シュガースカルとディープキス 1

shugā sukaru to dīpukisu

シュガースカルとディープキス 1
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神101
  • 萌×235
  • 萌5
  • 中立4
  • しゅみじゃない2

199

レビュー数
23
得点
664
評価数
147
平均
4.6 / 5
神率
68.7%
著者
朔ヒロ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784864424882

あらすじ

探偵として身を立てている加賀陽名。浮気調査の依頼で立ち寄ったゲイバーで長髪美人に声をかけられ、
「行くな、ここにいろよ」と真剣な表情で乞われ思わずドキっとしてしまう。
尾行対象を見失うわけにも行かず長髪美人と別れるが、その後薄暗い路地で長髪美人・夜泉(よみ)に殴られて気を失ってしまい…?!
お人好し探偵×ワケアリ死神のバディサスペンスラブ第1巻!

表題作シュガースカルとディープキス 1

お人好しな探偵
死神を家業という青年

その他の収録作品

  • 午前3時、シングルベッド
  • あとがき

レビュー投稿数23

幻想的なようで現実的な不思議なおはなし

導入も設定もなにもかもが不思議で魅力的なお話でした。
幻想的なようで現実的なのがおもしろい。

最初からもうずっとわくわく、どきどきしながら話に引き込まれて読みました。

話がおもしろいのはもちろんですが、さすが朔ヒロ先生、絵が綺麗で麗しいです。
そしてあやかし、おどろおどろしくなく、きれいに描かれているのも朔ヒロ先生らしくて素敵だなと思います。

探偵の加賀陽名は見た目もかっこよくて素直そうでいい感じの男性、彼女もいて仕事もできてる、今時のスマートな若者、かと思ったら、探偵になりたいと思ったきっかけがなんとなくかっこいいから、と言ってしまう素直さが愛らしいです。

職業、家業が死神の冬島夜泉は黒髪ロン毛、仮面舞踏会に出席しているような凝った作りのきれいな仮面をつけてお仕事。
死神だけど、家業でやってる、割り切ってる感じが、さらっとしていて、死神のイメージが変わります。
仮面をなくした後に、幼稚園児が工作の時間に作ったような雑な仮面をつけていたのもかわいかったです。
「何でもない。ちょっと呪われているだけ」なんて台詞もとてもおもしろいです。

掟を破った呪いで死ぬか死神になるか、ということで死神研修生になる陽名。
靴や服装の指定があったり、給料の説明があったり、仕事内容の説明があったりまるでアルバイトみたいなのもおもしろいです。

夜泉が具合が悪くなるのを助けるために陽名はキスをしていたのが、呪いを解く方法を一緒に探そう、となり、自分の欠けた記憶を探すこと、協力してやっていこうと申し出て2人はバディのように。
実はずっと片思いしていた夜泉が、成り行きで陽名に指導をする先輩になってしまった、なんて展開と人間関係、とても萌えます。

2人は体験とタイミングを重ねて、ふわっと気持ちが重なって両想いになっていきます。
この経緯と自然な気持ちの高まり方がすごく綺麗でした。
2人の交わりはとても自然で愛に満ちていて素敵でした。

過去のこと、今のこと、周囲の人たちのこと、謎、謎、謎がたくさんで読んでいてわくわく、ぞくぞくしました。
いいところで1巻が終わりました。
2巻がとても楽しみです。

1

ちゅっちゅ盛りだくさんで最高

設定のおかげでちゅっちゅするふたりが沢山見られて幸せ〜!!!かわいい〜!!

とにかく絵が綺麗で表紙買い。
初めて読む作者さんでした。

話も面白いしビジュもいいし、続きが気になるよー。

キスする2人がとにかく好きなのでこれからもたくさんちゅっちゅしといて欲しい…

ちょっと強引なのに弱い受けがかわいい。
もっとイチャイチャして欲しいけど、きっとそれだと話が進まないしな、悩ましい…!

まだ続くみたいだから今後が楽しみ。

1

No Title

キスしないと死んでしまいそうな夜泉に何かに突き動かされるようにキスする陽名の最初のキスシーンが美しくて映画みたいだった… 夜泉がベッドの中で陽名に見せる顔、気持ちを悟られないように1人の時だけ覗かせる顔が可愛くて色っぽくて、でもそれ以外の「死神」の時はかっこよくて!ギャップがたまらない 陽名の「抱かせて」はドキドキしてときめいた…! 誰かのために咄嗟に動ける、手を差し伸べられる陽名がめちゃめちゃかっこいい。後ろめたいことはしたくないから…の行動も好きときめきとハラハラがあって楽しい。

1

どうなるのか続きが楽しみ

朔ヒロ先生が人外じゃない作品を⁉と思いましたが、主役は職業「死神」です。厳密には人外ではありませんが、今作もそちらに近い人たちのファンタジーになっています。

受けは死神の夜泉。死者の国へ行こうとしない魂を死者の国へ送り届けるために大きな鎌で魂を刈り取ります。偶然、ゲイバーで侵入していた攻めの探偵の陽名にその様子を見られてしまいます。
そして苦しんでいる夜泉を助けるためにバーで「キスをしなくては死んでしまう」と言っていたことを思い出してキスをします。
夜泉は仕事をした後に数時間具合が悪くなるように呪われています。ただ、夜泉は陽名にキスをされると症状を抑えられます。このあたりもなにか秘密があるようですが、まだわかりません。

