条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
tsumugu koufukuron jiei × omi sakuhinshuu
本作は崎谷はるひ先生の幻冬舎コミックスルチル文庫刊行
「慈英&臣シリーズ」の番外編を収録した短編集です。
19年にファンブック「彩月―極楽鳥花―」が発刊されて以来
作品集として「はるならい」「薬指にたどりつくまで」と
番外小説の再録集が続いていますが
今回は「慈英&臣シリーズ」の5組の恋人たちのお話
22編を収録した豪華な1冊になります。
今回も自立するほど厚いので読み応えたっぷりです♡
コミコミ通販愛用者かつ同人誌は入手済みなので
ほぼ既読作でしたがラブラブ作はいつ読んでも楽しいです。
タイトル作になっている「つむぐ幸福論」を
少しご紹介します。
臣は長年放置していた自宅の片づけのため
公休を申請して何とか連休をもぎ取り
片づけと大掃除に勤しむことになります。
話を聞いた上司の娘は大雑把すぎる臣の片づけ方に
攻様のものは注意して扱うようにと言われてしまいます。
長く米国を拠点にして活動している攻様は
今や世界的なアーテイストであり
彼女は何気なく攻様がくれた絵の価格を知って
腰を抜かしたといいます。
受様は攻様が描き終えると興味を無くす事を知っているし
攻様のエージェントの打ち出す戦略は
本来の攻様の姿でない事も多々あります。
そんな中で受様が着任当時の話へと流れていき
本編では語られなかった出来事へと続いていき
新たな未来へと繋がっていくお話でした。
2人がまたともにいる日々を長編で読める日を
楽しみにしています (^-^)/
収録作の初出は下記の通りとなります。
「三人寄れば腐れ縁」ルチル10周年記念小冊子
「小姑一人は鬼千匹に当たる」ルチル11周年記念小冊子
「叱られるのも愛ゆえに」コミコミスタジオ特典
「なべて世はこともなし」ルチル14周年記念小冊子
「気付くよりも先に、恋が」コミコミスタジオ特典
「ショートストーリーズ」
・本日はラスボスのお日柄も良く コミコミスタジオ特典
・配信者とか言ってもそんな簡単に収益とかでないわけで アニメイト特典
・いまだけ、ぜんぶ 個人企画
・あなたへの距離 同人誌
・はじめてとはじめまして 同人誌
・本命チョコというものをもらってしまったわけだが 同人誌
「彩月」掲載作再々録
・つめきり
・そらを見つめるように
・かたくなな唇
・夢かうつつか、危うさか
・ストレリチア・レギネ
「逢魔が時の慈英さん」同人誌
「デジタルネットは時差十四時間の距離を埋めるか」同人誌
・デジタルネットは時差十四時間の距離を埋めるか
・刑事は深夜にタヌキとクマに絡まれる
・ラノベ作家は年末進行で夢も見ない
「やさしいひとほど容赦がない」書き下ろし
崎谷先生の慈英×臣シリーズ、第1巻とスピンオフ3作しかちゃんと読めていないのですが、
こちらそんな私でもいろんな人間関係の繋がりが見えてきて興味深く、
スピンオフシリーズをよいしょ、よいしょとカートに入れる結果となりました( ̄∀ ̄)
シリーズ5組のカプを全て知っている方には、もうたまらなくキュンとする
作品集ではないでしょうか。
自分のようにシリーズ初心者でもおおいに楽しんで読めましたが、知っているカプが多ければ多いほど深く味わえる一冊だろうなあと。
以下、印象に残ったタイトルのものについて、簡単に感想を。
===================
◆なべて世はこともなし(佐藤×伊吹)
伊吹がプライベートで訪れたライブハウスで、偶然碧と出会ってしまう話。
その話を後日朱斗から聞いて、焼きもち…とまではいかないまでも、複雑な心境を垣間見せる佐藤くん、いい(。-∀-)
というか、碧の傲慢さ、上から目線レベルが想像よりもすごくて伊吹より読んでる私の方がカチンと来ました笑
朱斗くん、どういう経緯でこの人と付き合うことになったの…?
