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motohashi kyoudai
「本橋兄弟」の6巻目にして完結編。
6巻が発売になるという情報を知った時、発売日に買いに行かなきゃ、と思ったの同時に目に飛び込んできたのは「完結」の文字。
うそーん。
大好きな『本橋兄弟』、終わっちゃうんだ…。
としょんぼりしたのは否めず。
でも、書影を拝見して、いい笑顔で笑う二人の姿を見た時に最高な完結編になるんだろうな。とも思ったり。というわけで、泣いても笑っても最終巻となる今巻の発売日を心待ちにしていました。
同じ高校に通うDKの貴也、智也の本橋兄弟を軸に、彼らの良き友人、そして彼らを見守る大人たちのドタバタコメディーを描いた今作品。
貴也の方がお兄ちゃんですが、智也の方が先に卒業式を迎える。
高校を卒業する智也と、智也の一つ下の学年の貴也と彼らの友人でもあるとみちゃんと恵くん。という年齢の彼らが思い悩むのは、高校を卒業してからの進路について。
家の経済力、好きなもの、これからの展望。
全く異なるバックボーンを持つ彼らは、けれど深い友情と絆で繋がっていて。「本橋兄弟」は基本的にコメディ寄りのお話なので読んでいて思わず吹き出してしまうエピソードで展開していきますが、今作品の大きな魅力は、そのコミカルさと同時に描かれている、深い、様々な形の「愛情」です。
家族愛、友情、恋心、そして大人と若人たちの間で築いてきた信頼関係。
そこを軸に、高校を卒業し大人になっていく貴也たちの「これから」が時にコミカルに、そして時に真摯に描かれていて、もうとにかくめっちゃ良かった。
今まさに青春を送っている若人にも、自分の進路を決め夢に向かって奮闘している人にも、そしてかつての若人にも。様々な世代の人の心に訴えかけてくる、そんな最終巻でした。
貴也が2留している理由とか、要司さんの貴也への想いは成就するのか、とか、その辺りははっきりと描かれてはおらず、読み手のお好きなように解釈すればいいのかなあ、とそんな風に思いました。
序盤は今シリーズらしい智也のダル絡み(いい意味ですよ!)や、とみちゃんのイベントに同人誌を出したいエピソードで爆笑しながら読み進めていましたが、最終話がもうもう…!涙腺直撃されました。最終話は、登場人物たちのセリフが描かれていません。描かれていないのに、どんな会話が交わされているのか分かる描き方が秀逸。そして、描かれていないからこそ彼らの会話の中身を、読み手それぞれの想いで紡いでいけばいい。なんと最高な描き方か、と感心しました。
そして、智也の卒業式の時に、貴也が思い出す「思い出」がもう、これまた泣けて泣けて…。
最終巻にあたる今巻の発売にあたり、特典がそれぞれ趣向が凝らされています。
私は電子で購入しましたが、電子の特典の内容をちょびっと。
タイトルは「数年後」。
卒業式から数年後。
とある場所に、全員で集まって…。
というお話なのですが、これが本編の伏線をきちんと回収した内容になっていて最高すぎる特典でした。いつも一緒だった高校生時代とは異なり、物理的な距離が離れてしまった「今」。でも、いつでも心はともにあって。
最後の最後まで、深い愛情に満ちた1冊。
電子の特典がめっちゃ良くて大満足なのですが、個人的にアニメイトさんの特典も気になる…。とみちゃんの同人誌絡みなのか…?めっちゃ読みたいので、紙媒体のものも買いに行こうかと検討中です。
大好きなシリーズが終わってしまって寂しい限りですが、きっと彼らはこれからもずっと楽しい毎日を送っていくんだろうな。またどこかで彼らに会えることを願って。
BLとして読んでなかったのでちるちるに登録があってびっくり!要司はギャグとして見てたのでBL意識してなかったなぁw
ギャグが本当にツボで大好きな作品です。キャラもみんな個性的で優しくて魅力的でした。塾の丸山君もおそろいのTシャツ着てくれてるしアリ図鑑キーホルダーもカバンに付けてくれるの可愛い過ぎw終わってしまって悲しい…
今回も好きなところを上げたらキリがないのですが、やっぱり1番は智也の卒業式です。もお貴也と一緒に泣いてしまった。
祖母の入院から学校を休学し過労で倒れるまで働いたせいで2浪し、弟が自分より先に卒業…それでも卑屈になることなく、親の様に心から祝えて喜べる貴也本当に好きです。
いい子達過ぎて要司のポジション代わりたい…やっぱ要司込みで見守りたいw
同人制作の裏側、作ったことないのに共感しちゃいましたw
ずっと気になってた謎は結局分からずじまいでした…なんで本橋家族とトミーだけ関西弁?前巻の迷子の兄弟と母親ぐらい?
電子おまけの数年後、最高でした。紙派の方にはネタバレになってしまうので控えてます。そのこともっと掘り下げて続編書いてほしい!
非BLだから「ちるちる」に登録が無いと勝手に思い込み、今日偶然見付けて驚きました。ですが、喜びを伝えられると嬉しくなり、早速レビューを書いてます。
何カ月も前から予約しておいたのですが、何度か発売延期になって、今か今かと待っていました。そして、手にした帯の「堂々の完結」にショックを受けたのです。
それでも、内容はそのショックを吹き飛ばすほど素敵でした。変わらない弟君の変人ぶりには笑い、弟想いなお兄ちゃんには泣けました。要司さんのお兄ちゃんストーカーは、怖いながらも楽しくて。唯一、そのBLが成就しなかったのは残念ですが。
カバー下に書いてあるように、「本橋兄弟リターンズ」としてでも、続編を描いてほしいですね。こちらは紙の本を購入したのですが、電子の続編が良いという噂を聞き、電子での購入も悩んでます。