神楽坂律は婚約破棄したくない!

kagurazaka ritsu ha konyakuhaki shitakunai

神楽坂律は婚約破棄したくない!
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神34
  • 萌×234
  • 萌7
  • 中立5
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
15
得点
332
評価数
82
平均
4.1 / 5
神率
41.5%
著者
切江真琴 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
みずかねりょう 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
レーベル
クロスノベルス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784773063486

あらすじ

待ってやばい、なんでときめいてるの俺

神楽坂律、28歳ゲイ。生まれた時から親の決めた許婚がおり、ついに迎えた許婚とのお見合い当日。
まさかのお相手は真面目系年下イケメン御曹司の理央――性別・男。親の勘違いから同性の婚約者だったが、好みのタイプではないので婚約破棄しようとするも、ある理由から期間限定で婚約継続の上、まさかの即同棲へ!?
恋愛嫌いのくせになぜか猫可愛がりしてきてイチャラブ全開な理央に、律のときめきは暴走寸前! 無事二人はゴールインできるのか!? 棚ボタ婚約からはじまる両片思いラブ

表題作神楽坂律は婚約破棄したくない!

沓名理央,大企業沓名グループの御曹司,26歳
神楽坂律,実家の老舗料理店の経理担当,28歳

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数15

切江先生節が大いに楽しめます。

なるべく本編には触れないように書きましたが、念のためネタバレ設定にします。

切江先生の作品大好きなのであらすじも読まずに購入。
切江先生作品はキャラの良さ、クスッと笑える言葉のチョイス、お色気シーンのエロさがお勧めポイントなのですが、全てそろっていました。ありがたいことです。

読んで数ページで笑い、なるほど今回はこのパターンで同棲開始ですねとにっこりいたしました。切江先生、同棲とか同居設定お好きだと勝手に思ってます。

展開としては現実にはあり得ないだろ~!と笑いながら突っ込みつつも、こんな2人が現実にいたらいいなと思わせるのはキャラの良さとそれを生かしたストーリー展開の巧さだと思います。変な思考回路も、まぁこの攻めちゃんだもんね、と説得力があります。
受け攻めそれぞれがとっても可愛いので、2人のやり取りは二乗で可愛いです。

登場人物みんな個性的でいい人ですのでストレスフリーで甘々コミカルな話を読みたい方にお勧めです。
そして何より猫様ですね。猫好きならウンウンと頷く描写が多く癒されます。
猫様を撫でながら読みたい作品です。

12

いちゃいちゃ両片思いwithにゃんこ(​ฅ´꒳`ฅ⑅)

切江先生のラブコメ、楽しくて大好きです(≧∇≦)


受け様は、老舗料亭の経理担当の律。
チャラ男が好みのゲイ。

攻め様は、大企業御曹司の理央。
恋愛を経験する前にモテすぎて恋愛嫌いになった年下攻め様。

2人は、母親が決めた許嫁。
お互いに男だと知らぬままお見合いへ赴きビックリ。
しかし母達は強かった(^_^;)
律は理央との婚約にメリットを見出し、それをきちんと申請して「婚約破棄、致しません!」宣言。
母達に押し切られる形で即同棲に至る2人( ^ω^)

しょっぱなのお見合い席でのやり取りから、苦笑が漏れます。

タイプじゃない、と安心していたのに「猫みたい」と無自覚に可愛がられ、理央と一緒に過ごすのが楽しくて、本気の恋に落ちる律。

一方、恋愛経験値ゼロどころかマイナスばりにニブチン理央は、なかなか自分の気持ちに気づかない。
それは恋よ♡と耳元で囁いてやりたかった。

偽の婚約関係が、どうやって本物に落ち着くのか、とても楽しくワクワクで読ませて頂きました(*´∀`*)

てか、やっと恋人になったのに、その夜ですよ!
童貞病発病中の理央にコラコラでした(°▽°)

また、母達もいい味出してましたけど、ロマンスグレーの紳士が素敵o(>∀<*)o
紳士のアドバイスは納得だったし、人肌脱いでくれた後押しもナイスでした(*ˊᗜˋ)

