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kegare no naihito
あらすじやレビューから察して頂いて問題がないようでしたら是非読んでみてほしいと思います。
辛い描写もありますがそこはあくまでフィクション。
ストーリーと絵の雰囲気がマッチしていて小説を漫画で読んでいる様な気分になりました。
出会ってからの2人の日常のやり取りをもっと見てからラストを見届けたかったと良い意味で物足りなかったので3巻程に伸ばして欲しかったー!
表紙裏に描かれてるイラストのチョイスも良い。
久しぶりに新しい作品で引き込まれる闇BL?を読めて嬉しかったです。
憎しみ、苦しみ、悪、葛藤、赦し、涙等色々詰まってます。
インタビューに記載ありましたが漫画を描いたことが無かった事が信じられない程のデビュー作だと思います。
今後の先生の作品にも注目して行きたい。
上下巻まとめての感想です。
この話はたぶん下巻がメインです。
納得のいく終わりじゃないですけど、グサっと心に残りますね。そういった意味で神評価にしました。
あらすじをあまり書くと衝撃が薄くなるので、自分の目で見て確かめてほしいです。上巻を読む前に下巻の説明を読まないで。
でもなんだろーな。BLのカテゴリーじゃない方がこういうのはいいですよね。どうしても性描写とかイチャイチャしてるところとか読者が喜ぶ感じに描かなきゃいけないから。
これはそーいうのない方が良かったな。
目に見えるBL的な展開がなくても、受け攻めのふたりの心の動きとか、親密になっていく姿とか描けると思いますし。
エロなしで、ズドンと心にくる重たく深い話にして読んでみたかったです。
なかなか電子配信ないなぁ~って思っていた作品
いざ、配信されて購入はしたのに結局ビビッてなかなか読めず………
やっと読みました
先に…念のため書いておきます
超絶読み手選ぶ作品です!
そこを分かった上で買った私でも読むまでに時間は掛かりましたし読後の感情はなかなかの渦巻きです
特に上巻で言えば同時収録含めて丸々1冊殺傷能力高めな地雷要素てんこ盛りです
地雷少なめで雑食な私でもかなりの衝撃と、得も言われぬ感情に覆われました
先ず、もぉ表紙から苦しい。。。
上巻のレビューなので下巻に関わるような内容は控えますがこの表紙…
スゴイですよね。。。
そしてやっぱりとても苦しい
作品構成は表題作ともう1編収録されています
上巻読了後で言えば、正直私は同時収録の「スケープゴート」の方がゾッとしました…
何ていうんですかねぇ…犯罪にならない犯罪を見てしまいゾワっとする一方でカリスマ的な圧倒的な自分にしか分からないような魅力に抗えない男の心情に「哀れ…!」と思いながら堕ちていく様にゾクッとする……ゾクゾワに昂揚してしまうという何ともアンコントローラブルな感情に襲われます
BL的視点で言えば攻めには一切その要素はないんじゃないかな?と思います
だけど受けには攻めの狂気的な魅力に囚われているのが分かる
そして誰が何のスケープゴートなのか?を知るとやっぱりゾワっとせずに居られない……
フィクションで良かった。。。とつくづく思う作品です
表題作は上巻の時点ではとにかく「不憫」!
