夢中になるよ

muchuu ni naruyo

夢中になるよ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神48
  • 萌×231
  • 萌13
  • 中立6
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
17
得点
409
評価数
99
平均
4.2 / 5
神率
48.5%
著者
アマミヤ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784403668869

あらすじ

一卵性の双子の兄である十和は、性格真逆で喧嘩っ早く、破天荒だが人気者の弟・大和に劣等感を抱いていた。ある日、地元のヤンチャ集団「G・GOLD」に大和と勘違いされ絡まれてしまった十和。間一髪のところをメンバーの満という青年に助けられるが、彼は見た瞬間に十和と大和の区別がついていた。生まれて初めて「自分」を見てくれた満のことが気になる十和だったが……!?

表題作夢中になるよ

高校2年生
高校2年生

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数17

寄り添う恋の温かさ

表紙のイメージで、
三角関係の幼馴染みかと思ったら全然違いましたねw
個人的に想像してたよりヤンキー色が強かったかな?

でもですね!!!

全てのキャラクターの距離感がめっちゃ良いのです。
押しつけがましくなく、突き放さず、否定せずーー。
作中で何度か使われていた言葉なんですが、
まさに『寄り添う』がじんわりと沁み渡る作品でした。

何度かウルッときて泣いちった…(;////;)ウウウ

あと幼少期がめちゃくちゃ可愛いッ!
エピにも泣いたしホント…ホント…好みドツボすぎて大好き(;////;)

さてさて。

攻め:十和 双子の兄
とっても真面目で真っ直ぐな子。ケンカはしない。
一卵性の双子の弟に間違えられて絡まれることは多々…。
派手で目立っていつもカラッと明るい弟に劣等感を抱き、
ゲイというのも加わって弟や地元から早く離れたいと思ってます。

受け:満
美人ヤンキー。ケンカはめっちゃ強い。
トリガーが外れると制御がきかなくなる危うさも有り。
双子の見分けは初対面の時から出来てる。えらい。
ネグレクトな母親の元で育って家族の温かさは知りません。

双子の弟:大和
ケンカがめっちゃ強くて好戦的。
ちょっと(?)アホの子で憎めない可愛さもあった…。
十和が怪我をして帰ってくることに対し、
何も考えていないようで色々思うところはあるっぽい。


例によって大和と間違えられてボコられてた十和。
相手を(強制物理的に)制止してくれたのは満でした。

初対面なのに大和とは別人だと気付いてくたことは
十和にとって衝撃的な出会いとなってーーーー。


まず全てのキャラクターに言えることなんですが、
人の心に土足で入り込むような人が居ないんですよね。
相手を労る・見守る距離感が絶妙で優しさを感じます。

メインになる3人以外にも、
 ・危うい満を心配しているヤンキー先輩
 ・満の家庭事情も把握している双子の兄(警察官)
 ・怪我して帰ってきてもドンと構えてる双子ママ
と登場するんですが、
口では直接的なことは何も言わないけれど愛は伝わる。

ヤンキー先輩は顔はモブ顔なんだけどめっちゃ漢で!
一人にしておくと危うい満に居場所を作ろうとしてて、
一本筋が通ったところがあってカッコイイんですよ!

けれど満には付き合いが長いヤンキー先輩でも踏み込めない部分があるんですね。

全てをシャットダウンして人から離れようとする満に、
十和は一人にさせまいと食らいついて離さないのがッッ!
もぅもぅめちゃくちゃ良かった~~~~!!!(;///;)

で。双子の弟の大和。
十和が怪我して帰ってきても笑い飛ばしたりしてて
自分のせいで…っていう考えが見えてこないんですが。
口にはしなくても十和を心配している描写が出てきて、
個人的に兄弟萌えが大爆発ッッッ!!!