そして3匹のにゃんこ達。
可愛いわ~。
そんな猫達を可愛がってる猫バカな2人が羨ましくてたまらなくなるのでした。


イラストはみずかねりょう先生。
ほのぼのな2人が微笑ましい。
にゃんこに集られてる紳士のイラストがまたかわいいんだな。
可愛いラブコメなイラストからのラストのえちシーン(*ノωノ)キャ。どれも素敵でした。

11

好きの気持ちが毎日更新されていく

めちゃんこ楽しい作品でした!
ニヤニヤの同棲生活を思いっきり覗かせて貰いました。


キャピったウフフな母親同士の策にはまり、本意ではない契約結婚(偽装婚約)をすることになった、律と理央。こんな風に周りがノリノリのお膳立てってどゆこと?と思ったら、同性婚OKの設定なんですね。なるほど(^^)

外野(母親たち)が舞台を作り、利害関係しかない2人が次第に同棲期間を経て恋に落ちていく、焦れキュンな物語。
愛情もなんもない理央と律の0からのスタートが、100の愛で満たされていく過程がとても面白かったです。

律の好みからハズレていたはずの理央なのに、一緒に生活するうちに好きなところしか見えなくなって、愛情も欲情も抱くようになっていったからさあ大変。ごまかしごまかしの律の戸惑う姿が可愛いです。
理央の気持ちが自分にはなくて、それどころか利害関係終了したあとには婚約破棄をしないといけないために、自分の気持ちをひた隠しにして理央を遠ざけようとします。
だけど、恋愛初心者の理央にはその真意とごまかしが全く効果なくて、結果的にどんどん理央への好きが増えていくしかない状況に追いやられて、謎の疲弊感を覚えているのがすごくニヤニヤしました。

外堀も埋まっているし、舞台(同棲・結婚へのマリッジロード)も完璧。当て馬もいないし親問題はクリアだし、法制度も問題ないし、理央と律の気持ちが整うだけなので、2人の気持ちだけに集中出来て読めたのは良かったです。


理央の気持ちもどんどん律に向いていって、無意識に律を煽るような行動や言葉まで出るもんだから、律はあわあわ。これ以上好きになるとヤバいから距離を置こうとする律と、律が可愛くて仕方ないからと近づいていく理央の、押して引いてのやりとりがニヤるんですよね。

理央が恋愛経験ゼロだったから、2人の距離が近づいたのかな、と。彼が多少なりとも恋愛経験があったら、律の思惑にハマっていたかもだけど、そうじゃなかったから近い距離にグイグイ迫れたんだと思います。


明るくて陽気な家族と可愛い猫ちゃんたちに見守られて愛を育んでいった2人の、心の掛け合わせが楽しかったです。
文章的にも2人の心理が分かりやすいんですよね。律視点のあとに理央視点を交互に配置していて、お互いの気持ちがタイムリーに分かるから、あまり不安な気持ちにならずに読み進めることが出来ました。
私は基本的にニヤニヤ感情一本で読み終えました(^^)

作品には美味しそうな律の料理がいっぱい登場しますので注目です。甘めのブリ大根に、西京焼き、ソーセージ on the フレンチトースト……夜中に読まないで下さい。腹が空きます(笑)


タイトル「神楽坂律は婚約破棄したくない!」の答えが、「沓名理央も婚約破棄したくない!」となるその道筋を存分に楽しんで下さい♪

10

猫達がキューピッド♡

切江先生・みずかね先生コンビのラブコメは期待以上に面白かった。

強烈なママ達の策略により幼い頃から婚約していた律と理央。初顔合わせで同性だと判るってツッコミどころ満載だけどママ達の勢いとメリットを考え婚約続行・同棲する事に。

違和感なく自然に2人の空間ができたのは可愛い猫達の力も大きいと思う。先に想いを自覚したのは律だけど、理央も言動には好意が現れててドキドキ。周りの生暖かいアシストもありつつ想いを言葉にして、結ばれた2人が可愛すぎました✧*。