不憫で苦しいし、お話しの展開や魅せ方に怖さもあって”ヒぃ…ッ…”と息が止まってしまい物理的にも苦しい
上巻では多くを語る事は難しいですし、上巻のレビューで下巻に関わる事を書くのはNGだと思うのでコレだけ書いておきます
地雷要素などもクリアした上でこの作品を購入するなら、【上下巻を一気に買った方がいいですし、何なら上下巻で先ずは表題作だけを通しで読んだ方がいい】と思います
上巻を読んで、様子を見てから下巻の購入判断をしようと思う方も居るかと思いますが今回は是非一気に読んで欲しい理由が2つ
ひとつ目の理由は同時収録作品も上巻はインパクトが強いので感情が乱れる可能性が高いのではないか…?と思うから
十分にこの作品を味わうなら間にこんなに感情を揺さぶられる作品を挟まず読んでしまった方が良かったのでは?と私自身は思いました
そして2つめは上巻だけを読んで心が離れてしまいたくなる位辛く苦しい事も多くて、先を迷う可能性が高い…
でも!この作品は決して上巻だけでは判断が出来ない内容だとは思うので下巻購入を悩むよりは先ずは「穢れのない人」という作品自体を丸っと読み切ってからその生まれる感情を受け止めて欲しいな…と思うからです
一気読みを推奨しますが(しつこいですが…)「読み手を選ぶ作品」ではあります、ほんとに…
評価は先の読めなさ、そしてこの作品でしか得られぬ感情が確かにあった…、という個人的な主観先行の評価です
BLとしての評価や全ての人に自信を持っておススメしたい!っていう類の神評価としては今回は一線を画しております
(こちらは上巻のみのレビューです。)
ずっと気になっていた作品。やっと読みました!こちらがデビュー作ですね。
上下巻読んでみて、特に下巻は前知識少なめで読まれた方が、作品を味わえるのではないかなと思いました。
それから他の方も書いているように、こちらは上下巻で完成された作品です。まとめて読まれることをおすすめします。
ネタバレ少なめでレビューします。
冤罪で15年の刑期を終えた元神父の秋鷹。社会復帰するが、上手くいかず自殺を試みたところを、神父の木場に救われる。
冤罪について話し、死にたいという秋鷹に、木場は一緒に救われる道を探そうと言う。
秋鷹は木場と共に過ごし安らぎを感じる一方、何か違和感も感じる。
そして木場に想いを告白され、一夜を共にしてしまい…。
その後急展開となります。
なかなか衝撃的でした。特に木場の豹変が怖い…。
上巻はずっと受け視点で、木場の本心は見えません。
葛藤して苦しむ秋鷹。
そんな秋鷹が、海辺で朝日を見つめ
『"俺だから"そう思ったら歩き出せる気がした』
と立ち上がるシーンはとても美しく、秋葉の心の強さにグッときました。
上巻は、秋鷹が元神父らしい、慈悲深さを示したところで終わりました。
木場はクズとして描かれますが、ちょっと可愛く見える一面もあって、憎みきれない感じです。
最後は、今後この二人がどうなっていくのか、ドキドキさせられる終わり方でした。
下巻についてと、上下巻を読んでの感想は、下巻のレビュー書きたいと思います。
短編『スケープゴート』も収録。
小児性愛者の養護教諭に恋する、小学校教師の吉岡。かなり痛々しくて切ないお話。ちょっと救いがない感じでした。
(評価を「神」にしましたが、上下巻あわせての神評価となります。)
シーモア購入 白抜き修正
個人的には、グッとくるタイプの闇BLです。得体の知れない気持ち悪さって、エロスでもあるんですよね、、なんでだろう、、。
ただ、表題作・同時収録作ともにペドみがあるので、地雷な方はぜっったいにやめた方がいいです。表題作はペド絡みの殺人、もう一つは夜な夜な子どもの人形で自分を慰める男の話。
片や聖職者、片や小学校の保健教諭と職業的にもサイテーです。昨今教育関係の職に就く人の前科?確認が義務付けられるとか付けられないとかで話題になっていたりと、タイムリーな感じ。
ただ同時収録作は、難しいなあ。大人を縄で縛ったりムチで叩いたりするエーブイはok、子どもの出演はng(判断力がないとか搾取されがちとかそんな理由ダロ)、じゃあ人形は????抑えられない癖を生身の人に向けるくらいなら人形に向けてくれた方が安心では?と思う。
今のところラブとかはそんなになくて、社会性強めの作品が好きな方におすすめです。
【上巻のみの感想】
少年への性的暴行と殺人の罪で15年服役した秋鷹。
出所して真面目に働こうとするも、長く続かない。
自殺しようとしたが神父である木場に止められ、話を聞いてもらい受け入れられて教会に身を寄せることに。
木場に優しくされ穏やかに過ごす秋鷹が可愛らしい。ホームレスを見捨てられないところなど、とても善良な心を持っているのがよくわかる。
一方の木場は、ホームレスへの厳しい態度など、根が真っ白な「善」ではないのが垣間見え、二人のこれまでの人生の明暗も合わさって対比がとても面白い。
木場の、なんとなく不穏→ちょっとヤバイ→真っ黒のグラデーションに惹きこまれた。
木場が真っ黒だと分かったときの秋鷹の絶望感が最高だった。なんかもうカタルシスすら感じる。
可哀想可愛い。好きすぎる。
その後の秋鷹の心の動きは予想外ではあったけれども、この人ならという納得もある。
圧倒的な闇と圧倒的な光、果たしてどちらが勝つのか、下巻も楽しみだ。
収録作の『スケープゴート』もとても暗~い話で良作だった。
はじめましての作家さま。
今作品がデビュー作なんですね。おめでとうございます!
