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dekisokonai no love song
虎太郎×飾
バンド熱が全編に渡って溢れていて、
恋の切なさが胸をギュッと締め付ける。
耳にたくさんのピアスに舌ピアスまで!
黒髪にハイライトが入った超絶美人ボーカリスト・飾(22歳)。
彼が同じバンドの義兄に抱く叶わない片想いが切なすぎる・・・
吐き出せない想いを
ステージの上で歌うラブソングで空回りするだけ。
そのまだ幼さの残る美人の寂しげで虚しい、悲しい表情が刺さる!
そんな飾を、
恋でもステージのミスでも全力で支えてくれるのが、
新しくバンドに加入した年下のギタリスト・虎太郎(20歳)。
虎太郎が少し生意気で敬語も使わなくて
初対面から距離詰める。でも、
飾のためなら何でもしてしまうワンコ系で、
飾の寂しさをちゃんと感じ取って、
「忘れさせてやる」という優しくて甘いアプローチをしてくる。
虎太郎のアタックに対して適当に応じる飾。
そんな空しい遊びから始まった関係の中で、
虎太郎の積極的な態度に、
飾の隠れた強気ツンツンが垣間見えて、可愛さを感じさせる一方で、
義兄への想いの根深さが浮かび上がりながらも、
少しずつ虎太郎に惹かれていく様子が見どころでしょう。
その過程の中、
表紙となっている
虎太郎が義兄の結婚に煩悶する飾をスクーターで海に連れて行くシーン、
なんと「俺が一生一緒にいてやるよ・・・死ぬまで」というセリフがさらにロマンチック。
カッコいいバイクではなく、
普通のスクーターのセンスが、
20代前半の生き生きとした青臭さを体感できて素晴らし。
息を飲んだのは、
高校時代の飾の不憫から、母親の再婚で居場所が不安定になって、
義兄に救われた飾が彼を好きになるの細やかな心理描写だ。
義兄を思いながら虚ろな1人でやる姿が健気で、
まだ10代の実りのない恋に苦しみながらも、
義兄と一緒に音楽の道に乗せる姿が心に染みるもの。
飾が虎太郎が女子と話す場面で嫉妬してしまったり、
不意に始まる飾と虎太郎の激しいキスに萌えて
2人の距離が縮まっていくと思った同時に、
本気の虎太郎に対する
まだ義兄への想いを断ち切る勇気がない飾・・・
虎太郎の顔に平手打ちするシーンが伝わってくるのは、
虎太郎の痛みではなく、飾の心の痛みだ。
読み進めると、
初対面で飾に一目惚れしたと思っていた
虎太郎の一途の愛情の原点にグッとくる!
晴れて想いが通じ合ってからの
初心者の飾とノンケの虎太郎の初エッチがなんと迫力満点で、
描き下ろしも甘いエッチで目が潤う!
飾の舌ピアスでの乳首攻めとフェラが非常に萌える!
(紙の本、白抜き)
ステージの上でツインボーカルの魅力も必見!
見た目は強いけど内面はちょっと脆い飾を、
優しく包み込むようなひたむきで爽やかな愛情を注ぐ虎太郎が本当にカッコいい!
だんだん心を開いていく飾が可愛くて仕方ない!
自然にタバコを吸うバンドマンたちのの姿が現実感満載で、
音楽と恋が絶妙に絡み合って、
切なくてエモい感情が湧き出る一冊でした。
【歌えよーが歌えなくなろーが俺はアンタの傍から居なくなったりしない。死ぬまで(虎太郎)】
エロス度★★★★★★★
おやおや、バンドマン同士の恋や義兄に叶わぬ恋心を抱く義弟といった要素が美味しいですね。
強引で奔放・生意気な虎太郎の年下攻めにも萌えまくりで、不毛な恋を続ける飾に光をもたらすのが尊いです。
特に、最初は虎太郎に対してツンケンだった飾が彼の強引さに引っ張られながらも心を開いていくのがツボで、虎太郎に惹かれながらも素直になれない頑固さも可愛いですね。
飾が圭を好きになった経緯の回想・虎太郎との夜の海でのひと時・・・特別を共有し、叶わぬ恋に苦しむ飾を虎太郎の愛が満たしていくのが素晴らしい。
2人のさらなるラブラブ&エXスを求める方にはコミコミさんでの小冊子付きがオススメです。
表紙とお試しのビジュアルに惹かれて購入しました。
義理の兄、圭に恋しながらも伝える事ができない思いを歌にして表現する飾。そんな飾の前に突然バンドメンバーとして加入した年下の虎太郎。
グイグイ迫る虎太郎に最初は警戒して自らも煽るような態度をとる飾ですが、次第に真っ直ぐに思いを伝えてくる虎太郎を信じてもいいのかもしれない、と気持ちを許していくようになります。
飾が圭を好きになったきっかけや、失恋のきっかけとなった出来事も詳しく描写されており、ストーリーがしっかりしています。
最初は警戒するけど、気を許すと自分からもくっついてデレる飾の姿が黒猫のようで可愛いです。そして虎太郎は年下だけど飾の全てを受け止めて受け入れてくれる心の大きな攻めくんでした。飾の嫌がる事はしようとせず、キスやえっちもちゃんと「してもいい?」と待てができるワンコくんでした。
失恋で傷付いた飾の心を、大きな愛でゆっくり癒してくれる姿がドッグセラピーのようでした笑
海やライブシーンなど、美しい描写がたくさんで何度も読み返したくなる作品でした!
