キュートな人間×まっすぐ魔族 Hでせつない異種族主従ラブ♡

下のくちから召し上がれ

shita no kuchi kara meshiagare

下のくちから召し上がれ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神6
  • 萌×25
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
56
評価数
13
平均
4.3 / 5
神率
46.2%
著者
三島一彦 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784832292505

あらすじ

中流魔族のネロは父親から希少な贄である「人間」を譲り受けた。
リモーネと名付けて主人になるが、正式に囲うためにはその体液を
“下の口”から“食事”として摂取しなければならない!?
魔族より弱い人間のリモーネに組み敷かれ、
与えられる熱はおかしくなるくらい美味しくて、
一途にそそがれる彼の眼差しはネロの心まで満腹にした。

学校へも連れて行きリモーネとの距離を一層近く感じるネロ。
しかし、リモーネと手をつなぎ対等に接するネロの様子は
人間を餌としか認識しない周囲の反感を買ってしまい…!?
――リモーネは餌なんかじゃない。ずっと一緒だ。

キュートな人間×まっすぐ魔族
Hでせつない異種族主従ラブ♡
描き下ろし付き!

表題作下のくちから召し上がれ

人間,ネロの「人間」
中流魔族

同時収録作品ラカルと人間

ラカルの「人間」
上流魔族

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数4

この話、深いです

 表紙と題名で、エッチなコメディーかなと思って購入しました。
三島先生なので、攻のリモーネも受のネロも可愛くて贄とかいいつつ、ピュアピュアな純愛だなと(することはしてる)読み進めました。

 ただ、設定が魔族と人間なので、どんなに相手が愛おしくて、尊重してても寿命が違うんですね。
 二人はそのことを知りながら、儚いリモーネの寿命のその先のことを考え将来の道を決めます。
 相手がいなくなっても、ハッピーエンドが続いていくんですよ。
 なんか、胸に込み上げるものがあって涙腺のスイッチ押されちゃいました。
 リモーネは、変わり者魔族のネロに会えて良かったね。リモーネも健気で一途ないい子だし。

 表題作のほかに、ネロに厳しいことを言うけれど実は心優しい魔族ラカルと人間の恋人の話も収録されています。
 
 心のデトックスをしたい時にまた読み返そうと思います。

4

心が温まる異種族主従ラブ

リモーネ(人間)×ネロ(魔族)


ただのエロエロ魔族ファンタジーだと思っていたけど、
異種族の壁と主従関係が
ほんわかしていて心が温まる!予想外!
2人の愛に満腹になっちゃう感じで、
魔族のツノがキュートポイント!
繊細な健気美人攻めが最高〜!


「魔族にとって、人間はーー贄。」
「人間をつれて歩くのは、魔族のステータス。」

魔族は主、人間は従。
この主従関係を維持するためには、
「食事」(つまり、エッチする!)が必要。


魔族のネロが、
人間のリモーネを贄として受け取るところから始まる。

人間に慣れなくて、
「食事」の経験、概念さえわからない未開発のネロが、
攻めと思わないほど脆弱そうで美人のリモーネに、
攻められてしまうデレとトロ具合が身悶え抜群!
ガンガン突っ込んでも、超健気なリモーネの可愛い姿も見逃せない!

ネロがリモーネのことを見下さず、
さらにリモーネはすぐにネロの心の中で特別な存在になってくる。

普通の学生として、甘酸っぱさも感じつつ、
2人の距離が縮まるところに、
魔族界の厳しい目というジレンマも見どころ!

ネロの断固とした想い、
必死にリモーネを守ろうとする心、
愛が確実に伝わってくる!

リモーネの忠誠心は不屈で、
純真なまなざしとネロへの愛情に疼くなる!

そんな2人の関係が、
可愛らしさもほのぼのさもすごく感じられて、
本編ラストのページが涙腺崩壊寸前〜。

ネロのクーデレ同級生と彼の「人間」のお話も同時に収録されていて、
胸をえぐるほどの切なさがある。

ただの魔族ファンタジーじゃなくて、
愛おしい絆と愛にギュッと心を握られる一冊でした!



・電子おまけ漫画1P:(Kindle購入)
「食事」しやすくするために、ネロの制服を改造したいリモーネ。

5

題名はふざけてますが、内容はふざけてませんよ。

大好きな作家さんなので、あらすじも読まずに購入しました。今度の新刊は、キュートな人間と真っ直ぐな魔族の、異種族主従ラブです。

題名から予想されるように魔族のエサは人間のアレで、下のおくちから食べる世界でした。そして、そんな人間を飼えるのは上流悪魔のみ。

ですが、主役の中流魔族のネロ君の元にも、とうとう人間がやって来るのです。
その日から始まる、エサを超えた唯一無二の関係。

他の魔族たちに、馬鹿にされて意地悪もされたりするのですが。
一貫して愛情を貫くネロ君の姿に、何度もキュンとなりました。

なぜ他の魔族たちは、エサの人間に冷たいのか。なぜ口もきかないのか。

その理由が分かった時に、魔族と人間の超えられない壁に悲しくなりました。
と同時に、ネロ君カップルの結末にも切なくなって。

ですが、人間のために出来ることを探し、実現した未来に感無量になりました。
きっと最期まで幸せな2人だったと、幸せな読後感で。

題名はアレですけど(笑)、ストーリーは萌えあり切なさあり、胸が温かくなる素敵なお話でした。

4

心で繋がっていくこと

中流魔族のネロと彼のもとに贄としてやってきた人間のお話でした。

最初ネロの家にやってきたときはガリガリのボロボロで、魔族の餌だと言われても仕方ないような姿だったけれど。
ネロはそんな彼にリモーネという名前を与え、大切に接していったおかげでとても「人間らしく」なっていって。
魔族と人間が心を通わせる関係になるなんてあり得ないとバカにしてくる者たちばかりだったけれど、それに流されずリモーネのことが大事だから常識なんて壊してやるんだというネロの優しさが伝わる言動がすごく素敵でした。

タイトルにある通りお食事シーンはセックスなのでふたりの絡みはあるけれど。
身体の関係だけではなく深いところで繋がっていくその関係性が美しかったので、めちゃくちゃエロい!という感じではなかったです。

種族が違うので人間のほうが寿命が短く、いくら想い合っていても永遠に一緒には居られない切なさを抱えながら
それを受け入れてその時が来るまで共に生きようと決意したふたりに感動。
想像以上に心があたたかくなるお話だったなと思いました。

3

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