全くノーチェックだった今作品。本屋さんでお見掛けして、なんとも言えない表紙につられるようにしてお買い上げしました。同日発売の2冊完結の作品です。
はじめに書きます。
今作品は人を選びます。
凄惨な殺人事件、がバックボーンにあるお話。しかも、被害者は小さな男の子。
苦手な方は、回れ右をお勧めしたい。
ということでレビューを。
ネタバレ含んでいます。ご注意ください。
主人公は秋鷹一郎。
収監されていた彼が出所するところから物語はスタートします。
何かしらの罪を犯した元受刑者、けれど彼は服役し罪を償った人物。けれど彼が過去に犯した罪は、彼を許してはくれなかった。仕事を見つけ働き始めても、彼の過去が明るみに出るたびに彼は職を失う。
疲れ果てた彼は自死を選ぶが、けれどそこを助けてくれたのはたまたま通りかかった神父の木場という男性でー。
というお話。
一郎は自分は犯人ではないと知っている。
けれど様々な物的証拠が彼の自宅から見つかり逮捕・起訴され、そして有罪の判決が下る。誰がなぜ自分の家に被害者にかかわる物証を置いたのか全く分からない。けれど一郎の「現在」は、過去に卑劣で凄惨な事件を犯した男であり、彼の味方になってくれる人はどこにもいなかった。
そんな彼の思いを受け止め、話を聞いてくれる木場に、一郎は少しずつ心を預けるようになっていくがー。
登場人物はそう多くはありません。二人の会話で成り立っている展開。
その二人の会話の中で、彼らの過去や家庭環境が少しずつ見えてくる。
この、「少しずつ見えてくる彼らのバックボーン」という部分の描き方が実に秀逸で、これがのちのストーリの伏線になっているところは圧巻。ああ、そういう展開なのか!という感じ。
作品を読み始めた時、幼い男の子を殺めた犯人は一体誰なのか?という謎解きを孕んだ作品だと思ったんですよね。が。
いやいや。
いやいやいや。
こういう話だったとは…!上巻の半ばあたりで、真犯人が分かります。わかりますが、「なぜ」という部分はまだ見えてこない。正直、めちゃめちゃ胸糞悪いです。は?え?なんで?という。
が、ここでくじけず下巻に突入してほしいです。
下巻も胸糞。下品な言葉で申し訳ない。
が、下巻を読まずに、今作品を読んだとは言えない。そんな展開が待っています。
終盤に単話が収録されています。
「スケープゴート」。
いやー、これもしんどいお話でした。小学校教諭が主人公のお話ですが、読後、「スケープゴート」の意味が分かります。
恋心を、自分の欲の発散のために使われる「先生」(誰のことなのかぜひとも読んでみてほしいです)が哀れでした。願わくば、「先生」に幸せになってほしいな。
今作品は、というか、虫飼先生は小さな男の子に欲情する男、が癖なんですかね。そこに甘さはない。切なさと、怒りと、そしてある種の哀しさと。人には様々な性癖がありますが、小さい子どもに欲情する人の、その切なさもきちんと描いています。
評価で悩む。
はっきり言ってしてしまうと萌えはない。
が、これほどまでに刺さる作品も、そうそうない。
ということで「作品の素晴らしさ」で、萌え×2を付けようと思います。
ただし、先述しましたように、今作品は人を選びます。
トラウマのあるかたや小児性愛ものは拒否、という方はくれぐれもご注意ください。
重たさと訳アリ感が表紙からも伝わってくるようなこちらの作品、その予想を裏切らない仄暗さがクセになるようなお話でした。
犯してもいない罪を着せられ償わされた秋鷹の心の傷は簡単に癒えるものではなく、出所した後も周りの目を気にして怯える日々。
死を選んで楽になろうとしたところを神父の木場に助けられ、自分が生きている意味にまた向き合うことができるようになるけれど。
木場の内側の部分がわかってくると、秋鷹の救われた心ごとひっくり返される展開になっていきすごくゾクゾクしました。
