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omae ga ore wo sukisugiru node nigeyou to omoimasu
幼馴染同士、3つ年下の友也にムラムラしてしまった悠紀が小さい子を好きになってしまった!と中2で勘違いします。友也と距離を取ろうとする悠紀。そして物語は面白い方向へ大学生になって追いかけてくる友也との攻防戦がめちゃくちゃ面白かった〜! 悠紀のちょっと斜め上方向にズレてる感じ大好き…でも気持ちを自覚してちゃんと伝えることをし始めたら素直で可愛い。 後半は友也視点だったけど、そりゃあもう激重感情色々抱えてたわよね。みーくん(当て馬…??な悠紀のお友達)への嫉妬よ…
今回は幼馴染の年下大学生と年上会社員のお話です。
受視点で攻様に好かれすぎる受様が攻様の恋人となるまでと
攻視点での続編短編と受視点SSを収録。
一人っ子の受様は隣家の2人兄弟を兄のように慕って育ち、
受様が幼稚園の頃に隣家の3人目の男子である攻様が生れると
攻様実兄のように攻様の良い兄分になろうと決意します。
攻様も年の離れた実兄より受様に懐き
受様は攻様が自分を好き過ぎると思うようになります。
しかしある朝、
受様は起こそうした攻様に飛び乗られて胸がざわざわします。
ざわざわ=ムラムラ=自分の性癖が小学生男子!!と
気付いて愕然してしまいます。
受様は攻様と離れるべく機械工学高専進学して寮に入り
就職すると都下で1人暮らしを始めます。
攻様も大学進学を期に上京していていたものの
新入社員の受様も忙しく過ごして更に会わなくなるのですが
3年生になった攻様が都内キャンバスに変わったからと
受様のマンションの隣室に引っ越してくるのです!!
1年数カ月ぶりに会った攻様は
受様を超す伸長のイケメン君に成長していて
久しぶりに会う攻様に受様はドキドキが止まりません。
はてさて受様の未来はどうなるの!?
雑誌掲載されたタイトル作に
本編後の続編を書き下ろしての文庫化で
受様を好き過ぎる攻様と攻様のよき兄貴気分な受様の
ドタバタラブコメディになります♪
切江先生の受様ってかなり思い込みが激しくて
攻様の言動が普通であっても斜め視点で解釈されてしまって
ドタバタ展開になるのが楽しくMYツボなのですが
本作もそんな展開でたいへん楽しかったです。
まず受様が"攻様"が"自分"を"好き過ぎる"と思うところが
とっても面白いです。
確かに自分より小さくて守るべきと思っている相手に
実兄よりも懐かれたら好意を感じるのは当たり前ですが
"好き過ぎる"ってすごくないですか!? ヾ(≧▽≦)ノ
年下な攻様が絶対越えられない年の差を気にしてたり
受様が年上好きと思っていて悔しいと思っている様子や
年下なりに頑張る姿もかなり美味しいです。
そして思い込みの激しい受様は
攻様の想いとは全く違った方向に暴走していき
さらなるぐるぐる沼にダイビング!!