普段はおかずを取った取られたで兄弟ケンカばっかなのに
十和のことでブチキレる大和が見られてご馳走様でした♡
ブラコン万歳ヾ(*´∀`*)ノ

(十和のことになるとヤケに勘が働く大和…////)
(この言葉が聞けただけでご飯3倍食べられますゥゥゥ)

思春期真っ盛りでケンカばっかりな十和と満と大和を
口出すことなく見守ってるお兄ちゃんも良きでした!

満と十和は真逆の性格で、
育ってきた環境も全く違ってたんだと思います。
だからこそ隙間を埋めるように寄り添い合える。
2人の距離が恋へと昇華していく過程がめっっっっちゃ良きでした!

7

ショタっこ可愛い漫画にハズレなし

大好きアマミヤ先生から新刊!待ってました!!

発売の季節にあってるオレンジイエローベースの表紙がめちゃめちゃ可愛くて癒されました…
そしてこの癒し全開の表紙でゴリゴリの喧嘩強い美人ヤンキーと人望ある喧嘩っ早い弟がメインで出てくるの、ギャップにやられます。

双子の弟に対してコンプレックスを抱くお兄ちゃんという設定ですが、コンプレックスがあってもマイナス思考で弟を避けたりするのではなくちゃんとお兄ちゃんらしいこともするし、喧嘩に割って入れるし、弟とご飯取り合うし、めちゃめちゃ微笑ましい兄弟。
何より大和も十和をベタベタに甘いわけじゃないけどちゃんと大切にしているのが伝わってきてヨい…きっとあの可愛いショタっこ時代にお父さんがいない寂しさを2人で一生懸命乗り越えて育んできた絆になんだろうとほっこり…

そしてみんな大好き(?)美人ヤンキー!!喧嘩めちゃ強いし、甘いもの好きだし、正義感あるし、それでいて寂しい気持ちを隠して人に立ち入らせないようにしてる不器用なところとか、もうこんなん好きになってしまう…
きっとお兄ちゃん×ちょっと不器用な美人ヤンキーは付き合ってからお互い甘えて甘えられて可愛い恋人になることでしょう…

アマミヤ先生の言葉少ないシーンを絵で、キャラの表情で、雄弁に語らせる描き方が好きです。今回も最高だった!!

5

尊いよぉーーーー(≧▽≦)

アオハルど真ん中のボーイズ達のお話しがすっごくすっごく丁寧に進んで行くのです!
その中でこれまた丁寧に描かれるBのL♡

これぞBLでのみ得られる「尊み」 炸裂(ღˇ◡ˇ*).。.:*♡
最高だーーー!

3人表紙なので色々と想像膨らみますよね~
そこも含めてきっと物語が楽しい!ので是非読んで欲しい
私は既読のアマミヤ先生作品が大人年齢の作品ばかりだったので、結構こんなにかわいらしくもど真ん中なお話しとキャラを描かれる事に驚きました
読んでみてまたアマミヤ先生の作家様としてのスキルに感謝したくなりました
ありがたい!!!

あ。
ありがたい、と言えば。。。!
すっごい小さい事ですが。。。
1冊でブレザーと学ランを拝めるっていうお得感もありがたかったです♫

幅広い方に布教したくなる尊いお話し
正に・・・【夢中になるよ】
…はい、ガッツリなりましたーーー♡

0

アマミヤ先生の作品の中で1番好きです

双子、不良、、喧嘩が弱い男の子攻め(ベタ惚れ)
自分のツボにピッタリハマって読み終えるのが勿体なかった。
どう見ても大和の方が目立つキャラで魅力的なはずなのに、そこをあえてメインには置かず、でもとっても大切な立ち位置に居るのがとても良かった。
大和の心境が描かれていないのも個人的には好きでした。
アマミヤ先生の作品は全て大好きですが1番好きかも。
続編あるといいな。

0

美しいケンカ、高校生の切ない恋模様

十和×満


表紙を見て、双子攻めかと思ったら、違うのだよ。
双子の片割れ、ちょっと弱気な十和と、
ケンカの強い、地元のヤンチャ集団の頭で美人な満。
高校生2人の間に芽生える
生々しく、切ない純粋な恋がグッと掴んで離さない。


