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oshidori enmusubi syoukai he youkoso

作者買いです。
良かったには良かったけれど、やっぱり不倫絶対ダメ!な方は多いと思います。
当て馬な立ち位置の島田さんが主役食ってますよねぇ...。インパクトありすぎ、服派手過ぎ!イケオジ過ぎ!
最後は褒めてしまいました。
あかね先生もそこは賛否両論ありつつ、過去も受け止める豪くんを描きたかったんだなとは思いました。
ただ、大好きな作者様だからこそ敢えて辛口で言わせて下さい!
ボーイズラブですので、ラブです。
島田と宇楽は「情」で繋がっているふたりな気がするんです。
さらにBLで禁忌とされる「死」で終わらせるのはやっぱり違うと思うんです。
ここは宇楽が自分と向き合い豪君に誠意を見せるのが大人の「漢」だと思うんです。
そこが単純に私が求めていた結末ではなかったので。
私は、やっぱりピンヒール履いて歩く宇楽はカッコいいとは思うけど
ヒールは靴擦れするよ!気を使いながら歩くの大変だよ。
豪君とお揃いのスニーカー履いて歩いている時の宇楽の顔が好き!大好き!
だから、豪君の悲しそうな、でも宇楽から一瞬でも目が離せない顔を見てるのが
胸が痛かった。
宇楽には、豪君にはそんな顔をさせて欲しくはなかったのです。
私は豪君の宇楽を見る表情も視線も好きなので。
豪君の攻め力の懐の広さで評価上げました。
下巻は全編縁結び商会の2人、豪と宇楽の物語でした。島田というほぼ裏社会の人間も交えての一筋縄ではいかない爛れた三角関係。阿部先生はやはりこういう関係性の描写が上手いなぁ。宇楽がただ島田に搾取されるばかりだったのかと思いきや、実はそうではないというところにぐっときました。傍から見ていて一見愛なんてなさそうに見えるところに存在する愛、というのに弱いかも。島田には深く付き合った人にしか分からない魅力があるんでしょうね。懐が深い、器の大きい人間はやはり素敵です。メインの豪×宇楽にはすごく萌えるとまではいきませんでしたが、劇的にではなく時間をかけてじわじわと離れがたい関係性に変化していく過程は好きでした。
藤井とシオンで泣いた…と思ったら、それの上を行く号泣さだった豪と宇楽の2人の馴れ初めから現在。
ポールダンサーだった宇楽の家族との辛い過去、実はお坊ちゃまだった豪。豪の宇楽への愛と執着がたまらぬ。そして島田さん!愛する妻子がいても離れられない宇楽はまた特別な存在であり、それは宇楽にとっても同じで。あんな形での別れは悲しすぎた〜!!宇楽が豪と出会っていて良かったよ。
愛する人や家族への想い、世界には優しさが溢れている。お爺ちゃんカップル2人のエピソードも、とても沁みた。
愛しい人に出会えたなら、素直に真っ直ぐその手を離さないで進むべし。皆幸せに〜!!
上巻はホッコリ人情話って感じだったけど、豪さんと宇楽さんの過去編はとっても濃ゆい時間だった。宇楽さんの愛人の島田さんが悪い男なんだけどカッコいいんだわ。
上巻からは考えられない展開だから苦手に思う人もいるかもしれないけど、私は好きだよ、痺れた。
宇楽さんを挟んで島田さんと豪さんの三角関係。
自分らがするとこ見てけよって目の前でやっちゃったり3人でするのが当たり前な感じになったり、挙句豪さん島田さんの質屋で働き出すし。
3人でする時、島田さん豪くんにもキスしちゃったりしてさ、2人の事気に入ってたんだろうな。
あんなマッシュヘアのカジュアルボーイな豪さんがゴリゴリ派手派手ファッションにどうやったらなるん?って思ってたら島田オマージュだったとは。泣けたわ、これからは2人分俺があの人の分もそばに居るって…。
三人三様のお互いへの複雑な感情があるのがたまらなく良かったです。
そこから時は現代に戻って豪さんの実家事情のお話になってからすんなりと丸く治ってあれ?これで終わりなの???って続きがありそうな終わり方でした。もっといろんな話が見たかったなー。ダンサー辞めて紹介所始めたキッカケとか、豪さんのお母さんに会いに行く話とか。
シーモアで購入
白抜きっていうかその部分描いてなさそうな感じ
いやまさか泣くとは。
ほっこりものの話なのかと思っていたので琴線にバチバチひっかかって涙なしでは読めなかったです。
上巻試し読みで、おもしろそうから導入したので完全に油断していました。
いかつい見た目の豪とハイヒール履いてる宇楽がゲイの恋人紹介所みたいなことを商売にしてるので、てっきり縁結びされるひとたちだけの話だと思ってました。
さすが阿部先生‥メインの二人の掘り下げがすごかったです。
金持ちネジはずれ坊っちゃんと天涯孤独なポールダンサーだったとは‥!!
