Odds and Ends オッズ・アンド・エンズ 薬袋×奈良崎 上

odds and ends

Odds and Ends オッズ・アンド・エンズ 薬袋×奈良崎 上
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神78
  • 萌×226
  • 萌13
  • 中立6
  • しゅみじゃない2

59

レビュー数
18
得点
539
評価数
125
平均
4.4 / 5
神率
62.4%
著者
暮田マキネ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
白泉社
レーベル
花丸コミックス・プレミアム
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784592721444

あらすじ

「あなたを知らない頃には戻れない」擬似兄弟制度を敷く全寮制男子校・私立七星学園。「ここにないのは自由と女だけ」と言わしめる贅沢な学び舎は、金とコネさえあればどんな問題児でも受け入れる特権階級御用達の隔離施設となっていた。第参寮「白秋」のフロア長である薬袋も、かつては問題児のレッテルを貼られ、ミステリアスな魅力を持つ同室のブラザー・奈良崎の手を焼かせていて――。閉ざされた箱庭ではぐくまれる密やかな恋を描く、七星学園シリーズ・薬袋×奈良崎編、上下巻で登場。コミックス限定、解説入り七星学園設定資料(大ボリューム13P)に加え、電子限定描き下ろしも収録!(このコミックスには花丸漫画 Vol.52,54,56,59,61に掲載されたjunk01~05を加筆修正して収録しています。)

表題作Odds and Ends オッズ・アンド・エンズ 薬袋×奈良崎 上

薬袋尊、(高校1年生、奈良崎のリトル)→高校2年生、第参寮「白秋」のフロア長
奈良崎由一、(高校2年生、薬袋のブラザー、第参寮「白秋」のフロア長)→高校3年生

同時収録作品Odds and Ends オッズ・アンド・エンズ 薬袋×奈良崎 上

奈良崎由一、(高校2年生→)高校3年生
一ノ瀬乃蒼、(高校2年生→)高校3年生

その他の収録作品

  • Odds and Ends 設定資料集
  • カバー下:七星学園設定資料集

レビュー投稿数18

バナーを目にするうちに陥落しました♡

Odds and Ends=半端もの
という意味なんですね

美麗男子、方言男子、悪そう男子、
みんな揃っててみんなイイ!
一気に出てくるキャラを一生懸命名覚える
作業はなんと楽しいのでしょう。
疑似兄弟制度って..
もう各CPが出来上がってるのですか?
どんどん沼るやつですねm(__)m

新入りの薬袋クンサイドに沿って、
学園のことを知っていく感じでした。

可愛い可愛い薬袋クン...。
え.. (冒頭読み返す)
あ、過去の話に遡ってるんですね!(鈍)
きゃーーーーーー(*ノェノ)
まさか、まさかの攻めに育つのですか?

どこでどうやってどうなったらあんなふうに育ってしまうのでしょう。
それがこの学園の成せる技なのでしょうか。気になりすぎます。
それでは下巻にいってまいります。

1

一年でこんなに成長するのか…!

義兄弟制度のある全寮制男子校。

上巻の感想。

2年生でフロア長の薬袋が1年生だった頃の話が主な内容。


現在2年生の薬袋は背も大きくて攻め!って感じの容姿だけど、1年生の頃の薬袋はちいちゃくて可愛い。すごい泣くし。
たった一年でこんなに変わるのか。男の子の成長期すごいや、おそろし~
でもこの成長のギャップは かなり心踊るわ。萌えるし楽しい。

奈良崎先輩の方は、第一印象ミステリアスで妖艶な感じ、と思ったら なんかその通りだった。
一ノ瀬先輩とのアレはどういうことなの…!ちょっとこの巻だけだと何とも言いがたいわ。ただ、一ノ瀬くんは全然気持ちを返してもらえなそうで可哀想だなと思った。


巻末の設定資料、結構登場(予定?)人物多くて、これが全部ストーリーに落とし込まれたらとても楽しそう。でもシリーズが壮大になりそう…振り落とされずに追いかけていけるかしら…?


1

パブリックスクールBL

みんな大好きパブリックスクールBL!

若人たちが集う学び舎と聞けば
キラキラとした青春BLを思い浮かべそうなものですが、
どうしてかパブリックスクールBLって背徳的な香りが漂っちゃうんですよね。

閉鎖的な空間で複雑に交錯し合う人間模様。
ときにときめき、ときに胸を締め付け息苦しくなる。
そんな彼らの感情に絡めとられ、翻弄されているうちに
作品の世界観にのめり込み、あっという間に読み終えてしまいました。

本作の舞台の私立七星学園は全寮制男子校で、
先輩である“ブラザー”と後輩である“リトル”が同室で生活し、
支え合い絆を深める独自の疑似兄弟制度が存在します。

高校2年生で寮のフロア長を務める薬袋もまた1年生時には
“リトル”として“ブラザー”の奈良崎と共同生活を送っていましたが、
現在では“疑似兄弟”以上の関係にあり…。

物語はそこから過去に遡ります。
まだ薬袋が新入生として入学したばかりの頃に。
家庭の事情で半ば強制的に入寮させられた薬袋は心に傷を負い、
引きこもり生活を送っていました。

この頃の薬袋はまだ成長期前で小柄で童顔で、
その可愛らしさといったら別人級!

