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chiridiri yukuno
恋をして強くなりました
本シリーズは受様のお世話係のクラス委員長と
宇宙人と人間のハーフのお話です。
受様の叔父が地球にやってきた事で巻き起こる騒動の顛末と
幕間的な短編を収録。
受様は宇宙人である母親の体質を引き継ぐハーフで
欲情すると散ってしまう体質です。
受様にとって散る事は気持ちよく普通な事でしたが
受様を心配した両親によって全寮制男子学院へと移され
"散る"事を禁じられます。
そんな受様をサポートしてくれたのが
クラス委員長であり、ルームメイトでもある攻様でした。
攻様は受様が宇宙人とのハーフだからと特別扱いはせず
やがて受様は攻様に惹かれていき、
想いが通じるとドキドキしても散らない身体になろうと
努力を重ねるようになります。
そんな中、
街中を全裸で歩く男が話題になります。
気持ちよくなると散ってしまい結果的に全裸になる受様は
件の男では!? なんて揶揄われたりしますが
もちろん受様ではありません(笑)
しかし
件の男はなぜか受様を探していて学院まで
全裸姿でやってくるのですよ(激笑)
果たしてこの全裸男の正体とは!?
ラインマンガ連作作をまとめた5巻目は
受様の母の弟が地球にやってくるお話になります。
そう、件の全裸男は受様の叔父さんなのです♪
受様母は優秀で地球偵察に来たのですが
受様父と恋に落ちた事で地球で暮らす選択をします。
叔父は受様母のように美しくも優秀でもなく
周りからも認められずにいたのですが
受様母が地球人との間に子をもうけた事で
周りでは子供が迫害される!! と決めつけていて
甥が自分のように虐げられるのなら
自分が守らなくては!! と地球にやってきたのです。
ただ叔父はヒトに化けるのも苦手だったために
地球に来るまでもとても時間がかかったと言い
受様が周りに受け入れられていると知ると
受様母の姉にも会わずに
母星は居心地の良い場所ではなかったのに
「誰かのために」ならないなら地球にいられないと言う
一生懸命で健気な叔父にうるうるさせられました。
そしてそんな叔父を雨の中から救出して
ご飯を上げたりする受様友がまた良い!!
カバーイラストから2人の進展も期待しちゃいます。
受様は耐性がついてきて散らなくなってきていて
攻様とすっかりバカップルと化していますが
ソレもまた楽し♡でした。
次が完結巻なのかな!? 楽しみです。
カバー下に描き下ろしで2人の学生証が!!
写真にそれぞれの性格が出ていますので
こちらも要チェックですよ♪
誰かじゃない、自分の幸せを
待望のちりぢりゆくのの5巻目、楽しみにしてました。
個人的、各項目5段階で
健気 4
ギャップ 3
可愛い 3
エロ 1
な感じだと思います。
前作に引き続き、湊くん×シオくんのカプです。
ついに恋人同士となった湊くんとシオくん。欲情すると身体が散ってしまうからと、少しずつ触れ合えるように練習する2人。そんな2人を応援している新名くんだけど、保険医の大槻先生とのことがあり、自身が恋愛に何を求めているのか分からなくなっていて…。
まず表紙を見た時に、誰？となってしまったのですが、脇役キャラの新名くんと5巻から初登場のリアさんです。
なので、今作はどちらかというと、湊くんとシオくんよりも新名くんとリアさんのお話がメインとなっております。ちなみに帯に書いてありますが、恋の予感！？って程なので、カプ要素はまだ薄めです。
シオくんを探している、と現れたリアさん。最初は言動からちょっと嫌な奴かと思いましたが、全然そんなことはなく、ギャップ萌えと健気さで胸がギューっとなりました。
実はシオくん母親の弟、シオくんからすると叔父にあたるリアさん。シオくんに会いに来た理由や新名くんとのやり取りで意外と泣き虫だったり、色々と辛い目に遭っているのに本音を隠して、星に戻ろうとする健気さに思わず目に涙が溜まりました。
今作の湊くんとシオくんは、クラスメイトの前で、散らずに手が繋げると自慢するくらいのバカップルとなっており、散らないようにキスの練習もしたいとシオくんから湊くんに申し出るのでイチャラブ具合に安心出来ます。
だけど本編最後がちょっとだけ不穏な感じだったので、まだまだ湊くんとシオくんカプも油断が出来ません。リアさんと新名くんもこれから少しずつ良い関係になってほしいし、その姿が見て見たいので、次巻も買わせて頂きます。
5巻は、なっさんとリアおじがメイン！
お表紙から分かる通り、5巻は新名ことなっさんとシオのおじさんの全裸褐色怪しい？ 男、リアがメインのお話です。
出会いから反発しあっていた2人ですが、なんとかくなっさんはリアを放っておけず、雨で手作りハウスが壊れたうえ、空腹で行き倒れていたリアを助けて面倒みるなど、徐々に2人の心の距離は近付いていきます。
とくに、ベッド上での会話のシーンは熱い(´•̥ω•̥｀)
自分を肯定してくれる存在は、ありがたいですよね。
今回、リアの生まれ故郷での不遇エピソードなども語られ、不憫さは本当に切なく、けれどシオを守りたいという優しさ。
そして、真面目すぎるが故に地球へいたいのに、理由付けしないといられないという不器用さには、切なく、またとても愛おしさを感じました。
まりあげはも、ムギュってリアを抱きしめたい、、、(大きな独り言)
からの終盤、シオ母であるそりゅがリアを迎えに来たシーン。
リアの言いたいこと。
心に秘めていた本音をなっさんが言ってくれたシーンには、本当に凸凹を埋め合う、2人はいい関係になりそうだなあとｷｭﾝの予感を感じました。
来月、続けて6巻が発売されるので今からこの2人の関係発展もとても楽しみです！