そして二人の当て馬となる既婚の島田(金貸し)。いやもう最高でした。
悪い顔してやることやってるのに愛!!島田ーー!ってなりました。
上手くいく二人もいれば、紹介はじまりじゃないふいの出会いの二人もいて、ときめきが続く関係性保持の二人、老いらくの恋もあり、ととにかく出てくる人たちが魅力的です。
関西弁じゃない阿部先生の漫画でしたけど宇楽ちゃんのツッコミはやはりそーなのでは‥と感じます。
下巻の若き豪のぶっとび具合が面白くてなぜその髪型なのか、がわかったとたん泣きました。
優しいやつです‥
感想書いてても泣けてきます。
深呼吸してあったかいもの飲んで、また読みたいと思います。
出会い編の続きから、まるまる1冊豪と宇楽の話です。
「商会、どこへ行った?」なんて思う暇はありません。
引き込まれすぎて、泣いたー!
ティッシュを携えて読んでください。
ダンスバーでポールダンスをする宇楽が、雪の降りしきる日に拾った無職の豪。
そして質屋を営む島田さん。
この3人が描く歪な三角形。
歪なんだけど、妙にバランスが取れていて、複数ダメ、絶対!なわたしでも嫌悪感はありませんでした。
思えばわたしがレビューを書き始めたのは、阿部先生の『苦いのテーマ』を読んで、どうにも消化できなくて、何日も鬱々とした気持ちを抱えたまま、日常生活にも支障が出る!どこかに吐き出したい!と思ったことがきっかけでした。
そんなことをふと思い出しながら読み進めました。
島田さんはずるい大人。
だけどちゃんと宇楽が大事で。
こういう既婚者は「きえええ!成敗!」と思ってしまうわたしですが、今回は「懐が広いから、大切なものをたくさん持てるのかなあ」と思わせるひとでした。
宇楽は器用に生きているようで、すごく不器用。
その不器用な宇楽が出会った、もっと不器用な豪。
宇楽に執着して、忠犬のようについていく。
ひとはそれをストーカーと呼ぶわけですが、不器用な自分が不器用なままでいられる豪との時間は、居心地が良いわけです。
もうこの辺の気持ちの流れは、ぜひとも読んでほしい。
そしてスニーカーを買った辺りで、「ふがー!lって叫んでほしい。
バックハグは正義!
そんな3人の関係の傍らで描かれる、1組のお爺CPのエピソードも良い。
宇楽の職場の同僚も良い。
ゆかりさんも良い。
過去の場面でナオが生きてるのが見られるのも良い。
そして…。
三角形があっけなくなくなってしまう辺りは、涙なくして読めませんでした。
つらい。
お爺CPによって、あとから知らされた島田さんのエピソードが、さらに胸を抉ってきます。
宇楽の慟哭シーンのモノローグがつらい。
これはもう、読んでほしい。
ここでネタバレるより、自分にこころでぜひとも感じてほしい。
抉られました。
結構まだ引きずってます。
でも嫌な引きずり方じゃないのは、しあわせな時間が続いていくことが分かる終わり方だから。
買って良かったです。
久々に泣いて、心が洗われました。
欲を言えば、わんこのうめちゃんがどういう経緯で宇楽たちのところに来たのかも、知りたかったなあ。
良い作品でした。
申し訳ないですが…なんか違う感が半端なかったです。個人的に盛り下がってしまったので上巻の神から萌に下げさせて貰いました。
そして更に申し訳ないですが私は島田というキャラは好きになれませんでした。なので彼のあの結末には大満足でしたが、宇楽の感情の吐露は要らなかったかなあ…。大好きだった豪のビジュアルにケチが付いた感じがして嫌でした。あのキャラ必要なんでしょうけど個人的には要らなかったです。
本当は中立まで下げたいと思いましたが、原田さん吉原さんのお爺2人のお話が素敵だったので萌にさせて頂きました。
あ〜ガッカリ…
上巻を読んだ時に結構このお話しの自己紹介的なカップルかと思っていた山辺さんと川谷君のお話し
彼らの1番最初のお顔合わせの時に豪が「二人が本気にならない事を願うよ」というセリフを呟き、その豪に対しての宇楽の複雑な表情と対応は単純に病気(だと思っていた)の山辺さんと川谷君の先が見えない関係に対しての危惧に対しての豪の想いに対して「そんな事言うなょ…!」という、単に諫めるような空気を宇楽から感じていました
そして割と軽く読んでいた印象で、豪と宇楽の軽口を叩くような関係性を感じるような印象でした
