アイラブユーが言えなくて

i love you ga ienakute

アイラブユーが言えなくて
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神9
  • 萌×27
  • 萌7
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

291

レビュー数
7
得点
94
評価数
23
平均
4.1 / 5
神率
39.1%
著者
青梅あお 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
スクウェア・エニックス
レーベル
ガンガン BLiss
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784757592636

あらすじ

だって俺たち、セフレなのに
純太はしがないリーマンだが、誰にも言えない秘密を持っている。それは新進気鋭の俳優・是(ゆき)と同居し、しかもセフレ関係になっているということ。純太も昔は地下アイドルをしており、是はその時に気にかけていた後輩だった。自分を求める是の気持ちに向き合うのは怖いのに、離れがたくて体を重ねることを繰り返してしまう純太。この気持ちは庇護欲なのか愛情か――。年下芸能人×元地下アイドルリーマンのじれエモBL。単行本描き下ろしのアフターエピソードと、高校時代の友人との再会から再始動する想い――

表題作アイラブユーが言えなくて

小鳥遊 是(ユキ)、天才肌新進俳優、元地下アイドル
志麻 純太、はしがないサラリーマン、元地下アイドル

同時収録作品10年ぶりのアオハルを君と

一ノ瀬 晃斗、(高校生→)29歳、営業マン
今野 佑久、(高校生→)29歳、書店店員

その他の収録作品

  • カバー下:キャラクター設定

レビュー投稿数7

優しい雰囲気の作品

表紙の優しい雰囲気にすごく合った優しい作品でした。

年下芸能人×元地下アイドルのリーマン
こんなにお互いの好きがだだ漏れているのにセフレの関係から一歩進めないのがすごくもどかしかった。

それだけに、お互いの気持ちが通じ合ってから玄関先でチューしちゃう2人が可愛すぎてキュンキュンしました!

初めて純太と出会った時の是は、誰にも懐かない猫みたいで、是が拾ってきたモップにそっくりだなぁと思いました。
2人の旅行の時に、モップも一緒に連れて行くのが大事にしていてすごくよかった!

同時収録の読み切り作品
高校時代に密かに想っていた友達との再会の話
密かに想っていた人との再会から始まる話が大好きなので、こちらの作品もすごくよかったです。
これから2人の恋はどうなっていくのかなぁと続きを読みたくなる!!

0

優しくて、切なくて

優しくも切ない青梅先生ワールド全開です。
決して派手さはないけれど、じわじわと温度が伝わってくるような
優しい世界観が大好きです!

会社員の純太は人気俳優の是と秘密の同居中。
けれど、二人は恋人同士ではありません。

まだ純太が地下アイドルだった頃、後輩としてグループに加入してきた是。
グループ内でも浮きがちだった是を放っておけずに世話を焼いていたら
いつの間にか懐かれるように…。
気付けば是から向けられるその感情と同じものを抱くようになっていた純太。

言葉にはせずとも、互いの気持ちを分かり合っていた二人でしたが、
メジャーデビューを目前にしたある日、キス現場を撮られてしまい…。

その後、是の将来のために身を引いた純太。
けれど、真実を知った是は純太を諦めきれず追いかけてしまうのでした。

そうして今現在。
一度は気持ちが通じ合ったにもかかわらず、
互いを想うがゆえに未だ気持ちは告げられないまま、
セフレという歪な関係に落ち着いた二人。

どんなに肌を重ねても、唇に触れても、
届かない“好き”が切なくて堪りません!
こんなにも愛が溢れているのにどうして愛しているの一言が言えないの…。

それでも純太からの「好き」を待ち続け、
一途に愛を注ぎ続ける是の健気な愛に胸がきゅっとなりました。

一見もどかしく見える純太もまた是のために華やかな世界を去り、
恋を諦め、と是への献身ぶりに愛がダダ漏れなんですよね。

結局のところ、お互いがお互いを大好きすぎるということなんです!

そんな長い長いすれ違いをしてきた二人なだけに
恋人同士になったときには喜びもひとしおでした!
嬉しいけど…できるならもう少しイチャイチャする二人が見たかった…!

同時収録はかつての同級生との再会から再び恋に落ちる様を描いた
読みきり作品『10年ぶりのアオハルを君と』です。
かろうじて想いは通じたものの、この先の二人を見たい!と思わせる
超絶よいところで終えてしまいました…なんてにく演出なんでしょう!

0

切ない両片想い

人気若手俳優の是とサラリーマンの純は、同じ地下アイドルグループの後輩先輩でした。そして今は、同居人且つセフレ。そんな拗れた関係は、純がメジャー前に脱退したのが自分とのキスのせいだと知って、どうしようもなく会いたくなった日から始まります。
互いに想いがあるのに、相手の気持ちに向き合うのが怖くて言葉にして伝え合えない。それでも離れることができずに、身体を重ね合うふたり。
互いに好きで互いの為にと想っているから、過去にも触れずいびつな関係を続けていくふたり。その切なさがゆったりと物語を語っていきます。少し暗めに感じる人もいるかもしれませんが、男同士、しかも芸能人相手で隠さなくてはいけないというハッキリできない感じは読んでいて逆に無理がないので、嘘っぽくなくてよかったです。

そしてやっと、是を守るためと言いながらも自分たちの気持ちから逃げてきた純は、是がずっとがんばってくれていたことに気づき、覚悟を決めます。
この先、ふたりがラブラブハッピーになってカミングアウトすることはないんだろうな、と思います。でもこのふたりにはそれでいいんじゃないかと感じています。
個人的には、オープンで明るいBLじゃない話にこそ胸にグッときて余韻が残る感じがして好きですね。

