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nisei no musuko
はぁーーー…。。。
読んじゃったょ。。。とうとう、、、
唯一無二のコモトミ裕間ワールド炸裂作品!
新刊情報を得てから読むのを楽しみにしてました
早く読みたいっ(>ω<)けどまだ読みたくない… (>ㅅ<)
読み始める前から読み終わりたくない気持ちに支配されてしまう。。。
そんな1人でソワソワ焦れ焦れする贅沢時間を過ごし、これ以上無理だ!!!と限界に達しましたのでいざ拝読…!
もぉ。。。
とにもかくにも期待以上‼
やっぱり好きだわぁー、私、コモトミ先生…ス…スキダ――(゚∀゚)――!!!!!
先ずコチラ1冊で250ページ弱のボリュームあるタイプ!嬉しい~♪
収録は表題作「二世の息子」他2編の短編で計3作品
「二世の息子」が全4話+α
「夜はまだ明かぬ」は過去に「ぼうずらぶ」というアンソロコミックスに収録されていた作品の再録
「STAND BY ME」も上記同様「アイドル受け」アンソロ収録作
アンソロはどちらもふゅーぷろアンソロで2016年作品
という構成です
「2世の息子」
この切り口…ココからお話しを生んでしまう時点で禁忌を冒す感覚にゾクゾクさせられます
内容もお話しの展開を追う毎に、違った角度の驚きと衝撃と共にまたしてもゾクっとさせられる……(ФωФ)とてつもなく好み……♡
ただ、、、内容的には万人受けはきっとしません(と、思います…)
逆に探そうと思ってもこういう絶妙な癖のバランスを保った作品にはそう巡り合えないのでハマる人にはグッと来るゾクッとさは味わえます
特にお話しの終わり方は人によってきっと受け取り方は分かれそう
私にとっては毛穴がブワっと一気に開くような興奮を覚える終わり方で昂ります///ω///サイコォーダ‼
受けの天珠(てんじゅ)の浮世離れした美しさと俗世の理では生きていないような浮遊感のある存在
そして彼をそう魅せていた実態が俗欲にまみれた酔狂さ、、、
その欲が一気に解放された天珠の躰のいやらしさが実にエロスそのもの…‼
両乳首にわざわざ違うピアスが輝る小技も見逃せない(-д☆)キラッ
天珠は神の子、学人(まなと)は優等生のち弁護士
神格化されたり神聖視されるような者の内側に潜む肉欲を感じさせるテクニックに心が躍って仕方ない…もぉ完全にこれは自分のフェティズムとのフィーリング‼
この狂った感覚を普通にまかり通すのにタブーとされる「宗教」を絡ませる事で作品全体に麻酔をかけたような効果を生み出し、正常な感覚を手放させているのが見事な手腕としか言えない
読者にはその実態が想像の域をきっと出ない世界観なので「…そんな事もあるのかも知れない……?」と思わせてしまいこの狂った世界を受け入れてしまう…!
ネタバレになるけれど結構地雷かな?描写もあるのでそこは気を付けて欲しい。。。ココに書くのはちょっと憚れるのでコメント欄に地雷要素は書いておきますので気になる方はご自身の判断の元必要に応じてご参考くださいませ
併せてこの作品ならではというか先生作品ならではのエロ表現に関してもコメントに書いておきます
短編2編についても書きたいけど長くなってしまったので割愛しますがどちらも違ったゾクッと感を味わえます!
2016年作品とは思えぬ時代を感じさせないエッジと切なさのある良作です
読んで良かった…出会えて良かった。。。
やっぱり好きだ!コモトミ裕間先生!!!
修正|簡易書き込みのような描写:白抜きとはちょっと違う感じでグレー枠線で形が分かる様な感じ、リアルではないけど邪魔な修正感もない(紙本)
アワードの「ディープ部門」に間違いなく選ばれて然るべき!な1冊!!そしてお話しです
でもノミネートされるのか、、、は、、、神のみぞ知る
なのでレビューを書いてディープな作品を探している人にはお伝え出来たらな、と思います
普段結構エロ多めなBLを読みがちなのですが、この作品は視覚的なエロさというよりマインドや世界観が持つ閉塞的なエロさを強烈に感じる1冊です
こういうゾクッとするエロさもとても好きです
読者が予想など出来ないような展開、そもそも予想をする暇などない位の吸引力の高いストーリーと読後に残る異質な興奮
これは久々に感じた人間の生と性がもたらした狂気だと思います
もっとこういう作品を知りたいな~と思いました
個人的に2023年ベストです!