現在では奈良崎をいとも簡単に組み敷く薬袋ですが、
1年時にはまだ小さく奈良崎の腕の中にすっぽり収まってしまう程の
小ささだったのです。

そんな身も心もか弱い薬袋を奈良崎も溺愛しており、
まさに兄弟同然に暮らしていた二人ですが、
ある出来事をきっかけに二人の関係が変化し…。

上巻ラストでは薬袋が奈良崎への想いを自覚し、下巻へ続きます!

4

全寮制学園にて疑似兄弟が織りなす物語

今回は全寮制男子高校の後輩と先輩のお話です。

全寮制高校に入学した受様が
同室でブラザーとなった攻様に心を開いていくまでと
施設と登場人物達の設定資料集を収録。

その昔
富を持てあます大人達が壮大な理念を抱いて築いた
全寮制男子校「私立七星学園高等部」ですが
現代では金とコネがあればどんな問題児も受け入れる
特権階級ご用達の隔離施設の様相を呈しています。

4棟の学生寮は数名の職員と学生の自治委員会に任され
原則3年生は個室、1.2年生は相部屋です。

相部屋となった新入生をリトル
2年生をブラザーと呼ぶ英国寄宿舎学校に習った
疑似兄弟関係を結ぶ風習があります。

今年2年になる受様は非常に優秀で人望もある上に
父親が学園CEOで多額の寄付金をしていて
一目置かれる生徒です。

対して受様と相部屋になった新入生の攻様は
寮監職員に学園に馴染めない問題児とされ
受様は同居解消を勧められる事になります。

受様は攻様の気持ちを慮っている最中だからと
穏便に説得を切り抜けるのですが

攻様を必要以上に悪く貶した職員には
自分好みの"小柄で童顔で孤独で家族と疎遠"な攻様に
拒絶された腹いせだと知っていると釘を刺しすほど
頭の回る策士だったのですよ。

受様も複雑な家庭事情を追ってこの学園へ入高していて
ブラザーだった先輩に救われた過去があり
自分のリトルも大切にしたいと思っていたのです。

そして受様も攻様が呼び出された一件から
少しづつ受様に心を許していく事で
学園生活に馴染もうとし始めます。

ただ受様は学園内でも有名人で人気もあり
受様が傍にいる事をよく思わない生徒もいて・・・

WEB配信作をまとめての書籍化で
家庭事情で全寮制高校に入れられた攻様と
学園CEOを父に持つ受様の学園アオハルです♪

上下巻の同時発売の為か進展はゆっくりです。

受視点が主軸なので
攻様に関する事情はあまり出てきませんが
事情通な受様なのでその辺は織り込み済みなのかな。

良くも悪くも職員の思惑を正しく掴み
自分の望む方向へと操れる受様なので
攻様にもそうできるはずですが

攻様の気持ちを大事にして
攻様の意思で周りと関わっていくように
導いていて受様にとって攻様がそれだけ大切なのね♡
とほっこりさせられるのですが

受様を敵視する生徒によって
攻様との関係性が揺らいてしまう展開に!!

ハラハラな雰囲気は更なる誤解を生むことになり
どうなるんだ!? な所で以下続刊ですよ ๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐

すでに手元にあるので速攻読めるのはありがたいです。

上巻は色々と謎のままに進展しているので
ワクワクのままで下巻の感想へと繋げたいと思います。

カバー下に学園の施設設定があります。
カバー下も見てみてください。

4

上巻の見応え・読み応えが凄い!!

上下巻既読済みです
ストーリーとは別部分でこの上巻を大大大絶賛したい理由があり、そこを強調してレビューを書きたいと思います

ズバリ!巻末の設定資料が、んまぁ~ゴーーーージャスッ!!!
この上下巻は薬袋と奈良崎に焦点が当たったお話しではあるのですが、それでも自ずと彼らが過ごす寮にはこの世界観ならではの魅力がたっくさん
そんな読者の知りたい欲求をしっかり汲み取って下さる設定集のクオリティーが素晴らし過ぎるんです
しかも!この設定集を下巻を読む前にご披露下さる辺りがまた嬉しい♡

当然本編から皆さん読むとは思うんですけど、きっと本編読んでこの設定集を読むとまた本編を読み返したくなっちゃうと思います
薬袋と奈良崎の白秋寮、、、そっかあの娯楽室のあの場所か、、、と夜の空気を感じてみたり、、、まだ見ぬ他の3寮への興味が尽きなかったり…!
勝手なインスピレーションですが玄冥→青帝→朱夏で興味があります

