ミステリ作家は恋愛小説がお嫌い

misuterisakka ha renaishousetsu ga okirai

ミステリ作家は恋愛小説がお嫌い
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神7
  • 萌×22
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
2
得点
50
評価数
13
平均
4 / 5
神率
53.8%
著者
鳴海はこ(しかくいはこ) 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784199610066

あらすじ

人気シリーズがマンネリ化と揶揄され、スランプ中のミステリ作家・椎名(しいな)。ショックで引き籠る中、現れたのは新しい担当編集・藤(ふじ)だ。シリーズの大ファンという藤がマンネリ打破で提案したテーマは恋愛!! 恋愛なんてくだらない――そう拒絶しても藤は「書いてくれるなら何でもします!」と諦めない。苛立ち募っていると、突然押し倒されて!?

表題作ミステリ作家は恋愛小説がお嫌い

新担当編集
ミステリー説家

レビュー投稿数2

攻防戦

ミステリ作家の椎名と彼の担当編集・藤とのお話。

BLの世界の作家さんって"変わり者が多い"というイメージなんですが、椎名はそれを裏切らないキャラでした。
でも藤も変わっているというか圧強めな感じなので、椎名の変人っぽさが変に際立つことはなかった気がしました。

椎名が生み出した作品は大ヒットシリーズとなったけれども、徐々に物語はマンネリ化。
そこで恋愛要素を取り入れることを提案した藤と、それを頑なに拒否する椎名との攻防が繰り広げられるのだけど、
なぜそこまで"恋愛"を避けるのか?というのを探っていく間に、ふたりの気持ちも変化していくことになるわけです。

わりと早い段階で身体の関係を持つふたりですが、お互いに恋愛感情は無くて虚しいやり取りにも思えましたが。
少しずつ惹かれていく様子がわかってくるとふたりの絡みもより甘く感じられました。
そして過去の悲しい出来事を乗り越えて、藤のことを好きになった椎名の姿を見ることができたのも嬉しかったです。

ただ編集長や藤が椎名を雑に扱ってない…?みたいな言動が気になってしまったり、元カレ八嶋との胸糞エピソードがかなり後味悪くて…
そっちに気持ちが引っ張られてしまったところはありました。

藤と椎名の関係はすごく良かっただけに、周りのキャラがちょっぴり残念だったかなと感じました。

0

可愛げないのがかわいいところ

はこさんも作家さま買い
しかも絶賛【ブヤカシャ!】続編キボンヌ中

タイトルに興味ありありで覗いたときに作家さまのお名前がなくて え?って
調べたらはこさんだったので 買いもれずにすんでよかったと言いましょうか
なんかクセになるお話を描かれるので できれば読み逃したくないのに



お話はよくある小説家と新担当編集者 なんですがね
『何も生み出せないくせにケチばかりつけるお客様思考の愚民どもめ』
って出鼻から怒られたので 言いかた変えます

えっと えーーと
意固地と押しつけのお話なんだけど ←ぜんぜんダメじゃんッ!


シリーズマンネリ化に悩む作家・椎名
新しくついた担当は文芸部出身の自称ファンなクセ強ナイト(聖夜)

ノリとテンポを邪魔しないようコミカルさとイラッとを混ぜてあるんですが 小説家×担当のクセの強さ以上に 今まで読んできたものと切り口が違うせいかまったく恋愛にならないッ! 笑っちゃうくらいのケンカっプルさ

過去の事情で恋愛を拒絶する作家に恋のお話を書かせたい編集
そりゃとことん噛み合わないってもんです

自分を口説き文句で落とせたら なんて口約束のもと始まったバトルに 売り言葉に買い言葉が飛び出すのは当然 
そこを いとも簡単にちょろインとナイトが身体なんか繋げるもんだからね

作品がマンネリ化した理由に壮絶な愛憎
そこに斬り込む新担当改め新遺体
捨てられても捨てきれない情と 重い愛に ひねくれた愛

仲たがいのタイミングのおかげで設定のわりには 重すぎず軽すぎる 感じはしますが アッサリながらせつなさもすれ違いも程よく配置されててよかったんだけど
やっぱりキャラがいいのかな 減らず口と軽口の甘さ足らずのこのふたりの続きをまだまだ眺めていた… ハッ

ちょっとまてッ! せっかく聖夜が遺体をかってでたんだから殺害される部分だけは詳細が知りたかった 絞殺なのか 撲殺なのか 転落死なのか オイッ!
※ 紛らわしい書き方ですが殺人等はいっさい起こっておりません 誤解されませんようご注意くださいませw

0

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う