「閉塞された村」「新興宗教」「神と崇められる教祖の息子」と全てが好みのポイントで、
そこから連想する展開もちゃんも盛り込まれていて大満足だったのですが、終わり方が予想外で良い意味で裏切られました!
見る人によっては、ハッピーエンドにもバッドエンドにもはたまたメリーバッドエンドにもなる絶妙な展開に唸りました。
神の子の台詞の伏線も最後に明かされるのですが、それも読み終わったあとにとても納得できて面白かったです。
また、同時収録の他の2作品もとても好みでした!
特に無垢な坊主と檀家さんのお話が刺さりました。
個人的に優しさの影にとんでもない感情を隠し持っているキャラによわいので、こちらのお話も続編を描いていただきたいです!
年末に心の底から最高な作品に出会うことができました!
私は宗教やカルトなど重いテーマに惹かれるのですが、この作品はそれがメインで描かれており大満足でした。
不穏な空気が漂う中進むストーリーに終始ドキドキさせられました。
この物語のラスト、私はメリバだと解釈しました。
買ってよかった作品ランキング一位です!
最後に別の話が2作収録されてあったのですが、これもまた違った雰囲気で面白かったです。
読み応えたっぷりです!
初読みの作家様です。
おそらくちるちる内で賞賛されていたのが読むきっかけでした。
自分の中ではもう神評価以上です。
こういうなんともいえず奇妙な、けれどずっと心に残るような作品が大好きです。
昔からなんじゃこりゃっていう雰囲気の例えばガロ系と呼ばれるようになったマンガに惹かれていました。
ストーリーが秀逸で名作と呼ばれるお話或いはセクシャルなシーンが秀でていると誰もが認めるお話ではありません。
が、わたしがBL読んでて良かったなぁと素直に感激出来る瞬間はこういうお話なんです。
これがBLだからわたしも読めたんだよねという嬉しい気持ち。
万人受けしないだろうけれど、何だろうと興味を持たれたかたは是非読んで欲しいです。
収録された他の作品もなかなかクセが有り良かったです。
特に「夜は未だ明かぬ」はこちらも宗教、仏教寺院関係で闇深いお話です。
3作ともバッドエンドではないのでご安心下さい。
至るところハッピーでもないですが。
先生の他のコミックスを読むのが楽しみです!
あらすじやレビュー、そしてこの作家様自体がずっと気になっていたのですがなかなか電子配信がなくていつ読めるかな~?と思っていた作品です
すごく独特な空気が流れる作品です
独特だし個性的ですが決して読みにくさや難解さは感じません
だからこそこの世界観にズブズブと足を絡め取られていくような感覚で読み進めていけてしまいます
コモトミ先生の絵もまた素敵です
美麗なのですが人間らしさを感じさせるデフォルメが強くないかっこよさと美しさが感じられます
この妙な人間臭さが伝えてくれる生ぬるい温度感が感じられるような表題作
ずっとドキドキしながら読み進めました
隠されている「何か」がずっと分からない感覚と脱出劇のようなドキドキ感が一緒になってクライマックスに向かって走っていく疾走感を感じます
そして最後の最後に走り抜いた先のゴールに度肝を抜かれました(>_<)‼
このゴールは絶対に忘れられない
本当に衝撃的でした
これをBLじゃないのでは?と思うかも知れない方が居てもおかしくない位の衝撃でした
私にはこの2人が自ら選んだ道で少なくとも画面での2人が至極満足そうなのでこの終わり方に感心する気持ちしかありません
読んでみたいなって思っている期間がそこそこ長かったので期待値も高まっていましたがそんな私の期待値を一瞬にして軽く飛び越えた作品でした!
そして同時収録作品にも満足です
過去作もだいぶ気になります!!
今回読んでみてとても良かった作品でした
ただし、ピンクの穏やかな表紙からイメージするような柔らかさは一切ない作品かな、とは思うので誰にでもおすすめは難しい作品ではあるかなとは思います
逆に「作品の持つ強い個性」を探されている方には読んでみて欲しい、そんな作品でした
うーむ。
これはハピエンと言えるのか?
