条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
karyu to getsuryu no ouji
すっっごく良かった!
龍が出てくる中華風ファンタジー。
独自の設定がちょっぴり難しいけど
(途中途中でしっかり説明あり)
表紙とめくってすぐの絵でもうテンション上がります。
笠井あゆみ先生、最高。
天音がもうとにかくかわいい。
儚げピュア系のかわいさじゃなくて、
腕っぷしが強くて脳筋で、素直すぎる言動に
思わずフフッとなります。
兄のような立場の元神官と武官のふたりが
主である天音に対して
歯に衣着せぬ物言いをするのもかなりツボ。
蒼月とのやりとり(特に初エッチまでの)も
楽しいです。
はー、なんか幸せ。な読後感です。
続編も出るみたいなので待ち遠しいです♡
生まれた国から命を狙われ、隣国まで逃れてきた皇子の悠華。
いまは名前を天音と変え、母国から一緒に逃れてきた元神官と武官の二人と兄弟設定で、庶民として過ごしている。
そんなある日、兄と設定している元神官の寿命のために高額な龍の骨が必要と知り、天音は第2皇子のもとへ男娼として側仕えさせてほしいと願い出に行こうとしたが、妖魔が出現。
第2皇子である蒼月に、力を放出させているところを目撃されてしまい、、、??
というお話。
蒼月が、噂通りのヤリ〇ンかと思いきや、まったくそんなことはなく、天音を大切にする真面目で優しい、思慮深い男なのがとても良かったです。
けれど、自己犠牲的なところがあって、最後天音に対して、欲しがっていた龍の骨を送ってくるシーンには、思わず、くぅぅう! と、その不器用さに歯がゆくなってしまいました。
でもこういう攻め、嫌いじゃない。
むしろ好きな部類。
そしてなにより、笠井先生の描かれる蒼月がかっこよいんですよねえ✧!
対して、受けの天音も脳筋(笑)という表現が作中出てきましたが、とにかく真っ直ぐで、思いやりのあるいい子でした。(あれ?? 攻めと同じようなことを書いている??)
龍の設定や蒼月一家の関係性など、説明の読み応えがたっぷりで、二人のLoveも最後まで致すまでが、焦らさず急がずで(天音は周囲に言われて焦ってた節もあったのかもしれないけど)、じっくりと読ませてくださいました。
最後まで気の抜けないお話ですが、読み終わったあとは謎の達成感を得られるお話なので、ぜひ皇子の確執などが絡んでくるファンタジー好きな方にはオススメの1冊です!
杉原先生、おかえりなさい!
先生の作品をまた読むことができてとってもうれしいです。
この文体が好きなんだよなあ。
中華風ファンタジーな世界観にプラスして龍要素と、なかなかに独自設定が多い印象だったのですけれど、特に問題なくするっと入り込めました。
というのも、これはきっと主役から脇を固める人々にいたるまでのキャラクター設定が良かったからなのではないかなと思うのです。
世界設定的には、正直なことを言えばやや盛りだくさんです。
でも、彼らの関係性や会話を楽しく追っているうちに自然と頭に入ってくるんですねえ。
中華風の名前の読みに苦手意識があったのですが、そちらに関しても問題なしでした。
中でも特に好みだったのは攻めと受けの2人。
どちらもがなんだか妙にツボにハマったと言いますか…
形がぴったりと合う対のなにかのような、終始テンポ良く繰り広げられる2人の会話のリズムが心地良くてとにかく楽しいのです。
もっと冷たそうな人なのかと思いきやかわいらしいところもあり、ふとした時にくだけた口調になる蒼月のギャップに変な気持ちになりましたし、天音のことを「きみ」呼びだったのも個人的に好きなポイントのひとつかな。
そして、天音の天然ものの大物感と嘘のない性格が最高に良かった!
