条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
喜怒哀楽と春夏秋冬を描いた秀作ボーイズラブの新装版!!
hatsukoi catharsis director's cut ban
新装版と聞いて即買いしました。
内容はもちろん知っていますが、描き下ろしもあって大満足です。
とにかく、お互いが大好きで可愛い…
セクシャルな行為ができない自分を欠陥品だと思う気持ちとそうじゃないと思う気持ちや、好きなら性行為ができて当たり前だと言う周りの声に苦しむいっきくんの姿に辛くなりますが、別れを告げたいっきくんを諦めなかった唐木田くんがとにかくかっこよくて!
改めて彼らを見てると二人はよくキスするしハグするし触りっこもする、至って仲良しのイチャラブCPです。
もちろん、お互い譲歩するし、でも願望はちゃんと伝えられていて、そういう変に意識しないところはやっぱり唐木田くんの人柄というか、大きさなのかなぁと思います。
一緒にいて、いろんな話をしたり、キスしたり、ハグした
り、たまに頑張って相手の望むことをしてみたり、好きな人のウザいとこも面倒なとこもひっくるめて愛しくて仕方ないんだなぁって読んでいて幸せになれるお話です。
間違いなく名作だと思います。
ちなみに一瞬出てくるロングのいっきくん、すごく良かったです!
本屋さんの新刊コーナーでひと際目を引くスタイリッシュな表紙が印象的でした
モノトーンに金の箔押し風で英字タイトル
雰囲気がありすぎて(オシャレ過ぎる~‼)購入を即決出来なかったのですがその後も気にはなっていて、、、やっぱり購入しよう!と思い、完全に「ジャケ買い」をさせて頂きました‼
今回はジャケ買いだったのでこちらが新装版だった事などは存じ上げずでしたが読後に改めて作品詳細などを見ました
元々はPixivからの作品なのですね
元に刊行された御本は2019年発売との事なので割と最近の作品なんですね~
色々と知らず、、、でしたが私的には「ジャケ買い」して正解だったかも知れません (ღˇ◡ˇ*)♡
と言うのもあらすじやレビューに「ノンセクシャルの」という言葉があるのですが私的にはソコは敢えて際立たせないで読んだ方がいいな~って思える作品でした
もちろん、ノンセクシャルで且つ恋した相手が同性で、、、といういっきくんの恋のお話しなのでソコもこの作品の個性なんですが、、、
上手く言えないのですが「セクシャリティ」という事をテーマにしてる、って思うと構えて読み始めてしまったかも知れない…と思ったからです
敢えて登場人物のセクシャリティに焦点が当たっている、と思ってしまう事で「葛藤」とか「共感」とか何か恋愛軸とは別にノンフィクション的な要素をどこかで求めて勝手にスト重目線で読んでしまったかも知れないな、、、って思ってしまったんですよね←私の場合、です‼
でも、、、セクシャリティってほんとはそんな「特別視」する事ではないし、いっき君の恋愛スタイルが「そう」だったって事だしそれを含めてのいっき君であり、そんないっき君に恋した唐木田さんとの恋のお話し
ほんと、シンプルでまっすぐな恋に悩み恋に落ちて、恋を育てる1組の恋のカタチをほのぼのと読める1冊です
「ジャケ買い」して良かった!ほんとに♪
セクシャリティ関係なくたって大事に出来てるかな?って思ったり相手の事が分からなかったり、自分の事も分からなかったり、、、って事はあるし、相手が好きだからこそ生まれる、そんな恋の苦しいけど甘い心の内を丁寧にそしてコミカルに肩肘張らずに描かれていて読める作品です
いっき君の25歳にして初めて人を好きになって知ったコントロール出来ない感情に振り回されて上手く出来ない感じがもどかしくて可愛いし、唐木田さんの年上なのに少年感のある”人に嫌われないだろうな、、、この人!”っていう感じのする余裕がありながらもいっき君には素直になれなかったり甘えてみたりする姿も可愛い!
それぞれ等身大の2人で2人の恋のカタチを探している日常がとても愛おしく描かれています
難しく考えずとてもシンプルにBoysのLOVEを、すんばらしくスタイリッシュでオシャンティーな画で楽しめる1冊でした!!
いっき君はクリエイターさんなのでお部屋の小物も楽しそうだし、髪型もチョイチョイ変わっていて唐木田さんの言葉を借りると「妖精さん」ないっき君の魅力がたくさん楽しめます♡
そして妖精さんと一緒に居るからか年齢以上におじさん感がたまに出ちゃうけどw唐木田さん、めっちゃ好き!こういうフラットな大人少年攻め、大好き~
少年味があるのでデリカシーもね、そんなに気を配るタイプではないのです
だけど彼なりの飾らない素直な心と言葉で遠回りしながらもいっき君を大事にしてるのが分かる!