これ婚約者って括りがなければ想いを自覚するのもっと早かったかも?でも婚約者だから出会ったしな〜でも最初から2人の空気感の良さが素敵でした。

みずかね先生の描く2人が可愛くてかっこよくて✧*。癒やされる作品でした。

6

契約なのに実は2人は付き合ってますよね的な新婚生活が面白い


猫好き恋愛嫌悪 × 猫好きのゲイ

お互い子供が生まれたら結婚させようというお嬢様2人の約束の元に結ばれた婚約。
生まれた時からいるというその婚約者に初めて顔合わせしてびっくり。
料亭の息子・神楽坂律(受け)と大手家電量販店の御曹司・沓名理央(まさたか)(攻め)。
どちらも男性でした。
名前はどちらも女性でもある名前(母親はりおちゃんと呼んでいます)だったので気が付かなかったとか気にしてなかったとか適当に流す両方の母親。
同性だからと婚約破棄かと話は進みますが、律の方が融資の関係で婚約しておいてほしい、肉食女性からの猛烈アピールを回避したい理央双方の打算により期間限定で婚約を続行することになります。
両方の母親たちが嬉々として揃えた新居にも住むことになり、いきなりの同居生活も始まります。
猫好きながら家業のせいで猫の飼えない生活をしていた律にとって3匹もの猫のいる生活は大変楽しく、理央も一緒に生活しても苦しくなく、快適な新生活なのですが、猫によく似ていると理央は律を構い出し、好みでなかったはずなのに好きになってしまいそうで困る律。
傍目にはラブラブ新婚さんのようなのに付き合ってもいない2人の話。


基本は律視点で、1/4ほどが理央視点なので、理央の心境の変化もわかって非常に楽しいです。

律は元々ゲイなので自分が理央に惹かれていることに早々に気がついたけど、
理央は恋愛経験値ゼロなので、猫好きなのもあって、律が猫に似てるからと何とかと自分が律に構う理由づけしているのが笑えます。
かなーり時間をかけてやっと自分の気持ちに気づいた後の迷走ぶりにはヒヤヒヤしました。

時々様子を観にくるおじさま。律は理央の父親の秘書室長だと勝手に想像。
初めは警戒していた律も途中からはお悩み相談会みたいになっており、正体も予想通りで、最終的にこのおじさまがとても良い仕事をしてくれて、渾身の茶番劇はにやにやが止まりません。
また、理央の迷走ぶりを間近に見ることになった、銀行のチャラい融資担当者にも感謝ですね。
こういうまぬけを美味しくいただくのが性癖だと融資担当者は暴露していましたが、彼の私生活もちょっと気になります。左右どっちなんでしょうね。

諸悪の根源というか愛のキューピッドの2人に母親は、2人でいるときは女子高生かと勘違いしそうになるくらいキャピキャピしていて、それに付き合う2人はきっとこれからも巻き込まれるのでしょう。
楽しそうでなによりです。

3

疲れた体に効く読んで楽しいビタミンBL

…も、も、萌えた〜〜〜!!乾杯!!!
と、お酒を片手に乾杯をしたくなるくらい萌えが詰まっていました。
はーーー なんてかわいらしいのか…
読んでいて楽しい!これに尽きます。

重たくなくて、甘くてかわいい元気が出るラブコメが読みたいななんて気分の時にぴったりのビタミンたっぷりな切江先生作品。
今作も、ああなんでこの2人付き合っていないんだろう!という焦れったさと、どうしようもなくかわいい成人男性2人の生活がもれなくビビビとチャージ出来ます。
おかげさまで元気いっぱいです!

舞台となるのは同性婚が可能となっている日本。
ちょっと浮世離れした感がある、少女のような気持ちがいまいち抜けきらないでいるお互いの母親の勘違いをきっかけに、予想外の許嫁との初対面からの婚約継続と即同棲という、現実ではまずありえない+やや強引かなと思える始まりなのですが…
なのですが…読み始めてすぐに、これはもうだめだ。もう面白い。だめだ。萌えしかないやつだ。
と、これから来るどデカい萌えの波の予感に腐女子的なセンサーが反応をし始めた頃には、何も考えずこの物語の流れにどんぶらこと身を任せようとしている自分がいました。
結果、大勝利でした!

