恋知らずの神様に捧ぐ

koishirazu no kamisama ni sasagu

恋知らずの神様に捧ぐ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神128
  • 萌×256
  • 萌15
  • 中立10
  • しゅみじゃない3

23

レビュー数
24
得点
919
評価数
212
平均
4.4 / 5
神率
60.4%
著者
滝端 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE COMICS
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784396785956

あらすじ

社長秘書として働く佐後恵利也は、大財閥・碧上グループの御曹司で社長の浮津航に10年前から片思いをしている。秘書として浮津を支えてきた佐後だったが、ある時かくしていた好意が本人にバレてしまい―? イケメン社長×美形秘書。10年来の片思いの行く先は。

表題作恋知らずの神様に捧ぐ

大財閥の社長
航の秘書

その他の収録作品

  • 描き下ろし:Bonus Track

レビュー投稿数24

日常を忘れて、上質なBL体験を!

10年前、ふとした出会いから「救われた」経験をもつ主人公。
その想いを秘めたまま、その救ってくれた「神様」の秘書として傍で働いてきた。
気持ちはずっと隠していくつもりだったのに……

神様は、「恋愛を知りたい」と言い出し、相手に自分を指名してきた。
隠していた気持ちはバレてしまい、神様はぐいぐいと迫ってくる。


崇拝といってもいい気持ちを抱き、
全力で社長秘書として奔走していて、その状況で満足していたのに、
なんせ恋愛童貞の相手はホントぐいぐい迫ってくるっていうシチュエーションがおいしすぎて!
何されてもどきどきするし、翻弄されまくって、それがかわいすぎました。

途中出てくる社長の兄弟やおじさんたちが個人的にツボ。
かっこいい一族はBL読みには宝ですからねぇ。
ブルジョア攻めとしても良作ですが、無理のない金持ち感が読んでいてきもちいいです。
料理のおいしそうな描写や、スーツの描写、
社長室の調度品に至るまで、「目がおいしい」でした!

0

とにかくスーツに釘付け

滝端先生の描かれる男性は『ザ・男』て感じでビジュから好みなのですが、今回はスーツに釘付けでした。特にラスト、スーツでベッドの上で致し始めるところ、皺やはだけ方や模様に至るまで、とても細かく描かれていて、スーツ男子大好物人間には眼福でした☆
肝心な内容!
受けの佐後がまぁすごいギャップのある方(笑)スマートに秘書の仕事をこなす姿からのスーハー(笑)そして社長への純粋でかなり重い愛の持ち主♡泣き顔と赤面最高でした☆
攻めの浮津社長はバックボーンだけでなく内面もスパダリな方で、佐後との恋愛も、無理強いするわけではなく、でもさりげなくリードしながら佐後の気持ちをすくい上げていく感じが大変素晴らしかったです。
2人共ピュアなので、会話が可愛らしいというか微笑ましい場面が多々あり、たくさんキュンさせていただきました♡
そしてえちシーンは社長の身体がもう…神様でした♡理想の身体でありがとうございますという気持ちで読ませていただきました!

1

デフォ絵がかわいい


「この恋は崇拝です」「僕は神様の幸せを願っている」

恋はしているけれど、この恋は崇拝だと言う佐後と、
恋に興味を持ち、佐後の恋心を知り、佐後と恋をしたいと思った浮津社長が、
恋人契約をし、
浮津社長は佐後のことを恋や愛として好きだったと気付くも、神様からの恋を受け入れない佐後が本当の恋人になることを拒む
という話です。


思いが通じてからいきなり挿入!(blファンタジー)ではなく、ちゃんと初挿入が分けて描かれていて、両思いで高まった気持ちがファンタジーで萎えずに読めてよかったです。




