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Infinite star
Xで#創作BLのタグで紹介されていた
先生の作品を読んで、これは!と
フローライト・スターから一気に読ませていただきました。
個人的には、短めのお話ですが
叶わない恋に苦しむ2人の気持ちが交錯する
こちらのお話の方が印象深いかな…
サラッと読めてしまったという電書サイトのレビューもあったのですが、こればかりは好みの問題ですかね。。
前作本編もそうですが、
とにかく先生の描く淫乱ビッチ(本編だとヤリチン)のキャラが素敵なんですよね。
カリスマ的で独特な雰囲気を持つ美人なルックスは勿論
実は繊細で天才肌、どうしようもなく寂しがりやっていう複雑さを纏ってアンニュイな感じが
めちゃくちゃヤバいです❤︎
ぜひこれは読まれて堪能してもらいたいです❤︎
対する相方は、年下なんですけど
常識人かと思いきや、恋して、
また夢を追う情熱に身を置いているうちに
受けが気付かないうちに逞しく成長して
こちらもまたイイ男に仕上がってしまうという
淡々とした日常のなかで
2人が交わす台詞が印象的に
ストーリーを運んでいきます。
大袈裟な演出はもちろん、
大きな事件とかドラマなネタが
仕込まれてるとかはないですが
恋焦がれる人でもあり、
だからかけがえのない存在で
幸せになってほしい大切にしたい気持ちが
誰かを犠牲にして、関係を壊してまで
自分の想いを遂げたいという訳ではない
っていう普通のリアルともいえる
感情が働いてるのが伝わってきて
読んでいて凄く沁みてきてしまう。
人の心は移り気で、信用ならなくて
不安を掻き立てるものではあるのに
こうやって癒されたり、
好きな気持ちが育まれていったりする
素敵なラブストーリーに胸がぎゅっとなります。
同時収録で、本編のその後の話も
載っています。
本編も読むのもオススメかも。
(本編の方がエチシーンが盛り上がってます)
今後の作品も楽しみな作家さんです〜❤︎
【俺なんかに構うのやめとけば?こんなろくでなし見捨ててよ(律)】
エロス度★★
おやおや・・・【フローライト・スター】のスピンオフ作品、すずと同じバンドのしゅんとすずの兄・律が紡ぐ恋物語ですか。
作品の中に漂う切ない透明な空気感がとても魅力的で、律にずっと片想いをし続けるしゅんの激重年下攻めに萌えまくってしまいました。
何かきっかけがあれば壊れてしまいそうなしゅんと律の距離感もたまらなく、律を傍で見続けてきたしゅんやダメな姿を見せて見捨てて欲しいと願いながらもしゅんを手放せなくなる律が凄く刺さります。
また、耀司とすずのその後のお話を読めるのも嬉しさいっぱいです。
デビュー作、フローライト・スターのスピンオフということで、前作の主役の兄でプロアーティストとして活躍中の律と、前作の主役のバンドでベースをしている、しゅんがメインcpのお話です。
年上浮世離れした受けに、一途年下攻めが求愛しまくる展開。
最高でした!!
しかも受けには想い人が。
相手は、攻めの兄。
兄の一言が、受けに音楽を絶えず続けさせている。
だが、その兄には妻子がいて。
受けの想いは報われないことを知っている攻め。
そしてまた、攻めの想いも報われず、、、
一方通行の切ない片想い。
いつしかそれでもその片想いの矢印が、お互いに向かって伸びていってるかも?? と、思える過程にドキドキしました。
芸能BLということで、前作からチェックしていたまりあげは。
前回の2人もよかったですが、個人的にはこちらの2人の恋のもだもだが好きだったかもしれないです。
前回の2人の短編も掲載されており、1度で2度楽しい1冊でした。
なぜか前作『フローライト・スター』の続編と思い込んで購入したものの、
本を開くとスピンオフ作品でした。
ただ、作中で前作のメインカプすずと耀司も登場していますし、
番外編(前後編)として2人の後日談も収録されていますので
もし、私のように勘違いされている方がいらっしゃいましたらご安心下さい。
今回の主役は前作の主人公・すずと同じバンドでベース担当のしゅん。
そして、お相手はすずの兄・律です。
バンドマンのしゅんはメンバーのすずの兄で、
プロのシンガーソングライターの律に密かに想いを寄せている。
そんなしゅんの想いも知らずに火遊びのような恋を繰り返すばかりの律。
ある日、いつものように失恋後のヤケ酒で酔った律に
「俺と寝てみる?」とキスをしてしまい…。
まだしゅんが高校生の頃に兄を通じて知り合って以来腐れ縁の仲だった2人。
最初は律の演奏に惹かれ、彼の恋愛対象が男と知ってからは
その感情は恋に変わり、長い間律を想い続けてきたしゅん。
それでも気持ちを伝えられなかったのは
律に好きな人がいることを知っていたから。
そして、その想い人が自分の兄というのがまた残酷なんですよね…。
自分が叶わぬ片想いをしているからこそ、
自分が律を想い諦めきれないのと同じように
律の仲の恋心が簡単に消えないことを知っていて、
その気持ちは伝えられないまま。
報われない恋と知っていながら律が失恋すれば慰めて、
気まぐれに訪ねてくれば泊めて、求められるままに尽くす
しゅんが健気で、一途すぎて胸がしんどい…。
律の寂しさを知りながら気持ちを告げて、体を繋げ、
自分に依存させようとしたことに罪悪感を抱くしゅんですが、
相手の好意を知った上で期待させて中途半端に縛り付けていた
しゅんの兄や律の方がずっとずるい。
でも、それでも好きで、逃げられても忘れられなくて
律のことだけを想い続けるしゅんの静かだけど、熱くて重い愛に
じんときてしまいました。
スパダリってわけでもないし、ぐいぐい攻めるタイプでもないし、
決して攻めとしての華やかさみたいなのんはないんだけれど、
「報われなくても好きなんだよ」って攻めとしては最強だな、と。
王道だけど、一途さって最大の武器なんですよね。
最後は絆されて他の誰でもなくしゅんを選んでくれた律。
ただずっと想い続けるだけだった恋が報われてよかった…!