バンドのボーカリストとギタリストの恋を描いたバンドマンBL。
自身を音楽の道へ導いてくれた義兄・圭に叶わぬ片想いをしている飾。
同じバンドメンバーとして一緒にいる時間が多いため、嬉しい反面ツラい思いもたくさんしてきたであろうことがわかります。
届かない想いを歌にのせて浄化させているという、ボーカリストらしい方法が美しいけれどとても切ない…。
そんな彼の前に現れた新加入メンバーの虎太郎。なんとも軽いノリで飾に近付いてきて、いとも簡単に彼の心の中を言い当てるのでちょっぴり謎な人だなと思ったのですが。
飾に対する真っ直ぐな想いや音楽へのアツい情熱など、虎太郎自身のことがわかってくるとその印象はいい方向へと変わっていきました。
特に裏表なくブレずに飾のことだけを見ていることが伝わってくるのが本当に素敵で。
ツラい恋をしてきた飾にとっては逆に眩しすぎたのかな?みたいな気もしましたが、それほど大きくすれ違うことなくお互いに解り合えて本当に良かったなと思いました。
ラスト手前での事故はかなりヒヤッとしたけれど、飾の中で虎太郎はとっくに大切な存在になっていたことを伝えてくれるエピソードだったので後味の悪さはなくて。
失う前にしっかり気持ちを言葉にできて良かったね…!と感動。
これからいーっぱい甘い時間を過ごしてほしいなと思いました。
みんなのビジュアルもめちゃくちゃ好みだったし、ライブハウスでの熱気が伝わるような描写や細部までしっかり描かれた楽器など、音楽が絡むお話が好きな私にはたまらなく刺さる作品でした。
gossh what else can I say other than the beautiful, dreamy artstyle and the plot of the manga. How can love and music and passion accompany each other to make a mesmerising and heartbreaking story. I just love this so much, looking forward to more stories from sensei
カバーの美しさと、連載配信時の1話無料の際に拝読していたこともあり購入いたしました。
叶わない恋をする主人公に新しくメンバーに加わった新人ギタリストが強気の心で迫るお話…王道ながら切なくなんとも言えないエモさに海へ叫びに行きたくなりました(なぜ海なのかは読んでください笑)
コミコミスタジオで買っていたのですが、特典のエピソードが良すぎて気づいたら別の書店でも特典目当てで購入していました…
終始主人公の飾くんが非常に可愛く…基本攻キャラが普段好きなため「こんな気持ち初めて…」をBLで味わうことになるとは・・となっています
作中のライブシーンもカッコよくどんな曲を歌っているんだろう…の気持ちです
ほかレビューで何か言っている方もいらっしゃいましたがこのBLコミックスが毎日のように発売されている今、バンドBL・クーデレ・片想いと王道三種の神器みたいな要素で続きが知りたくなる、1本の映画のようなストーリー…私はすごく好きです。
阿古多先生の作品は初めて読みましたが他の作品も読んでみたいと思います。
エロイんでしょうね!?!?
表紙や話の雰囲気的に好きそうな予感がしたので購入。
予想通りというか、結構好みでした。
ノンケに恋する受けに恋する年下攻め…!!!
こんなおいしいシチュエーション、萌えざるを得ないでしょ…
ちょっとチャラくみえるけど真っ直ぐなところもまたかわいい攻めに完敗。
受けも魅力的なキャラでした。
もっと評価されてもいい作品だと思う!
一人抜けたあとはどうするんだろ?
これ続編ある?(´Д`)
期待を込めて神にします~!
デビューコミックスかと思っていたら何冊も出していらっしゃるんですね、失礼しました。
作家さんについても知らずほぼ内容も知らず試し読みしたかどうかも覚えてないのですが、有償小冊子付きのを2冊購入したんですよね、わたし!
なんかすごくないですか、、?
音楽バンドものが好き、義理の兄さんを好きだけど失恋という設定が好きなだけで!
