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konno keiko shoki sakuhinshuu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
何度も読み込んでしまう、お話の深さ
主に『コンビニ』（オークラ出版）のものが収録されています。
知らずに買ってしまい、かなりダブって読みましたが、
収録順が違うとお話のイメージも変わって楽しめました。
中でも、彼女がいるけれどセックスができなくて悩んでいる高校生を描いた「ごめんね。」が好きです。
紺野けい子さんの作品は、女性の存在がきちんと描かれており、総ホモのファンタジーチックな仕上りになっていません。
Ｈシーンは少ないですが、精神的なつながりが描かれているものが多く、
切なくもじんわりと温かい気持ちになってしまうお話が多いです。
リアルだからこそ甘酸っぱいトキメキがギュ～っと凝縮！
素晴らしかったです！
学園、もしくは恋し悩める若者が大っ好物な私にとって←ちょっと変態っぽい？ｗ
まさに垂涎もののホント夢のような一冊でした！あらすじに偽りなしｖ
実をいうと私、本当は収録されてるお話全て既読済み。でも数年前に既出コミックスを処分してしまってて(涙)…暫くは復刻版が出てるのを知りつつも予算の関係で購入を先延ばしにしてたんですよねぇ…
がしかし！こんな事ならもっと早く買っとくんだったョ～(悔)だってまさか上巻だけでまるっと高校生編がまとめられてるとは思わなかったんだもん！←つか知らずにいた私が単にアホなだけ？…orz
ということで内容は既に絶版になっている｢コンビニ｣｢ハンター型恋愛入門講座｣から高校生主体のお話が再録されてます。
彼女が居ながらも男にしか興味を持てない男子高校生の苦悩と恋愛を描いたお話や、見知らぬ男を拾ったのがきっかけで始まる友情以上恋人未満のシリーズもの・高校生×塾講師や同級生同士の恋一歩手前な淡い恋物語などなど、切なめなのからラブコメまで盛り沢山！
その中でも私が特に思い入れのあるお話が｢ハンター型～｣シリーズ。
中学生のサッカー少年勇次と彼を狙う押しかけ家庭教師でタラシな大学生森田の恋の攻防戦を描いたラブコメ。収録作品の中では掲載時期も絵も割と古めなお話なんですが、これは今読んでも面白い！
まずは勇次を手に入れる為なら彼のチームメイトや元カノですらダシに使う森田の腹黒さ←逆に言い換えればそこまでする森田の必死さにｗｋｔｋ(笑
歳の割に大人びた勇次が森田の罠に翻弄させられアタフタしてる姿も年相応でめちゃめちゃ可愛かったです！個人的には黒髪短髪な勇次のつむじと襟足に激萌えでした←またまた変態っぽい…？ｗｗ
あとこのお話に限らずですが、紺野さんは女性キャラの使い方が非常に上手い。嫌味でなく、かといってわざとらしくもなく実にいつも自然体。だからこそ、ただのファンタジーでは終わらせないリアルさが感じられるんでしょうね^^
お話は殆ど恋愛未満(もしくはキス止まり)な内容が多いですが、そのぶん思春期特有のデリケートな心理描写をじっくり丁寧に描き込まれてるので、切なくも眩しい青春グラフィティをたっぷり堪能できるのは間違いないですヨ！
等身大で可愛い男の子達に目がない貴方に絶対オススメの一冊(笑
甘酸っぱい可愛いお話
収録作品のほとんどが主人公達が中学生から高校生ということもあって、甘酸っぱい可愛いお話がたくさん読めます。
自分がゲイであるんじゃないか？と悩む高校生や、可愛い中学生を自分のものにするために画策する大学生。
一見クールに見える中学生もだんだんとその術中にはまって取り乱したり、でも大学生の方が必死だったり、とても可愛いカップルです（「ハンター型シリーズ）。
ゆっくりと相手への想いが大きくなっていく様子など、まさに思春期の悩み・恋愛がリアルに感じられました。
各お話にヴァリエーションがあって楽しめるのも紺野さんのすごいな～と思うところです。引き出しが多いというか。
評価が萌ｘ２になっているのは、単に下巻にとってもとっても大好きなお話が収録されているため。神評価でもいい一冊です＾＾。
清過ぎるー！
初期の作品を集めた作品集です。
上巻は学生物が集められております。九本収録。厚みはありますが、短編多し。
正直、最初と最後の作品だけ面白かったです。
なので評価の八割はこの二本のためです。
あとはピュア過ぎましたー（汗
そしてお気に入りは口絵に使われている、小説『あなたの花になりたい』の表紙。
ああ、やはり紺野さんの無精髭男最高！うっとり…
『ごめんね。』は、サンタアルバイトをする25歳の朋巳×高校生で17歳の啓。
彼女持ちの啓は自分がゲイでないかと不安を抱えていて、朋巳と寝てそれを確信してしまいます。
でもね、このね、偶然出会った朋巳がすごく啓の気持ちを尊重して、しかも抑えるところは抑えるというイケメンキャラなんですよ。
あー、この話好きです。