かわいいやら頑張りや加減が気持ちが良いやらで、読んでいてどんどん愛着がわいてくるようでした。
いっぱいご飯を食べさせてあげたくなる受けでしたね。
恋愛面もとびきり甘いわけでもないはずなのです。
でもなぜかふわ〜っと甘く香ってくるのが面白い。
やっぱり会話のやりとりが微笑ましくて楽しかったからかな。
龍関係やサブキャラクターに関しては、少々まとまりが良くは見えない部分もあり、もう少しすっきりさせるかじっくり読みたかったなとこちらの評価になりました。
ですが、「もっと読みたいな」の状態で読み終えられる楽しい1冊だったと思います。
続きがあればすごくうれしいのですが…
中華風ファンタジー。
国を追われて身分を隠し隣国に来た皇子の天音
武術脳筋だから常識がとんとズレてる(そこが可愛い❤)部下を救う為 お金を稼ぐためにはどうすればいいか聞いたら この国の愛人にでもなれば? と言われたのを真に受け 愛人になってくるー!と飛び出すのを周りが慌てて止めて…。
受けの天音の天然さも可愛いし(武術は強いのもポイント高い)それを囲むキャラもコメディのようでとても魅力的‼️天音様と周りのキャラの個性が強すぎて まだ1巻出たばっかりなのにスピン…スピンをくださいって思いました!
また 挿絵の笠井あゆみ先生のイラストが超絶可愛いです。エロくない可愛い笠井先生のイラスト見られるのも貴重です!!
しっかりとした設定のあるファンタジー。しかし、分かりやすくすんなりと受け入れられました。(Xでは先生が「人物相関図」や「龍の分類」について解説してくださっています!!)
タイトルにも書きましたように、「みんな可愛い」んです。
まず、天音。彼は真っ直ぐで、素直で、言動がすべて可愛い。可愛いというか、強いけど愛らしいというか。蒼月様との会話に家族会議、ほっこりしたり、くすっと笑ってしまったり。
和むシーンも多いのだけど、ちゃんとミステリ的な要素もあり、緊迫した状況との兼ね合いがとっても良い♡
次に、蒼月様。彼は強力な力を持っているし、微妙な立ち位置にありながら、心から慕ってくれる家臣にも恵まれている。でも、過去の出来事から、自分が誰かを隣に置いて一緒に生きていくことを怖がっている。その葛藤が時々溢れてしまったり、そうかと思ったら天音を揶揄う風にして誤魔化したり。そういう所がとても可愛らしいお方だなと思う。
この作品の好きなことろは、いくつもあるけれど、強いていうなれば、会話のテンポと、脇キャラ。
私は杉原先生の作品を読むのは初めてだったので、先生の文体なのか今作の特徴なのかは分からないのだけれど、会話のシーンがとても好きだった。言葉の選び方にキャラクターが出ていて、センスを感じる。純粋に何気ない会話だけで「面白い」と感じさせてくれる作家さんは貴重だなと思う。
そして、脇キャラ。全体的に出自について深追いしてはいけない、みたいな感じだったので詳しいところまでは明かされていないけれど、距離感みたいなものがとても好きだった。
因みに私は楓柳推しです。最初の警戒心むき出しの態度から一変、天音が蒼月様のことを褒めたり身をわきまえてることが分かると、だんだん天音に甘くなっちゃう。可愛い〜♡そしてそれに嫉妬する蒼月様もまた然り。
他にも登場人物には全員好きなところがそれぞれあるのだけど、それを書くと長くなってしまうので、泣く泣く割愛。
最後に、笠井先生ありがとう。天音、こっちが理性失うくらい可愛いよ。そりゃあ蒼月様も手放せなくなっちゃうよ。p.19のムッとした表情、p.99の美味しそうに満足げに頬張ってるところ。あら、昊天の嫌そうな困った顔も可愛い。
「最後に」と言った後だけれどこれだけは言わせてほしい。
夜伽シーン最高です。