「恋愛とはどうやって終わらせるんだろうな」

一度体調を崩すほどの失恋をしたことがある人なら社長の気持ちがすごく分かると思う。

1

高スペックな大人たちの初めての恋

タイトルを聞いた時には人外?とも思ったりもした今作。
自分の生きる指標となる人を神様として崇め仕え続けるというある意味ファンタジーのような拗れてしまう未来が想像ついてしまうようなそんな設定の大人の恋のお話でした。

何よりも特筆すべきは佐後さんの可愛さではないかと思います。表の顔はひたすらに有能で社長の右腕となる秘書。裏の顔はひたすらに社長を崇め奉り、その距離感に一喜一憂してトイレと壁の隙間にハマってしまうような小心者。このギャップやスイッチが切れた時に見せる表情変化にやられました。そして社長を神格化しすぎるあまり真っ向から求められているのに逃げてしまうというもどかしさもあり、すごく努力もしてきたできる人でありながら完璧じゃないところが魅力的な人だなぁと。
一方恋を知りたいと佐後さんに迫る社長。見た目も中身も完璧であるが故の孤独を抱える社長が佐後さんを見つめるときの嬉しそうで優しそうな表情!!そしてちゃんと言葉にして佐後さんを欲しいと訴える姿。惚れる…利益や見栄からくる好意に消費され佐後さんからは崇拝といわれ、一体誰なら彼と同じ目線にたって寄り添ってくれるんだろう、、と切なくなりました…

初恋を拗らせすぎてしまったり、純粋な恋を知らない2人が手探りで恋愛をする様がものすごく愛おしかったです。最高でした。

2

大人の恋愛と思いきや

リーマンもの、会社社長とその秘書、となるとしっとり大人の恋愛かと思いきや受けの熱量が凄い。
昨今流行り?の相手を推しとして愛でる受けですが、さすが秘書さん。仕事きっちり、スマートな対応、表に出さない裏の本当の姿。うっかりバレてしまってからも、仕事は卒なくこなしながら、社長第一主義で突っ走ってしまうところが可愛くて可愛くて仕方ないです。これ、社長、もう好きでしょ?気づいてないだけでしょ?社長としては優秀だけど、感情の部分がポンコツさんな攻めも好感度高い。そしてスーツが二人ともカッコいい。スーツ姿がエロい。続編出ませんか?出て欲しい!

2

健気もいきすぎると崇拝

恋を知らないスパダリ×超絶一途な美人秘書。

優秀な社長秘書として働く佐後には密かに片想い相手がいます。
それは彼が支える社長の浮津。
学生の頃に救われて以来、10年もの間一途に想いを寄せてきた佐後。
彼の役に立てるならこの恋は叶わなくてもいいと思っていたのに、
ある日、浮津に片想いしていることがバレてしまいます。
けれど、恋が理解できないという浮津から“疑似恋愛”を提案され…。

クールな佐後ですが、その素顔は片想い相手を“神様”と崇拝する
ピュアで健気な男なのです。
浮津の前では必死にポーカーフェイスを繕いながらも、
トイレに駆け込めば赤面・涙目になってしまうというギャップの塊!

そして、想い人から手を差し伸べられているというのに、
想いが有り余りすぎて10年ものの恋のチャンスを不意にする
超拗らせちゃんでもあり、何度も悶絶させられました。

恋を知らないはずの浮津もそんな佐後に絆されてゆきます。
恋は必要ないなんて言いながら、相手が佐後だとぐいぐい迫ってきて
持ち前のスパダリ力を見せつけてくれる浮津。
本人は無自覚かもしれないけれど、
とっくに佐後のことが好きだったんじゃないのかな…。

散々拗らせはしたものの、最後は自らの足で浮津の元へ向かい、
滾りまくった恋心をぶつける佐後に胸を鷲掴みにされました。
想定内ではあるけれど、あまくて多幸感溢れるハッピーエンドを
たっぷりと堪能できてよかったです。

3

え…最後の最後で…

社長を神様と崇拝する秘書さんが
なんだか急にぐいぐい迫られて
戸惑ってモダモダして落ちちゃう話。

この二人が恋人になるには、
秘書さんの神様っていう偶像への憧れを
人間への恋心にしなきゃいけないと思うんです。
どうにかくっついたときには
やっとそうできたのかなって思ったんですけど。

最後の最後で…
「貴方に全てを捧げよう」←え??
結局神様扱いは変わらないままじゃん!てずっこけました。
恋人同士でこういう関係性は萌えない…

ぴやぴや泣いてる八木君が可愛くって大好きでした!

