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asu ni tsuzuku tadaima o
【なんであの時俺にキスしたと?(矢野)】
エロス度★★
おやおや・・・なんと、尊さが限界突破した素晴らしい作品なのでしょうか。
ルームシェアをする冴木と矢野の気持ち・関係性の変化が過去の回想を混ぜながらゆっくり変わっていく描写が切なさがあったりしてとても心に刺さりました。
冴木の無自覚な独占欲や自分の気持ち、矢野のマイペースで懐いたらめちゃくちゃ距離が近い可愛さがたまらなく、矢野の傍に居たかった冴木の理由や冴木の存在が自分の寄る辺を失くした矢野にとってどれだけ嬉しく特別であったのか・・・・・・。
愛の素晴らしさと幸せに胸が震えました。
明るく友人も多い冴木とどこか陰のある矢野。
高校時代あまり接点がなかったふたりでしたが、同じ大学に入学することになってはじめたルームシェア。
なんとなく距離が近い矢野に対して、変な意識を向けてしまう冴木は距離を取ろうとします。そして矢野にとって冴木は、怪我でやめざるを得なかった陸上によってできた喪失感を埋めてくれた大きな存在になっていました。
きっとふたりが異性だったら高校時代から付き合っていたかもしれませんが、同性ということで自分の気持ちが恋なのかわからないし、たとえ恋だと気づいても相手も同じだとは思えなかったんじゃないかな。はっきりと両片想いとは言えない前のふたりの様子は、読んでいていいムズムズ感がありました。まさにBLならでは!
そんな雰囲気を壊したのは冴木からの酔っぱらって寝ている矢野へのキス。ここから一気にふたりの距離が近づいて上手くいくかと思ったら!!冴木の失言による心の距離に矢野の親の入院による物理的な距離が発生します。
ラストのハッピーエンドに向けて矢野が走ります。そして冴木は追いかけ声を掛けます。矢野にとって走ること、冴木の声掛けがふたりの恋の物語のはじまりであって象徴でもあります。すごく素敵なふたりの恋の物語になったと、このまとめ方で特に感じました。
壊れたものを集めて別の形で修正する、そして明日につづく。タイトルにも通じるいいエンディングになっています。
はじまりのモノローグからゆっくりと恋になっていくふたりの物語。最後のまとめ方もとても素敵だったし、とても大好きな作品に出会えました。デビュー作とのこと。次回作も期待して待っています!
こちら、単話の試し読みで拝見した時からまず絵が好みだと思ってまして。無事単行本として発売していだけで喜んでおります\(^o^)/
最初に読んだ時は両片想いのじれったさにもだもだしながらさらっと読み終わったのですが(もちろん面白かったです!)、レビューのため2巡目すると、モノローグやセリフ、過去と今がうまくリンクされているところをたくさん発見して、ストーリーにより入り込めました。ですので、そういうところに注目しながら繰り返し読んでいただくと味が出る作品だと思います。
エロ度は低いですが、心理描写に重きをおいている感じなので、読後感は満足です。
後、漫画としての完成度も高いと思います。コマ割りや背景の描き込み、人物のバランスなど細かいところまで丁寧に仕上げてらっしゃる印象です。
ドキドキや興奮ではなく、しんみりゆったりした気持ちで読みたいときにピッタリの作品だと思います。
同じ大学へ進学することになった上京組の冴木と矢野。
どうせならルームシェアしよう!ということで始まった、ふたりの同居生活を描いたお話でした。
ガッツリすぎない方言がすごく良かったのと、
なかなか恋だと自覚できないふたりの爽やかで甘酸っぱい気持ちにめちゃくちゃ萌え。
片想い未満みたいなところで揺れる想いを抱えたまま、グルグルしてしまうふたりの距離感がたまらなく良かった…。
一緒に過ごしていくうち最終的にはそれぞれが恋を自覚するわけですが、それが何気ない日常の中で育まれていくのがものすごく尊くて。
「好き」の始まりが実は地元時代だったのかも、みたいな曖昧さも彼らの恋を上手に彩っていました。
陸上を続けられなくなったことで、矢野の心には大きな穴が空いてしまっていたけれど。
冴木のさり気ない優しさに触れて、前を向くことができて。
その小さなキッカケすら運命的に思わせてくれるようなふたりが、一緒に幸せに辿り着いてくれて本当に良かったです。
キュンキュンしっぱなしで苦しいくらいに、ものすごく素敵なお話でした!