佐藤も入れた同級生三人組の関係性、気になる。
伊吹が元タチ?なのかな?というところにも興味を惹かれ、この佐藤×伊吹のスピンオフ、
最初からしっかり読もうとカートにインしました。
◆気づくよりもさきに、恋が(灰汁島×イサ)
受けの若手俳優・イサくん視点のお話。
対談企画での、灰汁島との初めての出会いの日をイサくん視点で振り返っているのですが、
もうその時から完璧に一目惚れだし、独占欲までむくむくと生まれちゃってるのが
なんとも言えずむず痒くて胸キュン。
以下、ショートストーリーズの中で印象に残ったものの感想を一言(では収まらないかも;)。↓
◆本日はラスボスのお日柄もよく(灰汁島×イサ、早坂)
照映のことを「旦那」と言う早坂さんの言葉に愛を感じる〜!
パートナーシップ、そして指輪完成おめでとう✨
灰汁島とイサくんメインの話(のはず)なんですが、序盤の早坂さんのおめでたい話にほっこり、
嬉しくなりました◎
◆本名チョコというものをもらってしまったわけだが(灰汁島×イサ)
チョコレートのようにあまーーい!
バレンタイン、人生で初めて「本名チョコ」をもらった灰汁島視点のお話。
イサくんがお店のチョコを渡すんですが、こっそり中に一つだけ手作りチョコを潜ませてるのも
とんでもなく可愛いし、それに気付いちゃう灰汁島ー…!!成長したなあ…と、謎の親目線になって
うんうん頷いてしまうお話でした❤︎
◆つめきり(慈英×臣)
やーもう、付き合って4年のカップルですか!?これが!?と思うほど、臣にあまあま、
溺愛っぷりを見せつけてくれる年下彼氏・慈映!
臣の爪切りをする描写に最高に萌えた…!
大切な人の中に入る指だから、自分の爪はいつも綺麗に整えてるんだよね✨
それに今さら気付いて真っ赤になる臣も、可愛すぎました…ごちそうさまっ…!!!
◆かたくなな唇(照映×早坂未紘)
なんと〜!早坂さん、19歳!!!灰汁島の担当者としての姿しか知らなかったため、
新鮮すぎてびっくりしました(°_°)熱血ミッフィー、そして方言のミッフィー、いい!!
そうか〜照映のジュエリー工房でバイトしてた過去があるのかー、と、
シリーズスピンオフをまたカートにインしました。止まらない物欲。。
◆デジタル〜(慈英×臣)
アメリカと日本、遠距離の二人のテレフォンセックス。甘くて甘くて最高でした…
◆つむぐ幸福論(表題作)
臣&上司である堺の娘・和恵が、思い出話をしながら臣の自宅で片付けをするお話。駐在所時代、変な風に髪を切られた臣を見た慈英の反応が笑える(*´艸`)
髪を切り、目を閉じた臣にそとキスする慈英から伝わる愛が、温かい・:*+.
そして、和恵が見せてくれた古ぼけたキーホルダー!! 臣が初任給で堺に贈ったものを、今も大切に使っている堺さん。。
じーんと心に沁みて、胸が熱くなって、ちょっと泣きそうになってしまった( ; ; )
===================
表題作の「つむぐ幸福論」、その名の通りやっとやっと一緒に暮らせることになった
二人の、「幸福の道」のお話でした✨
これから少しずつ、シリーズを読み進めていこうと思います。
そしてまた振り返りの時に、こちらの作品集に戻ってきたいな。
そんなふうに思える、素敵な一冊でした☺︎
待望の慈英×臣の新刊、作品集です。
過去の作品の特典SSや、同人誌、記念本の中のお話の詰め合わせと、書き下ろしの慈英と臣のお話です。
なかなか読むことのできなかった特典などのSSもまとめて下さり、ファンとしてはありがとうございますの一言、内容も本当に良くて大満足です。
楽しみに待っていた慈英と臣の今後につながるお話が読めて、もうそれだけでも感無量です!しかも先が楽しみすぎる…!
個人的には「ストレリチアレギネ」が、めちゃくちゃ好きなお話なので、ぜひともたくさんの人に読んでもらいたい…!これは慈英と臣の話。ほかのスピンオフCPのお話も全CP入ってるのでどのCPのファンにもおすすめですー!