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お前にみたいに綺麗な奴は見たことがない
monster and ghost
表紙のインパクトの強さに惹かれて読んでみたが、内容もすごく濃厚でよかった。隅々まで繊細なタッチですごい筆力だった。
気になる終わり方だったのだが、よく見たらまだ続きがあるようなので購入したいと思う。
腐友激オシだったので買ってみました。
おおお…おもしろいッッ!
全く予備情報無しで臨んだので、
幽霊のカブの言動にまず笑いっぱなし!
いやもう顔のかわいさ美しさは2巻表紙でわかってたんだけど。
幽霊だからもっと儚げ系かと思いきや!
明るくてイイ!
コトンくんはぶっちぎってますね、色々。
不器用すぎるし誤解されまくるけど、株でまさかのお金持ちw?
いたるところで、ヒメミコ先生、画力の暴力、ってコメントを見たけど、うん納得。
ページから匂い立つような椿くんの色気にひたすら圧倒されています。
うねる前髪からのぞく鋭い目、喉仏、鎖骨、そして腕。椿くんの腕の血管と筋肉の陰影の描き込みからは、生命力が感じられると共にフェチズムがうかがえます。大好きです。
そしてそのヴィジュアルを存分に活かした場面構成にまた圧倒されます。椿くんがその体躯を惜しみなく使って魅せてくれるアクションにスタンディングオベーションです。最高です。
迸るような勢いのあるストーリーを盛り上げ加速してくれているのは、イビツくんと彩くんという脇を彩る魅力的なキャラクターたちの存在でしょう。
闇で病みな彩くん、そしていつも微笑みを浮かべているけれど眼に光のないイビツくん。イビツくんがいつも制服の下に私服を重ねているのがこだわりっぽくて好きです。左耳のピアスがCBRなのも良いです。
2巻まで読んだ現時点で、それぞれのキャラクターの立ち位置や役割が徐々に見えてきています。イビツくんが尾形百之助的なポジションなのかどうかはまだまだ謎です。椿くん、兜くんの結末と共に非常に気になるところです。
作品ごと推したい今作品。パワーもエネルギーも肉体美も超逸品。
少しでも気になっている方にはぜひ読んでいただくことをお勧めします。
絵がとてもきれいで、二人のお顔は端正で、椿の身体はギリシャ彫刻の様で素敵です。身体のデカさとぶっきらぼうさで、誤解されやすい高校生椿、今までの生活も中々ヘビー、と美しくて、ちょっと強引な幽霊兜のこれからどうなっていくのか、二人の関係もどうなるのか、楽しみです。それと兜には秘密が有りそうなので、それが何なのか、どんなふうに解き明かされるのか、期待したいですね。椿のわかりにくい優しさが、周りに理解してもらえるのか、わかってもらえるといいなと思います。
【作画】
デッサン力があって見やすく、画力の評価が高いのも頷けます!田島昭宇先生や奥浩哉先生、井上雄彦先生のような、青年漫画に近いリアルテイストの作画です。
【ストーリー】
はらだ先生の「ワンルームエンジェル」を彷彿とさせます。
根は悪い性格ではないけれど周りから怖がられる攻めと、死んでしまって実体がなく、なにかしらの条件や特性をもっている受け。
「ワンルームエンジェル」を青年誌風に表現したらこうなる、というのが第一印象でした。
独特のテンポと独特な台詞の言い回しの作品で、なかなか好き好きありそうです。会話の順序に違和感があったり、文脈から意図を読み取る難易度が高かったり、誰の台詞なのか理解するのに時間がかかる場面もありました。
攻めと受けの絡みが無いため全体的にBL要素が薄く、1巻はまだ友情が芽生えた程度の関係性です。描き下ろしにあったようなハグをしてる真似だとか、キスをしたいけれど幽霊だからできないだとか、ドキドキする要素がもう少し本編にある方が個人的には好みでした。2巻以降で描かれるのかもしれません。
