条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
狼と白鹿シリーズ最新作!年の差×民族BL この「好き」は錯覚なんかじゃない
hakuroku ha ai wo utau
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ユルール×サヤ
『狼の花嫁』のスピンオフ。
ゼスとルーイの息子・サヤ(狼の王族)と、
ユルールのことが好きだった・ユルール(白鹿)の恋。
狼は白鹿に惹かれるという本能を持つ。
シリーズの特有の世界観や、
美しい民族の雰囲気が素晴らしい!
サヤのユルールへの純粋な恋慕、
ユルールのサヤへの理性的な顧慮、
親子くらい年の差のせいで、
お互いに想い合いながらも、
健気な2人の絶大な両片想いが切ない・・・
でも、全部が愛おしくて胸がキュンとしてしまった!
クール美人攻めなユルールにうっとりしてしまう。
王族であることで番候補を決められず悩むサヤ。
でも心はユルールだけ。
ひたむきで一途でまっすぐで胸キュンとする。
母ルーイの代わりでもいいという健気さが刺さる!
狼と白鹿の関係だから惹かれたじゃない。
ただ純粋に好きな人と番になりたい。
ユルールと離ればなれになる前に、
サヤが感じる苦しい気持ちや不安に共感してしまう。
サヤが抱えているユルールへの想いが、
ユルールに「錯覚だ」と言われても、断れても、
この本能以上の真実の感情は愛だと否定できないでしょう。
ユルール、
年上の立場で、
年の差がもたらすさまざまな問題に真剣に向き合うけど、
サヤの未来までを心配するほどにサヤを愛している。
その本音が抑えきれなく少しずつ滲み出そうとする様子も見どころ。
ルーイとゼスの登場もあって、
サヤのゼスに似る双子の弟たちの活躍も見逃せない。
結局、
恋の強さと共に立ち向かう勇気が、
サヤの方が大人らしい。
そんなサヤの強さがユルールの心の壁を削っていくのが感動的で、
描き下ろしの優しい甘エッチが加わって、
幸せに向かって進んでいく2人を見て、
ほのぼのとした気持ちになりました。
狼と白鹿シリーズは、今作で一旦お休みになるとのこと。寂しい気持ちでいっぱいです。
数ある美形×平凡BLの中でも、きちんと受けを平凡に描かれる貴重な作家さんなので、これからも追い続けます。
節目となる今作は、「狼の花嫁」にでてきたメインCPの子サヤと白鹿ユルールのお話でした。
良いなと思ったのは、美しく神秘的なユルールが、年月を経て老いた容姿になったところ。なんだかぐっときました。
明らかに両片想いな2人ですが、ユルールの一線引いた対応が障害となり、なかなか前に進むことができません。
ユルールはサヤを溺愛しているのにどうして...と本当にハラハラしました。
りゆま先生の作品なので、完全なるハッピーになるのかどうかわからなかったもので...
けれどサヤの兄弟たちの助太刀もあり、お互いにしっかりと感情をぶつけあって、良い形に収まることになります。
ユルールの気にする歳の差を、サヤがしっかりと理解して包み込んでいくところは、切なくも温かい気持ちにさせられます。
自分の意思をきちんと言葉にするサヤが、とてもたくましかったです。
シリーズは休止ですが、今作にも気になるCPたちがちらほら...
続きが読めることを楽しみにしています。
そして今回も、りゆま先生が全て手書きで描かれている美しい民族模様を、存分に楽しむことができたので良かったです。
ずっと追い続けて来たシリーズですが、あのルーイとゼスの子ども達のお話を読めるとは思っていませんでした。そして今回は2人の長男であるサヤとお相手はあのユルールですよ!年の差凄すぎます。
でも、なんていうかサヤも番候補を急かされてはいても、相手は自由に選べるところが親世代とは違っていて平和な時代が訪れたという事が分かって感無量でした。
ルーイもゼスもユルールも良い年のとり方をしていました。ゼスのお兄ちゃんのハシが名前だけしか登場しなかったのが寂しかったです。だってこの平和はハシの決意によってもたらされたのだから。
ユルールとサヤが子どもの頃のシーンが微笑ましくて、終盤のルーイが語るサヤが誕生した際のユルールの行動にホッコリしました。
確かに親子ほど歳が離れてるのでユルールの心配する事は理解出来たし、ちょっとしんみりしてしまいました。でも、だからこそ一緒にいる時間を大切にして幸せになって欲しいと思いました。
個人的にはサヤの双子の姉弟であるサイハンの番候補が凄く興味が湧きました。
シリーズ通しでファンです。
読み終わった感想としては1巻にまとめてしまったので、あっさり感があったなぁ、と思いました。
複数巻が多かったシリーズなので、ハラハラドキドキ、すれ違いもあったりとにかく丁寧に描かれている印象でした。
新たなシリーズ、ユルール×サヤも3巻くらい続くのかなと思ってましたが1巻!!
白鹿攻めという珍しいCPなのに!!
サヤが他の人からちょっかい掛けられると黙ってられないというユルールの気持ちはすごくよくわかるのですが、それを、描写で見たかったなぁと思いました。
あと2人が結ばれるのはそりゃそう、なんですがきっかけになったユルールの国外視察は1人でいくのか、サヤといくのか?行くのやめたのか??
が個人的もやっとポイントでした。
こちらのシリーズ通しでこのお話でそういえばと思ったんですが、狼の血筋の王族は母が誰であっても髪が黒くなくても狼の血をひいてますよ、ってことで、そうするともう狼の血なんてものすごくうすーく薄くなってしまって王族的にいいのかな?
となぜか気になってしまいました。
りゆま先生は設定かなり細かくされてるので設定集みたいなやつ一冊読みたいくらい気になります。
年の差てことで顔にわかりやすく目の下にこう、シワみたいな感じにみんなあるのがちょっとなぁ、みんな似ちゃうなぁ年のとり方と思ったりもしたので
萌になりました。
なんかもったいないなぁ…せめて前後巻でユルールと物理的に一度離したりしてみてほしかったです。
時代、民族、番、ファンタジー
好きなものが詰まったこの作品は
いつも手が伸びてしまうんですが、
この色々詰まってるせいなのか
BLを読み慣れてきた自分としては
気持ちの揺れに心を掴まれたりの萌えを
あまり感じられなくなってしまい。
台詞だけで、ほとんどその説明を
してしまっていうような気がして
なんだか物足りない感じがしました。
ファンタジーでありがちと言ったら
そうなのかもしれないし、
状況などにそれが描かれてなくはないのですが、
お互いが気持ちの揺れを語る場面が
少ないというか、もう少し欲しかったかな…
別のレビューにもありましたが、
ほんと距離や時間といったものを使って、
気持ちが自然と傾いていくのを本人が自覚して
という流れで見せてもらったほうが、
共感する部分ももっと深かったのかも。
絵や、設定のディテールは素敵なので
もっと期待したいです。