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TV実写化!! 小料理屋の年下店主×真面目メガネリーマンの心も胃袋も掴む美味しい方言ラブ 誰かを好きになることが ずっと怖かった
sukiyanen kedo douyaroka
ドラマ化おめでとうございます♪
読売テレビは良いところに目を付けたなって感じです。
録画した分を結構繰り返し観てますね、わたし。
曽我さんのビジュアルがコミックから出てきたかのように仕上がっています。
旧版に比べて新装版は新たな描き下ろし、
好きやねんけどどうやろか 2024年ver.が読めます!
曽我さんの栄枝を一人占めしたいという積極的なお誘い姿勢が見られてきゅんときます。
実を言うと表題作だけではなくてスピンオフの
「食わず嫌いはあかんやろ」がすごく好き。
潔癖症の男が何故か八百屋の男には症状が発動しないという謎、、、
ま、恋ってそんなものですよね!
1月11日からTVドラマも始まるし、旧版未読だし、と気になっていたので新装版発売を機に読みました!
二部構成になっていて前半は、タイトルのお話。
小料理屋「たまえ」の年下店主× 転勤で大阪にやってきたバツイチリーマン(大阪弁に苦手意識を持っている)のCP。
受けは離婚してから誰とも恋なんてしないと思っていた。「たまえ」の店主から告白され、可愛いと言われ、アピールされ続けてもすげなくしていたが、次第に心開いて攻めのことを大切に思うようになり、嫉妬したりする過程がとてもよかったです。
とくにこれといってドラマティックな大事件というものはないですが、日常のなかでのやり取りの空気感が好き...(ハートマーク)ってなりました。
また攻め、受けともに方言が良き!!
ドラマ化になるのも納得だなあというお話でした。
そして後半の「食わず嫌いはあかんやろ」のお話。
東京から転勤になり「たまえ」の常連になった野菜嫌いの男×「たまえ」に親の代から野菜を卸している八百屋の男。
こちらのお話は受けがグイグイ系で、前半のCPとはまた反対の雰囲気が面白かったです。
ドラマではこちらの2人も出てくるのでしょうか??
とにかく楽しみです。
優しい雰囲気の日常BLなので、日常ものがお好きなかたにはオススメの1冊でした。
「好きやねんけどどうやろか」が実写ドラマ化されるにあたり新装版として刊行された今作品。
加筆・修正はないように思います。昔からお綺麗な絵柄だったんだなあ、としみじみ思ったりもしたわけですが、旧版との大きな違いは「好きやねんけどどうやろか 2024Ver.」が収録されている点でしょうか。分量としては12P。甘々な栄枝くん×久志さんのお話が堪能できます。
ということでレビューを。旧版の方にもレビューはありますが、一応内容をさっくりとさらったレビューを書こうと思います。
四国から大阪に転勤してきたリーマンの久志が主人公。
実は、ちょっぴり大阪弁が怖くて苦手だったりする。みんな良い人だとわかってはいるが。
そんな彼の最近のお気に入りは小料理屋「たまえ」。久志の勤める会社が造っている日本酒やみりんを使ってくれている小料理屋だ。何より、店主の栄枝が造る料理はどれもおいしい。栄枝とも気持ちのいい関係を築けていると思っていたが、そんなある日、栄枝から告られてしまってー?
というお話。
久志はバツイチ。
とある理由で妻(今は「元」妻だが)から離婚を切り出され、以来、これからは一人で生きて以降、そう思っていた矢先の出来事だった。
久志は結婚歴があることからも推測できるようにノンケさん。
対して栄枝はゲイ。
「子ども」という、いわゆる一般的な夫婦であれば避けては通れないバックボーンを上手に生かした展開のお話です。ちょっぴりセンシティブな因子ですがシリアスにしすぎない内容で、すれ違いながら、戸惑いながら、二人が少しずつ心を通わせていく、ほっこりと温かなストーリーです。
今作品は2CPのお話が収録されています。
後半は「食わず嫌いはあかんやろ」。小料理屋・たまえを舞台にリンクしているお話です。
「たまえ」の常連客の中津さん。
潔癖症の彼には苦手なものがたくさんある。野菜もその一つだ。子どものころにキャベツにくっついていた青虫を見て以来、「野菜」そのものが苦手。
が、そんな中津さんに目を付けたのが要。
「たまえ」の店主の栄枝の先輩にして、「たまえ」に野菜を卸してくれている八百屋さん。あの手この手で、自分が扱っている野菜を中津さんに食べさせようとする要だが…?
今作品は関西弁が重要なファクターになっているお話でして。
関西人らしいギャグとポンポンとテンポのいい話し方、そこからイメージできる人物像。明るく、前向きな人物。要(栄枝もそうですが)を、そういう人物として読者に見せています。
一方、それぞれのお相手の久志と中津さん。
相手のペースに飲まれそう…、に見えながら、栄枝しかり要しかり、相手をきちんと尊重しているので強引すぎる展開にはならない。
シリアスすぎず、コミカルすぎず、ストーリー自体非常に王道。
誤解を恐れずに言うならば、非常に万人受けするお話じゃないかと思います。
旧版をお持ちの方に向けて特筆すべき点は、新装版にあたり加筆された「好きやねんけどどうやろか 2024Ver.」の情報でしょうか。
時系列としては本編終了後。
甘々な恋人同士の2人、という軸のお話です。
仕事が終わったらうちに来てほしい。
そう、久志から言われた栄枝は、仕事終わりに久志の家へと赴くが、そこで栄枝が見たものは…。
最初から最後まで甘々。
糖度たっぷりな1冊でした。
何はともあれ、TVドラマ化おめでとうございます。
楽しみですね!
3話+2話+αで、2カプのお話が入ってました。新装版ってことを忘れて読むと、突然出てくるケータイにびっくりします笑。オマケの2024年ver.はちょっと絵が変わってるかも。全体的に短さ(ページ数の少なさ)が残念だったかな。
一作目は表題作で、ぐいぐい迫る小料理屋店主の栄枝と、ビクビク系バツイチリーマン曽我のお話。小料理屋の温かみのある雰囲気がすっごく良くて、飯テロをもっとくれーって感じでした。
内容的には印象に残るエピソードがありません。口説きまくって押せ押せな告白は好きなのに、栄枝のセリフが刺さらなくて。関西弁が苦手だったり離婚理由だったりの設定も、扱い方が表面的で、まとまり悪く感じます。
せめてすごく萌えるシーンか、新鮮味のあるエピソードが何かあればなあと思いました。
二作目は野菜嫌いの堅物リーマンとチャラ系ゲイの八百屋さんのお話。こちらは描写できなかった部分をセリフで処理して無理やりくっつけた?て感じでした。
正直二作どちらも物足りなさはありますが、最後のオマケで栄枝がカッコ良くなってて美味しそうなおかずも出てきて、ほっこり満足度を上げてくれたと思います。