幼児公爵レジェンドダーリン

youji koushaku legend darling

幼児公爵レジェンドダーリン
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌2
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

157

レビュー数
6
得点
16
評価数
7
平均
2.7 / 5
神率
0%
著者
弓月あや 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
笠井あゆみ 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784576240152

あらすじ

ちょなた、に、こよいの、トギ、を、めいぢゅる
三歳児テオドアに夜伽を命じられた充希。しかし寝室に現れたのは美貌の成人男性で!?

施設暮らしの高校生・充希は目覚めると三歳児のテオドアの庇護下にいた。夜伽を命じられるも盛大な勘違いをした充希は絵本とお菓子を用意して待機するが、現れたのは小さいテオドアと同一人物だという美貌の成人男性。理解不能の事態に充希はたくましい思考停止で二人を別人として接することに。昼はむちむちの三歳児を堪能し、夜は疲れた大人の話し相手。それなりに適応しつつあった矢先、充希はテオドアの「結ばれるべき相手」を紹介され!?

表題作幼児公爵レジェンドダーリン

テオドア、3歳〜大人、グラフトン公爵家主人
十六夜 充希、17歳、家族と死に別れ児童養護施設で育つ高校生

レビュー投稿数6

3歳児テオドアがめちゃくちゃ可愛かったです!

施設暮らしのDK充希は、金髪碧眼、薔薇色の頬の小さな男の子と出会う。
が、この男の子によって見知らぬ世界へ連れて行かれて、、、


昼は3歳児のちびっ子テオドア。
夜は、公爵の仕事をテキパキこなす大人テオドア。

実はテオドアは、生まれてすぐにこのような呪いをかけられたのだ。

そして公爵家存続のために、テオドア自身が犠牲となり魔導師によって異世界から充希を呼び寄せたのである。


結果的に、テオドア付きの魔導師がドMだったという種明かしで(かなりざっくりすぎる説明ですみません!!)、あれよあれよという間にお話は終わってしまいびっくり!!
オチがそこだったのかあ!!
さすがにそんなオチは思いつきもしなかったです!


ちなみに充希よりも前に異世界から呼び寄せられていた祖先でもある高祖母は、物語の終盤で元の世界に戻ったけれど、天涯孤独の充希はこの世界に残りテオドアと生きる道を選んだ結末でした。
というか、魔導師がすべてテオドアを欺いてて、充希は巻き込まれていただけなんですよねえ??(テオドアは充希が幼い頃からロックオンしてましたが!)


お話自体は200ページちょっとなので、サクッと異世界転生読みたい方&ちびっこ時々イケメンを堪能したい方にはオススメの1冊です!!

それから笠井先生の美しいイラストを堪能されたい方にも。

笠井先生のちびっこテオドアくん眼福でした♡





0

途中まで我慢かな

実は今まで読んだ作品が合わなくてこのところ購入を避けて来ました。ですが某先生がお勧めしてたのと笠井あゆみ先生の描くムチムチ美麗幼児に惹かれて、予定になかったんですが購入したんです。

確かに昼の幼児の姿のテオドアはめちゃくちゃ可愛かったです。ですが充希とか他の登場人物とのやり取りを読んでて、この作品は失敗したかもと脳裏をよぎったのも確かなんです。何を読まされてるんだろうと思ってしまいました。

ですが後半に和服の美少女が登場してから俄然面白くなって来たんです。充希の直感は大したもんだと感心さえしました。ただ、このお話の黒幕には誰もが気がつくので、驚きよりもやっとかよという思いが強かったですね。

そして弓月あや先生が狂喜した魔導士のイラストはあの方がイメージモデルですよね。このマギアの使い方が中途半端で勿体なかったです。

1

真っ当なリアクションだけど…

弓月あや先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。

個人的、各項目5段階で
コミカル 3
可愛い 3
エロ 1
な感じだと思います。

テオドアさん×充希くんのカプです。

施設で暮らしている、高校生の充希くん。ある日、3歳児のテオドアくんと出会うが、摩訶不思議なことが次々と起こり、最後には異世界に召喚されてしまって…。

3歳児の小さいテオドアくんに夜伽を命じられ、眠る前の絵本の読み聞かせでもやらされるのかと思いきや、寝室に現れたのは大人のテオドアさん。そして勿論夜伽の意味はそういう意味で、と3歳児テオドアくんの幼児語が可愛くて、まさかの大人テオドアさんからは夜伽を迫られる、全体的にコミカルな雰囲気の作品です。

個人的にはコミカルよりも、昼は3歳児テオドアくんとの子育てBLの様なほのぼのさと夜は大人テオドアさんから何度も迫られて濃密な夜を、みたいな昼夜で違う攻めの姿ややり取りのギャップが味わえるのかなと思っていたので、想像と違ったことでちょっと食指が動き辛かったですね。

特に、充希くんの言動やリアクションが一々大きくて…。3歳児のテオドアくんが魔法の様なことをしたり、充希くんの服が消えていきなり裸になったりなど、実際にそんな事と出くわしたら、充希くんの様なリアクションは正しいとは思うのですが、勝手にほんわかほのぼの系と思っていたので、充希くんの大きなリアクションには作品のイメージとして合ってないと思ってしまい、ついていけなかったです。

呪いの所為で、大人テオドアさんは昼の時は3歳児になってしまうが、勿論最後はテオドアさんの呪いは解けます。しかしその展開にはこれで終わりなの?とちょっと拍子抜けしてしまいました。

大きな波乱や物凄い展開はあまりないですが、登場する度に3歳児テオドアくんが可愛くて癒されるので、読んでみては如何ですか。

4

可愛いんだけど

笠井先生なのでマストバイ。ちびっこの話し言葉はすごく可愛かったのですが、どうしてもストーリーになじめなかったので中立にしました。本編200Pほど+あとがき。

家族を亡くし養護施設で育っている充希。どうにも馴染めず帰りたくないなあと考えていると、天使のようにキュートなちびっこに声を掛けられて・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
マギア(攻めに仕える魔導士)、詩乃(11歳♀)、攻め宅使用人少々。

++

ちびっこテオドアのたどたどしい言葉遣いは超ラブリー。「ちょなたに、こよいの、とぎをめいぢゅる」「だから、よとぎが、ひちゅようなのだ」等々。言っている内容とのギャップ萌えもあるのかも。

ただ!

