しゅきしゅきMAXハート♡ 下

syuki syuki max heart

しゅきしゅきMAXハート♡ 下
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神55
  • 萌×220
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

148

レビュー数
7
得点
373
評価数
81
平均
4.6 / 5
神率
67.9%
著者
山野でこ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784344854543

あらすじ

幼い頃父を亡くし、残された母は病んだためバイトに明け暮れる苦学生の龍仁は、幼馴染みの虎幸に長年片想いをしていたが、両想いだとわかってテンションが爆上がりしたところ突然タイムリープしてしまう! その後も何度かタイムリープを繰り返すが、虎幸との幸せで濃厚なH経験の記憶を持ったまま転移している龍仁に対し、付き合いたてのまっさらな状態の虎幸では二人が共有した時間に大きなズレがあり、気がつかないうちに二人の間に亀裂が生じていた。そんなある日、虎幸の店が何者かに放火されてしまいーー!?
ミステリアスタイムリープハイテンションラブコメ堂々の完結巻!!

表題作しゅきしゅきMAXハート♡ 下

大学生
お好み焼き屋の息子

その他の収録作品

  • おまけ
  • カバー下漫画

レビュー投稿数7

タイトル回収に思わずにっこりしてしまう…タイムリープミステリーの完結巻!

こちらのシリーズ、「中」のレビューに「絶対タイトルで損してる」と書いたんですが(今でもその気持ちはちょっとありつつ)、終盤のタイトル回収に「なるほどね」と思わず笑顔になっちゃいました(*´˘`*)

前巻、不穏な空気を醸し出していたお好み焼き屋の常連客・後藤。最終巻、彼がやっぱりやってくれちゃってたー!
突然鱗に覆われる龍仁の姿にもびっくり、タイムリープのきっかけも判明、とせわしなく動く展開に息つく間もなく361P、気付けば読み切っていました。

上巻から気になっていた可愛いトカゲちゃんがほっと安心し、微笑んでるような姿にほっこり。

龍仁×ユキのエッチも、上巻から既にあまあまだったけど、さらにさらに糖度がアップしてたー!!そりゃもう、「しゅきしゅきMAXハート♡」だよね、と、幸せいっぱいの気持ちで読み終えました✨

タイトルでただの”あまあまラブコメ”だと思い敬遠している方がいたら、ぜひぜひ手に取って読んで欲しい…!
そんなふうに思ってしまう、先の読めない幼馴染タイムループミステリー。最高に楽しませていただきました☺︎

3

3冊すべて全力で楽しめました

上中下巻を一気に駆け抜けるように読み進めましたが、最初から最後まで本当におもしろくって…!
そして、完結巻となる下巻のこのうれしい厚み。
2人の恋の行く末はもちろん、タイムリープの謎やオカルトめいた不穏さと謎を追いかけられる、ボリュームたっぷりの内容となっています!
どの巻も伏線の張り方もテンポもちょうど良く、全3巻のどの巻も中だるみすることなくずっとおもしろかったのだからすごい。
愛にあふれた相思相愛な身長差のある幼馴染や、インパクトのあるタイトルが気になった方、一風変わった個性的な味付けや展開をお求めの方はぜひ!

ミステリアスなこの題材をどうまとめるのかが1番気になっていたところなのですが、2人の愛の深さをしっかりと描きつつ、謎を解きながら疑問やしこりが残らないすっきりとした結びに持っていくのが本当にお上手なんですよね。
そして、その間に龍仁とユキの糖度と密度がどんどん高くなって、確実にタイトルへと向かっていくのが気持ち良いです。
タイムリープものならではのすれ違いも、全身どっぷりユキLOVEな龍仁にとってみればなんのその。
一瞬ハラハラしてしまった読み手の心を救うように、一気にアツく甘い雰囲気へと持っていってくれます。
普段はあまり見せない龍仁の雄みあふれるギャップと、ユキへの好きが止まらない怒涛の「かわいい」と「すき」の嵐を全身で受け止めるユキの図にたまらなく萌えてしまった。
相思相愛な2人だからこその深い愛情が伝わりとっても良かったなあ…!

いわゆる悪役が悪のまま終わらないのも作品の空気と合っていて好み。
ハラハラもドキドキも、好きが止まらない恋も。
3冊まるっと全力で楽しませてくれる素敵な作品でした!

