士の二人が、恋仲になっていくお話です。
イケメン売れっ子漫画家の攻めx有能な編集者の受け。

攻めの三島は、受けの瑛二と小学生の時に出会ってから19年間、ずーーーーーっと瑛二のことが好き。
好き過ぎて距離感バグってるし、カモフラ彼女作っては瑛二を誘う口実に別れるし、ナチュラルにほっぺにチューするし・・・。
もはや、『どこまでやったら好きって気付くかな?』というチキンレースをやっているかのような三島。
三島の、瑛二への甘えっぷり・構いっぷりは、友達へのそれじゃないんですよ、どう見ても。

いやどっかおかしくない!?
普通(あれ・・・なんか距離感おかしいなコイツ・・・)って思わない!?
って読者的には思うんですけど、何ら疑問を持たない瑛二も大概なわけです。笑

いくつかのすれ違いや誤解を経て、二転三転して気持ちが通じ合うわけですが、両想いになってからは瑛二の恋の熱量が三島のそれに近付きつつあるなぁと感じられる描かれ方で、幸せいっぱいな気持ちで読み終えられるのが嬉しい。

19年ずーーーっと瑛二を好きで、瑛二が寝てる間にあれこれムタイを働いたりしていたくせに、いざ振られるかも・・・な現実に直面すると、弱気な顔を覗かせる三島も人間くさくて良かった。

藤倉レモン先生、人生初の単行本とのことですが、初めてでこの完成度の高さはお見事です!
テンポ良いし、絵が上手いし、イケメン設定のキャラのビジュアルがしっかりイケメンだし。
恋人同士になってからのエピソードがもっと読みたくなる作品でした。

3

攻めの長〜いド執着が良き♡ 幼馴染BL

こちら初コミックスですね。
連載中から拝読していました。(以下少々ネタバレあります)

売れっ子漫画家の楓(攻)と、その担当編集の瑛二(受)、19年来の幼馴染でもある二人のラブストーリー。

初っ端から楓が瑛二への距離感がおかしい。めっちゃベタベタしてるw
しかも彼女に振られたからと、友達同士が映画館のカップルシートで…あらら〜。
序盤から楓の重た〜い執着を予感させます、ワクワク♪

キャラデザ好きです。特に楓。普段はもっさりしてるのに、舞台挨拶でビシッとスーツ着用して、ガタイのいい長身イケメンに変身!カッコいいわ〜。
あと楓が瑛二に欲情して迫るシーンは、雄みがあって大変良きです。瑛二が楓に比べると細っそりで、体格差もいいですね。

楓が眠っている瑛にエッチなことを。エッロいな〜。しかし楓がこんなにベタベタしてくるのに、瑛二も楓の気持ちに気づかないとは、鈍チンだな〜w

瑛二は楓に構いすぎを自覚して少し距離を置くように。そんな中、楓は女性といる瑛二と遭遇!「我慢しないよ」と暴走し始めちゃう。キスシーンがまたエッチだな〜。楓、瑛二一筋のはずなのに、なんでこんな上手いのw 元カノとやることはやってたのかな?

楓がグイグイ瑛二に迫って触ってくるんだけど、気持ちは伝えないから瑛二も困惑。好きって言わずにエッチなことしちゃうのは悪手だぞ〜、体目当てみたいじゃない。

瑛は混乱した気持ちのまま風邪でダウン。なのに楓に襲われちゃった!?またまた濡れ場がエッロ〜い!と思ったら…w

楓が描けなくなったシーンはちょっと違和感。2ヶ月も休載してるのに、楓や出版社は何してたの?この展開は少々う〜ん?でした。

ちょっとストーリーが自分には物足りない印象でした。終盤は特に呆気ないと言うか。もう少し展開にひねりが欲しかったような。女性の正体なんてすぐわかっちゃったし。
でも攻めの長ーーい執着や色気、濡れ場の楓のねちっこさや瑛二の可愛さなどは良かったです。

絵柄が綺麗ですし、濡れ場の色気も好きです。
今後の作品も期待しています!

電子 ライトセーバー(白抜き)修正で真っ白に発光、残念!

1

がっちりホールドな執着心

帯にどーんと書かれた「19年間の執着」という言葉に惹かれ購入。

後ろからがっちりホールドしている表紙がすべてを物語っている感がありますが(笑)
楓の執着と鈍感な瑛ちゃんのやり取り、本当に面白かった〜
そして。「ハイスペ甘えん坊作家」通りの楓がすごく良かったです…!
帯に書かれている言葉に強く惹かれた作品だったなーと感じました。

漫画を描くことが大好きな楓ですが、それと同じくらいの熱量で瑛ちゃんのことを想っているのはどの場面からも伝わるのに。
なぜか瑛ちゃんは気付かないんですよねぇ…。
だからこそこんなに世話を焼くこともできたのだと思いますが、どこまでも「友達&担当」目線な瑛ちゃんにはヤキモキさせられました。

気付かないのをいいことにアレコレしてきた楓だけど、誰にも取られたくないくらいに好きな気持ちは本物で。
自分のほうを向かせるために一直線にぶつかっていくその振る舞いは自分勝手でもあるけれど、
そうしたことでようやく瑛ちゃんに想いが伝わり
無事にカタチを変えることができて一安心。
想像以上に甘ーいところに着地してくれニヤニヤしてしまいました(笑)

すごい執着心なのに恐ろしさが見えないので、ずっと楽しい気持ちのまま読めた作品でした。

1

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