どうやったら受様がこのぐるぐるを脱出し
攻様の恋が実を結ぶのかとドキドキ&ワクワク、
続編により本編では見えなかった攻様事情が明らかになり
更にフフッ、ムフッ、ニマッとさせて頂き、
とっても楽しかったです。
できたら受様の元カレの恋バナも知りたいです。
幼馴染への恋を、ショタ性癖だと勘違いして逃げ回るちょっとアホな男の恋愛物語です。
タイトルだとちょっと語弊があるような感じかな。お前が俺を好きすぎるので…って言う部分は間違ってはないけど、私が読んだ限りでは、イヤイヤ君こそだよ…ってな事なんです(笑)
悠紀視点のお話なので、そっちメインでストーリーも心理描写も進むんですが、かなり明後日の方向で恋心を勘違いしまくります。
友也が俺を好きすぎる…じゃなくて、悠紀こそが友也のことを好きすぎるんじゃん…なお話なんですよね。勘違いが過ぎる天然な歳上幼馴染の長い恋の逃亡が情けなくも面白い一冊です。
お隣さんの友也と悠紀は小さい頃からずっと一緒で、何をするにも一緒で兄と弟のような関係だったのが、ある日を境に悠紀が友也にムラムラするところからこの天然な勘違いが始まっていきます。
恋心のドキドキをムラムラと勘違い→ショタ性癖だと勘違い
イケメンになった友也を見てムラムラ→大人イケメンが性癖になったと勘違い
因みに、友也以外のショタにムラムラを感じたこともなく、大人イケメンも友也以外にムラついたこともありません。
ていうか、大人イケメン性癖って性癖でもなんでもなくない?って思うのですが、自分ごとだと分からないもんなんですねー。(私も大人イケメン性癖ですし 笑)
第三者から見ると、悠紀の性癖は"友也"ただ1人のことなのに、それに気付かず避けたり距離を置いたりと、だいぶモダついています。避けるくせに嫉妬はするので、かなり面倒くさい…(苦笑)
恋に翻弄されているウブな大人の恋を楽しんでくれたら良いかなと思います^ ^
友也の方はというと、悠紀以上に長い片思いをしていはいますが、こちらは悠紀の迷惑にならないようにグッと堪えて悠紀のことを想い続けています。悠紀がゲイだと知るとアプローチし始めて、逃げる悠紀をご飯やお世話で囲い込むようにするのはさすがというべきかな。胃袋も恋心もガッチリ掴む友也にますます惚れていくのは当然っちゃ当然の流れですね!
どっちが歳上なんだか…って感じの2人ですが、ちょっと頼りない歳上を甲斐甲斐しく世話を焼く歳下はなかなか良いものでした♪
友也への恋から逃げ回っていた悠紀でしたが、そのお陰というべきか、高専に進学を決めたのは悠紀の進路として正しい選択だったと思います。恋にはアホなのに、エンジニアとして海外へ飛び回る悠紀はカッコ良かったです。
友也としても、恋人であり尊敬できる社会人として、より一層悠紀ことが好きになっていくんじゃないでしょうか(^ ^)
後半は友也の視点のお話が少し。
悠紀への一途な思いが見える貴重なお話でした。ほのぼのと甘い恋人の時間に浸れる花火デートが素敵でした。
脇キャラも気になる人たちがチラホラ…。スピンオフもあるかな?と密かに期待しています。
切江先生と言えば\ハッピー⭐︎ラブコメ/と言う訳で、今作もクスッと笑えてエッチで萌える、安定のラブコメ作品でした!
幼少期から2人の関係性が丁寧に描かれていて、〝可愛い弟〟だと思っていた友也への感情に戸惑い、友情と恋愛の狭間でモヤモヤする悠紀の思春期感が堪りません!
事ある毎に「友也は俺のことが好きすぎる…!」と仰る悠紀ですが、「好きすぎるのはどっちだよ…!」と思わずツッコミたくなる空回り具合をニヤニヤ見守りました。
そして、悠紀への想いを自覚して、密かにアピールしまくる小学生友也が可愛くてしゃーないです。
〝守られる弟〟ポジションでは無く、悠紀から尊敬される〝兄貴ポジション〟になりたくて必死に背伸びをし、悠紀の全てを知りたいのに、どうしたって埋まらない〝三歳の年の差〟に焦れて悔しい思いをする友也……
はぁ〜〜〜…最高です。
年の差が埋まらなくて悔しい思いをする年下攻めが大好きなので、キュンキュン楽しめました!
また、クスクス笑えるラブコメなのに、濃厚な濡れ場のギャップも最高です!!!