ひょんなことから一緒に暮らすことになった成人男性2人。
顔合わせ当日まで会ったこともなかった者同士で同棲だなんて上手くいくんだろうか?なんて思いますよね。
大丈夫です。なんだか良いなと思える、穏やかな雰囲気の日常生活の中に、小さなときめきとかわいらしさがたっぷりぎゅぎゅっと詰まっています。
受けの律と攻めの理央の両視点で描かれているので、お互いのことをどう思っているのかが視点違いで楽しめるのも思わずにこにことしてしまうポイントのひとつかもしれません。
受けも攻めもどちらもかわいいんだこれが。
良い意味で生活感があふれる、気負いない2人の会話のやり取りが気持ち良くも心地良かったです。
個人的には理央の口調が終始ツボでしたね!

今作には理央が飼っている3匹の猫も登場するのですが、2人の暮らしの中に溶け込むこちらの猫ちゃんたちがなくてはならないとても良い存在で…!
合間に猫あるあるだったり、猫飼いあるあるも描かれていて、これは本当に猫が好きな方ならではの描写なのではないかな?
普段あまり猫には縁がない犬好きの私も、作中の猫がいる生活に憧れを感じましたし、猫好きの方はより楽しめるおいしい作品だと思います。

最初から最後まで楽しんで読める、おはようからおやすみまで日常描写の素敵さが魅力的な1冊でした。
明るくテンポが良く、クスッと笑える読みやすい作品をお求めの方はぜひ!
(もし入手が可能なようでしたら、理央視点のコミコミスタジオさんの特典小冊子付きがおすすめです)

1

可愛かった

初読みの作家さんでした。
ネコ好きなので、表紙に惹かれて・・・。

チャラ男がタイプ(だと思っている)可愛い「律」と恋愛に興味無しの猫バカ男前「理央」

読み始めたら最後まで読みたくなってしまいスルスル~と。
普段活字読まない人間なので、途中で止められなくなるのが大事なんです・・・。

チャラ男銀行員とロマンスグレーのお父さんがいい味出していて好きです。

あと、猫ちゃん達。
いやぁ~猫愛のあるお話で、猫を飼ったことが無い人は欲しくなっちゃうんではないでしょうか?
あのお父さんの猫まみれの素敵なイラスト・・・。

ホントに乗っかってきますから・・・。
背中流血しても嬉しがるのが飼い主ですから~。

最初の律の「婚約破棄致しません」と最後の理央の「婚約破棄致しません」同じセリフでも大きく違う。
終始、ほっこりほほえましい2人でした。
可愛かったなぁ。

9

許婚者は同性でした!?

今回は大企業の御曹司と老舗料亭の息子のお話です。 

母親同士の約束で許婚者となった受様と攻様が
猫付き同居生活で意気投合し、伴侶になるまで。

受様は老舗料亭を営む両親の一人息子で
生れる前から許嫁がいます。

夢見がちなお嬢様だった母が親友と
「子供が生まれたら結婚を」という約束ながら
幼い頃にも顔合わせをしたことがなく
28才にして初めて会うことになります。

受様としては母親たちのダシに使われただけで
会えばこの話は無くなるだろうと
母親孝行のつもりでした。

ところが案内された席で待っていたのは
母親と同世代の女性と待っていたのは
スーツ姿の男性だったのです!!