主人公の十和が、
優れた双子の弟・大和に対しての劣等感を抱いている。
いつも比べられるし、
見た目では誰も区別できないから、
本当の自分を誰かに見てもらいたい。
でも、彼自身も本当の自分を見ていないみたい。

そんな十和が、出会うのは。
一瞬で大和との違いを見抜いている満。

それから、
満に惹かれてかれて、
十和の中の何かが変わり始める。

満、
体は小さいけど、
クールで綺麗な顔に
学ランが超超超似合いすぎて、
ケンカの力強さがもう眩しすぎて、
怪我している顔まで、どうしてこんなに美しいの!?
悪い家庭の背景の影響で、
不良っぽくなったよね。
子供時代からずっと愛の温もりを知らない、
孤独を抱えている。
胸が痛くなる・・・。
十和の温かさや優しさの中で、
満が愛されるという感情が次第に現れていく。

ヤンキーの喧嘩シーン、
普通だったらガラッとした感じなのに、
なんだかキレイ!新しい発見だね!
青春のトキメキページとして描かれていて、
満の美しい強さと心細い感情が光っていてるみたい。

大和もしっかり登場していて、
十和と大和の兄も。
兄弟愛と家族の絆もすごく感じられる。

描き下ろしの
2人の初エッチが、
初々しくて・・・
ピュアな好きな気持ちがそのまま・・・、
しかも、隣の部屋に大和がいるなんて、
ドキドキしてしまうよね〜〜!

2人が少しずつ距離を縮めていく過程が、
十和が満へ直球な恋心に導かれて、
自分と向き合ってどんどんカッコよくなるし、
満が十和にふれて、
冷たかった表情がだんだんと温かく潤んでいく様子が本当に可愛い。
お互いのこと考えながら、
成長していく2人を見ると嬉しくてほっこりする。
こんなに酸っぱくて、キュンと青春溢れる恋が最高でした!

4

腕っぷしの強い

ヤンキー美人受け、最高ですよね〜
大好き!美人が学ラン着てるの最高!
百点!!!

アマミヤ先生は大人同士のBLも良い
のだけれどDKものカワイイのだよね〜
唯一無二な絵柄も好きだなぁ

ポジション問題、もめる間もなく
抱く気満々な十和たててボトム
快諾する満、漢前すぎてスキ!て
なった
こういう漢気ある美人受け大好きよ
(何回好き言えば気が済むんだか
www)

頭突きくらいしてみろよ、って
いう満の冗談に真面目に返事して
後に実際やってみるっていうね…
十和面白いよね(本人大真面目w)
十和はコンプレックス感じてるみたい
だけれど大和は全くお兄ちゃんを
卑下してないし寧ろ大好きなのも
いいなぁカワイイ…
大和目線の話も読んでみたいな
まだ十和と満が付き合ってるの
知らないだろうけれど知ったら
大好きな兄ちゃん取られたようで
ショックだろうなぁ…
そんな大和の気持ちが救済される
スピンオフがほしいです!

3

このアオハル、萌3で❤︎

あらすじ読んでも、試し読みしても
最初は王道な話だなぁって印象だったんだけど
とても良かったですー

なんといっても、受の満くんのキャラがイイ❤︎
誰より逞しくて繊細で…実は寂しい。ストーリーが進むにつれ、十和が惹かれる理由が手に取るように伝わってきて、気付いたら夢中になって読んでました。

好きになった理由は顔を見分けられたからっていうのは、他でも決まり文句みたいに使われてるけど、今回は満くんのキャラでしっかり納得させてもらえたなぁ

安心できる居場所がなかった満くんにとって、十和への気持ちの入り口は、決して同じものではないのかもしれないんだけど、そういった複雑な感じでもすごくキラキラしてて、手探りでも寄り添う2人も、周りの若い彼らも尊いw❤︎
アオハルってやっぱいいなー!!これオススメです



2

表紙にピンと来たらあらすじも読まずに読んでください!

