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katakoiraburatorī
白黒ボーロ先生の初単行本を拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
ギャップ 3
可愛い 3
エロ 3
変態 2
な感じだと思います。
悠馬くん×せなくんのカプです。
可愛い物が大好きな悠馬くん。ある日、天才美少年学者のせなくんを家で預かることになる。しかし、天使のような見た目のせなくんだが、とんでもない研究をしていて…。
16歳ながら大学院生になっている天才学者のせなくんということで、やはり天才の考えていることは一般人には難しいですね。そんなせなくんの言動に振り回される真面目な悠馬くん。
可愛い物好きであることを隠している悠馬くんと相手の気持ちを推しはかれないせなくん。だけどお互いの言葉に認められたり、救われたりして、徐々にお互いの距離が縮まっていきます。
2人は良い雰囲気ではあるのですが、個人的にモブキャラ達の言動に悉くイラッとするものがありましたね。それがあったから悠馬くんとせなくんの距離が更に縮まるのですが、モブ女子達の言動や何で泣いたあかり?ってなりましたね。
結末としては勿論想いが通じ合った悠馬くんとせなくんですが、遠恋のまま終わっているので、また2人が一緒に過ごしているお話が読みたいですね。ギャップのある2人が織り成す、ちょっと変態ちっくだけど可愛くて、お互いの想いが徐々に伝わっていく心理描写が良いので、是非とも読んでほしいです。
試し読みにもあるシーンですが、
襲い受けが自分優位に腰を揺らして自分が満足したらハイ終わり! て攻めを解放するも、受けの腰振りが甘すぎて焦らされていた攻めによる反撃で、届いてなかった奥に当たり感じたことの無い快楽に困惑しながら善がり狂う受け、というシチュが大好きな人にはぜひ読んで欲しい。
研究大好きだから、その気持ちよさにも前のめりなのがエロいです。
そして受けが女っぽくない可愛さなのもGood。人形のような可憐さがある可愛い少年系受けです。
可愛いものが好きな攻め×攻めをディルドにしてアナルセックスの実験をする美少年受け。
目隠し、拘束、媚薬、おあずけ、処女返り。てんこ盛りです。
えろ度かわいさ共に最強レベルでした。
遠距離恋愛終わって再会する続編が欲しい。
悠馬×せな
可愛いものが好きなのを隠している
主人公のモテ系男前・悠馬。
彼の母親が家に連れて帰ったのは、
オランダと日本のハーフで、
天才飛び級の生物学大学院生・せな。
悠馬の両親が海外にいるから、
2人が同じ屋根の下で2ヶ月の同居生活が始まる。
せなの可愛い見た目に惹かれてしまう悠馬。
せなのアナル開発研究を手伝わされることになる展開!
16歳の美少年学者・せな、
ショタ体にふわふわ可愛い顔に、
感情なしでバリバリ研究脳!
天才的な突飛さが見どころ!
アナル開発研究のための誘いっぷり、
心は全くゼロで、体を繋がることが、
単に物理的な行為と生物学的な快感!が萌えツボに刺さりまくる!
無邪気なのか変態なのか、その境界線が絶妙すぎる!
正直すぎるがゆえに、態度が悪く感じられることもある。
(こういう受けは、人によって好き嫌いが分かれるけど、私は可愛いと思う!)
せなのことが好きなのに、
毎日ただのペニスとしての実験器具と、
料理が得意なので料理製造機のように扱いを受ける悠馬。
体だけではなくて、心の交流もしたがりながらも、
せなの感情が乏しくて突拍子もない行動に振り回される姿ニヤニヤしちゃう!
せな、
真剣な実験顔でエッチしていると思えば、
悠馬の責めに敏感になって感じるエロキュンを見せたりして、
拘束プレイや媚薬実験(せなが自分で飲む)などもあったり・・・、
エッチ過程やイッたまでの経緯を真面目に記録する姿が面白い!
次第に見えてくるせなの抱える天才の孤独や過去。
誰も理解してくれない、傷ついた心に寄り添う悠馬との関わりの中、
悠馬に興味を持ち始めてから、
10代らしい恋心が垣間見えるし、
感情を捨てていた思考と表情が、
少しずつが柔らかくなっていく様子に心が温かくなる。
悠馬も、せなに可愛いもの好きという趣味を認められて、
本当の自分を堂々と人前に出せるようになったり、
せなのことが好きという気持ちにも正直になれて、
アナル開発実験で非日常のエッチの
セフレ以下という関係の中で育まれていく恋に、
胸がジワジワと熱くななりました。