毎回問題作を出してくるコモトミ先生。
私はかなり好きです。
新刊発売の時に買い逃してたのでふゅーぷろの日に
購入しました。
読み手は選ぶかもしれないけど一味違うお話が
読みたい人には絶対おススメの作者さまで
本作もやっぱり面白くて大当たりでした。
宗教BLはいくつか読みましたが
性被害→トラウマと癒し、救済ってのが
定番だけどこちら攻めの度量?肝っ玉?が
ハンパないです。
アンハッピーエンドに近いハピエン、、
けど確かに愛ですね。
作画とともにくせになります。
読み終えて最初に出てきた感想は「すごいお話を読んでしまった…」という、感動とも恐怖とも違う大きな衝撃。
ド直球なタイトルからも攻めてる感はビッシビシ伝わってきますが、それを裏切らないストーリーでした。
神の子と崇められている天珠と学人が惹かれ合うことは、宗教に塗り固められた"普通ではない"生活の中では禁忌に触れること。
でもふたりを隔てているモノは村での歪んだしきたりだけではないことを知ってしまうと、どこに正しい答えがあるのかわからなくなって、なんとも言えない気持ちにさせられます。
でもそれはモヤモヤするとか腑に落ちないとかではなくて、ずーっと感情を揺さぶられ続けていることで思考が追いついていかない、そんな感覚でした。
妄信的な信者たちが父と呼ぶ教祖だって結局は欲まみれな"人間"でしかない。
神の子もきっと同じでどこにも正解なんてないような気さえしてくるのに、ふたりの恋だけはなぜか美しく映り脱出劇にも魅了されて。
その先にある未来には"普通"の幸せがあるものだと信じずにはいられないくらい、大きな決意に胸を打たれたのでした。
からの、あの結末。
正直ちょっと笑いました、あまりにも人間くさくて。
自由になった天珠の姿とそれを受け入れる学人の冷めた眼差しが忘れられない…。
予想外のラストではありましたが、それが彼らにとって望むモノであったのならば「ハッピーエンド」と言えるのかもしれません。
正しい道はふたりにさえわからない可能性もあったし、そんなストンと落ちるところに落ちない感じがめちゃくちゃ刺さりました。
純愛のようでもあり、歪みきった執着心のようでもあり。
名前を付けるのが難しいふたりの関係にグイグイ引き込まれてしまうような作品でした。本当にすごかった!
【これからは俺が君の味方、俺が君の居場所・・・それじゃダメ?(天珠)】
エロス度★★★★★
おやおや、めちゃくちゃ宗教に雁字搦めたストーリーに頭がパーンって弾けますね。
宗教にどっぷり浸かったり何も疑問に思わずに天珠を神の子として崇拝する村人たちのヤバさがホラーすぎます。
宗教家族の息子・学人が神の子である天珠と密かに逢瀬を重ねるスリル感、そして神の子に恋心を抱いてしまう禁忌や天珠の蠱惑魔的な誘いが素晴らしく、閉鎖的な村で2人の恋はどうなってしまうのかもうハラハラでしたね。
本編や同録作品を含め、モブ攻めがメインというのがまた癖に刺さり、本人たちが幸せであれば愛・・・全ては愛ですね。
ミッドサマーのオマージュ の予定だった、とか。カバー下にありました。
ミッドサマーだわね。
あの気持ち悪さが好きな人には堪らない。
BLとして萌えるかどうかは微妙だけど、考えられる何通りかの結末の中で、最高にハッピーな終わり方じゃないかしらね。
(担当編集さん的にはバッドエンドらしい)
これ以上の終わり方したら白けちゃうわね、と私は思いました。
神の子と、ガチガチの宗教二世のカップルよ?
精神保ってる方だわ。ちゃんと社会生活送れて偉い。愛に溢れてたハッピーエンドです。
表題作の他、短編2作。
こちらもなかなか。むしろ、きついかも。
①寺の小僧。おおぅ…と、なる。きつい。
②アイドル。某事務所が頭に浮かぶ。なるほど。
地雷盛り盛りなので、地雷無いわって人が読むべし。
人怖怪談とか、厭な話好きさん向け。
チル76
▶「二世の息子」
地雷要素になりそうな描写
父×子あります
NTR表現あります
美しい先生の画の世界で敢えての父の醜悪さも気持が悪く思う人がいるかも知れないのと、もしかしたら特定の宗教集団を想起させる可能性もありますのでこの辺も注意かも…(父は全容は見えないのにそれでも十分醜悪で気持ち悪い感じが伝わってしまう…特徴を捉えた描写力がエグイ…‼)
▶短編だとモブによる無理矢理表現あります
▶エロ描写ですが描写されるシーンが所謂「正常・正統な絡み」が少ない事が多い傾向にある先生作品
今回も数は多くはないのにそのインパクトの強いエロシーンが印象的であり、この作品に流れる禁忌を冒すエロティシズムを存分に感じさせます
「エロ度」とはまた違ったエロスを感じる描き方にまた心酔してしまう…
萌えとはきっと違うエロスです
地雷要素が絡む事も含めて全くエロスに感じない人もきっと居ると思う表現だとは思いますのでどうぞお気を付けてくださいませ~