乳首だけでイッてしまう悠紀さんも充分エッチですが、その姿を見て釣られてイッちゃう友也君もエロすぎない???と、めちゃくちゃ萌えました。
え、2人とも童貞なん?? あ、童貞だった!!!と感じる、初々しいハッピーエロをご馳走様でした♡
ただ、ずっと「幼馴染の友也にドキドキするなんて、ありえない!」と言っていた悠紀が、とある事件をキッカケに恋愛感情を自覚して「友也が好きだ!」となるんですが、これまでグルグル悩んでいたのに、唐突に感じてしまい少しだけ引っかかりました……
とは言え、サブキャラ含め嫌なキャラが登場せず、執着心カンスト年下攻めの一途さに癒されて、遠回り過ぎる両片想いに笑ってしまう、楽しいラブコメ作品でした。
ラブコメ読みたい!の気分の時に是非♡
悠紀と友也2人の(悠紀の)もだもだ感が焦れったく、必死な様子は可愛く、ラブラブはエロ買った♡(❁´◡`❁)
悠紀の友也への全幅の信頼と無意識の一途さは素敵、だけど斜め上の発想には笑った。何でショタコンって話になるのww
進路まで変えて避けたのに全然忘れられないって時点で分かりそうなのに、頑なに恋愛だと思わないのが謎でした。友也のお兄ちゃんとして彼を守る気持ちからかな。みひろは解ってそうだけど悩む悠紀が可愛かったのかな。友也の一途さも伝わってたので想いが通じて一安心。花火デートが楽しそうできゅんとして最高でしたദ്ദി˶˙ᵕ˙˶ )
切江真琴先生の作品を読むのはこれで3作目になりますが「恋のゴールがわかりません!」を超える作品には出会えていません。
それからラブコメなんだと思いますが、いまいち乗りきれずに何度も何度も睡魔に襲われてしまいました。それは多分ですが悠紀の勘違いに最後の方はしらけてしまったからだと思います。この辺りの匙加減って凄く難しいんだと思いますが、悠紀が友也に対する恋心を早く自覚して切なさをもっと取り入れて欲しかったです。
それから悠紀の逃げ癖も好きになれませんでした。友也への性癖から逃げる為に好きでもない人と付き合ってみたり、結局は友達に戻りましたが友也と再会してからも同じようなことを考えて件の人物に釘を刺されていました。
書き下ろしの友也視点の「あの夏のリベンジ」になると、同じ作品なの?と思うくらいテイストが違っていて某ベテラン作家さまの作品を思い浮かべてしまいました。
友也の気持ちが深掘り出来て良かったんですが、やはり違和感が強かったです。
2人の性格の違いを強調するのには成功してたとは思いますが、こちらにも友也なりのラブコメにして欲しかったと思いました。
「恋のゴールがわかりません!」でハマって以来、新刊が出るたび読んでますが、乗り切れないまま終わってしまいました。
幼馴染に抱いた幼き恋心を「自分はショタコンだ」と勘違いして、こんな害悪な自分は遠ざけるべき!と、幼馴染から逃げ回るお話なんですね。
いくらでも思い込みを訂正する機会はあったはずなのに、自分はショタコンだという思い込みが最後まで続くので、その勘違いにひたすら付き合って読むのが辛い。
この受けに、んなわけねーだろ!!と思ってしまうか、生暖かい視線を送ってニヤニヤしながら読めるかで評価が分かれる気がします。
「恋のゴールがわかりません!」の勘違いは絶妙で違和感なく楽しく読めたけど、今作も前作もその勘違いを成立させるための設定が、ちと強引というか違和感をねじ伏せて読む必要があるのでハマりきれませんでした。
年下攻めが好きなので、永遠に縮まらない年の差を気にしたり、受けよりも背丈の小さい己に歯噛みするちびっこ時代の攻めの姿などはかわいらしくて楽しめたので萌えで。
でも、後半は私の大好物である攻め視点だったのに、イマイチ萌えなかったなぁ……
攻めが受けの言動を見ながらこーゆーとこ、ほんと好き!!みたいに思うポイントが、全然わたしのツボではなかった。