二度目にまた仕事をしているところを見られて、具合が悪くなった後にキスをされます。
ここでキスをするなら「浮気は俺の主義に反する」と彼女と別れて、「カッコイイやつになりたいから」と言う陽名に好感が持てました。軽い子のように思えていたのですが、いい子だなって。
そして朦朧としている夜泉を連れてそのままホテルへ入るふたり。
そこで夜泉の仕事を知ったり、自分も死神になってしまったり、お礼にとフェラをしてもらったりします。ゲイではないのに夜泉を拒否できない、気になってしまう陽名。陽名に対して気のある素振りを匂わせる夜泉。

実は、幼い時と高校時代にふたりは出会っていました。そして夜泉は陽名をずっと好きだったようです。
ツレないフリをしつつも自ら進んでフェラをしたり、スマホの登録画面だけで自慰したり、キスでドキドキしたりとかなり拗らせています。
陽名は記憶をなくしているので夜泉のことは覚えていませんが、初対面からなぜか惹かれていたし、キスもできたし、されることにも抗えなかったことを考えると、やはりふたりは過去に両想いだったんでしょうね。
両片想いになるふたりがこれからどうなるのか。
欠けた記憶と呪いを解く方法を見つけるためにふたりは一緒に死神として仕事をしていくことになります。

そして2巻へと続く前にふたりはエッチをしますが、その様子を盗聴している陽名のルームメイトが!たぶんこの人は……。と思わせて1巻は終わります。
ふたりの過去の出来事やルームメイトや家族の秘密、事件の真相など2巻でどう明かされるのか続きが楽しみです。

1

大好きな作品です!

朔ヒロ先生は連載から追ってます。
探偵×死神バディで黒髪長髪美人受け
絵の美しさや背景の細さが更に磨きがかかったように思います!初めてのナンバリングでまだ謎が多いとこもありますが、少しづつ明かされる過去や設定の細さにわくわくが止まりません!
朔先生ならではの他にはない唯一無二のBLだと思います。
もちろんエロも加筆ありで最高でした!!!

1

ストーリーもラブも期待大!

探偵、死神、記憶喪失。1巻からミステリー感が満載な作品なんですが、帯に「記憶を失くしても魂に焼け付くほどの想いー」とあって。この帯を見ただけでも、ラブの方も期待が高まってしまい、長髪男子とか、魂で繋がっているとか、私の好きが詰まっていました。
1巻とあったので、まだこれからの話だろうと思いながら読んでみると、最初から、「死神」という仕事だったり、謎の体調不良になる夜泉だったり、何故か夜泉をキスで回復できる陽名だったり、謎の男、子供の頃の話など、伏線だろうなと思われる仕掛けが沢山あり、あちこち凄く興味をそそられる1巻でした。これ、何巻くらいで先生考えていらっしゃるのか分かりませんが、朔ヒロ先生がずっと描きたかったお話との事で、とても楽しく興味そそられる1巻でした。
なんと言っても、長髪の夜泉の髪の毛一本一本まで美しく描かれていますし、陽名も探偵業のメガネ姿とか、ちょっと戸惑う様な表情や、小さい頃の2人の可愛さとか、もう、どこを見ても絵が見飽きないし、読んでてとっても楽しいです。1巻の時点で、情報量がとっても詰まっていました。
それにしても、「謎の男」はこのお話の中で、読んだ人なら誰でも気になると思いますが、他にも夜泉の義理の父親っていうのが、かなりのクズだったので、過去の話がその辺とても気になりました。そして、陽名の記憶喪失の事も。
ストーリーもラブもどっちも長く楽しめそうな作品です。
巻末で、先生がラブを進めるとストーリーが進まず、ストーリーを進めるとラブが進まないというような事を書かれていましたが、私的には、どっちがどんなバランスで来ても良いです!どうかこの2人を読ませてください!懇願に近い感情があります。どちらも、先生の頭の中ではしっかりしたものが既に練られているのだと思います。
そして、朔ヒロ先生らしい、精霊の魚が出てくるのですが、私はこういうサブキャラがとっても好きなんですよね。ふわふわとして空気読まない感じとか、朔先生らしい、人外キャラがお気に入りです。

3

まだまだこれから

巻数表示がある通り、まだ続きます。
2人の今と過去が少しづつわかる程度。
期待しかない!ので今は萌2で。

先生の絵が好きです。
でもファンタジーは得意では無いのでそれ以外の作品を読ませていただいていました、今までは。
今作は表紙の魅力に抗えませんでした。
黒髪、長髪、かっこいい、かわいい赤面、、たまりせん。
買ってよかったー。

1

少年漫画好きなら刺さる!