他の文庫本のBL小説と比べるとやはり長いので、その分思いが募っているといいますか。いじわるしちゃう蒼月様と、それに勝つと息巻いていた天音が結局翻弄されちゃってるのが、もう、かわいいよ、さいこうだよ。やはり蒼月様の龍はお強かったですな。夜の龍もお強かった。夜華が夜伽させても大丈夫か確認するためにお見舞いに来たの好き笑笑
そこかしこに好きなシーンがある、魅力的な作品でした。
杉原先生の過去作も読んでみようと思います。
久々の先生の新刊。とても楽しみでワクワクで読み始めましたが、ワタシには設定が難し過ぎた。
龍が龍母が月龍が、、、と龍にまつわる説明が多く、読んでて物語が途切れるのがツライ。
登場人物や立場的な名前も多くて理解するのが大変でした。
しかしながら天音がなかなかに天然で素直おおらか、そして皇子としての責任感もあって大変好ましい。
蒼月は自分の未来に達観的でありながら天音にどんどん惹かれていって甘々で、自覚無しで妬いてすねるとこが可愛い。最後のエロも良かったなぁぁ
脇キャラも皆魅力的。まだまだ掘り下げられそうで、スピンオフ期待してしまいます。
総じて設定は難しいけどファンタジー好きなので楽しかった!って事で続編を期待して、萌2
あ、錬金術師と不肖の弟子、大好きなのでこちらもいつか続編読めたら嬉しいです。
先生買い。めっちゃお久しぶりだったのですごく楽しみにしていました。楽しく読ませていただいたのですが、私が頭悪いために、理解・記憶するのがシンドイところありましたので、萌2よりの萌にしました。本編360Pほど+あとがき。これ続くでしょ?続きますよね?続いて?→出版社様
陽華国の末王子として生まれたが、第二王子の反乱で国を追われ、月龍国へ逃れた天音。天羽龍を守護龍とするため、生きているだけで価値がある、生きなければならないと言われいるのですが、側に仕えてくれる元神官のためにどうしても金が必要。そのために仕事を探していたら、第二皇子の蒼月に仕えれば・・と言われ・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
晴宇(元神官、小言多いキラキラ美形)、彩火(元近衛、凛々しいイケメン、脳筋)、秋風、無影(下町の天音の知り合い、伝手)、夜華、昊天(攻めの側仕え)、楓柳(殿内省の役人)、雨蘭(神官)ぐらいかな。割合多くて、どいつもこいつもキャラ、役割がちゃんとあるという印象。だからどいつでもスピンオフいけんじゃね?と思うのです。
++ 好きだったところ
受けの性格が好きでした!16歳、晴宇と彩火に守られ育ってきた少年から青年へ変わりつつところ。もの知らずなところあり、向こう見ずというか怖いもの知らずというか。でも晴宇を失いたくないと頑張る、思いの深いところもあり。いざという時は、自らの持つ力を最大限に生かし。母なる龍を背負っていて、大地に対する責任あるからか、ぶれない、大きい器を感じました。これからは攻めを見守り、なんとか生き延びようと頑張るんだろうと思います。(なので、ここで二転三転お話を盛る事ができるんでは・・・?と思うのです~続きー続きが読みたいー)
攻めは皇太子に注意深く観察されている第二皇子。下手に力があるので、皇太子を脅かす存在となった場合は何らかの方法で抹殺される可能性があると考えて、非常に注意深く暮らしている方です。(そのため女性は抱かず、誰とも深く交流を持つことのないようにしています)その、実は寂しい境遇なんだけど見た目麗しいキラキラ力あるイケメン攻めと、訳アリ母なる力ある受けというカップルです。
めっちゃ甘いシーンが多数ある訳ではないのですが、世界観、攻め、受けのキャラが楽しかった一冊でした。そして多数いるサブキャラ。なんとしてもスピンオフを読ませてくださいーっよろしくお願いいたします!私の第一希望はやっぱり晴宇です!