ただ、最後の最後まで律の口から「好き」が聞けずちょっと物足さが…
と思っていたら、ちゃんと描き下ろしで聞けました~!
その倍「好き」で満たしてくれるあまあまなしゅんも見れて満腹です♪
本編の後には前作カプのすずと耀司の後日談が前後編で収録されています。
バンドのメジャーデビューで忙しさから
イチャ甘不足を感じるすずでしたが…。
耀司とイチャつきたくて寂しがるすずも、
すずのためにムラムラを我慢しつつ大人の余裕で見守ってくれる耀司も、
相思相愛すぎて微笑ましかったです。
バンドメンバーの前であろうと無自覚に恋人オーラがダダ漏れで
なんだかんだで終始イチャイチャしていたような気がします。
もはや公認バカップルな2人のお話もまたいつか読みたいな…。
「フローライト・スター」のスピンオフ。
メジャーデビューが決まっているバンドのベーシスト・しゅんと、人気シンガーの律とのお話。
こちらのお話自体は前作未読でも問題なさそうな感じでした。
(ただ「フローライト〜」の後日談も収録されているし、人物も繋がっているので読んだほうがより楽しめると思います)
しゅんと律は最初からあまりにも距離が近くて、少し踏み込めばあっという間に両想いになりそうな空気感だなーと思ったのですが…
実はそれぞれ一方通行な想いを抱えていて、律が追い続ける背中は別にあるのがわかると一気に切ない雰囲気に。
近くにいるからその気持ちは伝わっているけれども、だからといって簡単には交わるわけではなくて。
切なくて苦しい恋をしているそれぞれの姿に、ギュッと胸を締め付けられたのでした。
ふたり同じ気持ちで向き合えるまで、少し時間はかかるしすれ違ってしまったりもするけれど。
でもそんな風に冷静になる時間があったからこそ、大切な場所に辿り着けたのかなと思います。
わりと静かな再会のシーンですが、そんな中にもしっかりと熱い想いを感じるのが本当に素敵でした。
ふたりのビジュアルがものすごく好みで、イケメンと美人さんの絡みは最高に目が幸せでした。
恋人同士になった後のふたりもぜひ見てみたいです。
しゅん×律
『フローライト・スター』ののスピンオフ。
主人公のすずのバンドのベース・しゅんと、
すずのの兄でシンガーソングライター・律のお話。
しゅんの年上の律へのほのかに示された片想いと、
律がしゅんの兄(ノンケ)への叶わない片想い。
言えない、言わない。
拒否されるより、そばにいたい2人。
切ない恋心と、
好きな人のために音楽を続ける姿が、
静かで繊細に鮮やかに描かれて、
しゅんが適当にいろんな男に失恋した律を慰めたり、
一緒に寝たり、体の関係まで・・・という
無頓着な曖昧な関係性に潜む
片想いの寂しさがリアルに感じられる。
しゅんは律への想いを抱えながらも、
律が兄を好きなことを知っている。
それでも諦めることなく寄り添いて、
律の心にさりげなくつけこむ無償の愛しさが感じられる。
律はしゅんの気持ちを知りながらも、
完全に受け入れられないでいる。
行き止まってしまう恋も音楽も、
リセットされていく過程での律の視点、
彼の無意識のうちにしゅんで埋められていく心も見どころ。
エロが少なめな分、
それぞれの感情の波に飲み込まれてしまう。
すずと耀司の恋人エピソードが2話収録されている。
音楽と恋の狭間で揺れる心理が見事に描かれて、
お互いの存在が自然と溶け合っていく
2人の恋が心に深く響きました。