なんとなく"神父=善人"というイメージがあって木場のことも疑うことなくそう思ってしまったけれど、それが覆っていくところに怖さを感じ、そして木場自身がなぜそうなっていったのかという部分を知りたくなりました。
上巻の終わりでは立場が逆転したようにも見えましたが、どのような結末になるか楽しみです。
虫飼夏子先生の初単行本を拝読させて頂くのがとても楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
仄暗い 3
特殊性癖 2
狂気 2
エロ 1
な感じだと思います。
神父×冤罪で服役していた元神父のカプです。まず、冤罪ではありますが秋鷹さんが犯したと思われる罪の内容が、小学生男児を犯し殺したというもので、その犯罪の描写はありませんが、子供が辛い目に遭うといった、そういうのが苦手な方はご用心してください。
因みに表題作の他、同時収録の短編も小児性愛者のキャラが登場しますが、こちらは男児を模した人形が用いられるので、実際の子供達には一応害は無いです。
刑務所から出られても、身元がバレて仕事を辞めさせられる。人生に絶望して自殺を図るが神父の木場さんに助けられる。木場さんの言葉に優しさに、安らいで穏やかな日々を過ごしていた。だけど少しの違和感が、ある物が、狂気を見出して…。
狂気を孕んだ言動の後に、子供じみた言動が垣間見えて、少しギャップ萌えしました。秋鷹さんが元神父で、木場さんは年下なので、2人の口調が少しずつ変わっていくのも個人的にツボでした。
2人の立場や関係性がどんどん変わっていくので、下巻ではどんな心理描写が見れるのか、どんな展開になるのかとても気になります。地雷が少なく仄暗い作品が好きな方は是非とも読んでほしいです。
絵柄と雰囲気だけで購入に踏み切りました。
あえてあらすじもちゃんとみないで読んでみたくて、完全に無知の状態で読み始めました。
まず初っ端、秋鷹さんのかなり絶望的な状況が1話目に濃縮されていて、ページ数で言えば少ないはずなのにとても濃厚でぐっと世界観に引き込まれました。
そこからの木場さんとの出会い、後光がさして神がかって見える木場さん。
ここまでの流れが怖いくらいスムーズで、そんな違和感と絵柄の雰囲気が相まってなんだか不穏な感じがしました。
そして話が進むにつれて、神のように見えた木場さんのちょっと怪しい部分がみえてきました。秋鷹さんも、ちょっと違和感を感じつつも15年の苦しみや嫌われてしまうことへの恐怖で拒絶もできず、、、からの正体の告白(;_;)いやもーーー秋鷹さん不憫すぎるて(;_;)
なんとなく正体察しながら読んでたものの、実際に犯人発表するまでの恐怖の盛り上げ方がすごいというか、わかってたはずなのにゾクッとくるものがありました。
こういうサスペンス系って、なんとなく察して冷めちゃうことも多々あるんですけど、わかっていても冷めさせないのすごいな〜となりました。
最終的に、許す!逆に救いたい!になる秋鷹さんの慈悲深さ一周回ってこわいです(笑)
木場さんも「いかれてる」とか言ってたけどそこに関してはわたしも同感(笑)
ちょっと神父について詳しくないのであれですけど、根っからの神父気質なんだなすっげ、、、!となりました。どっちが本職神父なんだか。
これから下巻読むので、どうなっていくのか、ハピエンなのかメリバなのかわくわくです。
同時収録の短編「スケープゴート」も、小児性愛について扱っており、かなり異質な内容でぞくぞくしました。好き嫌いは分かれそうな感じですが、わたしは好き寄りでした。
総じてイチャイチャというかんじではないので、上巻までの印象としてはボーイズラブ特有のキュンを楽しむよりかは、ボーイズラブの気配を纏っているホラーサスペンス漫画という印象です。
そういう作品が好きな方は間違いなく興奮する部分があると思います。