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cafe time lover
雪詠さな先生の初単行本を拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
甘やかし 3
しんみり 2
エロ 2
な感じだと思います。
今作は表題作が2話分と同時収録作品が3話分描かれています。
一夜限りの関係が楽でいいと、恋に臆病な久我さん。しかし相手の男にしつこく言い寄られていた所を見知らぬ男性に助けられる。だけど、助けてくれた男性は、お気に入りのカフェの店員の咲季さんだった。
以前から、お客さんとして久我さんの存在を知っていた咲季さん。過去の恋愛が原因で恋に臆病になってしまった久我さんに対して、ゆっくりアプローチをするつもりが、気持ちが逸ってしまって身体を繋げてしまう。久我さんから「展開はやすぎ」と言われてしまっているし、2話分しか描かれていないにしても私も展開早いなと思ってしまいました。
同時収録は親友同士の大学生のお話ですが、奏くんに片想いしていた蒼くん。晴れて付き合うことが出来たが「好きな女の子ができたら話して」や「別れてもまた親友に戻りたいでしょ」と言いながらも、奏くんが元カノとヨリを戻したと勘違いしてはショックを受けてるし、奏くんの方も勘違いの原因となった、元カノに蒼くんのことを相談するのってどういう神経?と思ってしまったので、キャラクターへの感情移入が出来なくて、少し萌え辛かったですね。
これなら、表題作のカフェタイムラバーをもう少し長く読みたかったですね。
表題作の方が話数が少なくて、展開のテンポが早かったのですが、今までの彼氏、彼女には尽くされていた咲季さんが、久我さんに対しては尽くすようになったり、恋に臆病だった久我さんの甘え方や描き下ろしで照れている内容が可愛いです。物語りは全体的にあっさりしているので、読み易いと思いますので、読んでみては如何ですか。
表題作ともう1作品が収録されています。
表題作はカフェ美人店員 × 常連客、別作品は幼馴染大学生同士のお話。
どちらも、絵も綺麗でストーリーもよくまとまっているなあ、と思うのですが。
いま一つ自分が萌えきれなかったのは、表題作と同時収録作品、どちらも「攻めが自分のタイプではなかった」ことが大きいかなあ…と思います。
表題作は「美人攻め」、別作品の方はなんと言えばいいのか…「自分勝手な甘えん坊系?」攻め。
特に別作品の攻めにはちょっとイライラしてしまったかな。。
私は攻めには「漢!」感を欲しているのだなあ、と今更ながら気づきました。
そして表題作で攻めが受けを体の関係に持ち込むシーン、なんだか急すぎ、唐突すぎないか!?という感じがしてしまいストーリーに入り込めず。
「展開はやすぎですって…!」と驚く受けと同じ感想を持ってしまいました。
とはいえ、過去の恋人に女性と浮気され、恋愛にトラウマを持っている久我(受)の心を溶かしていく溺愛攻めにはキュンとさせられましたし、別作品の方の健気一途受けにの想いにもじーんとしました。
美人攻め/甘ったれ攻め…そんな攻めがお好きな方なら、かなり萌えを感じられるのではないかと思います。
表題作「カフェタイムラバー」は、カフェ店員の咲季と店の常連・久我とのお話でした。
過去の恋人にされたひどい仕打ちのせいで恋に臆病になり、身体の関係だけを楽しむ日々を送っている久我。
ある夜、ワンナイト相手にしつこく絡まれているところを咲季が助けてくれたことをキッカケに距離が近付いていくことに。
咲季は店に通ってくれていた久我に想い寄せていたので、その偶然をチャンスにかえて自分をアピールしていき、久我もまたいつも優しく接してくれる咲季に惹かれていくわけです。
久我は人間不信になってしまっているようなところがあるので、すんなり両想いとはいかないけれど。
どこかでは身体だけの関係に虚しさを感じていたのだろうし、自分だけを見てくれる人を求めていたのかなと思ったので
咲季との出会いで久我の心が解れていってくれて本当に良かったなと感じました。
同時収録作品はずっと一緒にいた親友同士の拗らせ愛を描いたようなお話でした。
絶妙に鈍感な奏とそんな彼を思い続けている蒼の
ちょっぴり面倒くさいけれど真っ直ぐな愛にキュンとすることができました。
2作品ともそれほど複雑な展開ではないので読みやすかったし、しっかりエロい絡みもあってお得な一冊だったなと思いました。