お話についていくのがしんどかったでした。弓月先生と相性が悪いんだろうなあ・・・最後の最後まで「いや、だから?」という心の声と戦いながらの読了でした。

弓月先生の既刊が大好きという方でしたら、笠井先生の挿絵も最高ですので、ぜひぜひとおススメしたいと思います。私は残念ながら惨敗でした。

4

ムチムチ舌足らずちびっこに半端なく萌える

笠井あゆみ先生の表紙に一目惚れし、あらすじもあまり確認しないまま予約して購入。
もう〜〜本当、見目麗しすぎる表紙…!冗談じゃなく永遠に見ていられる。。

初めましての作家様です。

まず序盤の幼児の容姿と喋り方に、胸を撃ち抜かれました(⸝⸝⸝°◽︎°⸝⸝⸝)
「(日本語なんて)わたちには、あちゃめちまえ、だ(私には朝飯前だ)」……言えてない。言えてないよー!!!
その後の「ちゅるー、らぶだ(トゥルー・ラブだ」のくだりでは我慢しきれず、声を出して笑ってしまった…

語り口はかなり軽く(”むっちゃ盛られた◯◯” ”バーカバーカ”とか出てくる)、ライトな読み心地。
どっしりした胸に響く物語を読みたい、という方には不向きですが、笑って読める軽いものをお探しの方には楽しめるのではないかと。

ストーリーも正直、緻密に計算された…というよりも、荒技・力技でドン!と持ってきた感じは、する。
何か特別な深みや重みがある…わけでもない。実際、魔導士が呪いを解呪するくだりでは、思わず「ええっそんな理由でそんな簡単に呪い解く!?」って思わず声が出ちゃったりもしました。

二人の初エッチもあっさり気味で、テオドア(攻)お願い、指で慣らしてあげて……なんて思っちゃうんですけども。

気軽に楽しく読めるラブコメBLとして、そしてムチムチちびこを堪能する作品として、萌えを感じました。
ちょっと甘めかなと思いますが、萌え2評価で。

3

ちぇっていがおもちろちゅぎる(訳:設定が面白すぎる)

タイトルとあらすじを見て、最初に感じたのは「何じゃ、これ?!」っていう感想。
幼児公爵?しかも夜伽を命じるとは…?
深く考えるよりも先にまずは読むべし。と思って、迷わず手に取ってレジへゴーしました〜

なんと言っても目を引くのは、ブリチーな3歳児の存在感!これに尽きます。
攻めはなんと3歳児ですが、大丈夫。昼間は幼児、夜間は大人に姿になってしまう呪いのせいなので何の問題もありません^ ^

大人になった姿はどえらい美形のテオドアですが、子どもの姿はザ・天使。イラストが神です神!めちゃくちゃ可愛いくてメロメロになりました♪
テオドア幼児バージョンは舌足らずの言葉の発音だけど、話す内容は大人のそれで、そのギャップがとっても面白いし可愛いです。側から見るとおしゃまなちびっ子って感じですが、中身は立派な大人。"ちょなたにトギをめいぢゅる"なんてエッチな発言を天使の見た目でサラッと言っちゃっても、可愛いねぇ〜で終わってしまうのはご愛嬌です。エロさも色気もないので仕方ないのですが(笑)

BLの色香みたいなものは大人バージョンでぜひ!…といいたいところだけど、全体的に幼児テオドアの印象が強くて、2人の恋愛に浸るにはちょっと難しいところもあったかな。充希の気持ち次第な部分もあったし、その充希の想いもあれだけ拒否していたのにいきなり好きに傾いて、急に両想いになってしまって…もちろん夜伽のベッドシーンもあれよあれよ…で、スピード感がすごすぎる。
異世界転生だし、幼児だし、男同士だし、迷うところは色々あるだろうに、充希の適応力の高さには感心しました。

テオドアと充希のロマンスはもう少し時間をかけても良かったかなと思います。幼児のテオドアとも、大人のテオドアとも関係を深め、じっくりテオドアのことを知っていくことが好意や愛の裏付けになるし、充希の気持ちの変化に納得できた気がする。
肝心のベッドシーンでの乱れ具合も、まあまあ積極的で、こっちもこっちでギャップがすごかったです。

"呪い"の言葉は出てきても全体的に重くないテイストで、根っから悪人みたいな人も出てこないし、比較的平和なストーリーだったと思います。それに加えて、あの幼児喋りの可愛さですからね、楽しく読み終えることができました(^ ^)♪
"身体は子ども、頭脳は大人"の幼児公爵・テオドアの一挙手一投足に注目のストーリー。それと、大小サイズのテオドアに求愛される充希の反応と心のツッコミにも注目です。

異世界の不思議な世界観の中で、恋が生まれ愛を育てていく2人の行く末を最後まで見届けて下さい。

5

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