杉原理生先生の作品を読んだのは「錬金術師と不肖の弟子」以来になります。2016年の作品ですので実に久しぶりになります。実はこの作品の前に発表された作品も2016年でした。
「錬金術師と不肖の弟子」が西洋風ファンタジーなら、今作はオリエンタルファンタジーで美形ばかりが登場する美味しい作品となってました。www
ただですね天音(てんいん)や蒼月(そうげつ)が身に宿す神龍や龍力、国の成り立ちなどがとても凝っていて、その設定の説明が幾度となく出て来るのが文庫が分厚くなった原因かなと思いました。
凄く面白いのですがこれを1冊にするのでは無く、2冊にしてもっとじっくりと書いて欲しかったのが本音でした。だって月龍国の皇太子のその後とか天音の従者である静宇(せいう)が健康を取り戻したとか知りたいじゃないですか⁉︎原初の龍とか龍母とか子龍とかに説明を割きすぎなんですよ。個人的に陽華国がどうなったのかも知りたかったし…。
確かにロマンはあったし蒼月の隠された素顔とか凄く惹かれました。また見目麗しいのに脳筋な天音も魅力的なキャラでした。彼が蒼月の侍従になってからの龍術寮での修行とかかなり端折ってあってガッカリでした。
終盤の皇太子の記念式典とか凄く見せ場だと思ったのに、アッサリし過ぎていたと思います。祝いの場に禍々しく龍が登場したのだから皇太子派の勢いが削がれただけじゃなくて、皇太子の立場を脅かすか蒼月を重要視して和解とかガッツリと変化して欲しかったです。
あとやっと結ばれるシーンですが、前置きが長すぎたのと天羽龍の設定のせいで何か引っかかってしまって、純粋に楽しめませんでした。むしろこの2人にエロは要らなかったかもです。
それと天音と蒼月が初めて会ったシーンの挿絵があるんですが、文章を読むと髪を下ろしてるのにイラストでは結ってるのが気になりました。その後に神事で髪を結ったらしいですけど。些細なことですが気になりました。
個人的には蒼月の母方の親族である楓柳(ふうりゅう)がお気に入りでした。
杉原理生先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
ファンタジー 4
恋愛 2
エロ 1
な感じだと思います。
蒼月さん×天音くんのカプです。
龍力を使い、退魔師として金を稼いでいた天音くん。しかし、退魔師は禁止されていて金銭を受け取ることも違法とされていた。更に天音くんの正体は、命を狙われ隣国の陽華国から逃げてきた皇子だった。ある日、突然現れた異形を龍力を使い退けたが、その場面を月龍国の第二皇子、蒼月さんに見られてしまい…。
まず、300ページ以上もあり読み応え充分なのですが、オリジナリティ溢れる世界観や設定が盛り沢山過ぎて、それを読み解くのにかなり骨が折れました。ファンタジー物に苦手意識はない方ではありますが、流石にちょっと理解力が追い付かなくて、萌えどろこではなかったですね。
下半身がだらしない馬鹿皇子などと噂されていた蒼月さんですが、最初は龍力を使って異形を退けた天音くんを処罰される兵部省や刑部省に連れて行こうとする時の言動は意地悪さがあったけど、蓋を開けてみれば、天音くんを愛人という扱いで一芝居を打って守ってくれたりします。その後も愛人扱いのままだが、夜伽はさせず添い寝ばかりを要求してきます。
脇役キャラ達曰く、蒼月さんは天音くんのことを特別扱いしている、お気に入りと認識されているようですが、好意を抱いているような心理描写はちょっと分かり辛かったですね。
天音くんの方もクーデレっぽい感じもしますが、蒼月さんから装飾品を贈られ、それを身に付けると蒼月さんのものだという証になる。でも肉体関係が無いからそれはおかしい、と言い出したり、蒼月さんから夜伽をさせると言われても「望むところです」や「受けて立ちます」などと返答して、正直情緒が無いなと思い、蒼月さんのことも敬愛していてもそれは本当に恋愛なの?となかなか読み取れなかったですね。
緻密に書き込まれた世界観やファンタジー物が好きな方には、ページ数も多く読み応え充分なので楽しめると思います。蒼月さんと天音くんの絡み描写も一度しかないので、BL小説というよりも中華ロマンのファンタジー小説と思って、読んでみては如何ですか。
設定が特殊だったけれど、私の頭でもちゃんと理解できるように書かれていたし、
ユーモアもあって楽しめました。
何よりキャラクターが良かったです!
個人的には中華ものは最近敬遠しておりましたが、杉原先生の新刊ということで購入させて頂きました。
中華で何が嫌って、名前の読みを毎回忘れてしまうことなんですよね…。
でもそんな私みたいな鳥頭でも大丈夫なように、あまり変わった読み方の名前を付けていらっしゃらなかったので何とかなりましたw
続編希望なので、めずらしくこちらに書き込みさせて頂きました。
もし続編があるとしたら、きっと2人のお子が誕生して、お兄様たちがデレデレになると思いますw