お似合いの2人のお話し
「いいじゃん いつまで一緒に居れるかわかんないって言いながら ずっと一緒にいれば]
「ふっ おしゃれだな」
っていう何気ないやり取り、いっき君の返しのセンスの高さと表情の変化がすごい好き♡
この後に続く会話も素敵が詰まってますので読んで欲しい~♡
先生の描かれる他の作品も読んでみたいです!
次回作、お待ちしております!!
修正|白抜きだけどそんなに修正が~…‼って思う程の強調シーンがないのでこの白抜き具合でも嫌ではない 因みに挿入はないけど色気のあるシーンもありました(DMM)
この作品、本当に大好きで何度も読み返しています。人間関係の旨味がギュッと詰まった作品です。
生きていくことは基本的につらくて苦しいことだと私は思っていますが、どうせ死ぬまで生きなきゃならないならいっきくんと唐木田さんみたいな関係を築ける人とたくさん出会いたいものだなぁ、とうっかり思ってしまいました。
素晴らしい作品なので、関係性が丁寧に描かれた作品や余白を想像するのが好きなタイプの方はぜひ一度読んでみてください。
いっきくんは、他人に対して性欲を抱かず、自慰行為も(ほとんど)しないノンセクシャルの青年です。職場の上司である唐木田さんに20代半ばにして生まれて初めての恋をします。
いっきくんの5つ年上の上司・唐木田さんは、いっきくんと出会った当時は遠距離恋愛中の彼女がいる異性愛者。モテるし相手の好意を察するのが上手だけれど、来るもの拒まず、去るもの追わずな恋愛観の持ち主です。
このふたり、もともと自分に対して「自分のここはきっと変わらないだろう」と思っていた部分があるんですね。
いっきくんは、人に恋愛感情を抱かないことと、人と性的な行為ができないこと。
唐木田さんは、来るもの拒まず去るもの追わずなところと、恋人にストレートに愛を伝えるのが不得意なこと。
ですが、いっきくんが唐木田さんに恋をしてふたりの人生が交差し始めたことで、諦めに近いようなこれらの“自分に対する固定観念”が、物語の中でどんどん壊れていくんです。
私は“自分に対する固定観念”が壊れていくことが人と関わることの恐ろしくもあり素晴らしくもある部分だと思っています。この作品ではそれがすごく丁寧に誠実に描かれていました。それはつまりいっきくんの言葉を借りれば「世界がひっくり返る」ことであり、良い方向に「世界がひっくり返る」と、なんてことないはずの風景がすごくキラキラして特別にみえたりするんですね。
去るもの追わずな恋愛スタイルだった唐木田さんは、いっきくんに別れを告げられたあと、一度はすんなりと受け入れたふりをしますが、数週間後に自らいっきくんの家に赴いて「別れたくない」と伝えます。それ以降は、今までの恋人にはしてこなかった「自分の言葉でまっすぐ愛を伝える」ことを、いっきくんにつっこまれたり赤面したりしながらも積極的にするようになります。恋愛に自信のないいっきくんを安心させてあげるために自分に何ができるのか、考えた末に自分の中のプライドと向き合う決断をしたのでしょう。
いっきくんの方も、はじめは「ばけもの」に襲われるだけの恐ろしい時間だった唐木田さんとの性的接触が、自発的にフェラチオをしてみたことで「自分がしたことで好きな人が感じる姿はかわいい」と初めて気づくことができます。
唐木田さんにのしかかられて青ざめていたいっきくんが、物語後半では唐木田さんのあごにキスをしながら「オレのこといかせようとしなきゃ…なにしてもいいよ」とまで言うようになるんです。これはきっと、いっきくん本人でさえも「なんか想像しなかったところまできたなぁ」という感じだと思うんですよね……(感動)
ノンセクシャルの人は性的な行為の全てがダメなのだと私(非当事者)は思っていましたし、いっきくんも当初はそう考えていたと思いますが、「これは嫌だけど、ここまでは大丈夫」という範囲がある場合もあるんですね。(もちろん相手との関係性や気分によっても変動があるかと思いますが、それは性欲のある私たちも同じです)
いっきくん自身にとってのその大丈夫な範囲は、相手が自分をいかせようとしないことや能動的に行為をしてあげることなんだ、と唐木田さんとトライアル&エラーを繰り返して発見していったのでしょう。
唐木田さんとの関わりによって、いっきくんの世界から気持ち悪くて恐ろしいのモノが一つ減ったことが、本当に喜ばしいことだなぁと思いました。
そして唐木田さんも、性欲のある私たちが持ちがちな「恋人ならば挿入を伴うセックスをすることが幸せなことである」という固定観念のかたちを、いっきくんのかたちに合うように少し変形させ、自分のためにエロいことをしてくれる女の子たちではなく、自分の意思でいっきくんと一緒にいることを選びました。