試し読みの時点で、BL と言うより少年漫画的な面白さに惹かれて買いました。ストーリー大満足です!死神が職業という設定は、ファンタジーに偏り過ぎずBLとのバランスを取るのにちょうどよい感じ。伏線が結構あるので、今後それをどのように回収していくのかが見所かと思います。作画がとても綺麗で、背景や小物の書き込みも細かく、物語に没頭できます。過去と現在の会話をうまくリンクさせていたりして、そういった細かいところを理解するために何度も読み返してしまい、更にハマる、といった感じです。何より主役の二人がイケメンです。攻め厨の萌ポイントは、たまにかけるメガネです(-ω☆)かっこよさ5割増。攻めの陽名がノンケなのにチョロくないか?という印象を持たれる人もいるかもですが、二人の過去に色々ありそう…と考えると、両片想いと思ってて良いのかな!

4

探偵ですが死神見習いはじめます

今回は記憶に欠けがある探偵と死神家業の青年のお話です。

霊感のある攻様と死神を家業とする謎多き受様の出会い編と
本編幕間的なラブイチャ番外編を収録。

攻様は就活が近づいてきてもやりたい仕事が特になく
求人ポスターに惹かれて探偵事務所を訪れ
カッコイイヤツになりたいと探偵になります。

実は攻様は高校生の頃の記憶に欠けがあり
このせいかその前からか己の中で大切だった何かを
失ってしまったように思ってもいました。

仲間にも熱心だと言われるほどに探偵業に勤しみますが
本当は"熱心なやつになりたい"と思っているだけなのです。

その日は恋人の浮気調査でとあるゲイバーを訪れていますが
ターゲットがよく見えるように陣取ったカウンター席で
目立つ美形に声をかけらてしまいます。

尾行中に接触したくないほど毒テクな雰囲気をもつ
この人物こそが今回の受様になります♪

その後店を出たターゲットを追うために
席を立とうとすると「行くな。ここにいろよ」と言われ
戸惑うことになります。

気にはなっても仕事中の攻様は振り切って店を出るのですが
なぜか攻様を探偵と知っていた受様に昏倒されられ
気付いた時にはターゲットが事故巻き込まれていて!?

WEB雑誌連載作をまとめての紙単行本化で
過去の記憶に抜けがある攻様と謎多き職に就く受様の
バディサスペンスラブになります♪

ファンタジー好きで既刊もツボだったので
手を出した1冊になりますが
帯の「記憶をなくしても魂に焼け付くほどの想い」という
キャッチが非常に意味深なお話でした。

攻様は事故に遭った人間の身体から光が伸びてきて
ふらふらとどこかを目指しているのが見えて
気になって追いかけます。

するとそこにいたのは自分を死神だと言う受様で
現場を見た「殺すか」なんて言われてしまうのですが
なんと受様は青い顔で昏倒してしまい
お人好しな攻様は受様を助ける道を選んじゃうのですよ。

仕事をするたびに受様が昏倒するのは呪いのせいらしく
攻様はその呪いを解く方法を探すと言い
攻様はかけた記憶を探す手助けを求めます。

どうやら受様と攻様の過去は交錯しているようだし
受様の大家さんも何やら訳ありそうな男だしと
前哨戦の種蒔き的に謎が盛沢山な1巻目でした。

攻様の探偵事務所の顧客だった少女の死の真相を負う次巻は
どういう展開になるのか今からワクワクです (^-^)/

0

テンポ良しだけれど緩急もほしい

続きものとのことで、設定も展開も盛りだくさん。
あちこちに謎が散りばめられていて、過去に一体何があったのか?これから先どうなっていくのか?
そんな「なぜ・なに」が詰まっている現代ファンタジー作品でした。

ひょんなことから出逢った探偵と死神バディが繰り広げる、日常の中にある非日常が楽しめる1冊です。
個人的な読後の感覚としては、少年漫画系のファンタジー要素にBL要素が加わった感じが近いかなあと。
テンポが良くて読みやすいです。
そして何より、絵がとっても綺麗でした!
適度にごつごつとした手と足のラインが色っぽくて好き。

決して見られてはいけない、魂を刈り取る行為を見られてしまったところから始まった関係かと思いきや…な過去等、飽きさせない展開で読ませてくれます。
夜泉のクソデカ感情拗らせ受けっぷりも、読み始めとの印象がガラッと変わるギャップがあって良かったです。
お互いに心乱されている様も初々しいんですよねえ。

と、キャラクターも設定も面白かったのですが…
今後描きたいものが多いのか、ややこしい展開はなくテンポも良いのだけれど、全体的に断片的なちょっと出しエピソードが詰め込まれすぎていて、読んでいて目が忙しいなと感じることが多々ありました。
BL要素に関しても、キスで癒す設定はすごく良かったのに、それ以上に進むまでが早いな〜!と惜しいです。
テンポの良さが気持ち良いところと、もう少しだけゆっくり進んでくれたらうれしかったなと思うところありな読み心地でした。特にラブ面かな。

しかしながら、気になる謎ばかりで早く先が読みたくなる作品でもあります。
少し評価に悩みつつ、1巻目だけではまだ分からないなと今回は3.5寄りのこちらの評価になりました。
続きが楽しみです。

2

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