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odds and ends
成長と救済を感じるストーリーでした
いくつかの自分なりの楽しみ方、読み方が出来る作品
下巻は驚く程即読み終わってしまった感が強かったテス…!
上巻は新しい世界のお話しを読むドキドキでソワソワしながらどこか落ち着きなく読み耽って「はぁ~♡ほわぁ~」とふわふわしていた気がします
対して下巻は世界観よりももっとグッと薬袋と由一に集中して彼らを追っている感覚が強く貪るように読み、一瞬で時が経つような感覚
思っていた以上に屈折し歪んでいた由一の心…
だいぶ痛々しさを感じる背景に一瞬言葉を無くしてしまう
腹の底が見えないと思っていた由一像が私の中ですごく儚くそして強いからこそ美しい人に見えるようになりました
彼が時折両の手を爪の跡が残る程ぎゅっと握るのは、きっと波立つ心のざわめきを必死で抑え込んでいたんでしょうね…
そんな必死に自分の足元を見失わないように立ち続け、自分を救ってくれたかつてのブラザーに倣って自分も自分のリトル=薬袋を大事にしたかった由一
でも大事に…の仕方が分からない由一は薬袋に「ペットじゃない…!」と言われてしまう
初めての反抗とすれ違い
薬袋がまぁそこそこ泣きじゃくるんですけど、そこがまた可愛くって、、、
上巻の冒頭で成長した姿の薬袋を見ている読者としては”あぁこんなに薬袋は可愛かったんか…(*´ェ`*)”と…遠い目で彼の成長をその成長痛と共に愛おしく感じてしまう
由一の救済、そしてそんな由一による薬袋の育成
特に薬袋を良き攻めとなるように育てていくような感覚を味わえるのが私的にすっごく萌えましたヾ(〃∀〃)ノ(多分全然本人たちにはそんな自覚がないのがイイんです♡個人的萌え要素が強かったのです♡)
実際は薬袋を護りながらも成長を見守ってるのは由一ですし、作品自体も薬袋視点で進むのになぜか自然と由一視点で疑似体験が出来るような感覚に陥ります
何だかとっても不思議でそして幸せ(*˘︶˘*).。.:*♡ありがとう、妄想領域♡
欲を言えばもっと読みたかった…!
ほんとに下巻、一瞬で読み終わっちゃう位に食い入るように読みました
多くを語らないからこその雰囲気の良さや余韻もあります
だけど、、、もっと読みたいし知りたくなる!!!
薬袋の恋心を否定しながらも彼を受け入れた由一
そして月日を経て2人は固く結ばれているのが分かる時間経過
この間、、、!!!
この間をもっと読みたかったぁぁぁああ(>ω<)‼
もっと言うなら2人以外にもたくさん気になる寮生が居すぎる…!
何なら保険医の先生だって気になっちゃう♡(上巻のキャラ初期案…絶対気になるでしょ?この司馬?先生の背景…‼)
マキネ先生の10周年作品!!
これを記念して是非とも先生初の長期シリーズとか、、、??!!
めっちゃ期待してしまうんですが…|艸ω<)ㄘラッ♡
この素晴らしき七星学園高等部の世界を終わらせないで欲しい…っ‼
あ!でもこの作品のタイトルに「薬袋×奈良崎」ってわざわざ入っているって事はコレ、、、やっぱりシリーズ化ワンチャンないっすかね???!!!
わぁーー…雑誌を読んでいないとこういう時に情弱だなって思っちゃう泣
でも、期待を持てる楽しみも単行本派の楽しみ方でもあるかな♪と希望を持って待ってみたいと思います
はぁ~ほんと…もっと読みたい世界観のお話しでした!
そう言えば上巻で感じた由一のリバ臭は全然そういうんじゃなかった…(゚Д゚)
むしろ由一の辛い過去が絡んでいた背景に胸が痛くなるヤツだった…
ここ、もしかしたら地雷要素かもです…
ネタバレなのでコメント欄に残しておきますので家族系、特に母親が絡む地雷がある人はお気を付けて…ネタバレOKで地雷避けしたい方は詳細はコメント欄ご確認下さい
Odds and Ends…余り物や切れ端みたいな事を表すガラクタの寄せ集めとか半端感を表したりします
まさにこの学園に集まっている生徒達を哀愁とアイロニックな暗喩を込めたタイトルですね
この学園の生徒達が肩を寄せ合い距離を近付けたり牽制したり、、、それぞれの世界を築いていく10代の時間…‼
誰かにとっては手放せるものも他の誰かにとっては決して手放せない宝物…
最高な舞台を生み出して下さってありがとう、マキネ先生(♡´∀`♡)
そして、10周年!!!!!!!!!!