表紙から受ける印象通り比較的穏やかな日常が描かれつつもそれぞれが抱えた暗い感情がとてもリアルな作品でした。
矢野くんは最初感情があまり表にでないタイプかなぁという印象を受けましたが、冴木くんといると特にとっても朗らかに笑うし人懐っこいしいたずら好きみたいな部分がよく見えて、すごく可愛い子でした。きっとそれほど冴木くんに心許してるんだろうなぁと思ったので、唯一と思っていた陸上を失ったときみたいに冴木くんを失うことを恐れ、自分から諦めようとしてしまう姿が切ない。
逆に冴木くんはとても真っ直ぐで、高校時代から矢野くんに対して助けなきゃという意図で声をかけたわけではなくて、自分の感情のままに動いただけという感じがとてもよかったです。大学に入ってからも傷つけたと思ったら反省するし、嫉妬したら怒るし、キスしたいと思ったらしちゃうし、心配になったら追いかけちゃう、そんな真っ直ぐな冴木くんとても愛しい。
そんな2人が心に抱えたわだかまりを乗り越えて付き合ったあとはとても穏やかで可愛くて、ぜひぜひそんな2人をもっと見せて欲しいと思いました。ほっこり。
誰かを密かに想う気持ち。大切にしたい、力になりたい、守りたい。友達としての感情なのか?それ以上?大切な2人の関係を壊したくないのに少しずつ芽生えていく想い。
友達だからこそ伝えられないもどかしさ、このままずっと傍にいたい、誰にも渡したくない、自分だけを見ていて欲しい、色々な感情の中で戸惑いながらも勇気を出して1歩踏み出す2人。ただの同級生から友達になって、ルームメイトから少しずつ恋人になっていく2人の心の動きがとても切なくて温かくてきゅんとしちゃいます!
帯の「ゆっくりと恋になる」が本当にぴったりなんです!読みながらきっと2人を応援したくなっちゃうはずです!
大学生になり、上京を機に同居を始めた陽キャな冴木くんと天然で静かな矢野くん。クスクスって笑う矢野くんが可愛い♡冴木くんは無自覚な独占欲ありで同居の事を友達に秘密にしている。2人の優しい距離感が、毎日を共に過ごすうちに少しずつ変化してきて…ある事がきっかけで、自分の中にあるモヤモヤの正体に気づく冴木くん。もうキュンキュンが止まりません。思い返せば2人とも、出会った瞬間から同じベクトルで想いあっていたのかな。恋人として始まったばかりの2人、名前呼びイベントもまだだし、まだまだその後が見たい。続編切に希望です♡
冴木が同居を提案した時点で、実は既に両想いだった2人。なんだけれども、それぞれモヤモヤと胸に抱いている感情がなんなのか確定しないまま、大学生活は続いていく。はっきりしているのは、2人だけの世界に誰も入ってきてほしくないということ。こう書くととても閉鎖的な関係のように感じるけれど、2人の世界はもっと密やかで優しく薄い膜に覆われた殻の中にいるようなイメージ。ちょうど単行本の中表紙になっているイラストのように。その膜にある日突然、部外者(胡散臭い准教授 笑)がヒビを入れてしまう。近づいたようで、離れてしまいそうになる2人の距離。「恋」だと確信するまでの2人の気持ちの遷移がとても細やかに描かれているので、ついつい感情移入してしまう。恋が成就した後は、表紙に描かれている青空のような2人が並んで走る晴れやかなラスト。名作としか言いようがない、つまり名作です。
表紙からも伝わる眩しいほどの青春ボーイズラブ!!!
2人は高校の同級生で、今はルームメイト。
それは間違ってはないけど、でもそれだけじゃなくて…。
嫉妬したり、嬉しくなったり、相手のことを考えて苦しくなったりする複雑で繊細な心をとても丁寧に描いた作品でした。
終わり方もきれいにまとめられていて満足できる一冊になってました。
そして、なんといっても方言がかわいい!!
冴木くんは矢野くんと話す時だけ方言で話していてキュンとしました〜!
矢野くんのくすくす笑いも大好きです。
ハピエンなのでいつ読んでも幸せな気持ちで満たされます。いつかまた、2人のお話読めると嬉しいです。
冴木×矢野
高校から大学にかけて、
お互いのことを想い合いながらも、
素直になれない冴木と、
自信のなさで踏み出せない矢野。
両視点から滲む恋心と不器用さでの両片想いは、
ほんのりと切なく、胸が締め付けられる。
大学入学前、「好き」が言えず、
拙い理由でルームシェアを誘ったのは冴木。
鈍感な矢野だから、冴木の真意に気付くことはなかった。
陽気な冴木と控えめな矢野。
冴木は矢野にとって唯一の友人だが、
矢野は自分が冴木の大勢の友達の中の一人に過ぎないと思い込んでいる。
ルームシェアをしている今と、
高校時代のエピソードを交えながら進行する。
高校の頃からお互いに惹かれ合って、
少しずつ近づいていく2人。
共に抱えているのは、
下手な感情表現と、
純粋なお互いのそばにたいという気持ち。
怪我で夢を諦めざるを得なかった陸上選手の矢野。
そんな矢野の心の傷に無自覚ながらも寄り添い、
矢野を大切にする冴木の優しさ、
矢野を世話する研究室の先生に対する嫉妬や、
露わになる独占欲から愛情が垣間見える。
だが、
本当の気持ちを伝えられないままでいるほど、
2人の関係がもどかしさを増していく。
一部漏れてしまう冴木の内なる思いに、
傷つけられて、さらにマイナス方向へと追い込まれてしまう矢野。
すれ違いが起きてしまう様子に心が絞られる。
初めて読んだ先生の作品。
繊細な絵柄と丁寧な感情描写が素晴らしい。
初エッチだけで、エロは少なめ。
福岡方言が印象的。
じれったいほど進展しない恋の行方と、
長い間抑え込んでいた、ついに向き合う恋心・・・
ひりひりと痛むような愛しさが溢れ出す作品でした。
気になったのは、
急に仲良しカップルが登場したこと。
この作品はスピンオフなのでしょうか?