しかも、実姉の旦那のことを好きな設定と思ってたら親が再婚同士の義理兄弟だった、、、
あー勘違い。
まぁでもちゃんとバンドものだもんねー
楽器もちゃんと描いてくれてるもんねー
と気を取り直して読みましたが、
好きな人はめちゃハマるんだろーなと思いました。
よく分からなかったのがこのバンドの立ち位置。
どうも他に仕事してるっぽい。
苦労話を見せろというわけでもないですが女の子にモテてて楽しそうねという印象が先にくる。
あと虎太郎がいきなり
一生死ぬまで側にいてやるよ
とか言い出したのに違和感。
本人にしてみれば違和感などないんだろうけど読者のわたしはそう感じました。
受けのボーカリストの飾は長髪のせいだけではなく、女子に見える、ごめん。
舌ピは性的なニュアンスで装着しているとしか思えない、これ偏見?
昔わたしが好きだった北欧のボーカリストは乳首にピアスしててちょい引きました。
肝心な虎太郎×飾のCPについて或いはストーリーについてわたし何も語っていませんね、今のところ。
ストーリーは義理の兄さんに片想いしていたけどステディな彼女が出来て弟は失恋、そこに新しいギタリストがやってきて失恋の痛手から立ち直らせてくれたお話です。
攻めは年下で女の子にもモテるけど受けに一途に執着、受けはミステリアスな美人だけど意外と経験値が低くて可愛い。
こう書いていくと万人受けするよくあるお話設定で面白味は少ないですが読んで怒りたくなったりガッカリしたりもないでしょう。
音楽系BLお好きなかた、おすすめです!
バンドBLだから甘めの評価かも♪
紙本
カタチがわかる白抜き
バンドのお話が好きなのと、受けのビジュアルに惹かれて読みました。
阿古多先生の描くキャラクターの目力と繊細な髪の毛が好みです。
最初から最後まで王道も王道なんですが、私はそれがすごく刺さりました!言葉とか展開も、ここだと思うところに来るというか。彼らが悩んで立ち止まったり、勢いで走ったり、そんな全てが若くて青春で、キラキラまぶしく感じました。
飾は見た目と中身のギャップがいいですね。
クールに見えて情が深い。遊んでそうに見えて初心。
義理の兄であるベースの圭にずっと片思いしていて、叶うことのない思いを歌にのせて、静かに思い続けている一途な子でもあります。
居場所とギターをくれて、自分を救ってくれた圭。
圭もほんとに好青年なんだけど、飾の思いにはてんで気づいてないところが、純粋に「お兄ちゃん」で、悲しいところなのですが。
新入りとしてバンドに加入してきた虎太郎。すっごく軽そうだし、実際軽かった時期もあるのだろうけど、しっかり周りを見ていて洞察力も鋭く、飾の気持ちもあっという間に読み取ってしまいます。
「忘れさせてやるよ」「一生一緒にいてやるよ」「死んでもいい」
言うのは簡単で、とても信じられない、重みのない軽い言葉に聞こえるかもしれないけど、発することができるのは若さの強みで、私はとても素敵だと思いました。
嘘に聞こえるかもだけど、まわりには証明できなくても、なんとなくある自信から生まれてるというか、そのとき相手に伝えたい言葉として、純粋に出てきた思いだと思うんですよね。
飾の心が動いたのがわかる。
圭の婚約報告で言葉をなくした飾を助けて、颯爽とさらっていった虎太郎はすごくカッコよかった。
強引さと、飾に合わせる優しさとのバランスが絶妙です。
飾はまだ自分の気持ちに戸惑いがあったり、モテる虎太郎に不安もあったりで、ふたりはすれ違いかけますが、そんなふたりを見かねた美月(チャラい女好きが、やっと良いところ見せてくれた)が、実は虎太郎が数年前に飾に一目惚れし、生きる目標にしてギターを頑張ってきたことを教えてくれます。
そんな裏話も王道ですよね。
そして仲直りも王道です(交通事故)
ようやく思いが通じ合って、一緒に作った曲をふたりで歌うところは、兄を離れ(家族として頼っていた気持ちも大きかったと思う)、大人になる飾の決意のようでもあり、結末にふさわしかったと思います。
ようやく迎えたえっちでは、お互いが欲しい気持ちをちゃんと言葉に出しているところとか、照れてる飾が可愛くて萌えました。
青春浴びたー!って感じで、すごく爽やかな読後感でした。
年下ギター × 年上意地っ張りボーカルのバンドもの。
以下、内容に触れていますのでネタバレご注意ください↓↓
”受け一筋の年下溺愛攻め”大好きなんだけど、大好きなんだけど…
生意気系の年下攻めはちょっと…というのと、圭の方が個人的に好みだった……!のと、あんまりバンドものが得意じゃなく、という点色々絡み合って、どうもそこまで気持ちが盛り上がっていかなかったかな。というところでの、「萌」評価です。
飾(受)の、義理の兄への叶わぬ想い・切ない恋心にじーんとしただけに(&圭のキャラが個人的に好きだっただけに)、どうもそっちの方でなんとか成就して欲しいという気持ちになってしまい。。
心変わりする飾にも、攻めにも自分は100%共感しきれず読み終わってしまった感じ。
小生意気だけど一途な攻めが好きという方、バンドもの好きな方はきっと楽しめると思います。