本当におめでとうございます*。٩(ˊᗜˋ*)و*。ッ
あとがきなどがなかったのはチョッピリ残念ですが先生が創り上げて来た世界観を感じられるキャラと舞台が詰まった作品を届けて下さったこの1作品、大事に読んでいきます!!
上巻の設定集…ほんと、読めば読むほど「シリーズ化」希望の道しか考えられません♡希望を大いに込めての神評価です٩(๑´3`๑)۶
上下巻合わせてのレビューです。
上巻のレビューでも触れましたが、
海外の特権階級による寄宿舎制度を模した学園で
閉鎖的空間で繰り広げられるドラマ性が良き…!
こちらの【薬袋×奈良崎】の物語は、
居場所を失ったことに気付いた青年と
傷ついている彼の居場所になる青年の箱庭が描かれています。
特殊な寄宿舎に入るということは、
大なり小なり"体の良い厄介払い"を意味してたり、
複雑な家庭による"ワケアリ"であったりーーー…。
そういった傷を全部飲み込んで特殊な環境で暮らす。
そんな中で自ずと生まれた恋心は依存と呼ぶべきか。
厄介払いされたと気付き情緒不安定の薬袋に
「お前の居場所を作ってあげる」と微笑んだ奈良崎。
寄り添い合っていた関係は刻々と変化していきます。
「先輩のペットじゃないよ…」
「早く人間(対等)になりたい」
という薬袋の痛みがドッと流れ込んで切ないです。
15歳という年齢よりずっと幼く見える薬袋の
成長の第一歩…、始まりだったかもしれません。
いっぱい泣いて、もがき苦しんで、答えを探す。
そんな過程を経ての現在軸が胸熱なんですよね…!
身体だけじゃなく精神面も立派に育ってて、
え?たった1年で…!?ってなる。成長幅えぐぅ。
対して奈良崎。
いつも微笑みながら腹の底は絶対見せない男が
ほんの僅かに緩むのは薬袋の前だけなんですが、
本人無自覚っぽいところが堪らんです////
自分のことを汚らわしい欠陥品だと思ってて、
だからこそ薬袋から離れなきゃって思ってて、
でもなぜか離すことができない。
読者にすら心の中を見せないキャラでありながら、
薬袋をめちゃくちゃに可愛がってるところがグッときます…!!!萌!!!
そんでさ、結局最後まで奈良崎の口から
「好き」って言葉を聞けなかったんですよね…。
口にした薬袋への感情は「可愛い」だけだった。
ちょっと発展途上な感じもまた学園モノっぽいし、
いつかその言葉を口にした時こそ
薬袋は本物の"人間"になれる時なのかもしれない。
もしくは奈良崎の中に既に好きは自覚してるけど、
今だ欠陥品だと思ってるから口にしないだけかもしれない。
この読み取れ無さが奈良崎らしさがあって好きです。
行動の端々に薬袋だけは特別なんだってことだけは
十分に感じ取れるから大満足…!+゚。*(*´∀`*)*。゚+
下巻は特に痛々しい場面が多かったですが
独特な特殊空間で依存と恋の関係性に萌えました////
大好きです。
当人しかわからない幸せがあり、万人受けする皆に認められる幸せだけが幸せではない、と思わされました。
暮田先生の作品は、どこか影がある人物、想い、が魅力のひとつだと思いますが、今作はそれの最たるものだと感じました。
傷ついた心、傷つく心、求める癒し、与える癒し、それぞれの自認と外からの認識、などが複雑に交差する物語でした。
上巻よりさらに重厚で湿度の高い展開、登場人物が増え、時代が行き来し、途中、何度か混乱し、一度、上巻に戻ってメモを取りながら読み返すべきだと思いましたが、手が止まらず一気に読みました。
閉ざされた箱庭ではぐくまれる密やかな恋の物語は、お伽噺の、それから2人はいつまでも幸せに暮らしました、めでたし、めでたし、とならない、万人がわかりやすい、明るいハッピーエンドを迎えませんでした。
たくさんの余韻、含みの残る終わり方、とてもゾクゾクします。
今作で描かれている話の前や後、同じ時間での別目線や別の出来事、まだまだもっと読みたい作品でした。
ここのところマキネ先生作品、比較的温かくて穏やかなお話が続いていた印象だったので久しぶりにガツンと底の見えない妖艶でダークなお話を読むことができて大満足でした。