3

しゅきしゅきいっぱいの完結巻♪

完結巻……ついにきちゃいました!
この巻で全部の謎が解決します。
タイムリープの謎、黒モヤの謎。…そして、中巻終わりに2人を良からぬ目線でジットリ見つめる男がやらかすこと。怒涛の展開だらけの下巻です!

作者さんのね、絵が暴力的にエグい。
バトルシーンがあるんですが、少年漫画顔負けのど迫力に拍手でした!!
絵がきれーーだなぁとはずっと思ってたけど、きれいだけじゃないんですよね。
イチャってる顔はかわいいし、瞳が真っ黒な闇堕ちの表情とかはすげー怖い((((;゚Д゚)))))))
絵柄の振り幅がすごくて、このファンタジーの世界観をより盛り上げてくれます。

最初はタイムリープどうこうって話だったのが、黒いもやもややシリアス展開も相まって複雑なストーリーへ突き進む見応えは抜群の面白さです。しかし、不思議な現象に巻き込まれる彼らであっても、ちゃんと愛の育みはあるので安心してイチャつきを楽しめました。
BLとしての存在感を感じながら、でも彼らの身に起きる不穏な事件も手抜かりなく核心に迫っていく物語の濃密さに圧倒。
タイトルに"しゅきしゅき"って付いてるのに違和感があるようなガッツリファンタジーを、心ゆくまで堪能しました!

BL的なところでいうと、エロ度は過去イチ最高です。
これまでセックスしてもタイムリープで無かったことになってるユキのみお預け状態だったのが、今巻では無問題。セックスの記憶を全て我が身のものにすることが叶います。(やったね!)
ユキの死を回避するためとは言え、これまで龍仁だけが知っていて不公平極まりなかったですがそれももう終わり。肉体美や顔面の良さでエロさが引き立つセックスシーンは官能的で、ユキの表情は魅惑的でした(//∇//)
あと、エロスイッチ入った龍仁は5割増くらいにカッコいいです(笑)


過去の振り返りも兼ねて上巻から一気読みしてきましたが、流れにのって最後まで読むことが出来るのでより作品の世界観を楽しむことができました。伏線とか、あのときああだった…みたいなところを振り返ると細かい部分まで理解が深まりました。
これからはタイムリープすることはないと思うので、そのときそのときの2人の時間を楽しく過ごして欲しいなと思います^ ^

2

色とりどりの魅力

しゅきマ完結!
山野でこ先生の新刊だ!と、上巻発売時に試し読みをして、すぐに購入した日が懐かしいです。
なかなか奇抜なタイトルと、ストーリーの不思議さとのギャップに心を掴まれました。更に、ストーリーも明るい爽やかさ、暗く重い負の面、可愛いエロさ、と色とりどりの魅力があり、上巻を読み終えたとき「なんや、これ、おもろい!」と続きを楽しみに待っていました。

龍仁のお母さんの件が無事に解決したところで、常連客(という名のストーカー)・後藤さんのめっちゃ怖い場面で終わっていた中巻。
絶対こいつも何かやらかしよる…!こわい…!早く下巻を読みたい!と思い続けていました。
そうして読み始めた下巻。
思いの外、怖いことは起こらず、それどころか、めっちゃえちえちでラブラブな龍仁とユキを堪能できて、ありがたや~ありがたや~と感謝しました。
自分の知らない自分に嫉妬するユキは、ほんまに可愛いですね!恥ずかしがりながらも、素直で積極的なユキはほんまに可愛くて、えちえちですね!龍仁に乗っかるユキは最高ですね!

二人が訪れた花火のあがる夏祭りは、龍仁にとって、とても大切な思い出のある夏祭りで。
しゅきマは、こういう龍仁やユキにとって大切な出来事をうまく日常描写に組み込んであるので、龍仁とユキがどうしてお互いのことを好きで唯一無二の存在なのか、ということがすんなりと伝わってきます。そのことに二重に感動させられる。
更に、龍仁もユキも、人として魅力的なので、二人で幸せになってほしい!と応援せずにはいられません。どんな苦難が訪れようとも。

夏祭りを堪能したところで、危惧していた通り、後藤さんが派手にやらかしてくれて…。のちのち、後藤さんにも事情があったと分かり、結果的にアドバイスもくれたのですが、若干苦手意識が残ってしまいました。
あっさり許すユキに納得がいかないけれど、それがユキの魅力だと思うし、その分、龍仁がきっちり怒り続けてくれたのでよかったです。龍仁だけは怒らないと駄目。
あの記憶があるのは、龍仁だけだから。