【登場人物】
主人公の攻め・椿は確かに不器用な人柄のようですが、いくら人を助けるためとはいえ、相手より先に暴力をふるってしまったり、相手を傷つけてしまっていることがあるのも事実で、完全なヒーローとも言い切れず「かっこいい」で片付けてしまっていいのか?という違和感が最後まで残りました。
また「周りが自分を正当に評価しないから」で済ませてしまっているところが少し根暗すぎるというか。なぜ改善しようと思わなかったのか、なぜそんな性格になってしまったのか動機が知れたらもっと良かったかなとも思いました。
イビツが椿と兜にとって敵なのか味方なのかは、1巻ではまだ良く分かりませんでした。この先何か変化があるのかもしれません。
【その他】
SNSなどでも話題になっているため購入して読んでみました。ヒメミコ先生ご本人は、過去に二次創作などで人気があった作家さんのようで、いわゆる絵の上手さも納得でした。
高評価なの納得です。
まず1話の展開が完璧だと思いました。
椿がとにかく怖い存在で、兜と出会い自分に理解を示してくれたことにより変化し始める…その見せ方が鮮烈で気持ちがいい。
動く椿の体の描き方がかっこいい。
ビフォーアフターが効いている。
デカさだけで圧倒し怖がらせるのに加え(画力の暴力わかる)顔面と容赦ない暴力性がある。
でも、そんなモンスターにも心があるわけで、兜により椿の暴力や行動の理由がわかってくる。わくわくする導入。
初対面で椿が兜のことを「面の良い幽霊」と言っていたので好きなタイプの顔なのかなと思いました。顔の良さとか興味なさそうなのに気になったのねと。
冒頭は特に画面が暗く、コマ内の絵が何が描かれているのかわかりづらいところがあったのですが、それは私の理解力不足なのだろうなと感じました。
2話以降もおもしろかったです。
怖い顔面をボケとする笑い、幽霊ギャグも好きです。
特に好きなところ
・椿は博愛じゃない。優先順位がある。残酷になれる。
・「お前自身が動かないなら お前の世界は一生そのままだ」←名セリフ
・「完璧な奴が死んでから彷徨ったりするかよ」「人に危害を加えるわけじゃねぇなら納得してから死ねば良い」
・「オレ、椿君の綺麗事で片付けない所すごく好きだよ」「それだけじゃ救われないこともあるから」←大共感
・兜の笑顔がかわいい。天使と椿が思うのわかる。なのに顔が怖い椿おもろ。心の声がわかる幽霊さすが
2巻この後すぐ読みますが、気になるのは
イビツが椿に近づくのは本当に興味からだけなのか
ですね。楽しみです〜。
去年 合冊版になるのをずっと待ってて、やっと通して読めた時の感動は忘れません。
これはまたとんでもない作家さんがデビューしたな・・・と。
発売日なのに、某サイトの評価&レビュー欄が20件越え&★5のみだったのも覚えてます。
しかもBL AWARD 2024 次に来る部門1位。納得すぐる。
「見た目のせいで周りから勝手に恐れられてる、不器用で優しい椿くん×可愛いイケメン幽霊、兜くん」
まだ1巻なので、BL展開としてはお互いに恋心が芽生えたかな?という程度。
キャラ濃い登場人物が意外と増えてくのね?とは思いましたが、2巻ではきちんとそれぞれの役割があって、充分に納得できる展開が待っているので、私みたいに思った方、ぜひご安心を。
キャラ作り・設定・ストーリー、どれも秀逸でした。
なので私的には文句なしの神作。
しっかし、攻めの色気がすごいですね。
彼の半裸体は本当に美しく、まるで写真を眺めているようです。
個人的に「あんまりマッチョなのはちょっと・・・」とか、「ギザ歯は好きじゃないし・・・」とか思ってましたが、1巻読んでるうちにそんなことどぉーーーーでも良くなりました、ってなんか私これいつも言ってるな?