上巻の時から本音の見えない奈良崎さんの過去に間違いなく何かがあるだろうとは思っていましたが、なんというか金持ちにありそうな夫婦の不仲や不満を母親から愛という形でぶつけられたという嫌悪せざるを得ない過去でなおかつその根本である父親が今は反省を示しているのも母親側の親族が由一に対して嫌味言ってくるのもとことん胸糞が悪いなぁと思いながら、こういう世界にいたからこそ誰かを操ることにばかり長け、愛を信じてはいない、どこまでも本心が見えない恐れすら感じる存在になってしまったのだなぁと。
逆に自分にとってブラザーがいい人だったからリ?リトルにも同じようにしてあげたい、とリトルを心待ちにしていたというセリフがありましたが、それはそれでリトルを自分にとってどんな存在にしたかったのか少し怖いような気もします。
ただまあ最終的には体当たりでぶつかってきた薬袋の甲斐あって無事2人だけの親密な世界が確立されたというラストには満足です。熱に浮かされてるかのような非現実感やいつまでこの関係が続けられるのかという不安要素は尽きないとは思いますがひとまずハッピーエンドだと思います。
他の組み合わせもぜひ描いてほしいなぁと思います。
薬袋×奈良崎
薬袋の純粋な気持ちと、
奈良崎の複雑な心情が絡み合う下巻、
ページをめくるたびに感情が揺さぶられっぱなし。
告白しても、奈良崎に勘違いと言われてしまう薬袋、
傷つけられてしまう恋心・・・
その恋する苦しさに胸がギュッと締め付けられるし、
奈良崎と対等になりたいという思いで一生懸命成長していく姿にまた心打たれる!
奈良崎視点で明らかになる彼の背景、心の病・・・
愛したい気持ちはあるのに、やり方がわからず、
愛を与えられない辛さが切ない。
薬袋が支えられるだけの展開だったが、
薬袋の奈良崎に突っ込む純愛が、
奈良崎の心を救うことになるという
お互いの愛がたどり着き方が胸キュン必至。
「俺といる?」
「由一(奈良崎)先輩といるっ・・・」
愛おしさが詰まった2人の答えが尊すぎて息が止まりそう!
自分より大きくなった薬袋にも、
甘えさせる奈良崎のセリフと表情が色っぽくてこっちまで振り回されてしまう!
ラストの校内でキスのシーンが脳に残る。
ブラザーとリトルという特別な絆が好き。
2人がお互いへの想いが募る一方で、
すれ違いやそれぞれの痛みも伴って・・・
最終的にお互いにとって心の拠り所となる関係性が最高にエモくて、
切なさと甘さと感動がしっかり溶け合った
ひそやかな関係性がすごくすごく良かったです!
七星学園シリーズ、次巻が待ちきれません。
多分続編というか、スピンオフがありそうなお話です。
タイトルも薬袋×奈良崎だし。本文も他のCPたちがちょこちょこ出てくるので、
こちらの学園(ブラザーとリトルの制度)の他のCPの物語も読めるかな、と楽しみです。
表紙のふたりと、話の中身のふたりが別人のようで(とくに薬袋くん。)、二組のCPを楽しめるようなお得さもあった。
本の中身はふたりが表紙のようになる前の幼さあふれる薬袋くんが可愛くて好きでした。
そして大きく成長する薬袋くんを、小さな頃とまったく変わらずに溺愛しているブラザーである由一先輩も好きでした。
えっちな描写は少なめ。
下巻の感想。
とりあえずストーリーには関係ないけど…司馬先生、いいなぁ好きだなぁと思ってたけど、朝の髪の毛セットしてない姿めっちゃ好みだわ。ありがてぇ。
以下本題。
薬袋サイドと奈良崎サイド、物語の温度感が全然違う。落差えぐい…
薬袋サイドは、歳相応の恋の悩みって感じ。一生懸命で、ほほえましい。応援したくなる。
一方の奈良崎サイドは…重い。し、胸くそ悪い。(ページめくってアレは…心の準備をさせておくれよ…)
カウンセリングを受けていることとか、父親が(自分に責任があることも含めて)事態を認識していること、親族の態度などから過去起こったことを想像すると……いやもう考えたくなくて思考停止するレベルで胸くそ悪すぎる。
(彼女の末路は…奈良崎がどんな状態だったのか…どの範囲にどうやって露見したのか…等)