このお相手こそが今回の攻様です♪
受様と攻様はそれぞれの母親に抗議の声を上げますが
彼女達は顔を見合せたと笑い出してしまいます。

受様は男女でもおかしくない名前、
攻様は男らしい名前ながらも
母親が音読み&ちゃん呼びしていたために
お互いに女の子だっと思い込んでいたようです。

攻様は「この婚約は破棄ですよね」と切り込みますが
母親達には「お互いの人となりも判らないうちから
婚約破棄なんて」と言うのですよ。

「でも男同士なんだよ?」という攻様に
実はゲイな受様はツキンときてしまいますが
母親達は同性婚もできるようになったのだから
「問題なし」と却下です。

受様は男同士なら早々に話はなくなるかと
俯瞰していたのでまさかな答えにびっくりです。

攻様はきっぱり物申す割には母親の推しに弱く見え
この局面を乗り切れない気がしてきて
自分も反対の意思表明をしようとしますが

攻様が家電量販店を中核に様々な分野に手を広げる
沓名グループの御曹司だと知り
2号店の出店を目指して奔走していた受様は
「婚約破棄、致しません」と表明する事になり!?

母親の勘違いで婚約者となった2人の
同居生活から始まるラブコメディになります♪

受様は実家で経理を担当していますが
受様は今は2号店を計画していて
もし攻様が婚約者なら銀行の融資が上手くいくのでは
と思ってしまったのです。

攻様も許婚者の存在を盾に
言い寄る女性達から逃げてきたようなので
受様との関係に理があると婚約継続となりますが

無理難題を押し通す母親達を伴侶を持った父親達も
やっぱり少し変わっていると言うか
一筋縄でいかない人たちばかりのため

2人の偽婚約&同居生活+猫ちゃんズは
読者の想像の上をいく楽しさです。

2人の気持ちの変遷が中心なので痛い展開ではなく
安心して2人の恋の行方にドキドキ、
ハラハラさせて頂きました ヾ(≧▽≦)ノ

攻様の猫ちゃん達もすごく可愛くて
切江先生の猫愛がふんだんに盛り込まれているのを
感じた1冊でした♡

5

猫バカイケメンと猫系オカン男子

キュートなラブコメでした!
ええ?男同士でそもそも婚約とは?とか思ったんですけど、
同性婚も法的整備ができているパラレルワールド設定なんですね。
徹底的に振り切ったエンタメ感に、諸々の設定にひっかかりなくすーいすいと楽しめました。にゃんこたちは可愛いし、二人が営む日常を彩る美味しそうな”ごはん”の描写によだれが…。さらに、みずかね先生の美麗なイラストが、これまた最高にこの作品を盛り上げています。

プラススタートの両片思いなんですね。なにもかも母親たちにお膳立てされて、いきなり同棲しちゃうわけですが、前世から一緒に住んでた?くらい気の合う二人の、おはよう→いってきます→ただいま→いただきます→おやすみな当たり前の毎日が、なぜこれほど楽しそうなんでしょ♪一切ドラマチックな仕立てがないのに面白いってすごいな~と思いました。

猫とまぜこぜにスキンシップしてくる猫バカDTと、それにドキドキしちゃう猫系男子、なかなか「恋」という結論にたどり着かない二人にやきもきしながら見守る気持ちだったので、添い寝→酔っぱらってチューだけの展開でも十分にドキドキしました。(みずかね先生がグッジョブすぎるの!!)

周囲の理解ありきな日常ものってちょっと新鮮でした。いつまでも乙女な二人の母親や恋バナがJKばりに好きすぎるお父さんや、きわめて明るい銀行マンまで、全員善人!みんなで、このとんちきな二人を応援してて微笑ましい…、幸せのお裾分けがもらえる作品でした。

5

猫を満喫できる

お嬢様の母親が親友とした、子供が生まれたら結婚させましょうという約束のもと、婚約者に会うことになったゲイの律。

母にはゲイだということを告げていない律ですが
お見合いに行くとそこに居たのは男の理央でー…。

こんな感じでお話が始まります。
最初は契約のような二人の関係なのですが
ゆっくりと二人の関係が変化していくのが楽しめます。
タラの芽、わらび、ゼンマイという3匹の猫もすごく可愛くて
猫が好きな私にはたまりませんでした(*´ω`*)

当て馬などもいない為、いい意味で精神がすりきったり、
ハラハラしたりはしません。
なので、ほんわかした気持ちになりたいときに良い作品だなぁと思いました。

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