双子の兄弟と美人ヤンキー。表紙を見ただけではよくわからず、これはどんなカプになるのか?全員片想いか?もしや3Pなのか?まったくわからないまま買いました。

あらすじを読めば内容がわかるんですが、これはあらすじ・ネタバレなしで読んだ方がワクワクしますね。どうなるんだろう?本当は誰が好きなんだろう?もしかして好きなのかも?え?実は知ってた?とか考えながら読み進めていくのはとても楽しかったです。

なので、これはネタバレなしで読んだ方が萌えますね。
ぜひネタバレなしで読んでください。

双子の兄弟と美人ヤンキー。その話です。
ちゃんと最後にはエッチあります。
描き下ろしで初めてします。
ハピエンです。
それだけの情報のみでぜひ読んでください。
その方がぜったいに楽しいですよ!

1

やっぱり好きだなぁ

アマミヤ先生のお話はずっと好きで拝読しています。
今作もほぼ表紙買いでした。


一卵性の双子の大和と十和。
喧嘩ばかりの大和に間違われて、大和のケンカ相手だったチームに一方的に報復を受ける十和、その中で大和じゃないことに気づいて助ける満。
自分が大和じゃないと気づいてくれたことが嬉しくて、十和は満を気にかけるうちに徐々に惹かれていきます。

活発な大和とは対照的でおとなしい十和ですが、満に対してはわりと積極的で微笑ましく。
少しずつお互いを好きになっていく過程を楽しみながら読みました。
このお話では十和と満の恋、大和と十和の絆、そしてそれぞれの家庭が描かれていますが、十和と満の恋がメインの物語だと思います。
まだ始まったばかりの恋、初々しい二人を見守る気持ちでトキメキをいただきました。

いわゆる喧嘩ヤンキーものなので設定としての目新しさはありませんが、アマミヤ先生の独特な絵柄と雰囲気が好きなので十分楽しめたお話でした。
続きも、大和のお話も読みたいな。

1

ヘタレと見せかけて

アマミヤ先生のヤンキーものと聞いて。

個人的に大人の男たちのアダルトな恋を描かれるイメージ
だったので高校生、ヤンキーとアオハルてんこ盛りで新鮮でした。


一卵性の双子でヤンチャな弟・大和に振り回される日々を送る兄の十和。
ある日、大和と間違われて不良に絡まれていると満という青年に助けられ…。

「G・GOLD」なんてちょいダサなチーム名を名乗る
男くさい不良集団が登場したりイマドキ古風というか、
ほんのり昭和漂う設定な本作ですが、アマミヤ先生の繊細な作風と
調和してピュアで甘酸っぱい恋物語に仕上がっておりました。

双子の片割れが主人公と聞いて最初は三角関係がこじれて…な
展開を想像もしていたのですが、そこは全く心配ご無用でした。

だけど、双子の兄とそっくりであることから誰にも見分けられてもらえず、
いつも自分よりも目立つ兄と間違われ、長らくコンプレックスを抱いてきた
十和の想いは切なくもありました。

ただ、兄への劣等感から気弱な陰キャかと思いきや、
恋に落ちたらまっすぐ一途に、グイグイと攻めてゆく意外な一面もあり、
ただのヘタレ攻めとは違うそんなギャップに魅力が感じられました。

そして、満もまた狂犬の如き強さで周囲から恐れられながらも
当の本人はもの静かで、押しに弱かったり、照れると可愛かったり、
いい意味で不良らしさのない子でした。

普段はとっつきにくさのある満ですがその生い立ちは孤独で、
腕っぷしの強さに反して繊細な内側を無性に抱きしめてあげたく
なってしまいました。

十和にとって初めて大和と自分を見分けてくれた満でしたが、
満にとってもまた十和は初めて自分を強さとか色眼鏡なしに
見てくれた人だったんだろうなぁ、と二人の出会いに尊さを噛みしめました。

1

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