ほんと、、、こんなに創り込んで作品を送り出して下さってる先生のプロのお仕事に私が出来る最大限の賛辞がお届け出来たらいいのに…!と心から思いました

上巻本編→設定集→上巻本編リピ→下巻本編→設定集→…と間に設定集を挟みながらこの私立七星学園の世界を膨らませていく楽しみを是非味わって下さい

13

上巻だけではあまり萌えられず

全寮制の男子校という名の特別な空間…このワードだけで胸躍るものがあります。
みなさんきっとそうですよね。
いわゆる寄宿舎ものといえば、多感な時期を過ごす少年たちが繰り広げる濃密な多種多様な人間ドラマが魅力でしょう。

上下巻同時発売。
そしてこの黒ベースのシックなカバーデザインですから、これはなにかが起こりそうな予感がするぞとわくわくしました。
ですが、うーん。
正直なところ、こちらの上巻だけではどうとも言えません。
現在と過去を行き来しながら語られる薬袋と奈良崎の関係性も、1,2年生時に強く意識せざるを得ない擬似兄弟システムも、なるほどと思いながら読んだのですけれど、萌えたかというと微妙なラインです。
上巻は人物・システム紹介がメインなのかなーといった印象が強かったからかもしれませんね。
次から次へとキャラクターが登場するので、メイン2人の関係に絞って見るには少々目が散ったかな。

たった1年で凄まじい成長を見せる薬袋に驚きつつ…
現在のワケアリそうな2人の関係も、遡って語られる微笑ましかった擬似兄弟関係から次第に香ってくる妖しげな香りの行方も気になります。
下巻ではグッとくる萌えが待っていることを期待したいです。

7

読めない部分が多い

 上巻だけではメイン2人の人間性や育ち方が見えてこないので、まだ評価しにくいですね。薬袋と奈良崎がルームメイトになりたての頃は薬袋がかなり幼く感じられ、1歳差とは思えないほどでした(高校生と大きく見積もっても中1くらいに感じられました)。謎めいた奈良崎もですが、薬袋の家庭環境や今までどんな風に過ごしてきた子なのかが気になります。攻め受けはタイトルからも既に明かされていますが、今のところ奈良崎受けにあまり魅力を感じないので、下巻で彼の人となりや思考の軸みたいなものが理解できることを期待しています。

4

読み始めたら止まらない

実質、どんな問題児でも受け入れる特権階級御用達の隔離施設となっている、全寮制男子校が舞台。
寮のお話が中心です。1年生と2年生が同室(リトルとブラザーの呼称)、3年生が個室であるとか、設定が特異なので読み始めるまでは少し構えていたのですが、読み出したらもうノンストップ。
さすがマキネ先生です。
しかも前置きなどにページを割かず、いきなり何かが起こっている。でも内容が分かる。キャラクターの立ち位置も分かる。後戻りは一切する必要がない。安心して読めますので、そういう意味で躊躇されてる方はページをめくって大丈夫です。

タイトルにもなっている、薬袋(みない)くんが1年生の時の回想シーンがメインです。現在は2年生なので、1年前に遡る構成です。(それでも読みやすいのです)
背が小さくて幼かった薬袋くんが、1年でこんなに成長するのかと、いきなりそういう感想を持ちながら、同室の由一先輩の美しさ、妖艶さ、優しさに魅了されている間に上巻が終わってしまいました。
頑なだった薬袋くんが心を開いた相手であり大好きな由一先輩に対して、ひなどりが親を見るように好きだった期間と、周囲からの情報や自らの確認を経て由一先輩の違う面を知って戸惑う期間、このときに薬袋くんがとった態度と由一先輩がとった態度、二人の精神年齢のギャップを改めて見せつけられまして。こうやって少年は大人になるんだと思い知った感じです。
巻末に、この全寮制男子校の設定資料が何ページにもわたって収録されてます。
寮の見取り図、寮の部屋のパース、その他、この設定資料を見るだけでわくわくが止まりません。
で、下巻で本当におさまるのか?などと余計な心配もしてしまうのです。

由一先輩をとりまく環境が過酷なのだろうと容易に想像がつきます。仲のいいクラスメートですら癖が強い。
先を見越して手を打つなど、クレバーに立ち回らないと潰されるようなところに居るのでしょう。
だから薬袋くんの世話を焼くのは、心から癒やされていたのだと思うし、そう思いたい自分がいます。

4

シリーズ化 期待できる?

サブタイトルに 「薬袋×奈良崎」となっていたので上巻の巻末に書かれていた他の登場人物たちの恋も今後発表されるのか、期待して待っています。

内容はもう、暮田先生 お見事です!という感じで素晴らしかったです。 

2

表紙と中身

何もかもまったく知らない状態で、
コミコミさんのアクリルコースターつきを買ったので、(コースターのイラストがめっちゃ素敵なんです!
奈良崎先輩カッコいいし、薬袋くん可愛いすぎるし)
表紙のイケメンたちと見くらべて、これは誰だろう…と思ってましたが、成長した(一年後)同一人物だとわかり、
えええっ、と思いました。
薬袋くんも可愛いのがかっこよくなるのですが、
奈良崎先輩もガラッと印象が変わる。
本編のお話のほとんどは薬袋くんが可愛い姿の時のお話です。

2

この作品が収納されている本棚

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