そもそも受けが私の好みじゃなかったんだと思う。
そして思っていたよりも攻めが暗いというかどんよりしてて、ここも微妙にツボじゃなかった。
誤解・思い込み・勘違いと、切江先生らしさあふれる幼馴染ものでした。
前編は受けの悠紀視点、後編は攻めの友也視点。
3歳差の幼馴染2人の幼少期の出会いから順を追って楽しめる1冊となっています。
明るいラブコメディで笑える部分もあって読みやすかったのですが、個人的にあまりドンとくるものがないまま読み終えてしまいました。
天然な受けも、受けに対して一途な攻めも嫌いではないし、むしろ好きなはずなのになぜ…
兄と弟のように育った2人の幼少期も、友也にお兄ちゃんなことをしたい悠紀も、そんな悠紀のことを追いかけて慕う友也も微笑ましかったです。
成長するにつれて関係性に微妙な変化が加わっていくのも、謎の感情を覚えて距離を置こうとする受けの図も幼馴染ものならではの良さがあって好き。
おそらくですが、大人になってもムラムラとドキドキをあまりに長く履き違えている悠紀の天然さが自分の萌える天然周波数にはちょっと合わなかったのかなあと思います。
突然の想いの自覚にもなんだかうーん?となってしまったのかも。
一方の悩める年下執着攻め・友也視点は終始複雑な想いがぐるぐるとしていて非常に好みでした。
埋まらない3歳の歳の差にもどかしい悔しさを覚え、我慢して我慢して、それでも一途に悠紀を想って追いかける。
受けから見ればかわいい弟分でも、内側に仄暗さめいたものを持っている年下攻めって良いですよね。
うーん、本編が両視点だったのならもっと楽しめたかもしれないなと思います。
だいぶ遠回りをしている分、その後をもっと読んでみたい2人でした。
個人的には合う部分合わない部分が分かれる作品でしたが、恋愛面での思春期が抜けきらない天然なかわいらしい大人にピンとくるものがある方はお好きかもしれません。
サブキャラクターではみーくんが1番好きでした。友也のお兄ちゃんも気になります。
彼らのスピンオフも読めたらうれしいですね。
切江先生だったので購入。軽やかなクスクス笑える可愛らしいテイストなんだと思うのですが、身近すぎたのか、ちょっと年が若かったのか、今一つ萌えあがらなかったので、中立にしました。雑誌掲載の本編170Pほど+その続き70P超+あとがき+おまけの小編。
隣家に三男坊が生まれ、お兄ちゃん♡になったような気持ちの悠紀。友也も悠紀のことをとても慕ってくれていましたが、いつしかその友也に恋心を抱いていることに気付いて、ちょっと距離を置こうとし・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
攻めの兄、みーくん(受けの先輩、ゲイ)ぐらいかなあ?ちょこちょこモブはいるけど。
++攻め受けについて
攻めは受け一筋、お子様のころから全くよそ見しない尽くし系な感じ。小さいころは受けより身長低いことを気にして不機嫌になったり、受けが自分の兄のことを頼りにするところを見てやっぱり不機嫌になったり。歳の差は永遠に縮まらないのに、そこに一喜一憂するところが可愛いかも。学生で受けより時間あるからあれこれ面倒見てあげていて、頑張るなあ。
受けは天然、アホ?系美人さんなのかな。能天気?あれこれ考えず、ついぽろっと言わない方がいいことを言ってしまうタイプです。攻めに恋心抱いちゃって、ダメダメ俺変態じゃん!とびびって地元離脱したのに、追っかけてきた攻めにさっさと陥落させられて。悲壮感ゼロです(笑)
ファンタジーや特殊設定が好きなタイプなので、今一つ萌えあがらなかったですが、ライトな味わいの年下攻め、現代日本もの、特殊設定一切なしなので、小説初めてな方でも読みやすいんじゃないかと思います。