漸く謎の確信に近づき、龍仁の実家で二人過ごすユキと龍仁。
このときの龍仁が全般的にかっこよくて、やばかったです。対後藤さんで力を使ったとき以上にかっこよかった。昔の本を読める龍仁まじかっこいい。黙々と読んでる姿まじかっこいい。
気持ちが擦れ違いかけ、ユキに黒いもやが憑りついてしまっても、飲み込まれる前に晴らしてしまう龍仁が流石です。それでこそ龍仁。
一見デリカシーがなさそうな発言も、龍仁が放つと、それだけではなくなる。龍仁の真っ直ぐさは少し独特で、何度も驚かされました。不思議と心地好い。そこが龍仁の魅力。

度々登場し、一緒に行動するようになった可愛いウーパールーパー(?)は龍神様で、龍仁とユキの愛(しゅきしゅきMAXハート)の力で割れた岩を戻して、めでたし!めでたし!
という場面が本当にラブラブで、えちえちで、ユキはめちゃくちゃ可愛いし、龍仁はかっこいいし、で素晴らしかったです!雨が降るのもよかった。龍神は雨を呼ぶ神様。

誕生日プレゼントに、龍仁のネックレスと似たネックレスを欲しがるユキが愛おしい…。
こそっと、龍仁と同じ龍の鱗のネックレスを紛れ込ませる龍神様の粋な計らいが光る!
そして、龍仁の「しゅきしゅきMAXハート!」宣言最高です!(笑)
様々な推測の答え合わせもしながら読んだ下巻。とてもおもしろく、楽しかったです。
ちょいちょいあるギャグパートが重い話の中で、くすっと笑える程好い息抜き。そのバランスもよかったです。
龍仁の「ユキと一緒に生きたい」という願いをひたすらに叶えるため、タイムリープを繰り返してくれた龍神様に感謝です。
そのせいで龍仁とユキが同じ記憶を共有できない切なさもあるけれど、それも気にならなくなるくらい、ラブラブしてほしいです!

2

しゅきしゅきMAXハートが未来を変えた!!

とうとう下巻です。

紙本で購入したのですが、先生の性癖がたっぷり詰まった今シリーズ。とにかくめっっちゃ分厚くて嬉しいかったです♡


で、今回もやっぱり迫っていたユキへの危機。
今度は、ユキの実家のお店が放火されてしまいます。
野外えちを終えたあとのことです。

これに関わっていたのは、常連客の後藤でした。

思いがけず、ここでもタイムリープしてしまう龍仁。

そしてこの後藤、実は陰陽師の家系で、火事騒動後、2人の力になれたらと改心します。



で、ラストにタイムリープのタイミングの謎も、結局は2人のBIGLOVEによって龍神様が取り計らったのではないかと推察。

途中、ユキの夢のなかに龍仁父が出てきて、子孫を残せないユキとの関係に反対したりしますが、結果、ハピエンな大円団を迎えられて安堵しました。


しゅきしゅきMAXハート(タイトル回収)の力は偉大で、割れた岩の修復も含め、奇跡をたくさん起こしてくれましたね!!!!


ちなみにtnkはトーン主張のモノで立体的です。
今回もえちシーンはえちくて、ユキの腹筋がバキバキで眼福で、そちらの方面でもたっぷり見応えのある下巻でした。


2

受けのユキくんに100億満点なハピハピハッピーな最終巻♡

先生の既刊作は「コミックパーティワンダーラブ」を楽しく読ませていただきました!

凝った攻め受けのキャラ属性を読ませて下さる印象が深くて、今作も楽しみにしていました♡

最初の巻が出た時に(上)と明記して下さっていたので心置きなく完結待ちをしておりましたら、、、なんとビックリ!上下巻ではなくって上中下巻の豪華仕様!
3巻って読み応えもあって個人的には嬉しかったりします(о´∀`о)

作品としてはめちゃくちゃファンタジー要素がてんこ盛りでした!!
すっごい主観ですが、、、ファンタジーを読み慣れていらっしゃる人の方が良さそうな気がします
私はそこまでファンタジーを読み慣れていないので、少し読み解けなかった事がありました
そして、折角のファンタジーてんこ盛り展開ならば最後の隙魔の原因になった「龍男:龍の子の子孫問題」に関してもどうにか何か”パーーーんっ”とスッキリ解決して欲しかったなぁ、、、という所に私の中に隙魔が生まれかけましたw

