まりあげは
eien ni, kataomoi
たった8ページという超短編でしたが、読了後にグッと心になにかが残るような余韻を残してくれた、濃いお話でした。
美容師(カットの試験があるということは、アシスタントさんなのかな??)と、雨宿りのために閉店後の美容室に駆け込んできた謎の男のお話。
ウィッグ以外カットしたことがないという美容師のに、お礼代わりに自らの髪をカットしていいと申し出る謎の青年。
カットしながら、明日には遠くへ行ってしまうと告白する青年には、それまで髪を伸ばしていたとある理由がありました。
ううっ…
色々切ないなあ…
そしてラストのロッカーの写真。
これもまた両方(ここは実際にご自身の目で確認してほしいです。泣くので!!)の写真が哀愁を誘いました。
あれから美容師は。
そして、遠くへ行ってしまった彼は。
色々と想いを馳せたくなる、味わい深い傑作でした。
シーモアさんの仕様変更に伴い、配信終了なのがとても寂しいです。
他の電子書籍さんではまだ読めることを祈って!!
名作です。
少し前に先生の作品を色々見ていて出会いました。
とても短いお話だけどオススメです。ネタバレしたくないのでオススメとしか言えないのですが。
シーモアは話の配信を終了するとアナウンスがあったので今のうちに!
ぜひ!!