7

社長と秘書の大恋愛がもうたまりませんね

【僕は彼の人生の歯車になりたい(恵利也)】

エロス度★★★★★

おやおや、仕事ができる大人の男2人が恋愛に翻弄されている姿が非常にそそりますね。

孤高のスパダリ社長・航と一途で健気美人秘書・恵利也が紡ぐ恋物語で、クールな航が恵利也に向ける特別な執着や表情・デレ、ポーカーフェイスの恵利也が神と崇めずっと片想いし続ける航にだけその仮面を剥がされるギャップの可愛さが素晴らしいです。

恋人契約を結んだ航と恵利也が過ごす時間にニマニマが止まらなく、いじらしくて臆病な恵利也を自分から逃がそうとしない恋を自覚した航の愛の重さに悶えまくりでした。

4

スパダリ攻め 受けが可愛い!

Xにて試し読みし、面白そう!と購入しました
受けが攻めを崇拝している関係、大好物なんですよね

佐後くんがめちゃくちゃ可愛い
ポーカーフェイスで仕事中はキリッとしているのに、他の場面では赤面・涙目なの可愛すぎないか
社長の強火オタクというか……笑
社長はめちゃくちゃかっこいい
真っ直ぐでスペック高め、努力の人ですね
愛情表現も真っ直ぐだけど佐後くんを思いやってる

佐後くんの思いが崇拝→恋愛へ 変わるというより共存していく感じ
佐後くんがだいぶ焦れったいけども、最後幸せになるのでOKです(^^)

エロは最後、結ばれたときのみですので標準的な部類かと
プレイもとくに過激ではありません

4

もっと欲張ればいいのに

滝端先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
もどかしい 4
崇拝 3
恋愛 2
エロ 1
な感じだと思います。

浮津さん×佐後さんのカプです。

10年前、ある出来事から助けてくれた浮津さんの為に秘書となった佐後さん。そんな想いを浮津さん本人バレてしまい、更には「お前を通して恋愛を知りたい」と言われてしまう。

佐後さんの浮津さんに対する積年の想いが届き、お試しからだが、仮の恋人として2人の距離が縮まる、という展開なのかと思いきや、佐後さんの想いが恋愛ではあるが、それを通り越して、最早浮津さんを神扱いで、崇拝レベルになっているので、恋愛としてあんまり発展していかないなと、めちゃくちゃもどかしかったです。

10年前の浮津さんからのハンカチを大事に持っていたり、ちゃんと好きではあるはずなのに、いざ浮津さんからのアプローチにはドキドキしていながらも、良い雰囲気で拒絶したり、思っていることを告げなかったりして、佐後さんの崇拝にちょっとイラッとしてしまいました。
でも浮津さんを想って、一人で抜いているシーンがあるので、崇拝がブレてるし、だったらもっと欲張りになればいいのに、と思ってしまいましたね。

浮津さんのクーデレさやアプローチの仕方が素敵だったり、恋愛を知る為の仮の恋人という契約を解消してほしいと佐後さんを告げられた時に、練習を終えたから本番に移ると言って、佐後さんを口説こうとしたのには、そう来たか、と格好良かったです。でも佐後さん相手にはなかなか発展しないから…。

仕事は出来て、社長と秘書の関係は最高なのに、恋愛ではもどかしさ満載の浮津さんと佐後さん。浮津さんの言動で一喜一憂している佐後さんが可愛いので、読んでみては如何ですか。

3

この作品が収納されている本棚

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