なのでそこ(ファンタジー方面)を深追いせずにキャラの属性萌えに集中して楽しむのが自分的な読み方には合っていたかな?って思っています( ・ิω・ิ)

特に!!!受けの虎幸くん♡通称ユキくんがヤバかったぁ~!!!
先ずビジュアル!爆イケです!!ハーフアップが似合うスタイル激強いアメリカンバイクが似合っちゃうTHE男前!!
しかも性格も硬派っぽさと少年感が交じり合う心優しい好青年
そんなユキくんが一途なんですよ、、、どこまでも、、、(๑>◡<๑)♡
そしてかわいい色気も発しまくるんです!もぉ~むちゃカワです//

私、実はあんまり攻めの方が体格小さい系って得意な方ではないんですが、、、この作品ではそこが全っ然気にならなかったんです!!!
ユキくんの魅力にヤラレてるってのもありますが攻めの龍仁自体のキャラの面白みも楽しめたのが大きかったんだと思います

龍仁自体は所謂健気な太陽受け属性だとは思うんですけど、よくよく考えてみると実は結構ドライな所も多くって、根っからのいい子っていうよりもユキくんと一緒に居るなら何でも出来ちゃう!っていうような実はすっごい執着気質な”隠れ拗らせ感”が人間臭くていいな(ΦωΦ)フフフ…って思える所が良かったです
例えばあの後藤さんの一件とかでも龍仁はなんなら見捨ててて行こうとしてましたもんね?
ほんと、ユキくん以外はどうでもいいし、あとチョイチョイ自分勝手な所もあるよね?ユキくんの気持ちは置いて置いて寝落ちしちゃったりねwww
なんかこういう未熟な感じも、ユキくんのTHE男前に対して全然THE太陽攻めじゃないっていうアンバランスさに人間味があって刺激的でした

このアンバランスさが逆転体格差にも反映されていたのが逆にしっくり来たかな?って思えて楽しめました♡

3巻通してエロ度は高くない表記になっていますが、すごく濡れ場描写はずっと素敵でした♡
回数が多い訳ではないですが先ずキスが素敵で好き///٩(♡ε♡ )۶///
絡み自体はとにかく体がイイ!!!
龍仁はユキくんに比べたら小さいけど小男って事ではないのでちゃんと青年のしっかりした体ですし、何よりもユキくんのパーフェクトボディーは文句の付け所無し!!
やぁ~眼福だったわぁ~ლ(´ڡ`ლ)

終盤の龍仁のセリフの「ハピハピハッピーやヨ?」が可愛かったのでレビュータイトルに拝借いたしました♡

1

愛は全てを乗り越える!

表紙がとっても幸せそう、、、!!
いいですね(*´▽`*)
この作品タイトルにピッタリな表紙で「しゅきしゅき」も「MAX」も「ハート」も溢れてる♡♡♡♡♡最終巻を盛り上げてくれますね

このお話しは「龍神様」にだいぶ振り回されたお話しって感じでしょうか?!
いや!振り回された所もあるけれど元はやっぱり愛情深い故のご加護なのだろうか…!?
あのトカゲのような生物が龍神様の化身って事なのでしょうか?
最後まで読んだけど何となくの理解になってしまうのですが、、、私はそう理解しました(違うのだろうか?)

龍仁が愛するユキちゃんの命を守る為のリープって事であればやっぱりご加護としか言えない奇跡
そして龍仁がユキちゃんと居る事を強く望み、彼と居る事に何の不安もなく、寧ろ彼とでなければ幸せになれない!!と確信した事を見届けたから祠に戻って行ったのでしょうか?

もう龍神様には頭が上がらないな、この2人!!

でも、ちょっと分かんなかったのはそもそも何がきっかけで祠の岩は割れてしまったんだろう、、、
そして岩が割れる前から龍仁のお母さんはだいぶ隙魔に巣食われていたのはなんで?
など、、、他にも陰陽師まで登場したりと、、、少し畳み掛けてくれたのですが寧ろその情報量が処理し切れなくって少し結果的に良く分かんなかったファンタジー面への疑問が残ってしまいました
私の読解力の問題が大きいかも知れません
なので「2人の愛の強さ」を楽しむと、、、
やっぱり終わり方はとにかく龍仁もユキちゃんもふたりがとにかく幸せそうだったから気分良く読み終えられたシリーズだったと思います

3

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