薬袋の一途な想いを奈良崎が受け止めるかたちで、身体を伴う特別な関係になる二人だけど、でもやっぱり「対等」ではないんだよね…
奈良崎の抱えるものを何も知らされずに、望むものをただ与えられて…人間になりたいのにペットから脱却させてもらえない薬袋。ちょっと哀れに思ってしまうな。
奈良崎と離れたくないから、ペットである現状を薬袋自身が受け入れたっていう面もあるんだけど。
奈良崎の側からしたら、薬袋に秘密を告げて終わりに出来なかった時点で、手放したくない大きな存在になっているのだろうし、
今の状態でも精一杯「愛して」いるのだろうなと思う。(過去のせいで彼自身は「愛」という言葉を使わないし使えないけど、読者視点で形容するなら「愛してる」だと思う)
現状に満足せずに「確かな未来」が欲しい薬袋と、
現状で十分だし現状すら思いがけない変化の末である奈良崎。
現状は出発点なのか終着点なのか…
このズレは今後どうなっていくのだろう。
いずれ破綻するのではないかとハラハラしてしまう。
今後破綻しそうになったとき、打開するのは薬袋の成長なのか奈良崎の変化なのか…この先の二人をもっと見せて欲しい。
彼らの物語は、始まったばかりだと思う。
あとやっぱり、一ノ瀬くんは可哀想なひとだったな…作中の扱い的にも…(もっと掘り下げたげて…)
その他、今回脇キャラだった人たちも気になる人がたくさん居るので、是非長く続くシリーズになって群像劇を完成させてほしい。
由一センパイの過去めちゃくちゃおもォ・・・_(:3 」∠)_
ワケありご子息が大量に通う全寮制高校なワケで、まあなくはないけど、それにしても実の母親によるキンシンソーカンって・・・大体こういうのは義理の〇〇で限界なのに実の!しかも母親!そりゃタたなくもなるわ鬱すぎる_(:3 」∠)_
1巻がノロノロペースだったのと比べると2巻はすごい速さで進んでいきます。尊くんおっきくなったなあ・・・。
2人がメインのストーリーは一旦ここで完なのでしょうか?違うCPも読みたいです。
最初にお伝えしておきます。
読了後、もっと続き読みたかったよ! 症候群に陥ったので、萌え2評価です。
そして下巻。
薬袋、大きくなりました。
成長痛を伴いながら。
ええ、お表紙の雄みある最終形態になったわけですよ。
やはり奈良崎には、家庭環境によってとんでもない過去のトラウマ持ちで、カウンセリングを受けている人物だったのですね。
それにしても複雑すぎる生い立ちなのは、さすが暮田先生と呼ぶべきなのか、、、
そういう経緯もあって、奈良崎もブラザーが心の支えとなり、それを薬袋へ継承。
薬袋も今、奈良崎からもらった心の支えをリトルへと継承しているわけで、、、
けれど、恋愛面はまた義兄弟制度とは違うわけで
、、
執着なんてしないと決めていた奈良崎。
そこへグイグイと踏み込んでいく薬袋。
お互いがお互いの存在に救われ、それが愛と呼べるものとは言い難いけれど、それでも可愛いと思う感情――それから、対等になりたいという感情が渦巻き、誰よりも近くに、傍にいる関係性となり、、、
やはり、分かりやすいハッピーな愛ではなかったですが、それでも奈良崎が与えてくれるものが薬袋の世界を貌づくっていく。
また、奈良崎も然り。
共依存のような、救済のような関係性がとてもよかったです。
だからこそ、もっとこの2人を読んでいたかったなあ、、、と。
でもまあ、最近のBLは物足りないくらいがちょうどよい引き際なのかもしれませんね。
まだまだこの2人以外にも、エピソードを読みたいcpや脇キャラが控えておりますので、ぜひ様々なスピンオフを読んでみたいと思った世界観でした。
チル76
地雷かな?と思われる描写について
由一の両親に関して
特に母親が倫理的にアウトな感じです
自身の寂しさを埋めるために由一を性的に搾取します
その描写もコマ差し込みですが描かれておりますので、、、
嫌いな方は見たくなかった、、、ってなる可能性は高いかもです
由一の心と体が疲弊する上での精神・肉体的な負債なので物語的には必要な事かな?と理解出来る人も居るとは思うのでその辺は自己判断で是非、、、!