その後に収録されている『ねえ 1度だけキスしてよ。』は、啓が朋巳の元へ飛び込んだ結果別れることになった彼女視点。こちらも良い。
こういうの読むと、紺野さんはBLに限らない才能をお持ちなのだなと思いますね。
『青空へ続く道』は高校生同士のお話。その続きが『桜が咲いたら』。
清いです…眩しいぜい。
同じく『星に願いを』も高校生同士のお話。
こちらはもっと清いですね！もう少しよろしくお願いしますと紺野さんへ言いたい。
これはどっちが受けになるのかなぁ…細い腕という記述かあるので水野（チャラな方）かなあ。
そして『ラブリン ダブリン』。
タイトル見て、ダブりのお話？とまず思いました（苦笑
高校三年生×予備校講師で年下攻め。
多分、きっとね。
実際は清いからわかりませんが、可愛子ちゃんな外見の講師が攻めだったら夢なくなりますから！ストーカーの如く待ち伏せしたりしてかなり熱を上げている高校生がね、兄貴にからかわれて可愛いです。
『太陽の子供』は高校生の3Pもの。
…嘘です、作品集の中で一番清いです。
三人組なのは本当ですが、個人的にはちょっと魅力の薄い作品でした。
『ハンター型恋愛入門講座』『〜応用講座』はなんとまあ13歳ですよ。
大学生でサッカーチームの臨時講師の森田×中学二年生の勇司。
この森田が色々画策（いやもうマジもんですよ）して、勇司を落とすお話です。
ちょっと中学生は若過ぎ（せめて高校生ならね）ですが、でも年の差・体格差は魅力。
チューも可愛い。
二度目からは自分でチューを許してるって自覚してるとこが、なんとも男前中学生です。
彼が20歳くらいになったら森田は三十路近いと思いますが、その頃にはしっかり尻に敷かれているでしょう。
結局ラブシーンのある作品が面白く、清い方は物足りないという結果に。
なんてわたしってわかりやすいのでしょうか（汗
ココナッツさま
こんにちはー。
再録があるのですね。
うーん、それは確かにチェックしないと損した気分に
なってしまうかも…。
紺野さんは、リーマンものになっても巧いからすごいですよね。
ご返信、ありがとうございました！(*´∀｀)
あやちゅけさま
こんにちは(*^^*)
もうキラッキラしておりました。
上巻は学生物ですが、下巻は年齢上がる（リーマンとか）ようですよ！
再録があるので、わたしは所持している物とダブらないか確認してから購入しようと思ってますー。
ココナッツさま
紺野けい子さんの作品ですね。
レビューを拝見させてもらいましたが、凄く面白そうです！
最新作も私としては期待しちゃいますけど…。
登場人物、みんな年が若いですねー。眩しいです。
やんわり仕上げ
BLにはまってから3番目に買った作品です！今となってはケースがパンパンで入れるところがない状態ですが・・・。ああ自分が恐ろしい(笑)
さて、紺野さんは「愛の言霊」ではまって以来好きな作家さんです。カラダだけの繋がりだけでなく、心理描写がしっかりしているところが非常に好きです。よくお話が作りこまれているのがド素人の私にもわかるほどに！
この作品集の上巻は大体高校生のお話です。なので甘酸っぱい、若さが感じられる切なさや想いがリアルに描かれております。
下巻のほうは大人たちが素敵な恋を織り成してます！
高校生編
この本が家にある事が嬉しい。
まず、表紙からして素敵！なのです。
白地に銀の線で、可愛い系男子とイケメンが。
内容は、紺野けい子さんの1997〜2000年の作品、しかも「High school student edition」のタイトル通り高校生ものの短編集となっています。
「ごめんね。」「ねぇ1度だけキスしてよ。」
薄々、自分は男が好きなのではないだろうか、と怖れてる高校生17才の啓。
少し年上の男性と遂に体験してゲイを覚悟する。とても繊細な一編。
「ねぇ〜」は啓と付き合ってた女の子視点。「コンビニ」の2人がいるコンビニが舞台です。
「青空に続く道」「桜が咲いたら」
高2の冬に転向してきたテツと何をするのも一緒のマサキ。卒業したら一緒に住もうよ…
BLになるまであともう少し。
「星に願いを」
フラれた二ノ宮と、フって女の子にひっぱたかれた水野。
星占いで『別れは次の恋へのステップ』。水野がその相手のような気がするのはなぜ？
「ラブリン ダブリン」
恋する高校生はゲーテ片手に。
これはちょっと珍しい双子絡みの物語。意地悪兄さんにイジワルされる受難の弟くん。
「太陽の子供」
学校で浮いてる二人組と話をするだけでイジメを受ける。くだらねえ。
でも、群れるより自分の感覚を大事にできるなら大丈夫だね。BL要素は無くて、友情と自立の話。
「ハンター型恋愛入門講座」「ハンター型恋愛応用講座」
これは…ちょっとした問題作では？
大学生の遊び人だった男が、中2の男の子にロックオンして色んな策を弄して自分に向かせようというお話。面白いけどちょっと怖いよ…
この中2・勇司もソレがわかってて受け入れていきます。
BLの萌芽のような、「ここからはじまる」感が感じられて、とても面白かった。