“普通”の恋人たちのようにセックスができなくても、個展準備で忙しくしているいっきくんに1ヶ月塩対応されても、唐木田さんの目に映る世界は晴れやかできらめいています。“普通”は恋人にやらないとされている行為をされても、それがいっきくんの愛情を測るものさしにはならない、と心から納得できているからです。唐木田さんの世界も、いっきくんの登場によってひっくり返ってしまったんですね。
“普通”から外れた人をおかしい、可哀想と言う人もいますが、世界がきらめいて見えるほど幸せなふたりの、いったいどこが可哀想でしょうか。人間関係は、同じ名前がついていても人が変わればその様態はまったく異なります。固定観念にとらわれずに「いっきくんと唐木田さん」という世界にひとつしかない関係性を作り上げたふたりは、本当にすごい。
はっきりと描かれてはいませんが、きっと葛藤もあったはずです。悩んで苦しんで、それでも一緒にいる選択をした。そんなふたりを想像すると、また一段とこの作品が愛おしくなります。
ここで描かれているふたりの物語は、世界にとっては非常にミクロな出来事でしかありません。しかし、彼ら自身の人生との付き合い方をガラリと変えてしまう、とてもかけがえのない出会いだったのだと思います。恋の始まりはありふれていてロマンチックなものではありませんでしたが、その先にはふたり自身も想像もしなかったような広がりがありました。
いつかふたりが別れなければならない時が来たとしても、一緒に過ごした時間はお互いとってかけがえのない、忘れられないものになるはずです。
旧版をずっと積読していたので、新装版発売を機に買い直して読んでみました。
表紙は新装版の方が好きだな☺︎
内容なのですが、ノンセクシャルの人間が抱える苦悩、喜びも哀しみも全てがこの一冊に詰まっていました。
どうしようもなく好きで好きで仕方ないのに、求められることに応えられない苦痛。
勿論それだけではありません。
それ以前に、人を好きになることの喜びが鮮明に描き出されている作品でした。
今回、一般レーベルから発売されたことで、BLファンのみならず沢山の人に読んでいただけたらいいなと思います。
こちらは偶然見つけた作品。
印象的な表紙に惹かれて、試し読みしたら面白かったので読んでみました。
2019年発売の単行本を、再編集して書き下ろしを加えているそうです。旧版は未読です。
ノンセクシャル(恋愛感情は抱くが、性的欲求を抱かない人)の一騎(いっき)(受)と、ノンケ寄りの唐木田(攻)が、職場で出会い、恋してお付き合いして(ちょっと別れて)…という二人の恋が丁寧に描かれます。
恥ずかしながらノンセクシャルについて、本作で初めて知りました。
唐木田を好きなのに、性的な行為には抵抗感や嫌悪感がある。そのことで苦しむ一騎の心情が丁寧に描かれて、中盤まではかなり切ないです。
一騎に性欲を抱く唐木田が、一騎目線だとまるで襲っているように少し怖く描かれて、双方に可哀想な気持ちになります。
唐木田の性的欲求を受け止めきれないことに一騎が苦しみ、一度別れながらも寄りを戻す二人。
唐木田が「そのまんまでいい」と抱きしめるシーンは、唐木田の優しさや、想いの深さにジーンとしました。
唐木田が、一騎をノンセクシャルと知っても、深刻になったり挫けることなくほんわかしていて、時にはエッチなことをしようと頑張る姿には、読んでいて救われる気持ちになります。
後半は、二人が模索しながら、仲良く過ごしている様子にほっこりします。
一騎がフェラできたシーンは、二人がラブラブで、唐木田が嬉しそうで、よかったね〜(涙)という気持ちに。
冒頭はハラハラしながら読み始めましたが、最後は幸せな読後感でした。すごく良かったな〜。
時々intermissionというごく短めのお話がたくさん挟まれるんだけど、これがすごく面白かったりほこっとしたりして、とても楽しいです。
あとがきに「ラブコメをかくれみのにした私小説」「遺書のつもりで描き始めた」との言葉が。なるほどと思いました。中盤の一騎の苦しむ姿には鬼気迫るものがありました。
前半は切なさ多めだったけど、後半はどんどん可愛い二人のラブコメになっていきました。本当に面白く拝読しました。素敵な作品に出会えて嬉しかったです!
またBL作品描いてくださるかな?
楽しみに待っています。
紙本 白抜き修正
今回初めてこちらの作品を拝読。一話目から独特感のある雰囲気。
受けの悩みを抱えながらも精一杯生きている感じ。
攻めの受けと出会いこれまでの自分とは違うことに気づいていく描写。
軽い考えだった人と考え過ぎてしまう人の凸凹な恋愛。そんな風にも私は感じました。
人間ドラマをしっかりと描いた感じ。えちシーンは白黒を感じさせる漫画だからか、あまりえろさを感じられず(悪い意味ではなく)すんっと自分の中に入ってくるような感じにも思えました。