でも……下巻を読んだ後にもう一度彼らのお話しとこの山辺さんと川谷君の出会いのシーンを読むと2人のセリフも全く違った表情に見えてきて泣けて来ます
上下巻で読むからこその演出であり気付きだとしみじみ思いますし深さを感じます
人間の深みはやっぱりどんな経験をして何を感じて来たか?が色濃く反映します
島田との時間を過ごした2人だからこそのセリフだったのだな…と。。。
人間は表面や一見しただけでは分からない事なんてたくさん…
そんな事をぼんやり考えました
上巻の表紙は豪が島田さんの分まで背負った描写で宇楽と並び、下巻は出会った頃の豪で並ぶ
この粋な表紙カバーの演出にもじ~んとしますね
多くは語れない下巻ではありますが、多くを感じ、多くの感情が揺れる下巻でもありました
忘れたくない、忘れられない、とても印象強く、そしてそう簡単に出会う事が出来ない類の作品です
こちらは下巻のレビューです。(少々ネタバレなので未読の方はご注意を。)
上巻5話の続きから始まります。二人が25歳の時(十数年前)のお話。宇楽、豪、宇楽のセフレ?の島田、三人でお話が進んでいきます。
なんと言っても島田の、大人の色気がムンムンですごいです!阿部先生は、こういう色っぽい大人の男性を描くのがすごくお上手ですね(「I'm in Love」とか「猫、愛を知る」とか)。好きです♡
豪は上巻の現在とは全く違う雰囲気で、敬語で話すし、いいとこのお坊ちゃんぽくて、ちょっと可愛い。
宇楽と豪は一緒に時間を過ごすうちに、心許せるような関係になっていく。そこに島田も絡んできて…。
過去編を読み始めた時は、三人の関係がこんなふうになるとは思いませんでした。もっとシンプルに宇楽と豪、二人で親密になっていくのかと予想してました。
でもこんな三角関係も悪くないなと読んでいたら…。
え…何その急展開?!
うう…切ないです…泣きました。
島田さんの言動がもう、あっちもこっちも…切なくて。
そして終盤、現在に戻ります。十数年経ってるけど、二人とも外見変わらないな〜。もうちょっと変化が欲しかったw
あと豪が、上巻では黒髪だったのに、下巻では過去編と同じトーンのままだし、それに話し方も、上巻では砕けてたのが敬語になっちゃってるしで、混乱しました。あれ、現在だよね?って。違和感が大きくて、ストーリーに集中しにくくなりました(汗)
宇楽は、豪の言葉に傷ついて泣いちゃったりするところが、過去編よりも可愛い感じで微笑ましいです。
あと宇楽たちが手助けした熟年CPのエピソードが良かったな〜。
ラストはしんみり、ほっこり、素敵な雰囲気で良かったんだけど…どうしても豪に違和感があって…う〜ん。
豪が気になりすぎて、上巻読み直したら、ますます違和感が強くなりました(汗)
他の方のレビュー見ても、そんなこと書いてませんね。私だけ??
上巻の豪のマイペースで男前な感じ結構好きだから、ちょっと残念だな〜。下巻の豪のスマートで可愛い感じもいいけど。
何か読み方間違えてるのかな〜??
とはいえ人情味あふれる素敵なお話でした。
あととにかく島田さんが刺さりました。素敵!
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このクズがぁ~
という気分。
阿部先生の作品には、ちょいちょい出てくるヤツラ。
「ホンマにアカンやっちゃな、お前は」
下巻は三人三様て、そんなオトナたち。
彼らはいわゆる爛れた関係です。
そして、それを平然と受け入れるというか、お互いの関係性に深く悩んだり、傷ついたりしない。
まあ、美味しいとこどけ、幸福感に溺れる。
その様はオトナで強くも見えるけど、ズルいと感じる人もいるでしょう。
イヤなものを見ないのは、弱いから。
怖いから考えないのかもしれない。
そして、突然の別れ。
後味の悪い別れ。
残された二人は、人の縁を結ぶ仕事をすることになる。
本作をBLではない、という方もいらっしゃるでしょう。
でも、この人間と人間の関係性は、異性愛では、きっと描けないと思う。
こういう作品が描けるキャンバスの奥行きがBLだと改めて感じました。
阿部先生の作品は、自問自答するというよりも、人が人と出会い、交流するなかで、ジワジワと、成長したり、優しさを表現できるようになったりと、変化していく。
クズがただのクズでは終わらないところが好きなので、今作は大満足だった。
もちろん、続きも読みたいよ!