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batsuichi kacho to koisuru ouji
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
上司である課長の青野はバツイチで、そんな彼に恋をしている社内で王子様的存在の牧瀬…
というタイトル通りな上司と部下のお話でした。
でも青野がバツイチであることはそれほど問題ではないし、牧瀬もそこまで王子様な感じがしないのでどうしてこういうタイトルになったのかなーと地味に謎でした。
牧瀬は新人の頃、うたた寝している青野の寝顔の可愛さに一目惚れ。
仕事の面で見せている顔とのギャップにオチて、それから気持ちを隠すことなくアタックし続けているわけです。
青野もまたそんな牧瀬の想いを知って最初こそ戸惑うけれど、徐々に気持ちが傾いていくことに。
ふたりの関係はBL的にはよくあるものだし、王道なお話として楽しめていたのですが。
同期の原田の部下の暴走したシーンの無理矢理すぎる展開に引いてしまったのと、
そこへ現れた牧瀬が有給を取って青野の出張を追ってきたという社会人としてあり得ない行動に一気に冷めてしまって、何とも言えない気持ちになってしまったのでした。
その後のお見合いへの流れもかなり強引で、そういう激しい理由がなければふたりはくっつくことができないのか?と疑問に思ったし
ほぼ両想いなのになぜ正面から向き合わないのかわからずモヤモヤ。
このたくさんのモヤモヤが無くなってくれることを願って下巻に進もうと思います。