真の良作ってぇのは、ホントにあっさりと自分の好みの幅を広げてくれるんですなぁ(しみじみ
なので、私のように見た目だけで敬遠してる方にもぜひ読んでいただきたいです。
2巻が発売、ドラマCD化が決定したので前から表紙が気になっていたコチラ、読んでみました。
設定自体は、はらだ先生のワンルームエンジェルに似てる。あっちは天使だったけど、まぁ、幽霊と天使、亡くなった子って部分で大きくカテゴライズしたら同じとして、もう1人は見た目がイカついからレッテル貼られて本当の自分を見てもらえない男。
唯一の理解者が自分にしか見えない彼だったってところがよく似てる。
それと、この作品はタイトルに[モンスター]とあるので、主人公の椿くんは悲しきフランケンシュタインにも思えてしまった。怖そうな外見、大きな身体、強い力のせいで人が寄りつかない、理解されない。そんな彼にアドバイスしてくれる幽霊の兜くん。彼のいう通りに行動を起こすと上手くいっちゃうんよ。クラスメイトからもカッコよくない?!とキャーキャー言われ出したり。
椿がコミュニケーション能力高くなって生きやすくなるのは良いことだけど、自分だけの椿じゃなくなる事に嫉妬する兜くん。
なんか、ラストあんな所で終わるなんてすごく気になる!続き読みたくさせられました。
ただ、私の読解力がなくてところどころ???ってなるシーンがありました。大筋はわかるからいっかと読み返してませんが…。
たまにやってくる半裸の椿にどきーーーん!!!とさせられます。色気ムンムン、匂い立ってます。
修正が必要なシーンはなし。
絵はすっごく綺麗で期待の新人作家さんだなと思いましたが、BLとしての萌えは1巻ではまだ少なかったなというのが正直な感想です。現時点では無理に恋愛感情に導かなくてもいいという思いが強く、BLレーベルで読むより学園・青春ものの青年漫画として読む方が感動できる気がするのですが、もちろん2巻で印象が変わる可能性はあり。
また、いろんな要素が積み重ならないと椿のような人格には至らないと思うので、過去の事件1件以外にももう少しその辺りが見えてくるといいなと。弁護士を親に持つ子供がこう育つイメージがしにくいんですよね。兜はこの歳で未来を奪われてしまったことが本当に気の毒ですが、幽霊なりに椿との生活を楽しんでいるポジティブさに救われますね。お互いの存在を今度どう大切にしていくのか、2人の選択を見届けたいです。
完全にミーハー買いです。
2巻が出たタイミングで、しかも評価高けぇ〜と思って読んだら、なんじゃこりゃぁぁ〜でした。
画力の暴力って…言い得て妙(笑)なるほど納得な絵力です!
最初、グラッ◯ラー刃牙かと思いました。なにあの筋肉。眼力。BLの世界に生きる主人公像から大きくかけ離れているのに、なぜかクセになっちゃうナイスガイ。印影の付け方の迫力よぉ〜…ずるいなぁ〜めちゃくちゃ面白い。
青年漫画のような劇画調のタッチがBLの世界とミスマッチな感じがするけど、でもそのミスマッチさがすごく存在感を出していて、結果すごく味が出てる。
弱気を助け悪を滅するスーパー高校生・戸純くんの行動全部から目が離せません。めちゃくちゃいい子だし、そしてカッコいい。新しいBLボーイが爆誕しました!!
戸純と一緒に行動するゴースト・兜とのコンビもナイス。戸純の良き理解者として、彼の行動や気持ちに寄り添い、見守り、そして助ける姿に、今後の展開をどうしても期待してしまうのですが、なにぶん兜はゴースト。人間と幽体とでは結ばれるのは難しいけど、しかし。作者さんがあとがきでハッピーエンド宣言していたので、期待しちゃいます^ ^
今から2巻を読みに行ってきますが、既に楽しみで仕方ないです。
皆さんの高評価を信じて良かった。素敵な作品にまた出会いました!
今んとこ少年誌や青年誌よりの展開がメインですが、ほのかに香るBLの匂いがより濃くなることを願い、兜とのロマンスを期待します^ ^