0

キモになるとこが弱いかな…


今回、すれ違う2人の関係性を
セフレという形で表したお話でしたが、
どう考えても、なんで?だし
その後もずっと説得力のないまま
セフレなんだとワードが使われていましたが
うーん、萌えない…

セフレという関係を深掘られる訳でもなく
代名詞として使われた関係を深掘るわけでもなく
特に萌えるポイントのないまま終わってしまった感がしました。
作家さん買いだったので、ちょっと残念。

日常を語る作風が、とても素敵で
好きだったので、セフレ…なくても
良かったんじゃぐらいに思ってしまった。
お互い、相手に対する優しい気持ちの
やりとりを眺めてるだけで幸せなんですよね
次回作に、期待します。

2

ふんわり優しい

芸能人と一般人(元地下アイドル)との恋ということで、普通に生活するのも大変だろうし何より表紙の純太の涙が嬉し涙では無さそうだというのもあって、切ない場面が多めかもしれないことをしっかり覚悟をして読み進めました。

帯やあらすじにもある通り、ふたりは恋人ではなくセフレ。
なのでその関係が上手くいくかいかないかよりも、どうやったらゴールまで辿り着けるのか?を見守るような展開になっていました。

ただそこまでの道のりは思ったより重たいわけではなくて、ふたりが出会った過去のエピソードもふんわり気味。
純太が是の活躍の邪魔にならない為にたくさんの感情を飲み込んでいるのはすごく美しくはあるのだけど、セフレとして一緒にいる時点で線引きできていないのでは?と思う部分もありました。

ようやく気持ちが交わったシーンはもちろん祝福したい気持ちが一番ではあるのだけど…
アイドル時代キスしているのを撮られてしまったことからこれまで色々警戒しきたのに、外で堂々と好きだと言ってしまう純太の軽率さはどうにも引っかかってしまいました。

とても優しいお話ですがその奥にある盛り上がりをうまく汲み取れなくて、ちょっぴり物足りなさはあったかなと思います。

0

新進気鋭の俳優×元地下アイドルでしがないリーマン、が最高!

どうも。
芸能BL好き腐の民、まりあげはです。


今回、青梅先生が年下芸能人×元地下アイドル現リーマンの身体から始まる、ジレエモBLを発売されると知りまして、、
芸能BL好き(とくに攻めが芸能人だと良!)なまりあげはとしては、読まねば!! と使命感に駆られたわけで。

で、結果最高だったんですけど、途中まで単話で読んでいました(にっこり)!
あれ…このお話……知ってる……(困惑)と思ったら、やっぱり過去のまりあげはもリサーチしていて読んでいたのですね。
さすが、性癖というものはずっと変わらないものですね(←そんな昔の単話発売作品じゃないだろ!おい!!)



ということで、このお話のどこがいいかと言いますと、年下攻めが受けを大好きすぎるところです。

過去、攻めは自身の言葉足らずなところが、今日まで比較的トラウマとなっていました。
そのせいで発言や態度に自信が持てず、臆病になってしまっており、、
つまり、タイトルのことなのだと思いますが、、


大好きな受けの傍にいるために、セ〇レと言い出してしまった臆病の裏に隠してしまった激重愛が、とにかく切なくて。
ずっと傍にいてくれると言ってくれたはずの受けが、ある日突然、姿を消してしまった消失感が余計にそうさせているのもあるのでしょう。


完璧なイケメンが自信のない不安な姿を、受けの前でだけ見せる。
そんな姿を好む腐の民は、少なくないのではないでしょうか。


あと、個人的に好きだったのは、受けの脱退について。
攻めが強引にキスしたことで、受けとのキス写を撮られ、受けが責任を取るようなかたちで(解雇とも言えるけど)グループを辞めた。
しかも、攻めには内緒で。

2人の間に立ちはだかるハードルが高ければ高いほど、両想いになった瞬間、多幸感を得るタイプの腐の民のまりあげは。

このような切なポイントも胸を震わせられて、とてもよかったです。(こんなポイントを好きな人はあまりいないかもしれませんが、、苦笑)



あと、読み切り「10年ぶりのアオハルを君と」という作品が今回収録されていました。
表題とは関係ない、DK時代の友人との再会Loveです。
甘酸っぱいお話で、片想いかと思いきや、、、///??
という、お話でした。

うーーん!
そのあとが気になる!! と言ったところで終わってまして、なんだかむず痒い、たとえるならばくしゃみが出そうででない、春先の花粉症みたいな(どんな例え方だ! でも、続き読みたいよ的な褒め言葉です!)感じの読了感でした。


エモいお話が読みたい方には、断然オススメしたい1冊です。

1

同時収録のお話が好き

青梅あお先生は『君と運命についての話がしたい』が本当に大好きで、今回の新刊もとても楽しみにしておりました。

そして拝読したのですが、表題作は結構あっさりでした......
編集者さんとの相性なのか?
先生の作風の良さがあまり活かされていないような気がしました。
ストーリーは王道で読みやすかったです。

そして、個人的に好きだったのが同時収録のお話です。
同級生の再会モノが大大大好きなんですが、そんな好みの問題を差し置いても、こちらのお話は表題作より丁寧に描かれていたように感じます。
読切なのが勿体無い......こちらを連載してくださったらとてもとても嬉しいです。
どうか!

同時収録のお話がとても良かったので\\神//で!

1

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う